みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
年末でも関係なくゲームを始めていきます。大掃除?なにそれおいしいの?


前回はザラグーンを奪還したところまででした。
今回はザラグーンの協力を経て、マリオンへ派兵するところから始まります。
グレード討伐から一夜明けましたが、兵士達の反応を見てみましょう。



 


兵士ですら騙せてないグレードさん。哀れですねえ。  
こんなんでもザラグーンの大臣だったというのだから笑えます。  
やっぱりザラグーン王、人を見る目だけは微妙……


さて、グレードの話はここまでにして、現在の状況を確認してみましょう。
グレードを倒してからまだ1日しか経ってませんが、ザラグーン軍は既に出陣しております。
動き早すぎィ!
兵力や国力、国の方針などにもよりますが、
半日で出陣まで持っていくには、事前準備がかなりしっかりしていないと難しいです。
武具・兵糧の用意や、戦略方針の決定など色々ありますからね。

これらをわずか半日であっさり準備し、
尚且つ既にマリオンとの国境付近にまで進軍しているというのだから、驚愕の一言です。
夜のうちから出陣し、強行軍をかけてないとこんなの無理です。 
何故ここまで動きが迅速なのかわかりませんが、
やっぱりザラグーン王はエドワードを1度追放したことに後ろめたさを感じているのかもしれませんね。
1日でも早くマリオンを取り戻してあげたい、と。







戦況はこんなところです。国境の橋にて両軍が既に激突しております。
バンドール軍の総大将は不明。ザラグーン軍の総大将はピアットと思われます。

おそらく兵力は互角程度かザラグーン軍の方が多いと思われますが、ザラグーン軍は橋の手前で完全に足止めを食らってる状態です。
一応「橋」という名前は付いていますが、実際は砦に近い作りになっていて、
大軍が一度に攻められない仕様になってます。
しかもバンドール軍の兵は精強なので、力押しで落とすことも難しいです。






総大将ピアットさんの独り言がこんな感じです。
つまり暗にフィン達にバンドールの背後を突いてくれと言ってるのです。
んもー、独り言じゃなくてはっきり言ってくれればいいのにー☆(ゝω・)v
あくまでこっちがお願いしている戦いですからね。
一人の女性に全ての命運を丸投げするクソタワケな王族達ルナドン23話参照とは意味合いが違いますゆえ。
アレとは違って、十分可能な作戦ではありますからね。勿論危険は伴いますが。



その方法ですが、上記地図の黄色矢印が、フィン達の進軍ルートになります。
以前、マリオンから追われたときに使った教会を使うのです。
この裏口ルートを使えば、橋に布陣しているバンドール軍を挟撃することが可能です。

勿論バンドールもこの教会の存在は十分認知しているでしょうが、
「このルートに大軍は来ない。来たとしてもせいぜい小隊クラスなので十分対応可能」
という戦略だったのでしょう。
それ故か、バンドール兵はここに一兵たりと配置してませんでした。
まあ、このルートを進んで来るのがフィン達だったというのが、バンドールの誤算でしょうけどね。



というわけで、ひっそりと5人はザラグーン城を後にし、
バンドール軍に気付かれないまま裏ルートへの進軍を開始しましたとさ。



この洞窟なんですが、実はマリオンからザラグーンへ来たルートとは少し違います。
何時も一緒じゃ捻りがないですからね。
元来た洞窟の入り口がどれなのかわからなかったというのは内緒だ!


そんなクソ下らない理由で来た洞窟ですが、思わぬ収穫もありました。
洞窟を少し進むと、ボロボロになった小屋があって、そのすぐ側に墓が2つありました。
小屋の中には鍵のかかってる宝箱があって、まあ今はどうでもいいとして、
問題は2つの墓です。ここに刻まれた文字がなんとも意味深で。






一つ目はこれ。ウイルス駆除ソフトみたいな名前しやがって。


ケビンズとノートンの関係は不明ですが、親友を手にかけたといえばバズーのナッシュでしょうか。
彼にはちゃんと理由があって、(賛同できるかどうかは別にして)その理由もちゃんと納得できるものでした。
ケビンズの場合はどうなのでしょうか。


これだけでもかなり重い設定ですが、もう一つ。こっちの方がさらに重大です。




  




