みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
黒歴史RPGビヨビヨ、今日も始めていきます。


まず最初にやることは、ズバリレベル上げ!
ベルーシが予想以上に役立たずな状況なため、経験を積ませてやることにしました。
最も、初期ステ自体はフィンやアニーと大差ないため、
成長させればこの両名くらいには活躍できるんじゃないかとも思います。


というわけで、サクッとレベル上げ完了!
フィンとアニーはLv6、ベルーシはLv5に上がりました。
筆者の予想通り、やっと戦力っぽくなってきました。
このまま安定戦力になるといいですけどね。






というわけで、見事バンドールに占領されたマリオン城の城下町・マリオン町です。
占領されたばかりの地ということもあって、兵士が町内を闊歩しております。
その影響もあって、武器屋はあるんですけどラインナップがしょぼいしょぼい……
ただこの理由が秀逸でして、「いい武器防具は売るなとバンドール軍から命令が出ている」というものです。

RPGでは、その世界を代表する首都なのに売られてる武具がしょぼいなんてことがよくあります。
マリオン町は本来首都であるため、本来なら相当いい武器が売られているのでしょう。
ただRPGでいきなり良い武器を売るとバランスが壊れるため、
「首都なのに武器レベルが低いのはおかしい」「でも最初から強い武器は出せない」という悩みを、
こういうシナリオの形で解消しているわけです。
この点はかなりグッドだと思いました。






町内にはこういう看板が出ております。
さて、登場人物の名前が2人でてきたのでご紹介します。
まずは王子エドワードです。その名の通り、マリオン王国を統括する王の息子になります。ちなみに13歳です。
これまた服装が特徴的でして、フィンに続いて王子もミニスカートだったりします。誰が得するんだ……






これが説明書に描かれているイラストになるんですが、
この目線、口の開き方、顔の角度。何かを思い出すかと思ったらこれでした。














(先行きが)凄く不安です……



一応マトモなキャラ紹介もしておきましょう。
幼い頃から病弱で、そのため身体能力は高くなく、性格も内向的です。
しかしながら神は彼を完全に見放したわけではなく、彼には一つ優れたモノがあります。
それは魔法の才能です。
あくまで職業は王子ですが、ジョブは「魔法使い」となっておりまして、
何れはアニーと双璧を為す魔法キャラとして、将来が期待出来そうですね。


そしてもう一人はサムソン。現在お尋ね者として有名になってる人ですね。
適当に町を散策してると、ついにその姿が明らかになります。






この人がサムソンです。ジョブは戦士。典型的なパワーファイターです。
戦士は本来騎士よりも地位が低いのですが、サムソンは王家への絶対的な忠誠心に加え、
王国1とも言われる怪力を武器に、非常に高い戦闘力を持っているため、
「勇者」として国民より尊敬されているのだそうです。









(勇者と聞くとこれが即浮かんでくる筆者は)ダメみたいですね(諦観)



また、その武名はバンドール王国にも広く知られているようで、






6人で囲んでいるにも関わらず、こんなけ距離を置いて、誰一人近づこうとしません。
具体的なステータスを先に挙げてしまいますが、サムソンはLv15です。
若手騎士のベルーシがLv1だったことを考えると、バンドールの一般兵士達はせいぜいこれに毛が生えたくらい。
そんなけ力量差があるのなら、まあ近づきたくないのも頷けます。


向こうが近づいてこないならと、サムソンが兵士の1人に対して攻撃をしかけます。






あっさり一撃KO。
流石王国最強と言われるだけのことはあります。
兵士を倒した勢いで、そのまま墓場の方へと逃走していきました。何か策でもあるのでしょうか。
そして兵士達もサムソンを追って墓場の方へ向かいました。






さっきまで取り囲んでいたじゃねえか。こいつら鳥頭かよ。


ここまで終わるとようやく動けるようになります。
やることはズバリ、サムソンの後を追っ掛けることです。
何処かにある墓場のスイッチを押すことで、墓場にある隠し階段を開くことが出来ます。
フィン達はここから地下洞窟へとコマを進めます。






この岩は3人の力を合わせることで動かせます。
となると一つ疑問点が浮かんできます。
ここまででサムソンを追ってた兵士達が何処にもいないんですが、何処へ行ったんでしょうかね……
この洞窟にいるコウモリは、Lv1~2の人間だと相当にきついモンスターなので、
そいつらによって全滅と考えるのが一番スマートかもしれません。
勿論、フィン達はLv6前後なので苦も無く通過できましたが。



