というわけでみなさんこんにちわ。さたどらでございます。
プレイ日記第四弾は、シャドウゲイトに続くケムコ三部作の一つ、ディジャブをお送りしたいと思います。  







毎回恒例のゲーム紹介・・・といきたいところなんですが、
流石に今回はRPG大辞典倉庫には載ってないので、変わりに筆者が説明文を。


●ケムコ三部作【けむこさんぶさく】
ケムコ(当時コトブキシステム株式会社)が発売した、同一のシステムを持つAVGのことで、
「ディジャブ」・「シャドウゲイト」・「悪魔の招待状」のことを指す。
共通点として、セルフコマンドがあることが挙げられ、自殺もボタン一つで行うことが出来る親切設計。
また、いずれも難易度が非常に高く、死にゲーとしても有名。



●ディジャブ【でぃじゃぶ】
正式名称は英語で「Dejavu」。ケムコ三部作の第一作目である。
冗談無しの正統派ハードボイルドゲーであり、1941年12月8日にシカゴで起きた
実際の事件を元にゲーム化したという、ノンフィックションゲーである。
よってシャドウゲイトと違い、愉快な主人公ではないが、相変わらずの虚弱体質は変わらず。






というゲームでございます。
まあ、一言で言えば死にゲーなんですが。



というわけでケムコ三部作第一弾・「ディジャブ 〜悪夢は本当にやってきた」をお送りしたいと思います!!





■ プロローグ







怖!



のっけから、やけにリアルな、誰かさんのどアップから始まります。
・・・これ、ファミコン時代のゲームですよね?
ゲームスタートさせて、一番最初の画面がこれ。
コレを見てトラウマになった子供が一人ぐらいはいてもおかしくはないですなあ・・・



さて、気を取り直してプロローグ。




ふと 目が覚めた。
ここは・・・・・・・?
辺りを見回すと どうも トイレの中らしい。
どうして こんな所に いるのだろう?

考えようとすると 頭が がんがんする。
意識が朦朧としていて 丁度 霧の中を さまよっているようだ。

うっ・・・!!
動かそうとした 左腕に 鋭い痛みが走った。
こっ これは・・・・・?

左腕には  注射の跡が・・・!!
右手には 渇いた血が付いている。
・・・見たところ 傷は 何処にも無いようだ。
何故だろう・・・・・?

・・・・・・・わからない!!
何も 思い出せない!!
俺は 誰だ? ここは 何処なんだ?
まったく何も思い出せない!!




というわけで主人公、いきなり記憶喪失です。
しかしなんでトイレ。
殺人事件の現場は、トイレと相場が決まってるのでしょうか。(主人公死んでませんが






これがプレイ画面です。まあ、シャドウゲイトと殆ど変わりません。
ほら!ちゃんと「セルフ」もありますし!!(あんたの着眼点はそれしかないんですか



とりあえず真っ先にやるべきこと。


「 拾 え る も の は 全 部 回 収 。」


シャドウゲイトより学んだことです。というわけで、目の前のジャンバー回収。
すると、とあるものが主人公の目の前に現れます。






いきなり武器が登場しました。


流石は1940年代前半のアメリカ。拳銃が平気で出てきてもなんともありません。
まあ、ノンフィックションですから、実際に拳銃が目の前にあったんでしょう。
というわけで、回収。












・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








ここは例の行動を取るしかないでしょう。ええ!








「使う ⇒ ピストル1 ⇒ セルフ」
















そういいながら、ピストルの先を自分のこめかみに当て、パーン!!















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・・・・・・・・・・・あれ?これって何処かで見たことあるような・・・・・・・・・・・












ディジャブシャドウゲイト









まさに既知感120%デジャブ。








相変わらずの自殺コマンドも健在みたいです。
つかゲームオーバー画面のガイコツがやけにリアルだし!!








さて、今回も自殺コマンドがあったことに喜び呆れを覚えたところで、
このままでは話が進まないので、進行させることに。
とりあえずコートとピストルは手に入りましたが、
コートといえばポケット。そう、ポケットの中に何かあるのに違いない!