この2つのメッセージを総合すると、フィンはマリオン王家の王子だったということになります。
正統なる後継とありますので、エドワードは生まれながらにして皇太子だったというわけではなかったようです。
エドワードとフィンの関係は一体どうだったのか?と思いましたが、単純ではなさそうです。


後で登場しますが、マリオン王国の王は結構な老齢です。見た目だけなら60歳超えてます。
カテリーンとノートンが(自主規制)して生まれた子がフィンだとすると、
王から見て、フィンは孫か甥かのどっちかになります。


カテリーンがマリオン王の姉か娘かで、2つの家系図が考えられます。










なんか考えれば考えるほど複雑に……
エドワードは最初フィンの事を知らなかったようですから、ここら辺のゴタゴタもおそらく何も知らないのでしょう。
ケビンズは一体何をやらかしてくれたんでしょうかね……



  (注意:マリオン王妃の生死は作中で名言されておりませんが、
  第11話内で存在が確認されなかったため、故人であろうという推測の元で家系図を書いております)




色々意味深ですが、今すぐ判明するような伏線でもなさそうなので、一旦置いておきましょう。
洞窟を出た後、教会と小屋を繋ぐ洞窟へと移動します。
ええ、ベルーシが犠牲になったあの洞窟です。






今は気にしても仕方ないでしょうし、進めればそのうちベルーシに会えるでしょう。
まだ死亡確認されたわけじゃないですしね。


これで火が付いたのかわかりませんが、アニーさんがやたらとクリティカルを連発するようになりました。






家族全員を殺した仇敵に対してクリティカル連発したりんこイデアの日 3話参照という前例もいますが、
フィン・サムソンが火力にならんと思えるほどクリティカルヒットを繰り返すアニー。
やっぱりただのブラコンだったんじゃ……


目論見通り、橋の入り口を死守しているバンドール軍の背後を突くことに成功するフィン達。






こういうドヤ顔を崩してやるのもまた一興。


橋を守ってる兵に対して戦闘2回。
合計6人相手で、隊長格は強化版バンドール弓兵とかなり手強い相手なんですが……






相手が誰だろうと容赦なく葬っていくアニーさん。
貴方、一応僧侶ですよね……?


これによってバンドール軍は総崩れとなり、一気になだれ込むザラグーン軍。
国境橋のバンドール軍は瓦解し、勢いに乗ってザラグーン軍とフィン達はマリオン城へとコマを進めます。
いよいよマリオン王国へと帰って参りました。
バンドールとザラグーン両軍が派手にドンパチやらかしてるのかと思いきや、






町人が何食わぬ顔で外出する程度には余裕がある模様。
ええい!貴様は大人しく家の中でガタガタ震えながら祈ってろ!


マリオン城内に入ると、大量のバンドール兵と戦うことになります。
画面表示こそされてませんが、とにかくエンカウント率が高いです。
たくさんバンドール兵が城内に残っているという意味を持たせるために配置しているのでしょうが、
これがまた鬱陶しくて仕方がありません。
以前戦ったバンドール兵ほどVPや火力が高いわけではないですが、両者ともかなり攻撃が激しいです。


まず弓兵。DEX(敏捷力)は推定26。
なんと素の値でこれを上回れるのはDEX28のアニーしかいません。
フィンは武器効果で敏捷力を上げてるので、かろうじてこいつらより早いですが……
かなり厳選してステ選びしていたはずなのですが、それでも勝てないなんて。


弓を持っていない歩兵は、弓兵よりも若干敏捷力が落ちますがそれでも24あります。
サムソンとエドワードはDEX23故に、こいつらに負けます。
普通にプレイしていたら、必ず「まず敵の攻撃を全部食らってから反撃」という形になるため、戦闘がめちゃしんどいです。


さらに歩兵は「2回行動」の能力も持っているので、火力だけなら弓兵以上です。
タフさもかなりのものなので、常にリソースを割くつもりでいかないとあっさりやられるでしょう。
宿屋が近くにあることがせめてもの救いでしょうか……



このマリオン城は、イベントを3つ終わらせる必要があります。
まず一つ目。左側の塔に向かい、ラムウと接触することです。






誰かに呪いの仮面を被せるイベントです。誰に被せたのかは不明です。
ただ、「利用しがいのある人物」ということから、名有りキャラの可能性が高いです。






ここではまだラムウと直接戦闘はしません。代わりに配下を置いて逃走します。
ラムウ曰く「お前達には過ぎた相手」と言ってましたが、たった2Tで決着が付いてしまいました。
もしかしてラムウの部下って、ろくな奴いないんじゃ……


