みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
満身創痍の筆者がお送りする右腕破壊マシンビヨビヨ、いよいよ最後の時です。
右腕負傷のため戦闘力は十分ではないですが、頑張っていきます。


まずはカナーン村に入ります。
人口は少なく、カナーンへの洞窟は仕掛けが物凄い上に敵もめちゃ強いという事情からか、
他の国や町との交流は一切ありまえん。
ただ武器や防具の質は高く、特に防具は最高品質クラスの物が売ってます。
しかしこんなに人口が少ないのにどの層に売るつもりで販売してるんだろう。
こんな閉じた村社会なのに、金銭売買する意味あるんだろうか。


また、数少ない村民から色々情報収集をしてみましたが、



  


今まで見てきたのとは全く違うシュタットの人物像がそこにはありました。
洗脳されているとかは一切ありません。
この村民が考えているシュタットの人物像こそが、本来の彼の姿なのでしょう。

話の整理がしやすいので、本当はもう少し後で手に入る情報なのですが、
どうしてシュタットがこうなったのかを全部説明しましょう。


地上以外に魔界があるということは、以前神のパシリが教えてくれました。
地上と魔界を繋ぐ道は、このカナーンに存在しているのです。
この2つの世界をお互い干渉し合わないように、地上と魔界、それぞれ各1人ずつ番人を出して
通路を守らせるような契約が、神と神の間で結ばれたのでした。






文章だけではわかりにくいのですが、
地上側と魔界側の代表者がフュージョンしてその人物に守らせたのでしょうかね。


地上側の代表者は神の僕4人残り3人はおそらくザラグーン・バンドール・バルバロスの祖先のうち、最も強大な精神力を持っていたマリオンの祖先が任じられることになりました。
それ以降、番人はマリオンの人間に限られているというわけなのです。おそらく王族限定でしょう。


フィンの母・カタリーンはそれを知っていながらノートンと(検閲済)をし、
いざ息子が生まれたら「カナーンに連れてかれるのは嫌よ!」といってフィンを連れて逃走した挙句、旦那と一緒に無事死亡。
つまり今回の一連の騒動はカタリーンが余計なことをしなければ何も起こらなかったというわけなのです。
諸悪の根源はお前か!!


神の決め毎に振り回されているという境遇には同情しますし、母としての感情もわからんでもないのですが、
結果的にシュタットは魔族に支配され、ケビンズは罪の意識に悩まされ、フィンはダメ両親の尻ぬぐいをせざるを得なくなったという、
誰も得しない最悪の結果を生んでしまったというわけなのです。
カナーンに連れて行かれるのが嫌なら最初から生まなければ良かったのに。
まあフィンが行かなかったとしたら、エドワードがこのポジションに座っていたのかもしれませんが。


あと一連の情報から察するに、シュタットは魔族に支配される前までは番人だったのでしょう。
「任期は魔族に比べ(精神力の)衰えが早いことから、番人の後継が生まれるまでと定めた」とあります。
本当はフィンが来るはずだったのに、来ないまま時が過ぎて年を取り劣化して、
魔族に心を乗っ取られ支配されてしまったのでしょう。


よって、シュタットはマリオン出身、それもおそらくは王族。
フィンと血縁のある人物だったという可能性が考えられます。
一族に極めて出来の悪い人間を1人持つと苦労するというのが実によくわかりますね。
頼りない王といい、フィンと出会う前はボンボンだった王子といい、何故こうもマリオン王国は無能しかいないのか。



結局この両親はフィンにとてつもない負の遺産を残してくれやがりましたが、
残したのは負の遺産だけではありませんでした。






これはザラグーンとマリオンを繋ぐ山岳ルートの洞窟内部です。
途中でノートンとカタリーンの墓と、開かない宝箱があったのは覚えてますよね?
その宝箱を開ける鍵がこれなのです。

おそらくノートンは、カタリーンがフィンを連れて逃げると言い出したとき、
こういう結末になってしまうのだろうという予感はあったのかもしれません。
そこで彼は、知り合いのドラゴンに鍵を託し、自身の愛剣を宝箱に封じたのでした。
もしフィンがのたれ死んだら、このドラゴンはどうするつもりだったのでしょうか。


このノートンの愛剣・ドラゴニックソードこそが、フィンの扱える最強の武器ATT74。呪われた武器以外では最も攻撃力が高い。なのです。
早速コレを装備して、主人公らしいところを見せつけてやりましょう!



