みなさんこんにちわ。すふぃあです。
ルナドンもついに20話到達。開始から半年経つのにまだ終わる気配がありません。
まあ、今年は執筆ペースがややゆっくりめということもありますが……
前回の流れを受けて、今回はカプリスからスタートとなります。
ネグリルホールの例の劇団が、新王の即位を祝うための劇を披露するとかで。
あんまり気は進みませんが、フランシス団長の所へと行きます。
この団長の所に行く目的はズバリ一つ。
「劇団員として紛れ込み、城の中に潜入する」ことにあります。
劇団員なら城兵もパスできますからね。そこでアムレスと接触し、情報を得るという流れになります。
まあ今までの活躍もありますし、交渉はすんなりと成功します。
ただ、一つだけ気になることがありまして。
フランシスから「グローブ座のバッジ」なるものを受け取ったのですが、
すげえ今更感漂うアイテムをゲット。
あんなけ働かせといて、今までは劇団員扱いじゃなかったんか……?
主役まで請け負ったのに……
まあフランシスからすれば、常時劇団にいるわけじゃないという理由で、助っ人的な扱いだったのかもしれません。
ほら、草野球でもチームメンバーより強い助っ人が大活躍、なんてことよくある話ですからね。
ちょっとアレ?ということはありましたが、ルナドンの世界ではまあ普通の出来事なので、
気にしないで次いきましょう。
これでようやくレヌンシア城に入れるわけです。
さあ、新王の面を見せて貰おうじゃないの。
本編初登場。これがレヌンシア新国王・クローディアスです!!
うわ、めっちゃ無能そう。
こいつ、太ってるのか細いのかがさっぱりわかりません。
なんというか、ソーセージみたいな胴回りって感じです。
あー、この会心のドヤ顔叩きつぶしてやりてえ。
で、ここで初めて新王を祝う芝居とならの情報を一つ引き出せた(クローディアスが勝手に喋ったとも言う)のですが、
どーもこれ、アムレスが脚本を書いた作品なんだそうで。
はあ、あいつにシナリオを書く才能があったとは初耳ですな。
しかしどーも今回の国王崩御の件、きな臭さを感じるなあ。
ま、アムレスに話を聞きに行けばいっか。
あ、その前にご紹介しておきましょうか。
この方が、未亡人になった直後に結婚させられた王妃・ガートルードさんです。
まあ、現実はこんなものですよね。
アムレスの所にいくと、勇者が来たということで狂喜乱舞し始めるアムレスさん。
まあ確かに今のヒーローは、兵卒100人に匹敵すると言ってもいいほどの達人と言えますが、
そんなヒーローの武力が必要な時なんだろうか。
なんというかヒーローって、小島貞興「鬼小島弥太郎」の名で知られる戦国武将。上杉家臣。
信長の野望では戦闘力が高い代わりに政治・知力は1~2というキングオブ脳筋武将。
過去作はもう少し高かったのにどうしてこうなった。みたいな能力値してるんだろうなと。
落ち着け。まずは話を聞かせろ。
ここでアムレスから得られる情報は三種類。
1・ウィリアム王の死について
2・クローディアスについて
3・ガートルード(アムレスの母)の再婚について
一つ一つ聞いていきましょう。
まずウィリアムの死についてですが、アムレスの口から「父は殺された」と言い放ちます。
まあ大方そんなところだろうとは思ってましたが、
そう結論づけた理由が「父が毎晩夢に出てきて語りかけてきた」からなんだそうで。
おいおい夢枕が理由かよ。
霊的なものを否定する気は無いが、根拠にはなりえないぞ…… (これに関してはアムレスも自覚した上で言っているが)
2つめ。クローディアスについて。
本人像見る限りでは無能無能アンド無能に見えますが、
アムレス曰く、兄弟仲が別に悪かったわけではなく、アムレスとしても良い叔父だったんだとか。
んー、まいっか。これに関しては否定する材料が他にあるわけじゃないし、
アムレスの証言を信じるとしましょうかね。
3つめ。ガートルードについて。
アムレスはクローディアスとの再婚に応じた母に対して、納得がいってないご様子。
「母に詳細(という名の妄想)を知らせても奴の所業は知らないし、知らせても信じない」と、母の判断を否定。
どうやらアムレス的には「なんつー尻軽女なんだ」と思っているみたいで、ついにはこんな発言が。
ヒーロー(♀)「 」
ただウチの見る限り、ガートルードは浮かない顔をしているように感じます。
一応表面上は再婚に応じたが、内心は納得していないように感じました。
コレに関しては、アムレスの母に対する信頼感が薄いようにも見えますね。
まあしょうがないか。父が死んだ後というのもあって、色々追い詰められてて冷静な判断ができなかったというのもあるんでしょうし。
以上がアムレスの情報です。
で、アムレスはヒーローにどうしてほしいかというと、「父の仇討ちをして欲しい」というものでした。
ただ先ほど書いたとおり、クローディアスが兄を殺したという証拠は何一つありません。
そこでアムレスは、炙り出しをすることにしたのです。
その鍵となるのが、先ほど「アムレスの書いた脚本」なんだとかで。
ふーん、なるほどね。
これでクローディアスが動揺したら、そこから誘導尋問をかけるという算段なのかな。
とはいえ、そう上手くいくもんかねえ。
