みなさんこんにちわ。すふぃあです。
ギャンカスに振り回されるRPG、今日も始めていきます。


前回は、アロンソの船を奪還したところまででした。
もともと船を探して渡海するという流れだったので、結果オーライではあるのですが、
そのために必要のない徒労を課せられた感は凄くあります。
他にも借金漬けだった船乗りたちを助けられた、といえば聞こえはいいのですが、
アロンソ以外のギャンカスが負けただけの話ですからねえ……
皆様も、ギャンブルは程々にしておきましょう。


あと、筆者はアロンソを許したわけじゃありません。
パーティとしている以上は戦力としてカウントしますが、筆者のギャンブルアレルギーが半端ないため、
ここから挽回する余程のことがない限り、印象は変わらないままでしょう。
戦闘力と人格面はあくまで別評価ということで。




それはそれとして、この船は優秀ですね。
動力源は何かわかりませんが、人が漕いでるわけじゃないので、某かのエネルギーを用いてエンジンを動かしているのでしょう。
数人で漕いでいける距離じゃない以上、これがなければ海を渡ることはできなかったでしょう。







アルフィナは港に到着すれば、再び一人旅ということになります。
そこまでの同行という約束でしたからね。
ユウキはアルフィナやアロンソとの会話を通じて、自分自身の夢や目標はなんだと考えるようになります。
「世界一の飛行機乗り」とは、一体なんなのか。
何を持って世界一というのか。
もしそれになったとして、その後はどうするのか。

夢というものを持ったことがない筆者からみたら、ぼんやりとしてても大きな目標を持ってることは凄いと思うのですが、
やはり目標がぼんやりしてると、アテもなく砂漠を歩いているようなもので、
どうしたらいいのかわからなくなることはあるでしょう。




ユウキは何を思って、このセリフをミランダに言おうとしたかはわかりません。
決意が中途半端なのか、言いにくかったのか。何れにしてもセリフが途中で止まってしまいました。
まあアルフィナと出会って、何かが変わったというのはそうでしょうからね。


翌日。
船の甲板に上がると、事件が起りました。




前方に見える黒い集団。
その名は「フナクイ鳥」。
船に纏わり付いて人を食べたりする、船乗りの天敵といっていいモンスターです。
アロンソのリアクションから、普段はここら辺に現れるはずのない存在らしいですが……

しかも何が恐ろしいって、この距離なのにアロンソの船に一直線で向かってきてるということなんですよね……
鳥は人間よりも長い距離を視認できるらしく、現実世界でもハトや鷹は人間の5倍以上先を見れるそうです。
海上の生物なので、視認能力に特化した目を持っているのでしょうけど、この数は普通じゃないですね。




なんとフィールド登場数が8体。
グランディアの戦闘システム上、数は武器になり得るので、
1体1体は強くなくても、数の暴力に押されそうになります。




なので、アルフィナの魔法でまとめて薙ぎ払う作戦に出ます。
フィールドほぼ全域カバーしてるのがグラギンの強みです。
船上で地面が揺れるって船沈没しねえかとは思いますが。
ファンタジー世界の不思議というやつです。


2回戦闘を終えると、イベントが発生します。




これはもうダメみたいですね。

こんな絶体絶命な状況の中、船上に救世主が現れます。




突如現れた飛竜と、それに乗っている少年。
彼らの登場により、フナクイ鳥たちは瞬く間に船から離れていきました。
もしこのタイミングで現れなければ、ユウキたちは海の藻屑となっていたことでしょう。

少年の名前はウル。
簡単に言うとドラゴンライダーですね。
アロンソとは知り合い同士らしく、「助かった」と感謝しております。お前他人に感謝する気持ちあったんやな。
この後ユウキがドラゴンに乗りたいと言い始めますが、ドラゴン側から拒否されたためNG。
そりゃドラゴンだって乗せる人間は選びたいですよね。ペットじゃないんですから。

もう少し突っ込んだ人物解説をしますと、
ウルは「飛竜の民」であり、ドラゴンのシバとは生まれた時からずっと一緒だったとのこと。
ドラゴンと共に生活を営む集落、といったところでしょうか。
また、ウルはとある人物と顔見知りであることを話してくれます。
その人物こそが……




微妙に惜しい。

ユウキの憧れる飛行王シュミット。
ウルはその人物と知己であるどころか、割と気易く顔を合わせられる関係なのだそうです。
まあ「顔を見る度にこき使う、口やかましいジジイ」と言ってるので、偏屈な老人ではありそうですが……
とはいえ、ユウキからしたら大空を羽ばたくという大きな夢を抱くきっかけになった人物。
ユウキは会わせてくれと懇願します。
ウル曰わく「隠れてないから会いにいこうと思えば会える」とのことですが……


閑話休題。
アロンソは新しい話題を出します。
フナクイ鳥が大量に湧いた件についてです。
長年船乗りをやってきたアロンソが「あり得ない」と言い切るほどなので、余程の異常現象なのでしょう。
ただ、アロンソとウルは思い当たる理由があります。