もう少し歩くと、ようやくサムソンと合流できます。
サムソンがベルーシのことを知っていたため、敵兵と疑われずに話を進めることが出来ました。






ここまでのサムソンの人物像を見るに、ただの脳筋というわけではなさそうですね。
町からエドワードが囚われている場所までのルートは全て把握済み。
潜入作戦も一人で全て考え、敵に気付かれるというアクシデントはありましたが、実力で粉砕。
ここまで何一つ問題なく事態が進んでおります。
これが「勇者」として、人民から尊敬される理由の一つでもあるのでしょうね。



  


再びドヤ顔を決めるアニーさん。余裕ありすぎやろこの女。


本来なら潜入作戦は多人数だと不利。ましてやレベルも低く、戦闘経験の浅い3人。
にも関わらず、サムソンはOKを出しました。
目の前にいる少年がケビンズの息子であるフィンだと知った時、驚いた表情をしていましたので、
ケビンズの武名はそんなに凄いのか、それともフィンに特殊な過去があって、それを知っているのか……

何にせよ、サムソンを加え、合計4人で進めていくことになります。
では、早速サムソンのステータスをオープンします。






まず目を引くのが腕力。なんと48!
パワーに関しては文句ないです。
敏捷力も17と非常に俊敏ですが、それ以外は驚くほどのものでもなかったりします。
VP25って、Lv15にしてはかなり低い方なんですよね……
なんせLv6のフィンでも19あるぐらいですから。

それ以上に驚くのが武器のスペック。
攻撃力4の武器しか与えられてないとかマリオン王国冷たすぎだろ。

演出ではめっちゃ強そうに見えますが、ステータス的には攻撃力・敏捷力以外は特別凄くなかったりします。
まあとりあえず火力さえあればなんとかなるか。



さらに奥にある階段を上ると、牢屋の部屋へと出ます。
勿論入り口のある牢屋の扉はしっかり鍵が空いてます。
この入り口を堂々と見逃すバンドール兵士達は極刑レベルでしょうね。
入り口はワラとかでふさがれてたらわからないかもしれませんが、鍵無しの牢屋を放置してたのは……



牢屋を回っているとエドワード発見。早速助けて上げねば。
牢屋の鍵を牢番から奪うため、力尽くで強行突破作戦。
バンドール兵士3人と戦います。






このゲームには前衛・後衛の概念がありまして、最大で前衛3人・後衛2人。
後衛は与ダメ・被ダメが半分になるという特徴があります。
つまり、間違ってサムソンを後衛にしたまま戦闘に入った筆者涙目。






しかしながらそんなハンデを気にせず、反撃+クリティカルで兵士粉砕。
このおっちゃんマジで怖いわー

あっさり兵士から鍵を奪うことに成功。計画的すぎて怖いぞ。
こうして無事王子奪還に成功。いやー、サムソン様々ですわ。






これがエドワードのステータスになります。
病弱な身体の割りにはLPが高め(フィンは最初3だった)ですが、攻撃力は非常に低いです。
知力も現段階では全然高くないですが、まあこれからでしょうか。






そしてこれがエドワードの魔法です。
ファイアボール「Lv1」となってます。どうやらこの世界は、魔法は段階制となっているようです。
細かい仕様は、もう少し後になってから行うとしますか。筆者もまだあまりわかっていませんし。



後は脱出するだけになりましたが、
どうやら簡単に見逃してはくれなさそうです。






お次は敵側の新キャラです。
ラムウと聞くとFFを思い出すかと思いますが、特に関係はありません。


まずこいつを語る前に、バンドール帝国の構成員についてをお話ししましょう。
バンドール帝国の頂点に立つのが「バンドール王」。説明書上では本名不明です。
野心旺盛で、周りに侵略戦争を仕掛けたがっているようです。
まあ既に実行済なんですが。


そしてナンバー2が「シュタット」。パッケージイラストに角生やしてる人がいたと思いますが、そいつです。
バンドールに仕える以前の経歴は一切不明となっているため、非常に胡散臭いです。
そんな人物ですが、王は忠誠心とか経歴よりも実力の方を優先しているのか、
現在王に次ぐ地位を与えられているようです。
うーん、いずれ王を裏切りそうな気が今からしますねえ……