二つ目。この配下を倒すと手に入る鍵を使って、右側の塔へ行き、王と大臣を救出します。
なんでそんな大切なモノを配下に持たせておいたのかわかりませんが、
ラムウのことですから、そこら辺も計算ずくで持たせたと思われます。
こいつドSだからなあ。






この人がマリオン王です。
……やっぱりカテリーンがこの王の姉であるとは考えにくいなあ。
何年前に没したかにもよるんでしょうけどね。


三つ目。バンドール帝国の幹部の行く末を見守ることです。
まず最初に、バンドール王の姿をこの目で見ることができます。
馬車で本国へ撤退するシーンです。残念ながら、ここでバンドール王を討つことは出来ません。






噂通りの冷酷な人物と言いたいところですが、なんでこいつがマリオン城にいたのでしょうか。
バンドール王が本国を空けてまで、直にマリオン王を統治していたのでしょうか……?
となるとマリオン侵略、実は王自らが総大将となって攻撃を仕掛けていたのかも。
マリオン王国はそれほど精強な軍隊とも思えませんが、よほど実行部隊であるラムウ達が信頼できなかったのでしょうか。
こいつらほかっておくと何するかわからんからなあ。



王が馬車で去って行くと、お次はシュタットが登場します。
既に述べた通り、シュタットはバンドール帝国のナンバー2です。
マリオン侵攻の青写真も、全てこいつが描いたものだと思われます。相当な実力者であることに間違いはありません。


……間違いはないんですが、






フィンを見た瞬間いきなり火病を発しだす自称軍師。
説明書には「冷静かつ緻密な計算に基づいた戦略眼の持ち主」とありますが、どこら辺が冷静なんでしょうかね……
筆者のファーストインプレッションは「やたらと落ち着きのない男」になりました。






挙句の果てには、配下のラムウに諫められる始末。
よほどご自慢の戦略が打ち破られたことに対して、プライドが傷ついたのでしょうか。
ただ、「全てが血のなせる業ならば」という伏線めいたことを喋っているので、
シュタットはフィンの先祖によって痛い目に遭ってる可能性が考えられそうです。


シュタットは今すぐにでもフィンを殺してやるという意気込みで襲いかかってこようとしてましたが、
南側からはピアットの増援、北側からはなんとアニーの親父・ガラハッド率いるマリオン騎士隊が登場。
といってもガラハッドは怪我で引退した身ですし、シュタットの実力から考えたら数の問題ではなさそうな気もしますが、
ラムウは万に一つの事態も想定し、改めてシュタットに退却を進言します。






フィンとシュタットの初顔合わせはこうやって終わりました。
やはり目の前に立ちはだかるのは、バンドール王ではなくこいつなんでしょうね。
いずれ剣を合わせることになるでしょう。



こうして、エドワードの念願であるマリオン王国奪回も成功しました。
ただ悲報が2つ。ケビンズとベルーシの姿がないということです。
まあベルーシの行方不明は今に始まったことじゃないので別にいいんですが、
問題はケビンズです。「連れ攫われた」という目撃情報があるため、ほぼ確定情報です。
ケビンズほどの実力者を打ち倒すほどの人物……シュタットかその配下の3将軍の誰かでしょう。






エドワードはすぐバンドールに兵を出すことを進言しますが、フィン達も含め賛同者0。
そりゃそうでしょう。バンドール軍を打ち破ったといっても、王・シュタット・3将軍は全員健在。
幹部クラスは誰も討ち取られてない上に、こっちはケビンズを欠いた状態です。
援軍のザラグーン軍も遠征で消耗が激しく、すぐ進軍できる状況ではありません。
却下は妥当な判断といったところでしょう。


というわけで、軍の移動は一旦ここで停止。
次の目的地はわかりませんが、次回頭までには決めておきます。
また、ここでエドワード・サムソンと別れることになります。またすぐ合流するでしょうけどね。






あ、お前いたんだ。





戦力的には貴重であっても、台詞が殆どないのでキャラが薄い……