バースフィア…………





 +  =バースフィア


そうか!!!(そうかではない)






バースフィア。天変地異の名前であり、神隠し伝説の一つとして語り継がれてます。
突然、地震と共に現れ、人や動物・建物といったものまで飲み込んでしまう存在。
ブラックホールみたいな感じでしょうか。
そして吸い込まれた物体は何処へいくのか。
これに関しては、到達した人がまだいないのか、「バース界」という見知らぬ土地に飛ばされる、という憶測でしか語れません。
あくまでも憶測にしか過ぎないので、ウルは「口から炎を出すカメ」だの「尻尾が100本もある蛇」だの、
やべー生物がいるんじゃねえのかと想像しております。





そして突如激昂し始める、情緒不安定なヒロイン。

この段階では、その理由は語ってはくれませんが、君なにかバース界について知ってるのかね……?
アルフィナがここまで感情的になる光景は、「兄の存在」について語っていた時以来なので、
彼と何か関係がありそうだというのは、なんとなく想像は付きますが。


つまりは情緒不安定なブラコンヒロインということかあ。頭痛くなるなあ……



翌日。
ウルと別れ、ユウキ達はランドート島を目指すことに。
シュミットと会うために、「レムの実」(ウル情報)を手土産に持っていこうと考えているわけです。
フナクイ鳥が生殖している島でもあり、海のど真ん中に位置することから、当然ではありますが無人島です。




すげえ都合のいい妄想やな。
君、ウルからシュミットからどんな人物なのかという話が耳に入ってないのかね……
何かある度に用を押しつけてくる老人が、なんの接点もない若造に何かしてくれるとは思えないのだけども。

何はともあれ、この島を攻略していきます。




この島に生息している主な魔物は魚人。ギルマンとも言われますね。
ここまでの本作は、敵味方双方とも一撃あたりのダメージはそこまで大きくはなく、
「大技を阻止」し、「隙を作り」、「ダメージ効率を上げて」いくような戦い方をしていくのが基本になるようです。
過去作に比べると戦略性が下がり、単調になったとかいう評価もあるようですが、
筆者は過去作を知らないので、これでも十分頭を使ったりします……




洞窟を出ると、ようやくお日様の光を受けれるような場所に出れます。
ここから山を登り、てっぺんにあるレムの実を回収します。




しかし、外に出た瞬間ぐらぐらと島全体が揺れます。
まもなく地震は収まりますが、先ほどのバースフィアの話もあり、ただの地震じゃない予感を感じさせます。
不気味ですが、ここで引き返す選択肢はないので、とっとと実を回収して退散しようかと思います。


マップ開始から35分後。ようやく山頂に到着しました。
クソ真面目に敵シンボルをほぼ全てしばいたので、思ったより時間がかかってしまいました。
全部倒さないといけない義務なんてないのですが、ギリギリすぎる苦戦はしたくないですからね。




勿論、簡単にレムの実は入手させて貰えません。
侵入者を待っていたかの如く、木の前に立ちはだかる存在。
デュラムタウロスとの戦いが始まります。




敵はボスも含めて5体。
本作は「戦いは数だよ兄貴!」なので、ボスへの一点集中攻撃ではなく、先に周囲の戦力を削っていく方策を採ります。
睡眠魔法とかを撃ってきたりとか、地味に厄介ですからね……
いくら一撃が安いバランスとはいえ、ボス級ともなれば一撃は重いので、
集中攻撃を食らわないよう、確実に、着実に、取り巻きを潰していきます。




今回役に立ったのは、この魔法です。
全体回復魔法ミケロマ。HPを大体180程度回復できます。
術者であるアルフィナが囲まれないようにするのが前提ですが、あらゆる状況に対応できるので重宝します。
前話でこっそり購入したのですが、役に立ってよかったなあ。




残りがボスだけになればこちらのもの。戦いは数だよ兄貴!!
後はタコ殴りにして終わりですね(*´ω`*)
合計8分ほど要しましたが、さほど苦戦せず順当に倒せました。

というわけで実も無事回収したし、とっととこんな場所からズラかるk……





まあ何も起きないわけがなく。
大きな地震と共に地割れが発生し、なんでも吸い込むダイソン謎の魔空間が現れました。




画像がブレッブレで草。
ピンボケした写真みたいになってますね……

そして驚異の吸引力のため、アルフィナは無事吸い込まれていきました。
ユウキも負けじとダイブ!!
2人が吸い込まれていくのを見て、ミランダは激しく動揺し、自分も行こうとしますが、
アロンソによって物理的に止められます。




どさくさ紛れにフラグ立てようとするなお前。









バースフィアらしきものに吸い込まれたユウキとアルフィナ。
目が覚めた2人が見たものは……




周囲が真っ白で殺風景な世界。これがバース界なのでしょうか。
このような状況なのに、何故か不思議と落ち着いているアルフィナ。
彼女は一体何を知っているのでしょうか。
旅をしている理由と、何か関係が……??