みなさんこんにちわ。すふぃあです。
必殺技がいうほど目立たないRPG、始めていきます。


前回は…………最後の方に何があったか覚えていませんねえ。
気がついたらパスカル博士の救出に成功しておりました。なんでやろなあ。




ここから誘拐のおかわりが来たら、流石にソフトぶん投げ案件になるところでしたが、
流石にそんなことはなく、世界科学者会議へ向かうとのことです。
主人公たちを置いて先行で行ってしまったようですが、大丈夫なんでしょうか。




流石誘拐のプロだ、面構えが違う。


とりあえず世界中の科学者が集まってわかったこと。


①ミジンコ病は現代科学を以てしても治せない
うん、まあそりゃそうだろうね。むしろ治せたらビックリだ。
ミジンコのような単細胞でありつつ、しかし会話が出来るレベルの知性は残ってる。
最早DNAレベルで別の生物ですからね……
シナリオの都合と思ってはいけない。


②今回の黒幕は、マカマカ団首領のマカマカ博士だということ
プレイヤーはオープニングの段階でわかっていたことですが、
主人公目線では初めて聞く情報になります。
世界中の科学者たちが集まっても治せない病気を引き起こした原因として、彼の名が挙がってくるあたり
認知度が高く、才能も非常に高く評価されているということが伺えます。
それと同時に「彼ならいつかやると思ってました(意訳)」と認知されていることも……

とある科学者曰わく、彼は「超天才」と言わしめる程の頭脳を持っていたのですが、
運に恵まれず、才能を開くことができなかった、とのことです。
若い頃は素直な青年だったとのことですが、これが所謂闇堕ちってやつでしょうか。
俺の才能が認められないこんな世界なんて滅ぼしてやる!!みたいな感じで。


マカマカ博士の動向までは掴めておりませんが、そのルーツとなる場所は掴んでました。
それは「アトラス山」と呼ばれる場所。そこで1人研究をしていたのだそうです。
勿論、世界を恨んだ研究者が引きこもる様な場所なので、ポンといけるような場所ではありません。
主人公の故郷・ふるさとタウンの西にある港町から、船を使って移動する必要があります。


しかし、ここはふるさとタウンから大きく離れた場所。
ここから戻るだけでも結構大変なのですが、一体どうしたら。




クッソ優秀で草。

マカマカ博士が異常なだけで、ここに集まってる人たちも相当やばいですねえ……
気軽に移動出来るロケットとか、未だ現代でも開発できてないのに。


さて、その港町に行く前にひとつやっておきたいことがあります。
ふるさとタウンに、どうもさくら用の強力な防具が眠ってるとのことで、探りを入れてみることにします。

本作には「鑑定」というシステムがあります。
一見なんの変哲もないアイテムだけど、鑑定士に見せることで「隠された真の性能が判明する」タイプのアイテムがあるのです。
そのアイテムの場所とは、さくらの家にある宝箱。
普通に開けると薬が出てくるだけなのですが、なんとこの宝箱もう1回調べる事ができます。
実は二重底の宝箱であり、こっちが本命だったという。

二重底の宝箱に鑑定システム。
バグゲーという面が際立ってしまっている本作ですが、
こういうユニークな要素もあり、「クソゲー」の一言で片付けてしまうには本当に惜しいものがあります。


割と隠し要素っぽいこのアイテム。
その性能とは如何に。




?!

チェインドレス  DEF+42
ぱわぁどドレス  DEF+100 ATT+50 SPE+50
      属性耐性:炎3・氷3・雷3 バッステ耐性:毒・猛毒・風邪・麻痺



ヤケクソみたいな性能で大草原。



比較対象がないと、この強さがわかりにくいと思います。
他パーティのステータスと比較して見ましょう。




さくらのDEFは主人公と比べて70ほど高いです。
つまり物理ダメージが主人公より70点低くなります。




いろんな意味で際どいこのスロー男なのですが、攻撃力が180弱くらいあります。
主人公が喰らうと大体60ダメージ。マサやウルウルボーイが喰らうと90ダメージくらい。
そしてさくらは1ダメージです。









当然ながら、一番攻撃を受けやすい先頭を彼女に任せることに。
古今東西、ヒロインが強いRPGは割とよくありますが、
メタルスライム化するヒロインはあまり見ないと思います。
ただメタルスライムの宿命として、クリティカルを被弾したら痛いのは変わりません。
攻撃力分ダメージが上乗せされますので、流石にさくらの防御といえど抜かれてしまいます。
まあクリ被弾したら即死するウルウルボーイに比べたら全然平和なんですけどね。



装備も調えたところで、ふるさとタウンから、モンテシカゴの町へ移動します。
この街は闘技場があるらしいですが、入れないです。
ギャングが町を支配しているらしいですが、今は関係なさそうです。
今関係があるのは船。他の大陸にいけるだけの船です!

