みなさんこんにちわ。すふぃあです。
いろんな意味でウルトラなRPG、今日も始めていきます。


前回は溶岩の手前まで行きました。
ウルウルカーを使うことが前提となっている場所に足を運ぶことになるわけで、
これを使って移動を開始していきます。
前回でも少し述べた通り、「1回方向キーを押したら、キーを離してもその方向に進み続ける」
「障害物に当たったら強制エンカ」という仕様があるため、ちょいと癖はありますが、
そこさえ気を付ければ、ランダムエンカウントを回避出来るので、快適ではあると思います。
何時でも車から降りることはできますからね。




溶岩エリアをあっさり通過。
ウルウル一族は空を飛べるので、シナリオの都合以外でどういう想定でこの車を作ったのかは不明ですが、
地球との距離感が近いので、人間形態の時に使う目的で作らせたのかもしれません。
この洞窟でウルウルボーイが修行しているというのですが、一体どんな修行をしているのでしょうか。





か、仮面ラ●ダーさん?!


まだ緩やかな時代だったといえばそうなんですが、
ウルウルマンよりもさらに露骨な気がするのは、ツッコんだらいけないところでしょうか。
ちなみに3人とも修行相手とのことで、別に3人囲ってタコ殴りにしてるわけではありません。
流石の彼も1vs3じゃ分が悪いのか、一方的に殴られてるみたいですが……


主人公が近付いたところで修行が終わり、ウルウルボーイと会話する機会を得ました。
事情を話すと、一緒に付いてきてくれることになりました。
ただ肝心のシュパパ光線は習得できてないらしく、まだ半人前であることを伺わせます。
曰わく、「多くの試練の末に身に着けることができる」とのことです。
正義感は強そうなので、先ほどの修行もシュパパ光線を習得するためのものだったのかもしれません。


ウルウルボーイが一通り話し終えると、タイミングを見計らったかのように
一羽の鳥がやってきて、ウルウルマンからの預かったという手紙を読みます。
その内容とは……


「ウルウルボーイよ!シュパパ光線を伝受するため最後の試練を与えよう!
ウルウルタワーに住み着く魔人を退治せよ!
魔人を倒した時、お前は一人前のヒーローになれるであろう」



ふーむ……
ウルウルタワーに住み着くということは、昨日今日で占拠したというわけではないようです。
しかしウルウルボーイが特別驚いた様子はないことから、伝説の存在というわけではなく、
ウルウル星に対して甚大な危害を与える存在でもないようです。
そして主人公がウルウルボーイと接触したタイミングでやってきた手紙。
色々出来すぎた話のような気もしますが、わざわざウルウルカーを与えるくらいには主人公に期待をかけていたわけですし、
元々修行はある程度出来上がっていて、来るべき時を待っていたのかもしれません。


さて、ウルウルボーイの能力ですが、一言でいえば「器用貧乏」タイプです。
攻撃力はそこそこありますが、あくまでもそこそこ程度であり、主人公やマサに比べると劣ります。
変身による特殊攻撃もそれなりの火力を有してますが、主人公やさくらと比べて特別に強いという程でもないです。
但し変身攻撃は雷を中心に炎・氷を携えており、ありとあらゆる盤面で腐ることはないです。
逆に言えば、特化した能力がほしいときには見劣るする……
そんなところでしょうか。


ウルウルボーイの修行してた洞窟を探索すると、装備品がいくつかあったのでそれを回収。




ここが次のフロアでしょうか。入ってみましょう。




〈 ´゚д゚`〉


元来たところと違う穴に入ったハズなのに、何故ウチは今入り口にいるのでしょうか……
考えたら負けでしょうか……



▲前回のハイライト


よし、考えたら負けだな!!



閑話休題。
ウルウル星に戻り、ウルウルタワーへと移動します。




最初来たときは情報を十分集めてなかったので向かわなかったのですが、
この正面にある道が、ウルウルタワーへの道なのです。
ウルウルボーイを仲間にする前だと、「ウルウル一族は通さん!」と言われて追い返されるそうです。

しかし、ウルウル星人にとってこんな身近にある建物なのに、
魔人が住み着いているという割には驚いた素振りを感じません。
塔の前に立ってる人にしても、「おお!これはウルウル一族の方!どうぞ!お通りください!」という、緊張感ゼロの台詞なんですよね。
一体なんなんだろう。


ここからウルウルタワーを登っていきます。
ただダンジョンの作りはシンプルで、迷う要素が殆どありません。
まあ元々ダンジョンにする目的で建造されたわけじゃないので、当然といえば当然ですが。

そして頂上へと到着。
ウルウルマンの言ってた「魔人」とやらが待ち構えています。




ワガママだなお前!!

ま、まあだからウルウルボーイに討伐を命じたのかもしれませんが……
主人公たちだと、この塔に入ることすら叶わなかったわけですし。
ただこの魔人、HPが325しかないんですよ。
特段強いとは思いませんが、それでもウルウルボーイなら討伐する価値がある……といったところでしょうか。
やるぞ!やってやるんだ!!




