みなさんこんにちわ。すふぃあです。
ブラック上司にも負けないRPG、今日も始めていきます。
前回は、ディアバレー地域を少し歩いた所まででした。
今回はストーリーを進めていきます。
では、今回は地名がやたらと多く出てくるので地図をあらかじめ貼ります。
こんな感じです。
3章の舞台となるディアバレーは街が少ないですが街の行き来が激しいです。
一見、敵のアジトがあると言われてるディアバル盆地は、ディアバルから西にいけばすぐ行けそうな感じがするのですが、
勿論簡単に行かせてくれそうにはないです。
「吊り橋は使えないぞ」と言われてる気がします。
まあ、あっさり行けたら簡単にクリアできてしまうため、いくらかの障害は必要ではあるのですが。
壊れてるんだったら直せばいいじゃない、と思う読者様もいることでしょう。
一応、各街の役所も橋がボロボロということは認知しています。
しかし今現在、どこもかしこも人不足であり、モンスターが彷徨く橋まで行きたくないというのが本音のようです。
その人不足な理由が本国からミネルバ捜索の指令が出てるらしく、そのせいなんだとか……
あんたのせいやんけ!!
とはいえ、ミネルバはダイナスターから挑戦状を叩き付けられている身。
ダイナスターとその魔将たちは確かに強力です。
なんせこの世界に一般兵士はHP15しかないので、向かうだけ命を散らすだけです。
軍隊は集めるのも運用するのもお金がかかるもので、出来る限り使いたくないのは何処の国もそうです。
ミネルバに対して悪評しかないのはこれまでの素行があまりに悪すぎたためであり、そこは擁護できません。
ですが、既にナビやブレシジョンといった魔将を2人倒しております。
おそらくミネルバ親衛隊にしかこの任務は出来ません。
なので各地方の兵士をヒーコラ働かせるのは少し心が痛みますが、女の子モンスター事件解決までしばしの間耐えて頂きたい。
まあぶっちゃけ現国王が全部悪い気もするのですが。
なにはともあれ、ディアバル盆地まで向かいます。
途中にある吊り橋を渡ろうと試みますが……
やっぱりな(レ)
それでもSFC版は穴が開いただけで、まだマシなのです。
PCE版はこれですからね……
やべえと言われてるのに全員一斉に渡ろうとする辺り、流石ミネルバ親衛隊って感じがしますね……
というわけで橋を使って渡るのは不可。
地図を見る限り、他の所から回り込んでいけそうな気もするのですが、おそらくそれは出来ないでしょう。
ここまでイベントが用意されているのだから、別の方法を使ってここを越えろと言われてる気がしてなりません。
街に戻って情報集めだなあ……
ディアバルの役所に行くとこんな方法を提案されました。
エルフの羽衣というアイテムがあれば、地面から浮くことが出来て橋がなくても渡れてしまえるのだそうです。
凄そうなアイテムですが、名前から見るに市販されてるようには思えません。
となれば誰かが持っていそうですが……
アイガーの壁とはメオラのすぐ近くにある崖のことで、
最早山道と言えるものはなく、登るにはロッククライミングをする必要があります。
登るための鎖は付いているのですが、長年放置されていたのかちぎれてるものが多々ある状態で、
てっぺんにあるサロモンの家に辿り着けそうにはありません。
どんどんエルフの羽衣から遠ざかってる気がしてなりませんが、この鎖を修理できる人を探さねば……
誰かいないかなあ。
おお、いたようです!
