
みなさんこんにちわ。お久しブリーフなすふぃあです。2011年もよろしくお願いします。
第10作目の今回は、本プレイ日記の柱とも言うべきケムコ三部作の続編「シャドウゲイト64」をお送りします。


後悔しても遅いです。
それでは、毎度恒例・本作のストーリーです。
無駄に長いので、流し読み程度でいいと思います。
辺境の王朝カルトゥーリンと邪悪な魔王ワーロックロードとの間に壮絶な戦いがあった。
ワーロックロードの魔力は強大で、カルトゥーリンの討伐軍は一度窮地に追い込まれる。
劣勢を挽回したのは王国筆頭の魔法使いラクミールの開発した魔法の杖だと伝えられている。
激しい攻防が繰り広げられた後、英雄ジェイルとラクミールは杖の魔力で、
ワーロックロードをシャドウゲイト城の地下深く封印することに成功した。
その後、功労者の大魔導師ラクミールはカルトゥーリン王となったジェイルに重用される事となる。
ごうしてカルトゥーリン王国はは強大な魔法国家として発展していった。
幾年もの時が流れた。王ジェイルが逝きラクミールも老いて強大だった王国の力にも翳りが見えてきた。
ラクミールは後継となるべき人物を見いだすことができぬまま、最期の時を迎える。
こうして有能な救国の士が次々と永眠していくと共に、崩壊の道を歩み始めたカルトゥーリン王国は、
隣国との戦争がもとで滅亡し、魔王ワーロックロードを封印したシャドウゲイト城も廃虚と化した。
それから更に数百年、シャドウゲイト城塞は遺跡として草原の中に存在していた。
そこには古の魔法を発見しようと修行する魔法使いもごくわずかにいるが、大半は恐れを知らぬ者達、
埋もれたカルトゥーリン王朝の遺産を狙うトレジャーハンターと、近くの街道を荒らす盗賊など、
ならず者の巣窟となっていた。
主人公ディルは交易団と共に街道を旅する途中だったが、この盗賊団に狙われ、
シャドウゲイト城の彼らのアジトの牢獄に幽閉されてしまう。
何とかしてこのシャドウゲイトから脱出しなければ命の保証はどこにも無い。
シャドウゲイトはかつて王家の血を引く勇者ジェイルと大魔導師ラクミールが邪悪な魔王ワーロックを封印した秘所でもある。
かくしてディルは図らずも大きな冒険の渦に巻き込まれていくことになる・・・。
以上、無駄に長いシャドウゲイト64のストーリーでした。
というわけで、今回の主人公はディルという青年になります。ハーフリングという種族なんだそうです。
ファンタジー世界とかではよく聞く種族名ですね。
まあ簡単に言うと、人間より身長がやや低い種族だと考えればいいと思います。
ちなみに「私こそ真の勇者だ!」とは言いません。
だって今回のシナリオ、見ての通りディルは盗賊に巻き込まれただけですからねえ……
自分から丸腰状態でシャドウゲイト城に乗り込んで行った前作勇者(自称)とは訳が違います。
どうでもいいけどここに出てくるジェイルって、前作の真の勇者さん?
でもワーロックを倒した杖って、シャドウゲイト城内で自作したアレですよね?
大体魔王を倒した時点で、勇者さんは王でもなんでもないし……
シャドウゲイトのEDの後に勇者さんは王になって、復活したワーロックと戦った、という可能性ならあるかもしれませんが……

▲ワーロックの死地(某魔導師宅の敷地内)
うん、とりあえず関係ないと思っておこう。
コレやってればそのうちわかるでしょ。多分。
ゲームをスタートすると、いきなり主人公含む交易団の馬車が、盗賊に襲われるところから始まります。
「うわーだめだー」と言わんばかりの圧倒的戦力差で、なすすべ無く交易団はやられ、
積荷は全部奪われ、そして主人公は盗賊たちの根城になっているシャドウゲイト城へと幽閉されるのでした。
そう……この城に封印されている秘密を何も知らない、盗賊たちの……
牢屋にブチこまれるところから、ディルの操作が可能になります。
…………が、すげえ操作しづらいんですがコレ。
3Dスティックで全く移動ができないもどかしさ。
前後の移動はCボタンで行うらしいです。
64持ってない人から「Cボタン?何それ」と言われそうなんですが。
おそらく視点切り替えが重要なので、そっちをアナログ的に動かせるようにしたのでしょうけど……
3D世界だから仕方ないとはいえ、3D酔い+誤動作との戦いになりそうな気がします。
早速スティックとCボタンを駆使して周りを眺めてみると、おや隣に先客がいらっしゃるようです。