という意志は3秒で砕かれました。


こ、これがウルウルタワーに巣食う魔人なのか……?
限りなくひょっとこに似た何かを被り、謎のトゲ付きアーマーを装備した魔人……
そしてそれを正面から見据え、涙を流しながら構えるウルウルボーイ。
ウチは一体何を見させられているんだ。


とはいえこの魔人、先ほどHPは325と書きましたが、実は「バリアー」という技を持っており、
これを張られると3ターンの間攻撃が通らなくなります。
そんなチートな技使われたら勝ち目ないやん、と思うかもしれませんが、
切れ目なく使ってくるわけじゃないので、切れたタイミングで攻撃をしかければ着実にダメージを与えられます。

魔人の使ってくる主な攻撃は、2種類の電撃攻撃です。
「耐電バッチ」を事前に調達していれば、楽に戦うことができるでしょう。
装備さえ調えていれば、初期レベルであるLv12でも勝ち目はあります。


………………電撃?
そういえば、ウルウルボーイの得意技って電属性だった記憶が…………
…………もしかして???





というわけで、魔人の正体はウルウルマンでした。
いろんなフラグがビンビンに立ってましたし、話がうまく進みすぎてましたしね……

では、何故彼がウルウルボーイと戦わなくてはいけなかったのか。
シュパパ光線は色々纏めると一子相伝の技みたいなもので、
親と子が激しい戦いを繰り広げていくうちに、習得される技らしいのです。

色々考えましたが、ウルウルマンは自らの寿命が近付いていることを感じていたのかもしれません。
あの酔っ払い親父に変身していたのは、昼行灯を装っていたのか、
あるいは死が近付いてきていたのにも関わらず、ウルウルボーイを託すのに相応しい人物がなかなか現れなかった現実に対する苛立ちを隠す為だったのか……
最早今となっては知るすべもありませんが。


ウルウルマンは全ての力を使い果たし、シュパパ光線をウルウルボーイに伝受して息を引取ります。
彼が今までどれほどの命を救ってきたかはわかりませんが、
宇宙のヒーローと言うからには、その名にふさわしい立派な生涯だったのでしょう。
今までお疲れ様でした。どうか安らかに……



悲劇的な戦闘を終えた後、早速シュパパ光線の威力を試してみたいと思います。
戦闘中に使用出来るみたいですからね。
さあ、どれほどの威力を持っているのか!!シュパパ光線発射!!!










よっわ



しかもなんか自傷ダメージ喰らってるんですよね……
これが敵に与えたダメージから計算されてるのか、ウルウルボーイのHPから計算されてるかは不明ですが、
何にしても、代償を払ってまで使いたい攻撃かと言われると……


・参考比較、主人公の攻撃






……………………





一応フォローしますと、ウルウルボーイはLv15で炎属性・威力80の横一列攻撃という変身技を覚えます。
但しコストとしてTP9を消費します。
一方でシュパパ光線は威力60でHP12消費。
回復するためのヒール(HP40回復)はTP3消費なので、TPから見るコスパは案外悪くないです。
今後威力が成長してくれるなら一考に値しますが、
残念ながらこれ以降使うことがなかったので検証終了です。


あともう一つ、ウルウルボーイに悲しみの出来事があるのですが……




以前、「移動中に使う変身技は、主人公の技しか選べない」ということをお話ししましたが、
ウルウルボーイに関しては何故か適用外で、アイスしかないウィンドウとなっております。
移動中に使えない技やんけ!!!


もう少ししっかりデバッグしてもバチは当たらんと思うんですがね……





ま、まあシュパパ光線の本来の目的は、氷漬けになった科学者たちを救出することでした。
シュパパ光線の威力問題に関しては、今後ウルウルボーイがなんとかしてくれればいいという話で一旦据え置き。
目の前の人間たちを救出出来れば、ウルウルマンも浮かばれることでしょう。多分。

忘れかけていたパスカル博士もようやく救出出来るかと思いきや、
落とし穴でピンポイントに落とされるパスカル博士!




意外に余裕あるじゃねえか。


ただ、ピンポイントにパスカル博士を連れ去っていく辺り、
マカマカ団側も彼がキーとなっていると認識していいでしょう。
やはり今後の物語を支えるのは、パスカル博士なのだろうか。




勿論これだけでは終わらないマカマカ団。
こういう時の為に備えがあります。悪の芸術品と銘打つ兵器「デカイケン」が。
狂気の悪魔が、主人公たちの前に立ちはだかる……!!!









…………………………





あ、ああ……こいつか…………
グーグル検索とかで「摩訶摩訶 CM」とかでググるとこいつが出てきます。
つまり、ある意味摩訶摩訶の看板キャラなのです。これが。

このデカイケンですが、看板キャラなだけあって強いです。
攻撃力が270とめちゃくちゃ高く、HPの低いウルウルボーイが喰らうと一撃で戦闘不能まで持っていかれます。
そしてこいつの最大の武器が「誘惑」であり、これを全体にばら撒いてきます。
誘惑をばら撒く。つまりこいつは女扱いということです。
え、ええ………………
そしてこの誘惑に負けて鼻の下を伸ばすダメ男トリオ。



このゲームをプレイしてて、初めて心が折れそうになりました。
さくら……お前が唯一の心の癒やしや…………