みなさんこんにちわ。魔法が使える喜び、すふぃあです。
たのしーい、なかまーが、ぽぽぽぽーん

さて、前回はパシリを頼まれたところまででした。
ハイブレスまで1人でいかなければいけないのですが、
今となっては1人でも余裕!
このレベル帯にしては、攻撃力・防御点は低めですが、それでもここらへんの敵を蹂躙するには十分。
見て下さいこの能力値!




…………あれ?






じ、15歳になってるぅぅぅぅぅ?!!
そんなところは成長せんでええ!そんなところは!

まあ、ハイブレスの時で数ヶ月、魔法学校でも結構な日にちが経ってるでしょうし、
年の一つぐらいは食いますなあ……

特に何事もなくハイブレスに到着。例のブツを受け取って、師匠のところへ。
すると、精霊Lv2の魔法である「バーニング」を教えて貰えます。ヤター
ついでに経験点もいくらか入ります。ワハー
このゲーム、ミッションをこなしたりすることで経験点が入るのがいいですね。

一つミッションをこなしたところで、次なるミッションが与えられます。
まーたパシリかと思いきや、今度はちょっと壮大なお話。




ゴッド……アイ……?!(見たまんま

なんかすごそうなマジックアイテムだのう……
研究かなんかに使うんだろうけど、どんだけ研究費貰ってるんだこの人……
今回は海外ということで、船のチケットも貰えます。
海を渡るのかー……。

船着き場に移動すると、そこには海を眺めてるロマールが。
シャーリィが何をしてるのかと聞いたところ……




……………………(^ω^;)

い、いやあ……ちょっと前から薄々感じてはいましたが……
この人、マジで脳筋だわぁ……
「何のこと?」とシャーリィが聞き返したところ、「騎士の夢はドラゴンスレイヤーになることに決まってるじゃないか!」と力説されました。
ロマールさん、あんた漫画の読み過ぎです。



TRPGにおける筆者のキャラ「来栖川 愛凜寿」という女の子。
悪いドラゴンを倒すことに執念を燃やす。


君は座っていてくれ。



……そんで、これから神の目を取りに行くと話したところ、
「従兄弟の苦難を見過ごせない」という、これまた頭のかったい理由で、半強制的に仲間になります。
この騎士さん……悪い性格ではないんですがねえ……
戦力としては非常にありがたいのですが。




一悶着?ありながらも船に乗り込み、ダルネリアに移動。
ふーむ、どうやら占領されている街のようです。
まあいいや。こっちは神の目さえあればいいんだから。
おーい、道具屋のおちゃーん。とっとと神の目よこしやがれー




……………………

ダメだこの道具屋、無能すぎる。
ちなみにシャーリィが受け取るはずだった神の目は、セラスから来た如何にも魔術士という感じの人だったとか。
ダマされる道具屋も道具屋ですが、
セラスからの使者が神の目を受け取るという情報を、あたかも事前に入手しているかのような行動っぷり。
うーん……気味が悪いわぁ……

この道具屋の評判ですが、どうもあんま芳しくないようで、




うーんこの道具屋……
あれだ、発注するところを師匠が間違えたのですからしょうがないですね!
このまま帰っても文句は言われないでしょうが、やはり与えられたミッションはこなしたいもの。
もう今日は船が出ませんし、諦めて宿で寝ることに。

しかし、このままあの脳筋くんが黙ってるわけがありません。




お、己の道を愚直なまでにまっすぐ進める人が羨ましいですねえ……

この後酒場に行き、財布を盗んだことのあるスリのミレーヌがおりました。
誰だそいつは?と思うかも知れません。
前話でたいして重要でもないエピソードだと思ったから割愛した部分なので、知らなくて当然でしょう。
一応顔有りキャラなんですけどねー




この人が何故か神の目の在処を知ってるというので、教えて貰いました。
なんでも闇の部族・ベラニード族の修行僧が集まるような結社のようです。
う、うさんくせー……
この情報を何故この人が持っていたのか?という点が少々気になりますが、
ミレーヌはこの後脱兎のごとく消えてしまいますので、これ以上は追求できませんでした。
うーん、怪しい……

他に情報はないので宿に一度戻ろうとすると、今度は別の怪しい人がおりました。




次は自称・無頼の剣士セダンテスという人が。
ただ、この人は前述のミレーヌと違って、己の目的を話してくれます。
ダールから「シャア・テリス」を追い出すこと。
そのために神の目を取り返そうとしているシャーリィ達に協力してくれる、ということです。
ロマールは相変わらずセダンテスを疑いますが、シャーリィが信じたため渋々受け入れることに。




ふーむ……「貴族」……ね。
やはりただ者ではないようです。素性を隠してると考えて間違いなさそうですね。
能力値の方は、Lv差が多少ある故に、ロマールよりも多少前衛能力が劣ります。
ロマールは既にLv10ですしね。
そして、デフォで防具を装備していることの感動。
こんなことで感動できちゃうってどうなのよ……

