
みなさんこんにちわ。すふぃあです。
いろいろカッ飛んでいたこのRPGも、いよいよ大詰めです。
どのような結末を迎えるのでしょうか!
最後までご覧下さい。
前回は、ゾーンを追って宇宙に最も近い場所まで来たところまででした。
なおこれはゲームなので、大気とかそこら辺には触れないようにします。
物理法則がこの地球と異なる可能性もありますしね。

第一の刺客がこいつです。Ωブリード。HPは15,000。
いつぞやで出てきたマザーブリードの色違いです。
ということは、やってくることも当然マザーブリードと同じなわけで……

はい、ノーダメージクリア。
このゲーム、強い敵と弱い敵がはっきりしすぎてるのが気になるんですよねえ。
メルククリスタルとかやばいほど強い奴がいたり、こいつのような貧弱な敵もいたり。
まあ、火属性が弱点だと
ここからひたすらスルマニアに向かって進んでいくわけですが、
このフィールド一帯はバース種族のモンスターで溢れかえっているので、戦闘は楽です。
スキルのバースハンターを付けてひたすら殴るだけでいいです。
本作は魔法は強力ですが、物理攻撃は比較的冷遇気味なので、やっと報われたかな感はあります。
ようやくスルマニアが目の前に見えてきたと思った矢先です。

さっき見た奴と同じやないか。
名前が同じなので同種族なのか、実はさっきのはトドメを刺し損ねたので今回がリベンジマッチなのか……
まあやることはさっきと同じなので、さほど苦戦はしませんでしたが。
こいつはあくまで前座。本命であるゾーンとエメリウスはまだ先です。
この先、一体どんな敵が待ち受けているのやr……

は?
いや、なんでそんなものがこんなど真ん中にあるの??
防衛ガバガバすぎない?幹部クラス誰もいないのかよ!

「核を破壊する」じゃねえだろ!!!
そんなそこらの木と同じ扱いとか酷くない?!

はい、空が晴れました('A`)
なんだ、この達成感が皆無なイベントは……
まあ空が閉じられてても、フライトユニットが使えないだけでさほど制約があったわけじゃないので、
こう何かを解放した感じは全くしないのですけども。
こうしてようやくラスダンに入ります。
本作最後のダンジョン、「崩壊スルマニア」です。

ラスダンとだけあって、敵は強めです。
ゾーン族だけでなくデーモン族も出てくるのでスキル枠をやや埋めてくるのと、
敵の中には「デズン」という、1,000ダメージほどを与えてくる全体火属性魔法を放ってくるやつもいますので、
正直気が抜けません。
属性耐性も付けれないことはないんですが、全員分は無理ですからね。
一方でこちらはというと……

アルフィナは囚われております。
この状況になっても兄最優先の気持ちが崩れないのは、ある意味タフな精神というか……
最終話になってもこの構図が変わらなかったなあ結局。

ところで奥の奴は一体誰なんでしょうか?
姿自体はディスク1の頃から顔見せしてはおりましたが、こいつが何してるのか全くわからないんですよね……
この段階になってようやく「グラウ」という名前だけ判明したくらいなので。
キャラの背景やらをゲーム中に描写すると氏ぬ病気にでもかかってたのでしょうか。
まあ一番の問題点は、このヒロインを助けたいとミリも思わないことなんですが。
ユウキはなんでこんな女に惚れたんだ……?
ちなみにこの細目のおっさんなんですが……


エメリウスを背後から襲って突き刺し

ゾーンと二言三言会話をし、

ゾーンに刺されてガラスとなり、散っていきました。
いや、マジで何がしたかったんでしょうかこいつ。
とりあえず他人を信じないエメリウスをここまで騙くらかしたことに関しては、かなりの知謀の持ち主だったのでしょうけど、
背景情報がゼロだったのでその凄さがわからないまま退場していきましたとさ。
まあこっちが何もしなくても敵が減っていくのはいいことなんですが。

こいつがゾーンです。
「愛、それは滅びの始まり」から始まり、愛についてを延々と語り始めます。
まあこいつも例によって滑舌が悪いため、全然話が入ってこないわけですが。
そして先ほど背後から斬られたエメリウス君。

いきなり主張が変わり始めたぞ。お前そんなキャラじゃなかっただろ。
もしかしてこいつに必要だったのって、「愛」ではなく「裏切り」だったのでは……?
どうみてもさっきグラウに斬られてからだよなあ、これ……
場面を戻しましょう。
筆者は長いながーいダンジョンの最果てで、ひたすらモンスターを狩っておりました。
本作最強クラスの雑魚モンスターのドロップアイテムを狙い続けて。
雑魚モンスといっても、下手なボスクラスよりもよっぽど強いですけどね……

1時間半かけて、結局取れたのはこっちだけでした。
精霊の剣。ATT+125を誇る、ユウキの最強武器です。
もう一個の方は精魂が尽きました勘弁してください。

これがユウキの最終ステータスです。
この値が強いのかどうかはわかりませんが、初期の頃から10倍近い値になってるので、まあ強くはなったんじゃないでしょうか。
最終フロアを超えた先にいたのは、ゾーン・エメリウス、そしてアルフィナ。