そのシュタットの配下には、3人の将軍がおります。一人が「ヨーン」。一人が「ダグート」。
そして最後の一人が、この「ラムウ」です。
魔力の高さに定評があり、呪術にも秀でているようで厄介です。
おそらく現段階で普通に戦えば、サムソンといえど勝てないでしょうね。


それでも立ち向かうサムソン。手始めにラムウの配下2人を瞬殺。
ラムウの放つ電撃魔法もヒュンヒュン回避。
ここまでは特に問題ありませんでしたが……






これがラムウの本領です。
サムソンはそれをひょいと避けましたが、このショールはなんと追尾式。
ショールはサムソンの真上に移動し、急降下!
見事サムソンを捉え、ラムウの手に墜ちてしまいました。






では、そのサムソンがどうなったのか、ステータスで確認してみましょう。






よわい(確信)


自慢の怪力も何処へやら、すっかり13歳少女よりも貧弱になってしまいました。
レベルが下がるとか柊蓮司みたいな奴だなお前。


しかもただレベルが下がるだけじゃありません。
呪い効果として、戦闘中に以下の制約を受けます。



  ・ランダムで身体が硬直し1ターン行動不可能になる。

  ・攻撃命中後、自身の攻撃力に応じた反射ダメージを受ける。




というわけで、動けても動けなくても地獄という、悪夢のような状況に陥りました。
一つ救いなのは、ステータスも強烈に弱体化してくれたおかげで攻撃に参加しなくても戦局に影響がなくなったことでしょうか。



こうしてサムソンは勇者から一転、ベルーシ以下のお荷物に変化しました。
今後、彼の名誉と存在感が復活することはあるのでしょうか……



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 ~ おまけ ~


 ① ボタン連打について。

戦闘中にボタンを連打することで戦闘が有利になる!という、本作がクソゲーたる元凶のシステムなのですが、
連打すると一体どれほど有利になるのでしょうか。
以下の条件で検証してみました。


  1:ボタン連打タイム中に「1回も押さない」「2回押す」「5回押す」の3条件で、特殊行動発動率を検証する。

  2:本来なら敵・味方全て固定した上で検証すべきだが、あまりに苦行であるため、その点は一切考慮しない。
   というか本当に細かく検証しようと思ったら丸一日あっても足りません。
   許して下さいなんでもしますから!

  3:とりあえず各条件の試行回数は50とする。



以上から検証してみた結果、こうなりました。






・一応連打することで有利になる傾向はあるようです。
 2回攻撃やクリティカル発動率が上がるよりも、命中率向上の方がメリットでかいと思います。


・「クリティカル連撃」とは、クリティカルと2回攻撃が同時に発動したもので、
ダメージが4倍となるため極めて強力です。



それ以外のことも、分かり次第書いていきたいと思います。



  ② 成長パラメータの厳選について

3話収録分のプレイを終えた後、こんなWebメッセージが飛んできました。

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  >ビヨビヨはレベルアップ時に能力値が上昇するんですが、
  >これがまたランダムで上がるため「強くなった実感が湧かない」という事が良く起こります。実際殆ど変化なかったりも…。
  >またパラメータの上昇量も1~4といやに低く、レベルを1や2上げた程度では強化の実感が出来ないのも問題です。
  >しかも3以上上昇する事は稀有で、殆どの場合1か2しか上がらない始末。この仕様を作ったのは誰だあ!!

  >ただこの仕様を利用すれば、レベルアップしそうな所で一旦セーブし、目当ての能力値が上昇したらまたセーブ。
  >違ったらリセットしてやり直す事で、ある程度自分で好きな能力値及び上昇量を調整する事が可能となります
  >…といいますか、そうでもしないと本当に強化出来ないんですよね。
  >本作はRPGに於いて重要な項目の素早さ(=身のこなし)が笑えるほど上がりにくいので、
  >このやり方で上げると後々楽になるかと思われます。
  >本作は序盤半ば~中盤辺りから敵の素早さが嫌がらせの様に高くなるので、まず素早さを鍛えるのが良いと思いますね。


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というわけで、厳選するとどれほど差が生まれるのか、というのを検証してみました。


左:厳選前   右:厳選後(再プレイ)



   


Lv6ではあまり顕著に差が出ないためわかりにくいですが、
敏捷力が2点高いなど、総合力では厳選後の方が上となっております。

セーブは教会でしか行えないというシステム上、どこまで徹底できるかわかりませんが、
次の経験値までに注視しながら、可能な限り厳選して進めていきたいなと思います。
よろしくお願いします。