皆様、ディジャブはお楽しみ頂けたでしょうか。すふぃあです。
ディジャブの第1話をうpしたのが、2006年の11月半ば。そして今日が2009年の2月。
遅筆っていうレベルじゃねーぞ! いや、本当に。
【評価点】
・当時(1988年)としては秀逸なグラフィック
・ギャグのない硬派なADV。シナリオもかなり凝っている
・次作・シャドウゲイトに比べれば理不尽なゲームオーバーは少ない
【問題点】
・どう見ても子供向けの作品ではない。
・本格的である分、難易度は高い
・上記理由により、人はかなり選ぶ
元々ディジャブは海外のPCゲーです。
1988年といえばwindowsは2.x系であり、そこまでメジャーでもなかった時代。
本作が発売されたOSはMacintoshであり、パソコンというものが高級品だった頃です。
今みたいに一人一台どころか一家に一台すらなく、当然子供が使うような代物じゃありません。
こんなのが使えたのはスネ夫くらいなものでしょう。
原作がそんなパソゲーなので、対象年齢も当然高め。
ケムコ翻訳によりお笑い勇者になってしまったシャドウゲイトと異なり、
本作FC版ディジャブは、翻訳も含めて遊びは一切ありません。
本格度が高い反面、敷居も高くなってしまった感はあります。
やろうと思えば総当たりでなんとかなったシャドウゲイトと異なり、
「薬は注射器に入れて使う」、「最後にピストルは捨てないといけない」など、子供の知識の範疇を超えている要素があり、
大人と一緒にプレイすること、若しくは大人がプレイすることが前提となってます。
ミステリー作品が好きな方にとっては好物ですが、そうでない人ならもっと派手なゲームの方が好まれるのではないでしょうか。
作りとしてはバグもなく丁寧で、詰みシーンも存在しないなど、きっちり作り込まれております。
非常に手堅い作りなんですが、返す返すも子供向けではなく、人は選ぶと思います。
筆者もゆる~~~~い気持ちで始めたのですが、あまりの難易度の高さに一度は諦めました。
そのため筆者評価はやや低めとなっておりますが、出来映え自体は悪くないですし、
シナリオも2024年現在でも十分通じるレベルのものだと思いますので、こういうものが好きな方にはオススメできます。
さて、次回作については…………そろそろ真剣に考えないといけませんね。
まだ何にするか確定はしておりませんが、いずれ第一話の発表を持って、皆さんの前でお知らせしていきたいと思います。
それでは皆様、また次の作品でお会いしましょう。
筆者評価:E