  





フィン「  」






主人公の受難は続く。



では、武器も揃えたところでラストダンジョンに行きましょう。
この「カナーンの神殿」こそが、本作のラスダンとなります。
ところでダンジョンに入る前から既にエンカウント率がクッソ高いのですが、大丈夫なんでしょうか。
10歩以内に敵が出てくるような気がするんですが……



神殿に入ると、そこには意外な人物がフィン達を待ち受けておりました。






お、お前はグルドヨーン!

ケビンズ共々火口に落ちて死んだと思われておりましたが、
しぶとくも生きてやがりまいた。ゴキブリ並の生命力だなこいつ。


ただ生き残っていたのはこいつだけではなく、ケビンズの方も生き残っているのだそうです。
但し彼は魔界に今いるらしいですが。
そして「奴が生きてたとしても、会うなんてことは二度と出来はしないんだ」といって、襲いかかってきます。






敵は3人。ヨーン、ロイヤルガード、ヒドラキングです。
ロイヤルガードはクソザコですが、それ以外の2人は厄介です。
特にヨーンは「ラムウ以上の魔力」と噂されているだけのことはあって、
サンダーフレア3という攻撃力の高い魔法を使ってきます。
30点前後のダメージを全体に与える上位魔法で、後衛は2発食らってあっさり戦闘不能に。




このTにおけるヨーンの行動

・サンダーフレア3

 ⇒再行動でサンダーフレア3

  ⇒後衛全員戦闘不能


…………

えっと、筆者のPT……耐久力は通常プレイしてる方々よりも高いはずなんですが……
というかこのラスダン、こいつも含めほぼ全員のザコがダメージ25点級の全体攻撃手段を持っております。
露骨なまでの魔法優遇っぷりに、最早笑いも出てきません。
ちゃんとバランス調整してこれなのか?本当にテストプレイしたのかすらも怪しいですね。


ただヨーンも本調子には遠いのかわかりませんが、MPがそこまで多くはなく、
魔法をある程度撃ったらダメージ1点の通常攻撃オンリーに切り替えてきます。
魔力が尽きたら後はこっちのもの。
トドメにアニーのクリティカルが入って無事撃沈。






こいつも見せ場なかったなあ……
フィン達をハメてドヤ顔していた頃が全盛期か。






ここに最後の石板をはめると、正面の扉が砕け散り神殿内部に入れるようになります。
いよいよ神殿攻略開始です。


この神殿は、ラスダンというだけあってかなり長いです。
移動BGM・通常戦闘BGMも最終決戦に相応しいものとなっておりまして、
ここら辺は流石桜庭氏といったところでしょう。






このダンジョンのギミックは、ズバリ2つのオーブと像です。
左手には女神が、右手には悪魔がオーブを抱えております。
このオーブのうち、どちらかを回収すると……






こんな感じにバリアが展開され、光っている部分には侵入することが出来ません。
女神の持っているオーブを回収すると、悪魔の像から赤いオーラが発せされ、
逆に悪魔の持っているオーブを回収すると、女神の像から青いオーラが発せられます。
オーブを持つことによって、移動に大きな制約を受けることになります。






このオーブを最下層の部屋で回収し、最上階付近に近いこの部屋まで持ってきて、各々の像にオーブを渡します。
これをもう一回繰り返し、女神と悪魔のオーブが揃えば、ラスボスへの扉が開かれるというわけです。


一見簡単そうに見えますが、道の制約は想像以上に大きく
時には道全部がふさがれている場所もあるため迂回ルートを探すなんてことも。
その上エンカウント率が半端なく高いので、攻略にはかなりの時間を要します。
これよりもエンカウント率がさらに高かったガイアセイバーって……


出てくる敵は、先ほども申し上げたとおり、高ダメージの全体攻撃手段を持ってる連中のみで構成されております。
しかもこういう奴に限って後衛ポジションに居座ってるんですよね。
前の話でダメージ計算式の話をしましたが、後ろに居座られると全然ダメージ通らないんですよ……
相手は魔法ばっか撃ってくるから後列のデメリット0ですし。






その最たる例がこいつ。
DEFはそれほど高くないんですが、距離補正のためアニーのスーパークリティカルでないと一撃で落とせません。
トントのウンディーネ2を使えば一掃できますが、MPを沢山使うのであんまやりたくないです。
ただでさえ長期戦なのに、この後ボス戦があると言うことも考えると、リソースは温存しておくべきでしょうし。

何が悲しいって、筆者の右腕が本調子でないというのがしんどいです。
アニーのクリティカル率、目に見えて落ちてましたからね。
本調子ならこんな奴ら、屁でもないんだが……



苦労すること2時間、ようやくオーブを揃えることが出来ました。






この先にはいよいよシュタットが待ち構えております。
一気に突っ走りたかったのですが、長くなりそうなので一旦ここで切ります。