みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
今日もオードっていきたいと思います。ほひー……


さて、前回はフィデレ(以降「着火剤」が仲間に入ったところまででした。
どうしてこうなったのか。少しだけ時間を巻き戻してみましょう。






ロミーを連れ攫ったドドルという怪物は、かつて洞窟に幽閉されていました。
それを、どこぞの輩が封印を解いてしまったため、現在ロミーを連れて逃走中とのこと。
問題はここからで、ドドルの逃走先である「禁断の山脈」は、先ほどの洞窟内にある「開かずの扉」を開かないといけないのだそうです。
誰が出来るのかとリュッケルトが聞き返したところ、出てきたのがこいつというわけです。






イラッ


というわけで、この着火剤が仲間になりましたとさ。
ただ、やたらとリュッケルトにベッタリなこの着火剤。
アイリスはよほど気に入らないのか、「ここで調べたいことが出来た」と言って、勝手にPTを離脱しやがりました。
まあ、さくら(摩訶摩訶)と違って、そう大した戦力になってはいませんでしたがね……
それでも一応ライオネルが抜けて物理火力がナンバー1だったわけですから、チクリと刺されるくらいには痛かったかもです。






イラッ


とまあ、脳みそは致命的なレベルでの欠陥を抱えてるこの着火剤ですが……
意外にも戦闘力はそれなりにあります。
こちらが彼女のステータスになります。






魔法使い系キャラであるため、筋力は低い(トラビスの2/3くらい)のですが、
初期装備である炎の杖が何故か攻撃力170もあるため、攻撃力に関してはダンチでパーティ1です。
また、敏捷力もかなり高めで、体感命中率がなんと80%以上!
命中率が75%超えたら優秀な部類に入るこのゲームにおいて、80%オーバーは特筆すべき部分です。


また、特殊能力は「ファイヤーボール」の魔法で、この攻撃は必中です。
火属性を持つ固定ダメージで、威力はレベルと共に少しずつ上昇します。
初期レベルだと、270点固定になります。


ただ困ったところもありまして、リュッケルトにべた惚れしてるせいか知りませんが、
HPの低い魔法使い系なのにも関わらず、頼んでもいないのにリュッケルトに対する攻撃を庇います。
さらに着火剤自身は逃走もするので、知らない間にHPがデッドライン近くまで来てて、あっさり逃走……なんてこともあります。
逃げなくて敏捷力の高いキャラが1人いると、着火剤のケアが楽になるでしょう。


しかしこいつ、スカートがえっらく短いですなあ……
ちょっと走るだけで見えてしまうのでは、コレ。
まあこいつの脳みそから考えるに、きっと下半身もゆr(以下削除)



回復アイテムなどで状態を整え、早速出陣します。
洞窟を進んでいくと、扉で閉ざされた箇所を発見します。
ぱっと見は変哲も無い扉ですが、人力で明けるのは不可能。
おそらく魔法のような力で閉じられているのでしょうね。


早速意気込んで開封を試みる着火剤…………ですが、



    


………………


鷹の孫は鳶だったようです。
色々やってるうちに扉は開きましたが、凄くマグレ感が否めません……
下手な鉄砲も数打ちゃ当たるってか。なんだかなあ。


この扉をくぐり抜け、さらに森林を抜けると、城のようなものが見えてきました。
こちらが「ドドルの塔」と呼ばれるダンジョンになります。






扉は堅く閉じられていましたが、ここはウルフとその部下達が活躍します。
力ずくで扉をこじ開け、3人は勝手に塔の中に入っていきます。
おーい、お前ら勝手に動いて大丈夫なんか……?
まあ、この世界は自分勝手な輩が多いので、今更これくらいは驚きませんが。



塔に入っても、相変わらずの着火剤クオリティを発揮します。



  着火剤「右!」

  リュッケルト「本当に?」

  着火剤「じゃ左!」

  トラビス「おいおい、大丈夫か?」

  着火剤「じゃ真っ直ぐっ!」

  リュッケルト「…じゃないみたいだな。」




こいつ、行動の全てが行き当たりばったりですね。
ああ、ウチもこいつみたいに気楽に生きられたら、どんなに楽なことか……
中途半端に存在する魔法の才能が泣いてるぞ。


さて、この塔なんですが、アンデッドがうようよしています。
ゾンビという敵が登場するのですが、たまーに6体同時に登場することがあります。
ダメージはそれほど痛くないのですが、耐久力がかなり高く、物理火力の高い着火剤でも4回殴らないと倒せません。
故に、ターンアンデッドの魔法を使うのですが、この魔法命中率がかなり悪く、6体相手にかけて、昇天したのが1体とかいうこともありました。
ああ、命中率が欲しい……






