みなさんこんにちわ。すふぃあです。
もう11話目だというのに、未だ終わりが見えてきません^q^
こりゃ先が長そうだなあ……
もひもひーん!
前回は、スフィア達が眠らされたところまででした。
そんなスフィアが夢から、誰の人生をのぞき見ることになるのでしょうか……
場所は変わり、とある研究所。
ここには1人の変態剣士と科学者がおりました。
どうも今回の夢は、イデアサイドの人間の人生を見ることになるようです。
ここで、今までイデア関係の人がやってきたことの伏線が多少回収されます。
例えば余りの濃縮ウランを利用してアトミック砲を作ったとか。
ええい、核をまき散らすな!核を!!
なんともはた迷惑な奴です。
ただこのアトミック砲も、オマケ程度にしか過ぎません。
どうもイデアは「とある装置」の完成を目論んでるようで、その装置の完成をはよせえや!とキレてるそうです。
聖人君子イデアとは一体何だったのか。
100カラットダイヤも、濃縮ウランも、どうもこの装置の完成に必要な物質だったようで、
あとは「マンジュウム」という、まんじゅうらしい名前の鉱物があれば完成するそうです。
それを取りに行くために、Dr.ポー自らが取りに行くということで立ち上がりました。
探査機は本人にしか扱えないから、という理由だそうで。
ただ、博士だけでは危険だからと言うことで、
護衛兼監視のロボット、UTR-7Xが一緒に来てくれることになります。
ここらも流石はイデア。抜かりないですね。
そもそもなんでこれほどの高レベルの科学者・発明家であるDr.ポーがイデアのノア計画とやらに賛同してるのか。
それは、「生物進化を促すウイルス」を研究していた息子が人間に殺されたから、なんだそうです。
息子であるニコラは優秀な研究者だったのですが、
とある日から地球上に化け物が出始めると、ニコラ研究者のウイルスのせいだ!とデマが流れ
怒り狂った人間がニコラを虐殺した……
……と、父であるポーは認知しています。
そういえば、カラカスでも研究所の話題で持ちきりでしたが、
>なんでもウイルスが拡散したとか、その責任を取らされて主任かなんかが処刑されたとか、 (10話より抜粋)
これってニコラのことだったんですかねえ……?
何にしても気分のいい話ではありません。
最もカラカスの人々はなんか他人事のような話っぷりだったので、
ここの人たちが直接関与してるとは思えませんけどねえ……
まあ、その答えはいずれわかることでしょう。カラカスの人たちがネコ被ってるだけということも考えれますし。
というわけで、ここから本格的な活動に入るわけですが……
うーん……、まさかこの人を操作することになるとは……
第1話を振り返ると、考えられない話ですねえ……
データがあるということは、いずれスフィアの仲間になる可能性がある、ということなのでしょうか?
まあ、それも進めてみれば……
さて、簡単にポーの特性についてを書いておきましょうかな。
ポーの愛用武器は銃。
ポー自身の攻撃力はミコトよりさらに低いですが、銃自体の攻撃力が高いため、
打撃力はスフィアよりかは高いです。
結構な老齢のため、HPも防御点も低いので、耐久力という面に関してはかなり厳しいです。
しかし、横のUTRがその弱点を完全に補ってくれます。
右のロボットがUTRなのですが、
通常攻撃、広範囲攻撃(固定ダメージ)、命中率低下効果のある妨害攻撃、そして回復と、
割となんでもやってくれます。
特に回復は、リソースを一切消費しないので、これがポーの生命線になります。
ただし行動は運による要素も多少あるので、本当に危険なときに回復してくれるとは限りません。
ポー自身が回復アイテムをいくつか所有してるとはいえ、あんまリソースは割きたくないですからね。
話を本編に戻しましょう。
早速マンジュウム捜査のため、とある地に降り立ったポーとUTR。
探査機で大ざっぱな場所を探し当て、地下へ。
その地下へ潜り込んだところ、一匹の犬から探査機の反応が出ているようです。
マンジュウムなのに、臭いが焼き魚……?
どんな鉱物やねんそれは……
何がなにやら訳のわからない鉱石のようです。流石は宇宙物質……
ポーが犬に近づこうとすると、マンジュウムを食った犬が逃げ出します。
それを追っかけようと急ぎますが……
なおこの後、崖が見えてないUTRから押されて崖を急降下していきましたとさ。
イデアの野望も阻止できて、めでたしめでたし。
イデアの日 -完-
しかし、九死に一生を得たポー、近くの住人に発見されて助けられてしまったようです。
ここの人々は、ポーが地球を滅ぼすための発明家だとは知らないので、
ポーが目覚めたことで、安堵と喜びの声が上がります。
UTRに至っては、ロボタンという謎の愛称を貰ってる始末。
あ、愛されちゃってますなあ……
ここは南米のサンチャゴ。サンティアゴと言えば思い浮かべる方々もいるでしょう。
世界地図でいう、チリの首都に該当する都市です。
この周りは海と山に囲まれてるため、自力での移動には限界があります。
UTRも空を飛べる機能があるわけじゃないですしね……
船はあるみたいですが、ぶっ壊れてるそーですし、八方ふさがり。
泳いで渡るにも、アマゾンの川って確か凶暴な魚とかいたような気が……
そんな最中、病気で苦しんでいる老人を発見。
この時ポーは老人を見て何を思っていたかは知りませんが、
他にやることがあるわけでもないので、この草を取りに行くことにしました。
この草は北の森に生えているのですが、森自体はたいしたダンジョンでもないので、あっさり踏破できます。
この草を老人に飲ませれば……
しゅ、しゅんげー草ですなあ……
一瞬で病気が治り、体力も回復するとか、この草って仙豆とかいう別称付いてたりしませんか?