全く感動出来ない救出シーンが演出され、
刺された拍子で何かが変わったエメリウス。

これが自分の最後の仕事だと言わんばかりに、折れた剣を担いで一人ゾーンへと特攻していきます。
結局この特攻によってどんな影響を与えたのかは不明です。
まあ、気持ちとかメンタル的なものを一切考慮しなければ、エメリウスの自己満足な結果に終わったとしか……
今更ユウキたちと手を取り合うことはできないというのもあるのでしょうけども。
自分が呼んでしまった手前、けじめはつけないといけなかったでしょうからね。
当然ながら、これでゾーンが倒れるわけもなく、やはり最後はユウキたちがなんとかしなければいけないでしょう。
ここから本作のラスボスであるゾーンに戦いを挑むわけですが……

【悲報】ヘクト離脱
いやなんとなくはわかっていましたけど、美味しいところだけを持っていくようなムーヴがとても嫌なんですが……('A`)
本作のキャラにしては珍しく、台詞が棒読みな所以外は欠点のない女性キャラだっただけに、離脱が惜しまれます。
君と一緒にゾーンと戦いたかったよ……
では、装備を調えて最後の戦いへと赴きます。

先ほども述べたとおり、このゾーンが本作最後の敵となります。
HPは128,000。弱点もなく、何より2回行動を当たり前のようにしてくる本作の壊れたゲームバランスの総集編といわんばかりに
容赦なく攻撃を叩き込んできます。
そしてそれらの攻撃は、被弾するとIPゲージを後退させる効果も備わっているため、
IPダメージを抑えるスキル「受け身」は必須となるでしょう。
これがないと一方的に殴られ続けるだけになり、詰みます。
「受け身」自体は早めに手に入る上に購入も出来るので、ここまでで4個揃えていた方は非常に賢明だと思います。
なお筆者は2個しか持ってなかったためすげえ苦戦しました。
見る目がないよ!見る目が!!

また、設置型の攻撃である「終演の序曲」は速攻性がない代わりに威力が滅茶苦茶高く、ウル以外はHPがMAXでも即死です。
回避行動で範囲から脱出できればいいのですが、移動中に攻撃を被弾すると移動がそこで止まります。
なので、下手に避けようとせず防御コマンドを選んで耐えきるのはありだと思いました。
まあこのようなラスボス戦なので、筆者が採った方法。それは……

ひたすら脳死で魔法を叩き込んでいく。以上です。
結局攻撃魔法第一やないかい!
コンボは攻撃が完了しきる前に殴られて止まる可能性があるので、あまり得策じゃないんですよ……
発動から効果完了まで時間が止まる魔法は、そのようなリスクがないため気軽に使っていけます。
女性2人でヘヴンゲートとヴォライドをひたすら叩き込み、男連中は回復と防御バフに徹します。
そうして35分の死闘の末……

ユウキの必殺技・竜陣剣で、ゾーンにトドメを刺しました。
愛のために1人の女性の尻をひたすら追っ掛け、「愛は滅びの始まり」と言ってた邪神を倒した瞬間でした。
ねえ、今どんな気持ち?どんな気持ち?
ここからはエンディングです。

アルフィナ「兄さーーーーん!!!」
結局このヒロインはどの部分が成長したのでしょうか?
言ってる事が最初と何も変わってない……(n回目)
まあユウキがアルフィナの尻を追っ掛け続けたように、アルフィナも兄だけをひたすら追っ掛けていたわけなので、
似たもの同士の主人公とヒロインっちゃそうなんですが。

多分ライターは、エメリウスを「裏の主人公」みたいな扱いとして描いたのかもしれませんが、
プレイヤー側でそう感じた人はどれほどいたのでしょうか。
少なくとも筆者はそう感じませんでした。

いきなり詐欺師スマイルするのやめろ。

いろんな話を聞く限り、本作は「ユウキとアルフィナが成長しあう物語」を描いたものらしいのですが、
エメリウスという存在が終始それを阻んだような気がしてなりません。
兄離れできない妹と、それを追っ掛け続けた主人公。
残念ながら、制作陣のやりたかったことがプレイヤー側に伝わったとは思えませんでした。

まあそれでも世界は救われたのです。
世界を救うという目的での旅ではなかったかもしれませんが、結果的にはそうなったのです。
こんな物語も一つ、ありなのではないでしょうか。
こうしてエメリウスは宇宙へと消え去っていったわけですが……

は?

〈 ´゚д゚`〉 ………………
納得いかNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!
いや、だってユウキがアルフィナに惚れててひたすら追っ掛けてたのはわかるんですよ?
アルフィナがユウキに惚れたシーンって、少しでもありました??
どこまでいってもエメリウスより格下という扱いだったのに、何故にWhy?!
