みなさんこんにちわ。すふぃあです。
家族がどんどん殺されていくRPG、今日も始めていきます。
前回は、りんこの夢を見て主人公が跳ね起きたところまででした。
超能力の力を持って、彼女の危機を察したスフィア。
時間帯は深夜でしたが、そんなの関係ねえ!
家を出ると、丁度飼い主が戻ってくるところでした。ンマ1号は無事回復したようです。
ンマ1号も馬小屋から出てきて、なんと瞬間的にスフィアと仲良くなりましたとさ。
今は亡きペスとずっと一緒にいたから、自身の持つ超能力の力も相まって、動物と心を通わせることに長けているのでしょう。
すると、飼い主からビックリドッキリな提案を受けます。
えええええええええ?!
マジっすか! この馬って、赤兎馬に相当するレベルの名馬なのでは……
その理由は、この馬は信頼のおける人間を乗せて走るのが大好きなのだが、
飼い主は老齢のため、もうそれができない。
なので、それが可能なスフィアに託し、ンマ1号を思いっきり走らせてほしい、という想いなんだそうです。
確かにこの馬なら、崖を飛び越えることもできるでしょう。
りんこを助けるにはこれしかない。スフィアはこれを快諾し、ンマ1号と共に牧場を後にしました。
では、早速ンマ1号の性能とやらを皆さんにお見せしましょう。
こんな崖だろうと、この馬にかかれば……
ほいさ!この通り!
これでフクシマへ行くことができます。
とりあえずフクシマに来たはいいが、どうしたものか。
既にりんこも町長もおらず、どこかへ移動したのかしら。
ふむ、こういうときは情報収集。
しかし夜遅くなので、HP回復も兼ねて、休憩することに。
このゲーム、休憩と宿泊があるのですが、後者は半分のコストで、HPを半分回復させることができるのです。
そして昼に休憩を行った場合、夜になってます。
一応ダメージをリセットしたいけど、大したほどでもない、という時に使えますね。
というわけで、そこらにいたJKをとっつかまえて、情報をゲット。
西か……。急がねばな.
フクシマから、日本地図で言う諏訪湖(長野県)にある辺りで、湖のど真ん中に塔が立ってます。
勿論本物の諏訪湖にこんなものは立っておりません。
この理由だけで400kmを移動した町長とその部下。
あんたらどんなけSなんねん……
この疑似日本と、実際の日本は大きさが違うのかもしれませんが……
そして7分後にギロチンの刃が落ちてくるという、時間制限付き。
死へのカウントダウンが始まった瞬間、スフィアが塔に足を踏み入れたのは、偶然なのか必然なのか。
塔の最上階まで猛ダッシュ!急げスフィア!
こうしてカウントダウンは始まるのですが、
このタイマー、「戦闘中は時間が減らない」「コマンドを出してる時は減らない」というヌルゲー仕様になっており、
制限時間こそ7分となってますが、実際は25分ぐらいかかってます。
緊迫感を演出するという意味では失敗な部分かな……とは思ってます。
この塔でエンカウントする敵は2種類のみ。
お前この塔で何やってんねん。
見ての通り、何かに恥ずかしがってる女性にしか見えないのですが、こんなのが何人もいたりします。
この塔の中はさぞかし騒がしかったことでしょう。
そしてもう1種類の敵がこんなん。
こっちはキワモノすぎる……
一定の確率で首が黒ヒゲ危機一髪のごとくスポンと抜け、次のターンで自爆してくる、ヤな敵です。
自爆のダメージは約80点。馬鹿にできません。
耐久力もそこそこあるので、結構自爆ダメージ貰いました……
こうやって塔を登ってる時、町長は何をしていたのか。
なんてことはありません。町長はただのお漏らしマニアだったようです。
わざわざそのためだけに400kmを踏破する3人。おしっこに対する、只ならぬ執念を感じます。
スフィアの方はといいますと、宝箱を回収しながら地道に塔を登っております。
摩訶摩訶の時にもあったこの2重底宝箱、今回もバッチリ健在です。
宝箱は1回調べるだけじゃダメなんだよ!☆(ゝω・)v
故にウチは、全ての宝箱に対し、最低2回はチェックするようにしてます。
ちなみにここで手に入れたアイテムは黒チン。HPを最大まで回復するアイテムです。
しかし黒いヨードチンキかあ……
主成分に何が含まれてるのか、物凄く気になります。怪しい色素も入ってそうですね。
アイテムを回収しつつ、3分残った状態で最上階へと到達!