なるほど、確かに彼なら鎖を修理出来るやもしれません。
グラフィックが台詞に隠れてしまってますが彼がヒラリーです。
何気に専用のグラを与えられており、さらにPCE版だと顔グラやボイスまであります。
ピンポイントな出番の割に待遇いいですね……
この人がいないとゲームがクリアできないので、間違いなく重要ではあるのですが。
SFC版だと一瞬で全ての鎖を直してくれますが、PCE版では一つずつしか直してくれません。
この部分に関してはSFC版の方が楽でありがたいですね。
まあこの場所はノーエンカなので、そこまで苦行にはならないのですが。
てっぺんまで登ると、エルフであるサロモンと会うことが出来ます。
ただ、事前情報によると彼女は人間を嫌っているとのことで、頼み事を聞いてくれるかわかりませんが……
まあ案の定、頼み事は聞いてくれませんでした。
その理由として、人間族によってエルフは酷い目に遭わされてきたからだそうです。
サロモンがこんな僻地に住んでいるのも、好きこのんでというよりは人間達との接触を避けたいがためという感じがします。
また、彼女はハーフエルフのノルディカという子をおそらくは拾っており、大切に育てていたのですが、
何時ぞやから姿を消してしまったのだそうで。
それもおそらくは人間が連れ攫ったのだということで、助力はしてくれない、と。
この絶望的な状況の中、1人の少女が救いました。
親衛隊で唯一のハーフエルフ族であるトゥアです。
本作で一番のトゥアの見せ所だと思いましたので、PCE版を録画しました。どうぞ。
トゥアの純真な心がサロモンを変えたというのは勿論そうなのですが、それ以上に筆者が注目したいのは
彼女はこの状況を打開できるのは自分だけと判断し、誰かに言われるのではなく自らこの役を買って出たというところなのです。
しかもサロモンを説得するための条件を自ら提示し、交渉成立までこぎ着けたというところに、トゥアの知性を感じます。
容姿も性格も幼いですが、ハーフエルフなだけあって秘める才能は恐ろしいモノがありますね……
勿論、彼女がハーフエルフなだけならこの交渉は成功しなかったでしょう。
トゥアを拾い大切に育てているオーリン。そして寝てばかりの彼女を大切な仲間と思っている親衛隊一同。
ここまでの間で培ってきた絆が、サロモンを動かしたといってよいでしょう。
ただの色気全開なイロモノゲームではなく、こういう良い部分もあるのです。
やはり実際に自分でプレイして見るものですね。
しかしハーフエルフ攫いの人間ですか……
そういえばミネルバは女の子をやたらと攫ってる輩と戦ってる最中でしたね。
そもそもサロモンの家は山の山頂にあり、その崖は絶壁と言っていいほど険しく、
いくら体力自慢の連中といえど簡単に登れるモノではありません。
アイガーの壁を登った気配もないですしね。
ということはですね…………
まあ、ほぼ正解だと思いますが追ってみますか。
1軍であるトゥアが抜けたため、一時的にエランを1軍に昇格。
また2軍にはミズノを昇格させ、スピード&パワーの編成にします。
3軍戦力がスッカスカになりましたが、仕方ないですね。
いろいろ情報をかき集めた結果、山岳洞という場所に怪しい連中がいることがわかりました。
しかしこの山岳洞は厄介なダンジョンでして……
ここは上記のように4色のパネルがあります。
この上に乗ると、色に応じて十字キーのキーアサインが変化します。
青のパネルはそのまま。黄色はキー配置が反時計回りに1個ずつ変化します。
具体的に言うと、下を押したら左に、右を押したら下、上を押したら右、左を押したら上に移動します。
緑は黄色の真逆。赤は上下左右それぞれリバースです。
そのため、踏んでいるパネルの色が変わる度にコントローラを回して操作方法を変える動作が要求されます。
これに加え、筆者の持つ色弱という特徴がさらに難易度を上げます。
黄色と緑、赤と青が似たような色に見えるため、かなり凝視しないと判別が難しいのです……
どれくらい色弱なのかといいますと、昔の白熱電球型信号機において黄色と赤がほぼ同じ色に見えるレベルです。
おかげでWでしんどかったです……
しかしSFC版はまだマシな方なのです。
PCE版はこれよりさらに難易度が高いのです……
Q:これどこのパネルに乗ってる扱いなんですか?
ぼく:知らん
1歩でパネル1個分進めるSFC版と異なり、PCE版は1歩でパネル0.5個分なので、
こういうことが発生します。
この場合、どういう法則で動くのか全くわかりません。
この時ばかりはSFC版が有能だと思いました……
苦労の末、ようやく山岳洞を抜けきり、山賊達の本拠地へやってきました。
あの仕掛けの恨み辛みを全部あいつらで晴らしてやる。
山賊団ボスのギルランデ。HPは320。
HPが全てではありませんが、1章ボスの夢のナビはHP400でした。つまりはそういうことです。
生意気にも専用ドット絵貰ってるんですよね。顔グラとかはないですけど。
さあ白状しろ。ハーフエルフの女の子を何処へ幽閉した。
やっぱりな(レ)
これどう考えてもオーチェが裏で糸引いてるだろ!
どの地域でどの魔将が担当してても、やってることは全部同じですからね。
ということは、オーチェの部下が中ボスか……
1章でも2章でもその地域の司令官と結託して悪事を働いておりましたが、
今回はどういうパターンでやって来るのでしょうか。
今回はシスターですかそうですか。
やり口が本当に多彩ですなあ。
というかどこの地域でも汚職まみれやないか。大丈夫かこの国!
