みなさんこんにちわ。すふぃあです。
お姫様が庶民を助けるRPG、今日も始めていきます。
街の資産を巻き上げていったことは見なかったことにします。


前回は、街の司令官をしばいたところまででした。




じ、ジャグジー……?
おそらくイベント発生の誘導なのでしょうけど、ジャグジー……
wikiによると、ジャグジー(ジェットバス)が生まれたのは1940年代とのこと。
なんで微妙にここだけ文明レベルが高いんや……
魔法的なものと解釈するしかないのでしょうけど。




どこの高級リゾートだここは。
そもそも温泉は水着で入るものじゃねえ!

既に勘の良い方は察したでしょう。
ここはSFC版で差し替えになったイベントシーンなのです。
こういうゲームにあるといえば、やはり風呂ですよね。



△PCE版


まあそういうことです^q^
とはいえ、ここだけなら単なる「容量」で済まされる可能性もあったでしょう。
問題はここからなのです。

この温泉(?)に、どこからともなく声がします。




以前に少しだけ書いた六魔将が1人、夢のナビが直々にやってきました。
夢という二つ名が付いている以上、非物理的な能力を持っているのだとは思いますが。
しかし、血の気が高い姫様と好戦的な功夫娘がここにいるので、まあ突撃していきますよね……
ナビの方も、ミネルバたちの面を拝みに来るためわざわざ顔出ししたのですから、まあそれなりに自信あってのことでしょう。
ここで戦闘になります。




まあ開幕混乱で何もできないまま終わるんですが。

ナビの能力はおそらく「幻覚」。
現実には存在しえないものを見せて、先ほどのように内ゲバを起こさせようというものなのでしょう。
少なくとも、現段階では混乱に耐性のある装備品(存在するのかもわかりませんが)がないので、
挑んだところで運ゲーになりそうなのはそうでしょう。
ナビはミネルバがブルーモリスとミズノにボコボコに殴られるところを見届け、去って行きましたとさ。
趣味わるー。まあミネルバの人のこと言えませんが……


……さあ。もうここまで書けばわかるでしょう。
何故このシーンがSFC版において差し替えになったのか。




△PCE版


そりゃイベント全差し替えになるわな。


イベントの内容に則しているのはPCE版ですが、天下の任天堂様がこれを許すわけもなく。
とはいえ、PCE版の内容を知らなければ気付かない範疇ではあります。
まさか全裸のドット絵があるとは普通思わんでしょう……


なおこの後、ブルーモリスとミズノはミネルバから教育(暴力)されますが、まあそれはそれ。
何れにしても、あいつをボコらねばなりません。
現状のスペックだと太刀打ちできないので、レベル上げを進めながらという形にはなるのでしょうけども。

この章の最終目的は、おそらくナビの撃破。
ナビはミネルバに「入らずの塔」にいると告げて去って行きました。
その過程で、「入らずの森」と「還らずの森」を抜ける必要があるようです。
どっちも入ったら迷いそうな雰囲気バリバリの場所ですがはたして。


場所は変わり、ツエルマット公国の首都・ツェルマルの街にやってきました。
公国ということは、ウィスラー王国の配下たる貴族が治めてる領地ということなんでしょうか。
なるほど。そりゃ金を巻き上げてもなんとも思わんわな……


新しい街といえば、装備。
装備を調えねば到底この先戦えないでしょう。




ちなみにこの潰れた画像みたいになってるのは、ROM容量の関係で解像度が上げれなかったのがおそらく原因でしょう。
だって、PCE版だとこうですし……




この差はでかい……
というわけで、でっかい画像を拝みたい方はPCE版を購入しましょう。


さて、ここから次に進むのが割と大変です。
前提として、「還らずの森」は入ってはいけないという情報があり、
それをまずどうにかしなければ、ナビの待つ入らずの塔には辿り着けません。
そのためにいくつもの町を周りながら情報を集めなければならず、昔のゲームならではの手間と醍醐味があります。
また、次のダンジョンではそれなりに敵が強いため、総じてレベルを上げておかないと苦戦します。
面倒ではあっても、戦闘をこなしていくのが吉でしょう。
ここら辺が古き良きファンタジーRPGって感じがします。


色々回っているうちに、還らずの森には地図が存在しているという情報を得ました。
そしてその地図に関する詳細な話は、シーフォの街のシュテムという人が知っていそうとのこと。