こんなセダンテス。やはりただの剣士ではなく、
シャア・テリスの情報を探っていた配下らしき兵士と情報のやりとりを行い始めます。




どうやら奴らの狙いは総督のようです。なお総督の名前は知りません。
まあ、ここらをとりまとめる偉い人というところでしょうか。
その配下であるジャール将軍という人が、総督の暗殺を目論んでいるという話らしいですが……

ここで脳筋のロマールさんにしては珍しく「総督に忠告した方が良い」と冷静な意見を出すものの、
セダンテスは「クーデターを起こす首謀者を先に叩くべき」という攻撃的な意見を出しました。
ロマールは続いて「では、ジャール将軍を……」叩くんですね?と、言いかけるものの、
セダンテスは「彼はダルネリア開放交渉を行ってる最中」と言い、
彼は本当は暗殺に関わってない、シャア・テリスの陰謀によってハメられている、と言ってロマールをなだめます。

この男……やたらと多くの情報持ってますねえ……
やはりただ者ではないようです。流石は貴族といったところでしょうか。
アジトも判明したので、一晩おいてから動くことになりました。


そして一日経った晩。再びセダンテスと合流し、占い屋の前で待つことに。



すると、昨日情報をくれた兵士が、一緒に戦いたいとのこと。
うーん……申し出はありがたいのだが、エクストラのような扱いの1兵卒が戦力になるのだろうか……?




と思ったら、いきなり顔有りキャラに昇格しました。
おい!なんかさっきと口調も違うぞ!!
ダルネ城の衛兵という紹介を受けました。近衛兵クラスかよこの人。
そりゃ確かに戦力になりそうではあるが……

占い師の館の前で張り込みをしてると、まもなく馬車が占い師の館の前に到着します。
それを待っていたかのように現れる、シャア・テリスの集団!
伏兵として待っていたセダンテスも飛び出し、宗教軍に対して戦いを挑みます。




あっれー……?あんたクロイゼルやん。
第2話で出てきて、煽動してた盗賊達がフルボッコにされて、涙目で敗走したというあの。
この人がジャール将軍の名を騙って、総督暗殺を目論んでいたみたいですが、
意外な形で暗殺計画が崩れ去ります。




なんと!セダンテス=ジャール将軍だったのです。
なるほど……そりゃあらゆる情報に通じてるわけだ……

そしてこの直後、クロイゼルまたも涙目で逃走。
この人、逃げるしか脳がないのかよ……

こうしてアサシンたちとの戦いが始まるわけですが、
見よ!昨日までの後ろで立ってるだけの主人公とは違うのよ!と言わんばかりに、
まずシャーリィの「シャドウスペル」という魔法がアサシンを襲います。




おっほーーーい!
いやあ、チルだと「効果がない」ということも多かったので、
あらかじめ習得させておいたんですよ。
「幻影」のLv2魔法にあたります。呪文の幻影で敵にダメージを与えるという攻撃魔法です。

この後も前衛陣の活躍によって、アサシン部隊は壊滅。
セダンテス……いや、ジャールの「このままダイン家のシャア・テリスと戦う!」という号令のもと、
4人はシャア・テリスのアジトへ突撃しました。




これまたあっさり一掃。いやー、ただのアサシンじゃ我々は倒せませんなー
勝ち馬に乗り、一気に敵の本丸へ突入。
そこにはまたもクロイゼル。しつこいなあこの人も。




ここでもクロイゼルは戦わずに逃走。
まあ、「様」を付けるぐらいですから、よほど偉い人なんでしょうねえ……

しかし、今回はアサシン部隊だけと違い、大苦戦しました。
僧侶が後ろから魔法を放ってくるため、今までとは訳が違います。




バーニングで焼かれ、ガーランドとセダンテス敗走。

こいつ「チャーム」の魔法で、ターゲットを眠らせてくるんですよ……
眠らせたところを、アサシンでゴリゴリ削り、自身は後ろからバーニング!(ダメージ30点前後)
嫌らしいとかいうレベルじゃありません。

特にシャーリィが眠らされたときは涙目。こいつ以外回復魔法使えないんねん!
回復アイテム?あるにはありますよ。回復量が12~13点ほどですが。
ええい!役に立たん!

戦闘だけで7分ほども食いましたが、ようやくロマールの剣が相手の心臓に突き刺さり、戦いが終わりました。
うーん……、回復アイテムの充実も考えないといかんなあ……

ここで兵士達が押しかけ、「ジャール様、総督はご無事です!」という報告が。
兵士からそう言われると、改めてこの人が将軍だったんだなあと感じました。
ここで疑問。何故これほどの人が名を変えて、ひっそりと生きているのか。




ということらしいです。
まあ、色々複雑な事情があるということですね……

そして、「君たちのために私にできることがあったら呼んでくれ。どこだろうと駆けつける」という力強い言葉が。
遠方に頼もしき仲間が増えたというのは、ありがたい話ですねえ……
ここで一端セダンテスとは別れますが、いずれまた会うことがありそうです。
シャーリィはシャア・テリスから奪い返した神の目をその手にし、ダルネリアを後にします……