みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
全23話に渡ってお届けしました黄昏のオード、如何でしたでしょうか?
後はこのゲームに関するエピソードとか総括などを語りたいと思います。


今回は久しぶりに皆様からリクエスト募集をかけました。
割かし最近は過去の拍手やBBSの中で挙がったタイトルの中から決めていましたからねえ。
そして見事プレイゲームの座を射止めたのが、この黄昏のオードというわけです。
決め手ですか?そりゃ勿論このゲームが非常に香ばしかったからですよ。


なんでもこのゲーム、筆者のとあるリアル友人が17年前に購入を検討していたというゲームだったらしいのです。
購入には至らなかったものの、それなりに面白そうなゲームであると、本プレイ日記の連載前までは思っていたそうなのです。
というわけで、筆者は見事友人のドリームをブレイクしちゃいました☆(ゝω・)v
はっはっは、現実を見ることも大切だよワトソン君。

ちなみにプレイ日記執筆終了後、ディスクはその友人に送りつけました。


【評価点】
・キャラデザは全体的に良い
・大天使ジョーイ様

【問題点】
・超展開満載のシナリオ
・魅力的なキャラがほぼ皆無 (特に最後までキャラクターが固まらなかった主人公)
・主人公のジャイアンリサイタル
・ストレスの溜まる戦闘
・ストレスの溜まるエンカウント率
・ストレスの溜まるBGM
・ストレスの溜まるギルドシステム
着火剤の存在


他にも捜せば色々ありそうですが、これくらいにしといてあげます。
まあつまるところほぼ全部と言ったところですね。


特に筆者の最重要評価ポイントであるテンポの悪さは致命的な要因と言っていいでしょう。
普通のゲームは戦闘終了後、何歩かエンカウントしない歩数が設定してあったりするのですけど、
本作は普通じゃないので一歩エンカもザラにあります。
実際プレイしてると「ドンドンドン!(絶望)」がずっと脳内に焼き付いてきます。

また、戦闘における命中精度も非常に悪く、全体を通して見ると70%にすら届かないんじゃないかと思われます。
稀とはいえ4人全員が外すケースもあったので、非常にストレスフルな戦闘が味わえます。
良かったといえる点は、70%も命中率がある「かみなり」って優秀な技だったんだなと再認識できることです。


もうひとつの致命的な欠陥は、ギルドシステムです。
自由に仲間を編成できるという点を売りにしておりましたが、
4人全員が固定加入で傭兵強制解雇イベントがあるのは、皆様もご存じの通りです。
結局のところ誰1人望んだ仲間を最後まで連れて行くことができないという点で、
設定詐欺と言わざるを得ません。
その固定加入キャラに魅力があればまだ良かったのですが……
着火剤、お前は未来永劫許さないからな。  


一周回って腹筋を破壊するレベルのデスボイス魔法や、キャラクターデザインなど、
見るべきものが全くなかったわけではないですが、
欠点部分が悉く筆者の逆鱗を殴りつけてくるものばかりであり、
ユニークゲームとしても看過できない作品となってしまった、というのが正直な感想です。
同じ低クオリティゲームでも、アンシャントロマンはまだ笑いながらプレイできたよ……


さて、次のゲームタイトルについてですが、流石に普通のタイトルをやりたいと思います……
まあ実は何をプレイするかは大体決まっているんですけどね。
第1話の発表は7月上旬を予定しております。お待ち下さいませ。


それでは皆様、また次回の作品でお会いしましょう。



筆者評価:G