そこからさらに移動して、港町サンポートに到着。
船に乗りたいのですが、占い師曰わく「船に乗らない方が身のため」とのこと。
とはいえ、これ以外で現状選択肢がないので、危険を覚悟で向かうことに。
色々話を聞いていくと、どうもマカマカ団の一員がいるとのことですが……




こいつがマカマカ団が1人・はりてババアです。
その名の通り、張り手が強力です。
あまりに強力なせいか主人公が一撃で戦闘不能になります。
主人公君……


しかし、彼女のストロングポイントはそこじゃないです。




はりてババアのビンタを喰らうと、なんとデカ顔になります。
え、わかりにくい?
比較画像を用意したので、ご査収ください。


▼before▼after



このデカ顔になるデメリットは何かというと、顔の大きさが横1スクエア以上の幅を取るので、
1スクエア分の道しかない船への細道を通行できなくなります。
誰かが船を操作してこっちに乗ってきて貰うという手もあるだろと思ったのですが、
シナリオの都合上それは認められないみたいなので、仕方なく主人公を直す方法を考える事にします。
まずは病院へGO。

……といっても、はりてババアって明らかに主人公たちを警戒して派遣された奴だよなあ……
となれば……




ですよねー
当然、それ相応の対策もされているわけで……
それなりにマカマカ団をなぎ倒していた主人公より強い人間が医者やってるはずもなく。
さあ、どうしたものか……


町で情報収集をしていると、どうもドンブリ君なる謎の人物がいて、
その人が知っている「ラーンの聖水」なるものをぶっかけると戻るらしいです。
前例があるということは、誰か試した人がいるってことなんですかね……
珍しいメロディを好むそうなのですが、現状それに相当するものは持ってないので一旦諦め。


先ほど立ち寄ったモンテシカゴに到着。
ここの闘技場には「金のフルート」というアイテムがあって、チャンピオンになれば貰えるとのこと。
ただここは普通の闘技場ではないため、ギャングの長であるマイケルという人物の許可が必要なのです。
うーん……ダメ元で行ってみるしかないか。





緩いなこのギャング団。
基準がひでえ!!
しかしこのチンピラ、親分が「はりてババアに負けた」ということを暴露しちゃってるんですけど、
マイケルの面子は大丈夫なんでしょうかね……




え、ええ…………
一応このマイケル、実はネームドキャラなんです。説明書に載ってるんです。




割と渋めのキャラです。
一番下の文章を見る限り、マカマカ団に対して明確な敵意を持っていることが伺えます。




いや、単に顔がでかいだけなんですが。

敵意を持ってる理由って、どう考えてもこれですよね……
「ギャング団のボスがはりてババアに負けてデカ顔にされました」とか、恥ずかしくてなかなか言えるモノじゃないです。
いや、表の門番がベラベラ喋くってる気がしますけど。


ただデカ顔同士で何かが通じ合ったのか、地下闘技場への挑戦権を手に入れることができました。
デカ顔を治すことができるなら、マイケルにとっても利がありますしね。

現在の地下闘技場のチャンピオンは「おにくまラッド」という人物です。
これをタイマンで倒す必要があります。1vs1ですね。
勿論こっちはタイマン最強のさくらを立てます。





筋骨隆々、ヤク中疑惑が立ちそうな顔。まさに地下闘技場のチャンピオン。
後は能力が十分伴っていればいいですが……


おにくまラッド ATT:140
さくら     DEF:186

※本作のダメージ計算式はアルテリオス計算式です。




かなしいなあ。


というわけでおにくまラッド君、3ラウンドでKO!
見せ場皆無で可哀想でしたね。
これ地下闘技場の観衆たちは、どんな目で彼を見ていたのでしょうか。




なんか池のようなものがありますね。
ここで、先ほど闘技場の戦利品として手に入れた金のフルートを吹くそうです。
この湖の中から、女神みたいなのが現れたりするのでしょうか。








そっち?!

この人(?)、地面に埋まってた気がするのですが、
普段は穴の中で過ごしているのでしょうか……
頭の中に溜まってるのがラーンの聖水とのことで…………
こんなので元に戻っちゃっていいのだろうか。


顔が元に戻ったので、サンポートに舞い戻って参りました。
ボートにようやく乗れるかと思ったら、今度はエンジンが壊れて動かないと言われました。
肝心な時に役に立たねえなあ……
次はこのエンジンの修理のお使いイベントかしら。




はりてババア、空から颯爽と登場。
お前どうやって空飛んでるんや……。鳥じゃないんだから。
このはりてババアが、直接主人公たちを倒すために襲いかかってきます。


で、このババアなんですが、攻撃力340という凄まじい火力をもっております。
これがどれくらい痛いかというと、さくら以外が被弾したら即死です。
さくらでも200近いダメージを貰うので、2撃目は耐えられません。
流石はマカマカ団のネームドボスといったところでしょうか。
ただHPはそれほど高いわけじゃないので、多少の犠牲は覚悟の上でガンガンいこうぜするのが上策です。


メタルさくらに全部攻撃がきたので、戦死者ゼロで無事済み、
はりてババアを撃退できました。
本当に彼女の存在がありがたいですね……
一方ではりてババアさんは、「薬を恵んでください」と土下座を始めました。
このムーヴで思い出すのは、星皇十字剣を食らい、逃走中クロコダインにエンカウントしたザボエラそのものなんですが、
仮に逃げたとしてもまた次撃退すればいいだろうということで、見逃してやることに。




そういって逃走を図ろうとしますが……
地球上にはこんな言葉があります。


いんが‐おうほう【因果応報】
仏語。前世あるいは過去の善悪の行為が因となり、その報いとして現在に善悪の結果がもたらされること。

(小学館 デジタル大辞泉より抜粋)



逃げようとしていた矢先、空飛ぶカモメがババアにアタック。
その一撃でバランスを崩し、船へと落下!!





そして船とフュージョン。


「おお!これはオール代わりに丁度いい。これなら海を渡れるだろう。さあ、乗りなさい・・!」


正 気 か オ ヤ ジ 。