場所は戻って玉座の前。
お芝居をやるのはアムレスからの提案で、クローディアスがそれを受けた理由もここで明らかになります。
新后であるガートルードが、元夫の死から立ち直れてなくて常に暗い表情だから
心を晴らしてやりたい、というのだそうで。
いや、常識的に考えて暗い表情に決まってるだろ。
兄が亡くなって悲しむどころか、むしろ嬉しそうに振る舞っているんじゃ、そりゃガートルードも納得できんでしょ。
ただでさえ夫が亡くなってて悲しみにくれてるのに、何考えてるんだこのおっさん。
まあ、何も考えてなさそうですが……
当然クローディアスはなんで死が喜劇になるんだ?と疑いを持つも、
アムレスにあっさり丸め込まれて終了。
こうやって演劇が始まることとなりました。
一体どんな劇にしたんだろうか。
思った以上にストレートだったでござるの巻。
つーかクローディアスも狼狽えすぎやろ……
まあ、王の器じゃなかったということですかね。
クローディアスが同様したところで、第二の手を打ちます。
本人の口から「兄は私が殺しました」と言わせる作戦なのですが、そんな簡単に引っかかるものでしょうか。
こいつチョロすぎワロタ。
動揺しているからとはいえ、あっさり引っかかりました。
やっぱり王の器じゃ(以下略)
さーて、確信が取れたことだし、とっととぶちのめしましょうかね(*´ω`*)
つーかクローディアスって戦闘能力あったのか。
まあ王族といっても常に玉座に座ってるわけじゃないし、仮にもネームドボスだし、幾分かは強く設定されてたりするんでしょうか。
想像以上に弱くて飲んでたお茶噴きました。
所詮はただのボンボンだったか……
まあ、勇者シリーズを装備した直後だったというのが運の尽きでしたね。
今やバンクォーと同格かそれ以上の戦闘力の持ち主ですし。
こいつ本当に戦闘だけならクッソ強いから。
ここで、クローディアスは死の間際になんでこんな凶行に走ったのかを聞かされるわけなんですが、
どうもその原因が「3人の魔女」と供述しております。
3魔女って、こないだバンクォーと一緒に見たあいつのことか……?
クローディアスもまた、魔女からの予言を得たということだそうですが、
これ「予言」じゃなくて「悪夢」だろ。
しかも囁いた言葉が「万歳クローディアス、レヌンシアの星よ」とか、
バンクォーに言った台詞ほぼそのままじゃねえか。
ツカイマワシ、カッコワルイ同じAAを何回も使う筆者が言える台詞ではない
しかし、3魔女か。
「その程度で心が変わっちゃうのか」と思うのですが、
魔女というだけに、言霊という名の魔法を使っているのかもしれません。
人の心を変化させるほどの魔力を込めた言霊を与えれば、心を動かすこともできそうですし。
となると、一つ気になる点があります。
この魔女達は、何が目的でこんなことをしているのでしょうか。
ただの愉快犯とかなら、心底迷惑なんですが……
もしかしたら、イアーゴー辺りが裏で糸を引いている可能性も考えられます。
これに関しては、まだ結論が出ないためひとまず置いておきましょう。
一通り話し終えた後、クローディアスは絶命。
まあどんな理由があれど、父の敵であることには変わりなく、アムレスは晴れたような表情になります。
しかしほっとしたのもつかの間、次のニュースが流れてきます。今度はなんだ?
ファッ!?
い、いや……バンクォーが何かをやらかすというのは何となく感付いてましたが、
まさかダンカンが見せ場を作ることもなくフェードアウトとか……
勇者の力を低く見ていた人が勇者に殺されるとは、なんたる皮肉。
まあ原因はおそらく、クローディアスと全く同じでしょう。
3魔女の言霊の力で、自分があたかもとんでもなく凄い人物だと錯覚してしまっているのでしょう。
別の言葉で言い換えると「厨二病」。
クローディアスは知力も戦闘力もなかったから容易かったんですが、バンクォーは戦闘力あるだろうしなあ……
と、ここで再びカメラは兵士の方にスライド。どうした?
お前どうやって続報を手に入れたんだ。
ひざまずきながら情報を得る方法……
わからん、電波という選択肢以外浮かんでこない。
もう一人別の兵士を登場させる、という方法じゃダメだったんですかね……
続報の内容は、「バンクォーはジェロシーアに立て籠もっている」というもの。
籠城?誰と戦うために?
もしかしてバンクォーは、ヒーローを誘っているのか……?
それを知ってか知らずかわかりませんが、アムレスはヒーローに、
自軍兵士と一緒にバンクォー討伐に向かってほしいという依頼を出しました。
んー、これまたどうしてだ?
お前にだけは言われたくない。
しかもここでトドメと言わんばかりに、更なる新事実が発覚。
「ジェロシーア=大陸1の軍事国家」という設定忘れてるだろ。
なんでジェロシーアが、ずっとレヌンシアなんかに忠誠を誓ってたんだ?
この国の兵卒って犬すらもろくに倒せないヘタレばっかだろうが。
流石にこれはライターが設定を忘れていたとしか思えません。
そこら辺の理由を強引に考えるのも別に嫌いじゃないんですが、
もう少し整合性のある話にはできなかったんですかね……
こんなのが次期国王とか、レヌンシアの未来は暗そうな気がします。