こんなものを見つけたりとかして、トラビスの火力もなかなかのものになりました。
但し命中精度が60%程度なので、あんまりダメージソースとしては期待していません。
性格・素行に重大な欠陥があろうと、着火剤の火力に頼らざるを得ない構成だったりします。
ドロシーは不遇にも武器の攻撃力が低すぎて、全然火力になっていませんからね……


あ、ちなみにこのゲームなんですが、1つのダンジョンにつき敵は2~3種類しか出てきません。
色違いを除いた敵キャラは、一体何種類なんでしょうかねえ……
時間がなかったのか低予算ゲームだったのかは、定かではありません。
このドドルの塔でも、雑魚は2種類しか出てません。手抜き感溢れる作りになっております。


この2種類の雑魚をかきわけながら進んでいくと、先行していたウルフを発見します。






お供2人は何処へ消えた。


このフロアは石になった人たちが沢山いまして(町の人が石になったという話は特に聞いておりません)、
その中にロミーが混じっているとのことです。
ウルフは意気込んで、奥にいるであろうボスの所に単身で突撃しますが……



 


当たり前のように返り討ち。残念でもなく当然。
しかしこのドドルという怪物、どんな姿してるんでしょうか……
このドット絵だと「わけのわからない生物」という印象以外、何もないのですが……
まあ昔の英雄が封印したというくらいですから、実力は相応にあるのでしょうけど。


ここで着火剤が、祖母より教わった封じの呪文をドドルにかけようと試みます。
もし封印できたら、評価を1°くらいは変えてやろうと思っていましたが……






やっぱり所詮は着火剤でした。
本当に役にたたねーなお前は。


そんな着火剤を見てドドルは「自らが手を下すまでもない」と判断し、
部下のガンドという怪物を呼び出し、リュッケルト達の相手をさせます。






たかが部下と侮るなかれ。
こいつはかなり耐久力が高く、HPは確実に2000点を超えています。
しかもヒーリングの魔法(回復量500点)も習得してるため、簡単には倒れてくれません。
まあ、一番長期戦になる理由はこの4人がことごとく攻撃を外してくれるからなんですが。
特にトラビス、お前やる気あるのか?


っと、紹介が遅れましたが、ここでトラビスの必殺技についても触れておきます。
彼の技は「強者の弓」。自分で言うか?
相手の防御を抜いた後のダメージが2倍になります。
但し必中ではないため、トラビス自身の命中率の低さも相まって、なかなか決まってくれません。
着火剤は命中率が高く、かつファイヤーボール自体もなかなか優秀なので、こっちはダメージソースとして十分期待が持てます。


ガンド自身は耐久力も大きな武器ですが、もう一つ、マッドサンドという全体攻撃魔法を使ってきます。
PT全体に200点近いダメージを与える魔法で、積もると結構きついです。
なんせこのゲーム、回復アイテムには困りませんが、PT全体を一度に回復させる手段は極めて乏しいため、
一度にドカッと受けると、耐性の整え直しに1T費やさないといけません。
回復アイテム自体は優秀なので、きちんと1人1人回復させれやれば、全滅ということはまずないんですけどね。


5分以上に渡る戦闘の末、ようやくガンドを撃破しました。
味方がもっと的確に攻撃を当ててくれれば、もっと早く終わったんですけどね……
お前のことだよトラビス。






ドドルは意味ありげなことを呟きながらも、自身の名を冠する塔を破棄して、撤退していきました。
いずれ戦う機会もあるでしょう。それまでその命は預けておいた!


で、問題はウルフなんですが、






あーあー良かったわねー。そのまま氏ねばよかったのに。
本来進む道とは全く関係ないところでトラブルが起こり、それに巻き込まれるリュッケルト。
あれですか。天性の運の悪さを備えているんでしょうかこの人。






この台詞を吐いておきながら、3秒後には2人だけでとっとと退散していきやがりましたとさ。
やっぱり助けない方がよかったかなー。ウチがあまりにも報われない。

なんでこのゲームは「助けてあげられて良かったなあ」と思わせるようなイベント作りができないんでしょうかね。
あまりに登場人物の身勝手な行動が目立ちます。出てくる人たちが皆トラブルメーカーなのは勘弁して下さい。
つーか、この部屋に大量に安置してあった他の石は何処へ消えた。


もう助けた人物だけがすたこら帰って行く展開も見飽きたので、
傷ついた体を引きずりながら、えっちらおっちら塔を降りていくリュッケルト達。
あー、なんて面倒くさい……
塔を抜けたら森に洞窟に森に……先が長いなあ。











ぷち












だったら最初からそれ使えやボケエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!