みなさんこんにちわ。すふぃあです。
エルヴァンディア ゴー!如何でしたでしょうか。
リアルでの忙しさもあり、完結までに8ヶ月半も要してしまいました……
本当に皆様にご迷惑おかけして、申し訳ないです。

(※このあとがきは一部、2024年にリライトしております)


まずは評価点と問題点を挙げていきます

【評価点】
戦闘バランス以外の、システム面の破綻は少ない
・音楽はいい
・声優は仕事した
・ゲームとしての体裁は最低現のラインで保っている


【問題点】
・戦闘バランスが悪く、ヌルゲーになりやすい
・キャラ設定の不一致さ
・シナリオに魅力がない


こんなところでしょうか。
過去にプレイしたゲームがあまりに酷すぎて、これでもマシに見えてくる自分が怖いですが……


 ①戦闘バランスが良くない
本作は任天堂の某SRPGを丸パkインスパイアした作りになっており、
なんと各クラスの成長率が寸分違わず一致しています。
妙だな……?

しかしエネミー側のデータまでは流石に投影できなかったのか、
序盤と後半で敵の強さが殆ど変わらないという大参事に。
命中値に至ってはむしろ下がってますしね……

本作攻略後に攻略本を調達し、データを色々調べて見たのですけど、
光や闇ルートでもバランスは同じのようで、結局後半を作り込めていなかったという結論に至りました。
納期が厳しかったんでしょうかねえ……


 ②軍記物系SRPG(笑)
戦争というより脳筋放蕩皇子冒険記ですよね、これ……
この手の軍記物系SRPGは、如何に大軍同士を戦わせたかのように見せるシナリオ作りが要求されるのですが、
アシュレイが兵士を率いたような形跡が一切なく、戦略・戦術と言ったような戦争モノの醍醐味が発揮されることもなし!
せめて頭脳担当役を1人入れて、相手と伏兵合戦をするようなステージが一つくらいあっても良かったと思いますが……
ストーリー自体も整合性やらでツッコミ所が山ほどありますが、きりがないのでここら辺にしておきます。

とりあえず要塞があるのに籠城戦しないのは何故なのかという疑問は最後まで晴れませんでした。


 ③設定と外観がまるで合ってない
第2話のサブタイを「老け顔軍団」としましたが、とにかく外観と年齢の不一致さが目立ちます。
攻略本読んで驚いたんですが、モルセーゴリーダーのトリンガーさん、あの容姿で23歳だそうです。
どう考えても無理ありすぎだろ!!

また本編中でも、14歳のアシュレイが15歳のステラを「子供」と呼んだり、
同じくステラが年下のエミリアか同年齢のジェシカのことを「お姉ちゃん」と呼んでたりと、
ゲーム中でも整合性がとれてるとは思えません。

ここから察するに、製作の過程で設定が二転三転したのではないかと思われます。
本当はステラがもう少し年下だったか、アシュレイ達が年上だったのではないでしょうか。
色々やってるうちに後に引けなくなり…………
先ほど書いたストーリーのグダグダさも合わせると、現場は悲惨な状態だっただろうと想像に難くありません。
優秀なクリエイターや声優を何人も起用しているのに……。かなしいなあ。

ただ、本編でも非常に大きく取り扱ったルネちん。
シナリオ中における扱いはあまりに微妙でしたが、
彼女の素材の良さをこのまま捨て置くのは勿体ないと思い、
2年後の2019年、TRPGに復帰した筆者はルネちんを素材の一つすーちゃんとルネちんの容姿をミックスし、姫ちゃんの性格を付与。
そして弓キャラ
としたキャラを作成しました。
その子こそが「アリス・バーネット」であり、TRPGにおけるうちのこの看板となりました。


このゲーム自体は「シナリオが無茶苦茶すぎて笑える」以上のものを残せませんでしたが、
それでも何一つ残せなかった本当にどうしようもないゲームに比べれば、全然遊べる領域にあると思います。
まあそれだけルネちんの存在が大きかったとも言えますが。
彼女によって1ランクは押し上げられてます。

もしかしたらG評価を付けた黄昏のオードも、ウチの推しのこが残ってれば少しは評価が上がったのでしょうか。


さて、肝心の次回作についてですが、実はまだ何も決まっておりません。
「グギャーでもやってみるか……?」というくらい、構想無し!
よって、次回作はちょっと間が空くかもしれません。ご了承下さいまし。


それでは皆様、また次回の作品でお会いしましょう。



筆者評価:E