みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
超展開のRPGアンシャントロマン、今日も進めていきたいと思います。


さて、前回は……何が起こったか語るのも嫌になってきた。
えっと確か、よくわからんままサリナの親父がぶっ倒れた所まででしたっけ?
あれは衝撃的でしたなあ。(勿論ポルナレフ的な意味で)
マクロードと別れ、今後の新たな方針を決めるべく、一端ハインローグ城に戻ります。
ここで起こったことを大臣と聖者に報告するわけです。
サリナの親父は死んでしまったと。






おい、そんな設定どっから沸いてきた。

さも今まで伏線や説明があったかのように語らないでいただきたい。
キャラには判ってもプレイヤーには全然わからないのですから。
このゲーム、キャラの脳内だけで完結してる物語が多すぎてですね……


そしてサリナがブロアの娘だということを知ると、大臣の態度が急変します。







きもっ




サリナは「貴族関係の人間は嫌い」と言ってましたが……
その後も大臣の語りは止まりません。



  


だからそんな設定どっから沸いてきたんだ。


物語の展開に困ったラノベの筆者が、適当なキャラや後付設定を乱発し出すのとよく似てますねコレ。

ただここら辺の人間関係とかは、実は別で発売されたドラマCDにてある程度明かされています。
ゲーム中だけで見たら大臣はアレな人間に見えるかもしれませんが、
ドラマCDを聞いた後でゲーム本編もやると、この方は偉人にしか見えません。
その理由についてはまた何れ機会があれば、お話したいと思いますが……



この後流れは「船」の方に向かいます。
そもそもなんでカイたちがバロスメイアに行ってたのか。
確か船が建造するまでの暇つぶしでしたよね、はい。
めでたく船は完成したという報告を聞くのですが、乗り手がいないということ。
ふう……それも探さないといかんのかねえ……
相変わらず何も考えてないだけお人好しのカイは「それくらい僕たちが見つける」と言って大臣を納得させ、その場を後にしました。


あ、あとこの後カイがハインローグ王子だということもサリナに説明しました。
面倒くさいので会話イベントは省略します。



さて、閑話休題。
ちょっとここからしばらくは進めるのをやめて、少しレベル上げに励みたいと思います。
なんせこのゲーム、ちょっと戦えばすぐレベルが上がりますし、
装備品はやたらと値段が高いですが、買えば能力がゴーン!と上がる様なものばかりですからね。
こんなゲームを途中で詰まらせたくはないですし、事前準備は怠りません。






うーん、1人だけ強さが異次元だ……
このゲームの主人公、もうバークでいいんじゃね?
なんせ会話イベントの中心になってるの、いっつもこの人ですから。
カイは言うまでもなくアレですし、ヒロインことミシリアは超空気ですし。
敏捷力が低いのが難点なので、そこだけはどうにか補いたいところではあります。



っと、ここでふと思いました。
このゲームは装備品によって能力値が大きく変動すると書きました。
そういえば能力値の素の値ってどんなもんなんだろう?
キャラの強さを整理するために、ちょっと調べてみることにしました。
以下は、全員装備無しという制約付きでの、Lv20時のステータスです。






左からHP、MP、攻撃力、防御点、敏捷力、魔法抵抗力となります。
いろんな意味でバークが際だってるのが特徴です。
おや、こうして見ると、案外棒読みエルフも悪くない。
1人だけ驚異的に弱いのがいるだけで、後は誰使っても大差ないみたいですね。

え、知力の項目がないって?
い、一応ステータスとしては存在しますが……
このゲーム、魔法って弱いんですよねえ……



・知力44のミシリアが放つ火属性魔法「ヴァルガ」




・同じく雷魔法「トール・ロー」




・ミシリアの細腕から放たれる一撃





結論:魔法はゴミ


マジでミシリアの存在意義がなくなっちゃいました^q^
シナリオ面でも戦力面でも空気。どーすんのコレ。
似た様なキャラのTOPミントは、それなりにキャラも立ってて存在意義もあったのですが……どうしてこうなった。


というわけで、知力がどんなに高かろうと、このゲームではステータスにはなりません。
パワーとスピードが全てです。
というわけでバークさん、ラスボス撃破までよろしくお願いしますね。みししっ。



それなりにレベルと装備を調えた上で、ノーザラスの港町へ移動します。
装備はそれなりに整えたはずですし、しばらくは装備の更新も不要でしょう。







……………………



このゲーム、いくら金があっても足りやしません。かなりマジで。
というか「体育帽子」ってなんやねん。
世界観も何もあったもんじゃありません。



このノーザラスで起こったことを、ばっさり説明しますと、


  ・いろんな人に話かけてみるも、魔物が出るから嫌だぁと断られる

  ・夜の酒場には人が集まると聞く

  ・店を色々回ったら夜になったので、酒場に行ってみた

  ・白髪の人に話かけたら、それっぽい返答をしてくれた

とまあこんな感じですね。





ちなみにこの白髪の人、説明書を見る限りでは黒髪+青バンダナです。
またパッケージ詐欺ですか(334回連続9800回目)



翌朝船に向かうと、既に白髪の人は船にいました。どうやら協力してくれるようです。
ここで白髪の人は「バロア」という名前を出します。
説明書に載ってる最後の人だったりします。
今ここにいないファラとマクロードを合わせ、説明書に載っている人物はこの8人。
コレで味方の主要面子は出そろったということになります。


さて、この白髪の船乗りのステを見てみましょう。






やけに貧相な海の男だな、おい。
つーか白髪でも青バンダナでもなく白いターバンですし。
一体どれが本当のバロアなんでしょうか。

いずれにせよ船乗りが入ったことですし、船に乗り込みましょう。
これで冒険の場が広が…………








え、もうディスク1終了??
これで全物語の半分…………ですか…………???