そんなポーの心意気に感動したのか、老人は大喜び。
ポーが船の修理を依頼すると、大喜びで船着き場へと飛んでいきました。
おお、なんたる気前の良さ!
義理人情に厚い老人だったようです。
この時ポーは「神様のよう」とまで言われ、老人に感謝されたとか。
滅ぼす予定である人間の美しい一面を見て、心の中では何を思ったのでしょうか。
ああ、そういえばこんな情報もありました。
犬はマンジュウムごと食われたっぽいです^q^
化け物に食われるためだけに出てきた犬ェ……
「人間はガスで眠らせ冬眠中の食料にするが、動物はすぐ食っちまう」という特徴から、
前話で出てきたバカガエルのことである可能性が非常に高そうです。
あれと戦うことになるのか……
ポーは早速入手した船を使って、川を上ることに。
川を上った先には、一つの洞窟の入り口。
北にカラカスが見えることから、例の洞窟の別入り口なんでしょうねえ。
バカガエルを倒してマンジュウムを手に入れるため、洞窟内へ突入します。
おー、いたいた。
ご丁寧にも、スフィアたちは檻に入れられてるようです。
つーかこのカエル……獲物を檻にぶち込んでカギもかけれるとか……
何気に物凄く高い知性を持ってるのでは……
バカガエルはポーも食料にしようと思い、襲いかかってきます。
いつもの睡眠ガスを放ってきますが……
うっはあ!ロボタン高性能すぎ!
バカガエルは40~50%ぐらいの確率で睡眠ガスを放ってきますので、
攻撃頻度はかなり低かったりします。
まさにロボタン様々。
あ、そういえばポーの特殊能力でこんなこともできますよっと。
その他加速装置でポーを2回攻撃にすることもできますが、
3Tで効果が切れる上にポー自体はそんな攻撃力が高いわけでもないので、思ったより効果は上がりませんでした。
他人に使えたら、めっさ強いんだろうけどなあ……
この後無事バカガエルを倒し、マンジュウムを回収。
ロボタンは一足先に研究所へ帰っていき、ポーは牢屋に閉じこめられているスフィアたちをプギャーする作業に。
ここで、普段滅多に喋らないスフィアが口を開けます。
スフィア「待ってDr.ポー。あんた本当に人類を皆殺しにするつもりなの?」
ポー「そうさ!わしの息子のニコラは、罪もないのに馬鹿な人間共になぶり殺しにされた。
そんな愚かな人間共は、皆殺しにした方が良いのじゃ。
バカは殺さなきゃ治らん!」
殺せ!殺せ!人類など皆殺しじゃーーーっ!ウヒーーーーーーッ!」
「じゃあ、サンチャゴの人たちも……
あんたを助けてくれたあの娘さんやおばあさん、
修理工のおじいさんも殺してしまっていいというの?」
「うっ……
ハッ!き、貴様。何故それを!???」
やはりポーも、多少は気になっていたのかも知れません。
優しくしてくれたサンチャゴの人たちを思い出し、気の迷いが起こります。
そしてそれに追い打ちをかけるかのように、ミコトに取り憑いていた霊が、ここでようやく動き始めます。
ここから、ニコラが過去に起こった真実を説明し、父を説得しようとします。
まず一番重要なことは、ウイルスは漏洩ではなくデモクに盗まれたというところでしょうか。
研究助手としてニコラに近づき、ウイルスを盗んでイデアに渡し、
イデアが地球に散布したというのです。
さらに、ウイルスを漏洩させたのはニコラのせいだとデマを流したのもデモク。
あいつ、見た目がダサい割りに、やることはえっらい卑劣だなあ……
デモクの悪行はこれだけでは収まりません。
怒り狂った人々が研究所に殺到した。これは事実です。
しかし街の人々は、ニコラを守ろうとし、裏口から逃がそうとしたのでした。
妙に他人事だったのは、あのことを思い出したくなかったからだったのか、
昔の話で世代が変わってしまったからなのか、それはわかりません。
ここでもやはり出てくるのはデモク。
裏口から逃げようとしたニコラを殺し、研究所に火を付け、人間が全てやったように見せかけたのでした。
もはや非道・悪行を極めてるとしか思えません。
必至に説得を繰り返すニコラ。
まもなくニコラは地上での活動に限界が来てしまったのか、昇天してしまいます。
ニコラの想い……デモクを討ち、ノア計画を阻止することで応えさせていただきます。
ニコラの賢明な説得に心を打たれ、真実を聞かされたことでようやく我に返ったのか、
ポーが過去を悔やみ、一刻も早く装置を止めないといけないと叫びました。
なんでもノア計画とは、ポーの発明品で、地球の地軸を傾けるというとんでもない装置なのです!
その名も……
もう少しマトモな名前は付けられなかったんかい。
ここでノア計画の全貌がついに明かされます。
この装置を使って地軸を傾け、赤道の位置に南極を持ってきて、
南極の氷を溶かし、その水で陸地の殆どを海の底に沈めてしまう……
それが「プロジェクト・ノア」なのです。
本当に地軸が傾いたら、南極の氷が溶けるだけでは済まなさそうな気もしますが……
もはや装置は完成して、マンジュウムもデモクの手に渡っていることでしょう。
ポーは装置を破壊する決心を固め、牢屋のカギを開けた上で、スフィア達にも協力を要請します。
地球を破壊する発明家から、地球を救うための発明家へ転身した瞬間でした。
ついに始まった、人類滅亡へのカウントダウン。
スフィア達に残された時間は……あまりに少ない……!!
自分の背負う業を少しでも晴らすべく、ポーは急いで研究室へ向かいましたとさ……