この人がシュテムです。
そこらの老人Aと思ってはいけません。なんとPCE版ではボイス入りなんです。
すげー。ただのモブじゃないんだ……
この様子だと、PCE版はネームド級には全員声が充てられているような感じがします。

色々話を纏めると、ニリスという街出身の冒険者がその北にある洞窟に何かを隠したというお話です。
その地図を見つけたとき、地図に関する言い伝えを教えてくれるとのこと。
何れにしても、その地図を手に入れることが大前提となります。
この洞窟は敵が強いので、事前準備を忘れないようにしておきましょう。





ニリス北の洞窟に行くと、商人が商品を広げてどーんと構えておりました。
お前なんちゅうところで商売やってるんや……
彼曰わく、「通常の攻撃が効かないやべー奴がいるからポーションを買っておけ」とのこと。
勿論ポーションを買うにはお金が必要で、1個20ギルダーとなります。
前回司令官をしばいたときの2万ギルダーがあるので、100個買っても2,000ギルダーのポーションはさほど負担にはなりませんが
そのためにここでずっと商売してるんかお前……
お助けキャラと言ってしまえばそれまでですが、こんな場所に来る物好きはミネルバ御一行くらいしかいないと思うのですが。
ポーションってそんなに利益の出るアイテムなのか……?




この洞窟では、エランの知性の高さが生かされるイベントがあります。
他の誰もが読めない古代文字を、彼女は易々と解読しました。
元々は失われた古代魔術の研究をやっているのだそうですが、彼女の年齢設定は17歳です。
その年齢でそんなけの才がありながら、なぜイロモノ軍団親衛隊の加入を決めたのでしょうか。
これに関しては説明書には記載されておらず、謎多き女性として描かれております。
まあ何かの分野で頭が良すぎる人は奇人変人だったりすることが多いので、エランもその類なのかもしれません。
優秀なのは間違いないでしょう。


洞窟の探索を進めていると、おそらく洞窟入り口の商人が指していたであろう奴が出てきます。




その敵とはドラゴンゾンビです。
ただのゾンビと思うなかれ。物理攻撃と殆どの属性攻撃を悉く無効化してくるという、恐ろしい防御能力を持ってます。




なるほど??

しかし、ドラゴンゾンビはこの超魔ゾンビほどの能力は備えておらず、
聖なる水たるポーションを振りかければこの通り!




絶対に外さない確殺アイテムとなります。
またドラゴンゾンビはAGIが低いらしく、ポーションさえ有れば親衛隊の格好の的となります。
もうウチにはこいつらが経験値にしか見えません。




あ、ポーションがないとブレス4連発で焼き殺されるのでご注意を^q^


少し余談になりますが、今回はこのゲームを攻略するにあたってPCE版との比較も行うため、
SFC版をある程度進めてからPCE版も同じくらいまで進めるのですが、
どうもSFC版とPCE版では戦闘バランスが異なるようなのです。

例えばドラゴンゾンビ戦で見た場合ですが……


◆SFC版
・敵は大体4体でエンカする (厄介だがレベル上げはしやすい)
・親衛隊がほぼ確実に先制できる
・親衛隊が行動できる順番はいつも同じ


◆PCE版
・敵は1~2体でエンカする (レベル上げがしにくい)
・時々ドラゴンゾンビが先に動いてくる
・親衛隊の中でも行動できる順番はまちまち


以上から、
・敵登場パターンがSFC版とPCE版で異なる
・敵のステータスが異なっている可能性がある
・行動順の計算式がおそらく異なる(SFC版は乱数がないか乱数幅が極少)



総じて、PCE版の方が難易度が高く感じました。
もし完走した後なら、内部データを解析しても面白いかもしれませんね(できると言ってない)


洞窟を進めていくと、こんなアイテムも入手できます。




なんというか一部ユーザーにめっちゃ媚びてますね!!
これはあざとい。
「トゥアのねぶくろう」という防具で地味にレザーアーマーよりDEFが高かったりします。
防具サイズの関係もあってかトゥア専用防具となってます。
もう完全に本作のマスコットキャラですね……



△PCE版 (防具「炎のセーラー服」装備時)

あ~^


色々ありましたが、還らずの森の地図を入手出来ました。
これで先ほどの………………なんだっけ?^q^
あー、シュテムやシュテム!
あの爺さんから色々お話を聞くことができそうです。


では、今回はトゥアが習得したばかりの魔法「いかずちの女神」を披露して終わりにしましょう。





 



つっよ