あくまで体感ですが、バズー魔法世界と比較して、シナリオの濃さが1/2~1/3ぐらいだと思います。
どこに容量使ってるんだろう、このゲーム……



ディスク2に入れ替えて心機一転。さあ再開しましょう。
全く関係ない話ですが、ディスクにはカイとファラと微妙に悪人面なバークの絵が描かれているんですよね。
こんなところでもハブられるミシリア。君なんのためにいるの?



ミシリアの存在意義を再確認したところで、船に乗り込み。
この後全体マップが切り替わるのですが、






こういう仕様のため、海上での戦闘は無し!
海に魔物が出ると言われても、何の説得力もありましぇーん……(^ω^;)
というか、船の出航シーンこそムービーを入れるべきでは……
壮大な建造物こそ、ムービーの見せ所だと思うんですけどねえ……

あ、ちなみにバロアは初期装備無しです。
よってこいつ戦力外。装備は高えんだよ!!
ステは悪くないんですけどねえ。装備が整ったら戦力になりそうな気はします。

考えてパーティを再編成。バーク・サリナ・棒読みエルフで行きます。
もしファラが戻ることがあったら、棒読みエルフの代わりに入れる予定。しばらくはこれでいきます。
主人公?「しょ↑ーぶだ!」という声がなんか耳障りなので、入れるのが嫌になりました。
棒読みエルフの棒読み+BBA声っぷりも大概ですがね……


声についての話題が出たので、ここで声の出演について軽く触れておきます。


カイ  高橋直純
ミシリア  中山真奈美 (現:中山さら)
バーク  野村広一  (声とキャラが合ってない)
ファラ  森本まり子
サリナ  中島沙樹
棒読み  西村由美子 (棒読み)
マクロード  鮫沢祐二
バロア   斎藤規  (棒読み)


うーん……聞いたことない人ばかりだ……
中山さんはグリーングリーンの千歳みどり役と聞くと「あー」となります。言われなきゃわかりませんでしたが。
当時、この声優陣の中では唯一のプロであり、頭一つ抜けた実力を持ってます。
まあ一応ヒロインですし、声優ぐらいは優遇するか。

それ以外の有名どころは、カイ役の高橋直純さんとサリナ役の中島沙樹さんでしょうか。
この後、高橋さんはデジモンシリーズやテニプリなどで出演、
中島さんは東京ミュウミュウ始め、数多くのアニメやゲームで出演するなど、両者とも大成しております。
ただそれ以外は聞いたことがないので、社内スタッフかなんかでしょうか。



話を戻しますか。
この島の先にはでっかい門があって、全く開かないので誰も近づかないということなんだそうです。
よくある封印の仕掛けなんでしょうか。






おや、誰か先行者がいるみたいです。
派手な女と書かれてますが、扉を開けるためにガンガン蹴ったりと、行動自体もなかなか派手のようです。
人の気配(カイたち)を察して、テレポートで消えてしまいましたが、
敵だったりするんでしょうかねえ。現段階では全く判りません。


この後カイ達が来て門に近づくと






これで門は開きました。王家の人間しか近寄れない、ということなんでしょうかねえ。
よくあるゲームのパターンとしては、この奥で試練を達成すればアイテムがゲット出来るとかですね。


しかし王道とは間逆を行くこのゲーム、そう簡単にはいきません。
総計4フロアのインスタントダンジョンを乗り越え、最深部に入るとそれっぽい武器は沢山あったのですが、






そしてこの後、部屋の外へ強制ワープ。
つまりは門前払いを食らったということです。

おいいいい!だったらなんで門を開けたんだ!!
このゲーム、無駄足イベント多すぎィ!!






バークの叫び=プレイヤーの叫び

声とパッケージ詐欺のビジュアルはともかく、バークは個人的には好感持てるキャラだったりします。
プレイヤーの声を何回も代弁してくれてますしね!


この後カイに、さらなる奥にある「神殿の島」に行くか、一端戻って聖者の話を聞くか、という2つの選択肢が与えられます。
片方に行くともう片方には行けなくなる、とかそういう類のイベントなんでしょうか?
いや、話の順序立てすら出来てないこのゲームに、フラグ管理とかそういうのが出来るとも思えませんし……

神殿の島も気にはなりますが、一端ハインローグへ戻ることにします。
ここで聖者と大臣に話を聞くことになるんですが、
サリナは王宮の間の手前で停止。
なんでも理由が「大臣のじいさんは昔から苦手」だから、ということ。



  


ああ、苦手という理由がよーくわかったわ。
ウチもこういう人間苦手ですし……
人の話を聞かずに自分の中だけで自己完結。勘弁してくだちい。
カイ・ミシリア・サリナという三角関係が勝手に構築された気がしないでもないですが、
大臣の妄想にいつまでも付き合いきれないのでスルー。


で、次の目的地なんですが、「大聖者様なら知ってるかも知れない」とのことです。
ああ、あの裸で戦うヘンタイジジイですか。
出来れば二度と行きたくなかったですが、仕方ないので足を運んでやることに。
おーいクソジジイ、話を聞きにきてやったぞー



 


そしてたらい回しにされるカイ一行。


しかもあくまで「隠者の里」は神の力に関する「古文書」があるだけで、そこだけではイベント解決になりそうになさそうです。
先なげーなおい……

「神殿の島」にでも行こうかな…………うん…………