というわけで、今回も中ボスは司令官を裏で操っていたようです。
ただこいつらはミネルバを誘因することが目的なので、本当にノルディカを売り飛ばしてたかどうかはなんともですね。
それはそれとして、司令官はボッコにしなければいけませんが。
なんか始まりました。
何故かどっかで聞いたことあるようなBGMが流れてますし……
あとそんな小道具どっから準備した。
こちらもPCE版のを見て頂いた方がいいかと思います。
これ大江戸捜査網やないか!!
ご丁寧にBGMまで微アレンジして……
この時代はパロティに関して寛容だったので、こういうことも出来たのでしょう。
しかしブルーモリス君、ノリノリでやってますね君……
もう完全に親衛隊に染まってますな。
まあミネルバがやってる事自体は間違いじゃないので、いいっちゃいいんですが。
司令官とシスター(おそらくオーチェの部下)が悪巧みの話をしてる最中にカチコミをかける親衛隊一同。
1人着地に失敗しておりますがまあこれから行われることに比べれば些細なことです。
中ボス前哨戦。今回も司令官です。HP600。
ギルランデよりもタフく多少ステータスも高めですが、その代り単体攻撃以外の攻撃手段を持たないため
下手したらギルランデより弱いまであります。
見たところ武術で成り上がってきた人のようですが、心までは研鑽できなかったようです。
人間楽を覚えると本当にダメですな……
さあシスターよ。本性を現せ!
シスターことアルファルは、オーチェから預かってきた果たし状を渡してくれます。
毎度毎度ご苦労なこった。
なお本文に関しては大体プレシジョンと同じだったとだけ言っておきます。
テンプレ文章?
△PCE版
果たし状を渡したあと、アルファルは親衛隊の強さを試すかのように襲いかかってきます。
なおナビやプレシジョンが敗れてることは既に知っているようです。
中ボス・アルファル。HP900。風属性無効で弱点属性なし。
攻撃手段は風属性攻撃のみなのですが、そのいずれもが全体攻撃です。
しかも今回は親衛隊1の魔防を持つトゥアがいないので、攻撃がザクザク刺さります。
ダークストリームが刺さるとこれくらいのダメージが入ります。
あと地味に重要なことがあるんですが、実はオーリンってそこまでMP高くないんですよ。
65%は僧侶ですが35%は武闘家ですからね。格闘の素質レベルが上がるとMPが上がりません。
100%魔法職であるトゥアやエランと比べると、やや回復用のリソースに乏しいです。
それでもSFC版はエランがハイヒールを習得していたので、幾分か楽に倒せましたが……
未習得だったPCE版ではリソース枯渇一歩手前だったとだけお伝えしておきます。
強かった……。ぶっちゃけナビやプレシジョン蹴落とせるんじゃねえのか?
アルファルはPCE版だと顔グラ付きなので載せておきます。
この潔さといい、割と好みではあったりします。やってることは悪役そのものでしたが。
何はともあれ、負けを認めて地下牢の鍵を残し去って行きます。
これで助けられますね。
ノルディカを救出し、サロモンの元へ連れて帰ると約束を果たしたということで、
エルフの羽衣を貸してくれます。
さらに、トゥアの秘められた力を目覚めさせてくれるという太っ腹っぷり。
よほど彼女のことが気に入ったのでしょうね。
PCE版だと呪文の詠唱がフルボイスなのですが……
エッッッッッッ!!!
サロモンさん、そのドスケベ衣装で生真面目系キャラを作るのは無理でしょう……
この世界のエルフには羞恥心という概念がないのでしょうか。
まあだから誘拐されたのでしょうけど。
これにより、トゥアがパワーアップします。
強化項目は2つ。1つは新たなる召喚魔法"炎の女神"を習得します。
例によって全体攻撃なのですが……
この威力でございます。
ここら辺の敵なら一撃KOを狙えるくらいの威力を持ちます。
18MPを消費しますがその価値はあるでしょう。
既に火のプレシジョンを倒してることもあり、炎耐性持ちは今後あまり出てこないでしょうしね。
そして2点目。こっちの方が重要です。
戦闘中において、トゥアが突如眠ることがなくなります!!
これでようやく他のキャラと同じ土台に立てるようになりました。
他のキャラに出来ることが普通にできるようになってパワーアップといえるかは微妙なところですが、
彼女は高速かつ全体攻撃持ちなので、切り込み隊長としての力は十分。
今後はバリバリ働いて貰いましょう。
前回が短めだったので、今回は長めに攻略しました。
次回はオーチェとの決闘が始まる!!!…………かもしれない。