あっけにとられた町長や部下達を尻目に、颯爽とギロチンのスイッチを解除するスフィア。
その勢いでりんこも救出!なんとか命は助かったようです。
そしてJKの放尿プレイが見れなくて悔しがる町長。
逆上して化け物に変身し、襲いかかってきます。ここからボス戦になります!
これが変身後のビジュアルになります。うん、どう見ても人間辞めてますね!
とりあえずスフィアは火焔瓶を投擲。
攻撃力200と書いてあったので期待したんですが、与えられたダメージはたったの51点。
うーん……しょぼい!
ブーメランが固定ダメージだったので期待してたのですが、所詮はこの程度か。
ちなみに火炎瓶の下にある「カンチョー」というアイテム。用途は全く判りません。
塔の宝箱に入ってたりしてたのですが、どうやら町長はお漏らしだけでなく、スカトロにも精通してるようです。
もうやだこの町長……
そしてこの戦闘より、スフィアの超能力を解禁します。
流石に超能力なしで勝てる相手ではありませんからね。
ボス対策に念壁の能力を使用。これでスフィアとりんこの防御を上げます。
一方のボス(ジギルハイド)は、はりはりに何回か攻撃するも、全部避けられて、未だ被弾無し。
そしてここから、りんこの本気モードにスイッチが入りました。
目の前にいるのはは親の仇敵であり姉の仇敵。
手にしてる矢は思い出したくもない経緯で入手した、曰く付きの鉄の矢。
いろんな要素が噛み合い、クリティカルクリティカルアンドクリティカル。
なんと怒濤の3連クリティカル攻撃で、ジギルハイドのHPを一気に削り取ります!
その次の攻撃こそ通常ダメージでしたが、再び2連続クリティカル!
やばいこの娘……。りんこの本気恐るべし…………
▲本気のかけ声
しかしかけ声のせいで、緊張感あるボス戦にはならず。
脱力感溢れるなあ……
一定ダメージか時間経過が条件なのか知りませんが、
時折ボスのビジュアルが、上のように微妙に情けない姿になることがあります。
ボスの名前「ジギルハイド」から、おそらく2重人格なのでしょう。
ジギルモードの時は攻撃の手が緩いのか、それとも防御モードなのか、よくわかりませんでした。
なんでかと言いますと、ジギルモードにしてもハイドモードにしても、ここまで攻撃を1発も食らってないからです。
りんこやはりはりに攻撃をしかけてくるも、その全てを回避する1人と1匹。
りんこに復讐の神が取り憑いているぅぅぅぅぅ!!
戦いは十数ターンに渡って繰り広げられましたが、その攻撃が届くことはありませんでした。
そして、この戦闘でりんこの8回目のクリティカルが決まった時、ついにジギルハイドが倒れ伏しました!
お父さん……お母さん……お姉ちゃん…………仇は、取ったよ…………
戦闘が終わると、ジギルハイドもとい寺切町長のスーパー懺悔タイム。
どうやらこの人、人間状態から既に二重人格だったらしく、
影で悪いことをやりつつも、一応表向きはいい町長として善政してたようです。
そのうち二重人格を自分でも制御できなくなり、ついには魔物化してしまったとか。
おい、何勝手にいい話にしようとしてるんだ。
この町長は、自分自身が制御できなくなった時点で、人前から去るべきだったと思います。
病院で看て貰ったという話も一切聞きませんでしたし。
なるようになれの考えで結果、私利私欲のために殺人を行い、りんこや姉へのフォローも一切無し。
ぐうの音も出ないほど畜生という事実は、何も変わりません。
ただそれであったとしても、望まぬ病気にかかってしまったという点だけは、まだ1mmぐらいは同情の余地があります。
このゲス2人はどうしたらいいでしょうか。
ある意味、りんこの真の仇敵はこの2人かもしれません。
この場でトドメを刺しても、誰も文句は言わないでしょうが……
モンスター化した町長は仕方なしにしても、こいつらに流れてる血の色はともかく、見た目だけは普通の人間。
どんなに屑であろうと、手を掛けるにはためらいがあるでしょう。
元来た道をふさいでる邪魔な2人を放置し、スフィアとりんこは別ルートを使って塔を下っていきます。
塔を駆け下りたスフィアとりんこ。
りんこは今フクシマに戻れば、それなりに普通の生活を送ることができるでしょう。
しかし、もう帰っても姉はいない……。
友人もいないので、戻る理由が消えてしまったのでした。
そんなりんこが下した決断は……
こうして、スフィアの長き旅の力になってくれる人が1人増えました。
彼にとって、人生で初の友人。もしかしたら、りんこから見てもそうだったのかもしれません。
スフィアは頼もしき相方を得て、再び長崎へと向かいます……