みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
ノットレのEDコンプを無事達成しました。
ED稼ぎということで大分中盤はダルダルでしたが、なんとか完走しきりました。
今は安堵感の方が正直大きいですね。


【評価点】
・主力声優2人の演技は言うこと無し
・パッケ絵はとても綺麗
・笑えるイベントがちらほらある等、変化球もある

【問題点】
・1シナリオ辺りの長さが短く、没入感と達成感に欠ける
・EDコンプは同じ作業の繰り返しが強要されるため、作業感が強い
・操作性が劣悪


本作はユニークゲームとしての楽しさを見いだせる人か、そうでない人かで評価が真っ二つに分かれると思います。
まずアドベンチャーゲームとして見る場合、時代を考慮しても劣悪な操作性が最大のネックとなります。
アングルの変更は全くできず、ジェームズはラジコンのような操作で動かすため、
細かい動きなどは一切できない上、その割にカクカクな通路とかもあったりするので
大きなストレスの要因になります。
多分これに関しては、開発陣の技術力が要因じゃないかと思います。


また、1シナリオ辺りの短さに関しては、アドベンチャーゲームとしてはなんとも言えないものがあります。
「1プレイ5分のお手軽アドベンチャー、遊ぶたびに物語が違う」が売りであったらしく、
確かにこれに関しては誇大広告ではなく、ちゃんと実現はされておりました。
このジャンルのキモとなる謎解きは、解法が「総当たり」故に難易度が抑えめであり、初心者には優しいのですが、
その手のゲームが好きな人にとっては物足りないでしょう。
違った選択肢でも某かの結末を迎えられる、という点もある意味初心者救済なのかもしれませんが、
強烈な作業感を生み出す要因となっているのもまた事実。
よほどこの世界観が好きでない限りは、単なる苦行でしょう。


しかし、これをユニークゲームとして価値を見いだす場合、また違った評価となります。
どう考えてもシャアを意識したとしか思えないジェームズのキャラクター性、
その好敵手相手に塩沢氏を起用したこと、(ガンダムではマ・クベ役を担当。シャアとは対立関係にある)
通称・ダバダバ走法と呼ばれるジェームズの奇妙な走り方、
「私を仲間にしてくださーい☆」を代表とした迷言の数々。
割とネタの宝庫であり、配信映えはすると思います。

まあここはただのテキストサイトなので配信映えもくそもないんですが。


このプレイ日記が書かれてから9年後の2022年。
RiJでこのゲームのRTAがお披露目されることとなり、その知名度を上げました。
本作における尖った部分の魅力が存分に発揮された40分間ではなかったかと思います。
え、プレイするより見てる方が楽しい?ご尤もですハイ


それでは皆様、また次回の作品でお会いしましょう。


筆者評価: