みなさんこんにちわ。2013年もよろしくお願いします、すふぃあです。
第15作目となる今回お送りする作品は、コレでございます!




ちなみにコレ、amazonにて2000円で買いました。
里見の謎ほどじゃないけど、結構高いんですね……
アンシャントロマンは送料の方が高かったくらいなのに。

なんでもこれ、一番値段が安かった頃は14円だったそうです。
14円が2000円……ウボァー…………
そして今確認してみたら1200円になってました。ハハッワロス

まず説明書に記載されてるプロローグを書き出してみましょう。
舞台は1920年、今から93年前の話になります。



時に1920年
世界中を(中略)

私の名はジェームズ・アークライト。イギリス人だ。
学生時代にマヤ、インカなどのいわゆる「古代文明」の魅力に取り憑かれた私は、
29歳になった今でも、その謎を解き明かすために様々な遺跡を探索している。
ただ、世の中にはそんな魅力溢れる遺跡を金儲けの道具としてしか見ていない輩がいる。
一般に「トレジャーハンター」と呼ばれる連中だ。
奴らは遺跡に眠る財宝を持ち出しては金に換えているのだ……
おっと、私をそんなトレジャーハンターなどと一緒にしないでほしい。
私の目的は純粋に古代の神秘の探求にあるのだから。

地元民から得体の知れない怪物の住処と恐れられている洞窟。
今、私はその中にいる。
私自身が調査した結果では、昔その辺りに高度な技術を使う部族がいたらしい。
もしかしたら、この洞窟にはその文明に関する何かが眠っているかもしれない。
そんな期待を胸に抱きながら、私は一歩、また一歩と洞窟の奥へと進んでいく。
この洞窟で古代文明の謎を解く手がかりを発見するのだ――!





そしてこちらがそのジェームズさん(29)です。







……………………






シャアさん、ガイアセイバーから脱走して何やってるんですか。

しかもこのジェームズさん、なんと声が池田秀一氏なのです。
どう見てもシャアです本当にありがとうございました。
やっぱりこの人もロリコンでマザコンでシスコンだったりするんですかねえ……

このゲームが発売したのは1996年の年末。
この時期は据え置き機の中心がSFCからPSということもあって、
大容量を売りにしたボイス入りゲームが広まり始めた頃でした。
ちなみにこの月は里見の謎黄昏のオードも発売してるという、
史上まれに見るユニークゲーム的な意味で大豊作な月でした。
このゲームもその流行に乗って出したゲームなのですが、果たして……


本作はジェームズが、「神秘の洞窟」と言われる所に潜るところから始まります。




スーツ一丁で魔物の洞窟に行く探求者(29)
あんた洞窟をナメとるやろ!


 < 冒険者たるもの、装備無しで突破してこそ真の勇者だと思います。

お前は来るな!帰れ!


さて、早速動かしてみますか。
………………ものっそ動かしにくいですね、コレ。
十字キーの左右でジェームズを旋回させ、上で前進、下で後退させるというパターンのキー配置操作です。
所謂シャドウゲイト64と同じような感じなのですが、このゲーム、視点変更ができません。
慣れるまで大変そうや……




おっと、軽い運動を行ってたらモンスターが出てきました。
さあモンスターよかかってこい!この赤い彗星がお前を5秒で灰にしてやるぜ!



………………で、どうやって攻撃すればいいんでしょうか。

うおー!攻撃方法がわからねー!
Aボタンでファイティングポーズは取るけど、Aボタンを放すとポーズが解除されるし、
もうわけがわかりません。
ええい!ここはひとまず退散だ!洞窟から出よう!
ふー、洞窟を出れば流石に安し……




〈 ´゚д゚`〉

死んだーーー?!!
いきなり死んだあああああああああああああ!!


このゲーム、数多のマルチエンディングが売りだそうですが、
このエンドもその一つに含まれているそうです。
どうなんですかねえそれは……

落ち着こう。とりあえず説明書を読みましょう。
ちなみに筆者は、必要に迫られたら説明書を開くタイプです。
えっと何々……?


 

なるほど、ファイティングポーズを取りながらRかLを押せばいいのか!
もうこれでわかりました。謎のトカゲも討伐可能です。
食らえ!英国紳士流格闘術!





① 敵が超スローモーションで近寄ってきます。




② 英国紳士パーンチ!!(ぺちっ)




③ あまりの威力(?)に敵がノックバックします。




④ しかしこれでへこたれるモンスターではありません。敵のHPが0でなければ①に戻ります。




⑤ 討伐に成功したらおめでとう!敵は土に還ります。


以上、ノットトレジャーハンターの迫力ある戦闘シーンをお送りしました。


さて、討伐方法がわかったのはいいんですが、
この操作感は当分慣れそうにありません……
具体的にはどんな感じに動くのか。




こんな超蛇行で動いております。
真っ直ぐ動け?操作感がしっくりこねえんだよ!
せめて視点変更が出来れば……
これPS黎明期の作品なので、アナログスティックがない初期コントローラー前提で作られてるんですよね……
不便極まりない……




蛇行運転は正直しんどいわ……
まあ前に進むしかないので進軍進軍。


 


〈 ´゚д゚`〉  

しょ、しょっぼいブービートラップ……  
これにひっかかるウチもウチですが…………
あれだよ!蛇行運転しか出来ない操作感が悪いんだ!   (編注:慣れろ)


気を取り直してリトライ。
進んでいくと、服を着た骸骨がおりました。
この洞窟に挑んで失敗し、骸になった人の遺体なのでしょう。
まあ、洞窟に入ってまだ100mしか歩いてませんけどんね。
死ぬのが早すぎるぞ!挑戦者!




こんな感じで選択肢が出ます。これがこのゲームの一つの特徴だったりします。
……といっても、ノーヒントじゃどうしたらいいのかわからないので、無難にAを選択します。
すると、直後に「冒険者の手帳を取った」という文字が現れました。
早速遺体の荷物をガメるなよ!

  ??「私は財宝目的ではなく、古代の神秘探求が目的である(キリッ)」

これも古代の神秘解析のためなんですかねえ……?

ちなみに手帳には、海賊キャプテンゴールドだの秘宝エレノアだの、わけのわからないことが書いてありましたが、
現段階では何もわからないのでスルー。
ま、そのうちわかるでしょう。


あ、ちなみに先ほどパンチでトカゲを屠りましたが、実はキックも繰り出すことが出来ます。


▲英国紳士キーック!

これだけで巨大クモも倒すことが出来ます。



ジェームズさん、あんたモビルファイター目指してみない?