生き残れたことをラッキーと言ってますが、はたして本当にラッキーだったんですかねえ……?
運がよかったら、そもそも襲われなかったと思うのですが……
と、そこに牢屋の外から声がしてきました。
どうやら飯の時間のようです。

これって、生き残れたというより、生かされたと考えるのが正解ではないのでしょうか……?
賊というのは、通りかかる人たちを襲い、その物品を奪って生計を立てる連中共です。
当然ながら、金目の物を持ってる人たちを襲った方が彼らにとってはプラスになるわけで。
まあそんなの知るわけないんですが。
ここでエイガルから、シャドウゲイト城についてを説明してくれます。
世界観の説明みたいな感じでしょうかね。
「ここはかつて栄えたカルトゥーリン王朝の城塞なんだ。
草原の街道から少し離れたところに位置している廃墟の城塞さ。
だがここには、伝説の魔法使いラクミールが作った魔法の品が隠されていると言われいるんだ。
シャドウゲイト城には、ここ数百年の間、誰も足を踏み入れたことのない四本の塔が存在する。
それらには魔法の封印が施されていて、中にはいることができない。
俺のような優秀な魔法使いでも、不可能だった!」
自己評価たけーなおい。
そんな自称優秀な魔法使いさんが、なんで牢屋に閉じこめられっぱなしなんでしょうか……
エイガルってもしかしてナルシスト?
それとも本当に優秀だけど牢屋から出る魔法だけは知らない魔法使いなんでしょうか。
おっと、台詞の続きがまだあるんでした。
「そして君も目にしたかも知れない、不気味な黒い建物、ガードハウス……。
あそこには悪名高き「忌まわしき者」が眠ってる。
なにしろここシャドウゲイト城は、伝説の英雄ロードジェイルとラクミールとが、
「忌まわしき者」を封印した場所なんだ!
恐ろしい黒魔術の盟主は、今もこのシャドウゲイトの地底奥深くで眠っているという。
つまりこの城は、呪われた城塞なのさ!
…………ワーロック。
この台詞を聞いた瞬間、自然とその名が口からこぼれました。
やはりワーロックは生きていたんですね。
シャドウゲイトのラストで、ベエマスと共に地底奥深くに沈めたはずですが、まだ生き残っていたとは……
運命がディルをこの城に引き寄せたのだとしたならば、その使命は再びワーロックを倒すこと。
今度こそワーロックに、永遠の眠りを与えてあげますよ。
まあ、ディルは「早く帰りたい」という気持ちしかないんでしょうけど。
盗賊が先ほど与えてくれた飯は、骨付きの猪の肉みたいです。
ウチは猪の肉を食ったことがありますが、あれはとても美味しかったですなあ。
ただここは盗賊達の牢屋の中。
猪の肉の味は如何に!

まあ、所詮そんなもんですよね。
食った後に残ったのは、一本の骨。
まさか盗賊達は、この一本の骨がディルの運命を変えることになるなんて、思いもしていなかったでしょう。
シャドウゲイトの基本は、手に取れる物は全て回収すること。
この狭くてヒントの少ない牢屋内において、この骨はおそらく脱獄のキーアイテム!
早速近づいて手に取ります。後は脱出口を探すだけですが……

床に敷き詰められた、しめっているワラ。
勿論こんな上で寝れるわけもなく、睡眠環境としては最低なわけですが……
こういう所に秘密が眠ってるものです。さっそくワラをどけてみましょう。
えいや、ほいや。

うっし、正解!
扉自体は重厚で、手では開けられないほどの堅さですが、てこを使えば開きそうとのこと。
さっそくこの骨の出番ですね。

これで脱獄できそうですね。
後はここから飛び降りればいいわけなんですが……
降りた瞬間、腰骨破壊でゲームセットというオチはないでしょうね?

貴方は黙って墓下に寝ててください。

さて、ここからが本格的な探索になるわけですが……
どうやら前作と違い、たいまつは必要ないそうです。
まあ、リアルタイムでたいまつシステム持ち込まれたら詰みますしね……
まずは下水道で、錆びてる鉄棒を一本ゲット。何に使うのかしら。
幾つか入れる穴みたいなのがありますが、適当に一つくぐってみましょう。

誰だよお前。
勿論正面の男は現実にいるわけではなく、
その足下で既に風化しかかってる骨の生前の姿が幻影として現れたものだと思われます。
呪縛霊とかそんな類のものですかね。
さっそく骨の所へ行ってみようと前進してみると……

あへ?

シャドウゲイト城に挑む者・その2、その名はディル。
スペランカーっぷりは先代勇者とさして変わらないようです。
はたしてディルは、この城から無事脱出できるのでしょうか……?