みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
ドラゴンに囚われた姫を助けるRPG、今日も始めていきます。

前回はドラゴンを葬ったところまででした。
この後、囚われていたコーリンと出会うことができます。




これがコーリンの全身像です。
良いところのお嬢様だなあという雰囲気が滲み出ています。まあ一国の王女ですしね。
囚人なのに杖を持っているというのは、準備がいいというかなんというか。


  

しばらく会話イベントが続くのですが、誰が喋ってるのかわからんのでイライラしてきます。
一応テキストの流れる音の高さは差があるので、1対1の会話ならプレイしてる側はかろうじてわかるのですが……
これが3人以上になるとマジでわかりません。
会話の流れから、誰が喋ってるのかを察するしかないのです。
この文章だけで、どっちが喋ってるのかわかりますか?(´・ω・`)




テキストにこう書いてくれないと困ります。
一見、それなりに纏まっているグラフィックではありますが、
ユーザーへの細かい気配りには気が回らなかったようです。
評判の悪い理由の一つはこういうところでしょうね。

一応この二人の台詞を垂れ流してみましょうかね……



ヘンリー「姫、助けに参りました」

コーリン「あなたは……!」

ヘンリー「姫がお忘れになられても私は……キャラが変わってるんですがそれは

コーリン「忘れたなどかようなお言葉……
    あの時感じたのです。ここで命を断たれる運命ではない。
    私がお助けせねば、と。」


ヘンリー「運命か。もし運命があるならば、私が姫を助けるも運命。」




これを見て戦慄を感じてるのはウチだけでしょうか。
運命という言葉がなんでそうポンポン出てくるんでしょうか……
運命のバーゲンセールとでも言いましょうか。
あー、イケメンパワーって凄いわね(´・ω・`)

と、そこへいきなり一匹の妖精が登場します。




即座にパックマンを思い浮かべたのは筆者だけでいい。

しかし妖精か……


  

このサイトって妖精に呪われてる気がするんですが。

おかしい……こんなことは許されない……


で、このパックですが、スカイハイワールドという所から来た妖精で、
そこを治めるウンディーネという偉い人からの伝言を持ってきたそうなのです。
その伝言とやらをかいつまんで言うと、「俺らの世界がピンチだ。だから来い」だそうです。
何がどう大変なのかもわからんのに、来いというのはなんだかなあ……

余談ですが、DQ5は「春風のフルートを盗まれてしまった。だから取り返すのに協力してほしい」という説明がありました。
それは、主人公がベラを目視出来たからという偶然に近いもので、
多少驚きはありますが、その直前にはこれまた非日常的なベビーパンサーを仲間にしていますし、
ワンクッション置くことで、突発さを和らげております。

エアーズの場合はどうなんでしょう。
ただの電波にしか見えませんがここはあえて「運命を感じ取る能力」があるということにしておきましょう。
ウンディーネは「コーリンに言えば良い」と言っております。
これはすなわち、コーリンの能力を見込んで頼んでいるのではないでしょうか。

では、引き受ける理由はなんでしょうか。
彼女の本音を聞いてみましょう。


  「……幼き頃から、人と話すより花や鳥に囲まれる方が楽しかった。
   人の声は空しい。心に聞こえてこなかった。
   花や鳥は静かでも、声となって聞こえてきた。
   パックの声も同じ。心の中に触れてくるのです。」



おそらくこれは、コーリンが王女という出自に起因してるかと思われます。
幼き頃から王族という堅苦しい生活を強要され、会う人間は親とか大臣とか配下ばかりで、
しかもその父王ですらも余所余所しいという体たらく。
こんな状況では友人の一人も出来るわけがなく、近寄ってくるのはセゴーみたいな奴ばっか。

つまり、コーリンは人間不信なのではないでしょうか。
そんな彼女の心を癒してくれたのは、花や鳥といった大自然の生き物たち。
その中には、妖精といった幻想的な存在も入っているのでしょう。

だから彼女は、パックやウンディーネに対して肯定的なのでしょう。
今まで自分は何も出来なかった。籠の中の鳥のように、誰かによって生かされている人生だった。
人生で初めて他者から頼られた。自分が妖精の世界を救えるのなら……と。


以上、ここまでが筆者の妄想となります。
ここまで考えられてあるかは知りません^q^
何も考えられてないんだろうなー

おっと、そうしてる間に招かざる客が来たようです。
誰が来たかって?そりゃ勿論、コーリンを攫ってここに閉じ込め、ドラゴンを見張り番として使ったあの人でしょう。




拉致・監禁した本人がよー言いますねえ……
悪役の鏡ですね。

しっかし、セゴーはコーリンを嫁にして一体どーする気なんでしょうか。
単なる求愛行動にしてはやってることが過激すぎますし、やはり自身の権力のためなんでしょうか。
どう考えてもセゴーの方が悪者ですが、彼はコネとかが物凄いでしょうし、司法を買収するなんて訳ないでしょう。
コーリンは王女であっても、権力はないに等しいでしょうし、発する声は全てかき消される。
墜ちた貴族のヘンリーなんて論外でしょう。一度死刑にされかけてますし。

さてどうしたものかと思ってたら、パックには打開策があるようです。
どうすればいいんだ?




なるほど。確かにそれを使えば、今この段階ではセゴーから逃げ切れます。
但しその場合、スカイハイワールドを救わなければいけないという条件付きでもありますが……
コーリンはパックの事を信じてますが、ヘンリーは今一つ信じてないんですよね。
「スカイハイワールド?あの世はごめんだ!」と言ってるぐらいですからね。
まあそりゃそうか。コーリンが森で戯れている間、彼は誰かの卵子とバト(以下削除)

しかも、使用方法が……





やっぱりあの世じゃないか(憤怒)


……好意的な解釈をしてみましょう。

  ①カード使用には条件があり、この崖の下でしかカードの魔力が働かない。

  ②うっかりセゴー達まで魔力の範囲が及ばないように、距離を開けるために必要。


……という事が考えられそうですが、説明は特にありません。
どっちにしても面倒臭いカードです。

セゴーから更なる恫喝を受けてもまだ躊躇していましたが、彼の意志を固めたのはこの一言でした。




もうセゴーに追っ掛けられたくはないというコーリンの意志が、ヘンリーをようやく動かしました。
次の瞬間、画面はピカーと光り、場面が変わります。
なお崖から飛び降りた描写は一切ありません。


  ぱっくへの しんらいかん が 7 さがった!▽


場面が変わり、スカイハイワールドへ。
セゴーは近くにおりません。とりあえず巻き込まなくて済んだ……かな?
パックはまず「滝にいる水の精・ウンディーネ様に会って」と言います。
まずはそれが第一目標になりそうですね。

あ、そいえばパックから贈り物が一つあるそうです。コーリン向けに。




では、このゲームにおける魔法の原理を説明しましょう。
このオーブの中には、妖精が入ることが出来ます。おそらく1つのオーブの中に1匹でしょう。
そしてコーリンが、オーブの中にいる妖精に話しかけるのです。
すると、妖精の力が働いてオーブから魔法が出るとか。

似たような設定ですと、TOEのフリンジシステムが近いかもしれません。
あれもクレーメルケイジ内にいる大晶霊の力を借りて、魔法を出してますからね。
ぶっとびストーリーが多いこのゲーム内において、設定がしっかりしてあるのは貴重です。
こういうのがもっとあればいいんですけどね。

この説明が終わると自由になるので、コーリンの初期ステータスを見てみましょうか。




まあデフォルト値ですから、弱いのは当然でしょう。
ここからの成長に期待。

ただ一つだけ気になるのは、力のステータスがなくて、その代り「知性」のステータスがあることです。
当然ながら、コーリンも直接打撃攻撃をすることはできます。
力は物理ダメージの算出に関わっているため、おそらくこの知性も無関係ではないでしょう。
頭がいいと物理ダメージが上がるのか(困惑)

試しに魔法も使ってみましょう。
パックの場合、フォースという魔法が使えます。どんな魔法なんでしょうか。




  ↓拡大図


 



ああ、なるほど。これなら筆者もリアル生活で見たことあります。  






 




どうやって敵にダメージを与えているのかは謎です。



直接攻撃力に乏しいコーリンにとって、魔法が主火力になるのは当然の流れになるんですが、
この魔法、かなり重大な欠陥がありまして……

ヘンリーが殴る
 ⇒コーリンが魔法を詠唱する (1ターン消費)
 ⇒敵が殴る
 ⇒ヘンリーが殴る
 ⇒ようやく魔法発動!

リュッケルト16作目「黄昏のオード」の主人公。
歌うと敵は死ぬ。
のジャイアンリサイタルよりも発動が遅い
という致命的な弱点があるのです。

長所と言えば、複数の敵にダメージを与えることぐらいでしょうか。
一応このゲーム、複数vs複数というシチュエーションもあるのですが……




同時に戦うのは1匹までで、倒したら次の奴が後ろから出てくるという謎システムなため、
複数同時攻撃の有り難みがあまりありません。
これ見て何かを思い出すと思ったら、そういえば時と永遠も同じシステム採用していましたね。

しかし、利用価値も一応あります。
ヘンリーには防御コマンドというのがあるのですが、ダメージ軽減率なんと100%。
また今のところですが、後列のコーリンに直接ダメージを与える手段は用いてきておりません。
よって、ヘンリーが防御し続け、コーリンがひたすら魔法で殴るという方法を使えば常時完封も可能です。

こんな効率と燃費の悪い戦いばっかやってられるか。


コーリンがこの体たらくなため、ヘンリーには頑張って貰わねば困ります。
故に地道なレベル上げを開始しました。
コーリンがレベルアップした時も、ヘンリー同様でかでかと「LEVEL UP」と出るのですが、




フォントとBGMがヘンリーとは異なる仕様になっております。
こんな無駄なところに気合いを入れてどうするんだ。

そしてこのゲーム、戦闘終了から移動画面切り替わりまでのテンポが相当に悪いです。
おそらく口頭説明よりも、実際画面見て貰った方が早いため、動画を用意しました。







何に一番びっくりしたかって、たかがリザルト画面に20秒も使ってるということに驚いたわ!
レベルアップがなかったとしても10秒。ヘンリーも同時にレベルが上がったら30秒です。
ある意味武士道列伝正式名称は「サムライスピリッツ 武士道列伝」
戦闘画面へのロード10秒が理由でG評価に輝いた。
に匹敵するレベルです。
ちょっと小洒落た感じにしたかったのかもしれませんが、見せつけられる方からしたらたまったものじゃありません。
このリザルト画面を企画した人は処刑ものでしょう。


ただ救いなのは、レベルアップまでの必要経験点が少なめなため、レベルを上げやすい点です。
僅か40分のレベル上げですが、この程度まで上がりました。


  

(*´ω`*)


こんなけ上げておけばしばらくは大丈夫でしょう。
さあ、ウンディーネに会いに行きましょうか。
見よ!トレントがゴミのようだ!!