というわけで、「開ける ⇒ コート」を選択。
そうしたら、アイテムが色々出てきましたよ。









ほら、こんなにたくさん!!



アイテムボックスが開始2分で、1ページ目全部埋まりました。
開始1時間の間何も埋まらなかったシャドウゲイトとはえらい違いです。
(筆者がカギ1取るのに苦戦しすぎただけ



さらに財布も、中身を分解できるようです。
「カギ1」「カード」「20ドル札」を財布から取り出しました。
しかし20ドル札って、今の日本で言うと5000円札みたいなものでしょうか。
全然リッチじゃないですな・・・



さて、このままトイレの中にいても仕方がないので、とっとと外に出ることに。
「移動 ⇒ 外」を選択。









「あけなければ いどうできない!!」









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これもまさにデジャブ。
このゲーム、クリアできるかどうかいきなり不安になってまいりました。






ドアを抜けると、薄汚れた洗面所に出ます。
まあこの部屋は、鏡見て自分の顔にビックリするだけのフロアですので、
詳細は割愛。






左が女性用便所。右が外へと抜けるドアです。
ここは男として、女子便に突貫を選択!!
はっはっは、それでは皆の集、行ってくる!!(無意味にさわやかな笑顔で




でも何にも期待したようなイベントはありませんでした。
うーん・・・床に流れてた水・・・これは一体なんだったのでしょうか?







トイレから外に出ると、バーに出ます。
どうやらここはバーの中のトイレだったようです。
時間帯も夜で、うす気味悪さだけが漂ってますね。


で、とりあえず。








や っ ぱ り こ れ も 回 収 。



ちなみに中身はラムソーダだそうです。なんの役に立つかはさっぱりわかりませんが。
そしてラムソーダを回収しつつ、いくつかある分岐点から、階段を選択。
だってドア開ける手間が省けるじゃないですか



上に登ると、いくつか肖像画というか写真というか、そういうのが置いてある廊下に。
ボクサーの写真がいくつか並べてあるのですが、それのうちの一つを見て、
主人公はあることに気づきました。









そのうちの一人は自分みたいでした。

まあ、あくまでまだ可能性のひとつに過ぎませんが、
この主人公の名前は、エース・ハーディングさんであるという可能性が高くなってまいりました。
シャドウゲイトの勇者さんと違って体力はありそうな気がします。








廊下のドアから入ると、なんかの事務所っぽいような部屋に。
机の上を調べると、ダイヤル式電話だったりタイプライターがあったりと、時代を感じさせられます。
自殺にうってつけの窓もありますしね!



で、この机。机自体にはなんのしかけもなさそうに見えますけど、
調べてみると、ひょんなことがわかります。



 







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引き出しが見えないんですが。







まあ多分正面にある引き出しの存在のことを言ってるのでしょうけど、
目に見えるものが全てじゃないというのが、ケムコ三部作の特徴なのです・・・
今作は、今のところたいまつみたいな時間制限がないように見えますので、ゆっくりと「調べる」を行うことが出来ます。



すると机の中には一枚の封筒が。
中を開けると、一枚の請求書が。


・・・ま、まあ!とにかく開けてみることにします!





1 注射器 ・・・ 10ドル
2 薬  ペンタソーダ・・・56ドル
     メドレジン  ・・・26ドル
     ダイサノール・・・40ドル





・・・・なんかいきなりヤバげな請求書を見てしまったような気がするのですが・・・(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ここの主人はヤク中だったんでしょうか?
それとも、主人公に注入した液体なのでしょうか・・・?
謎は深まるばかりです。



左の扉はカギがかかってるみたいなので、財布の中にあるカギ1を使用。
すると、ドアはあっさりと開きました。
もしかしたら主人公、この事務所と関係のある人物なのかもしれません。


このドアを抜けたら、何かが起こりそうな気がします。
はたしてこのドアの向こうには何があるのか・・・!!




主人公、エース・ハーディング(仮)の冒険は始まったばかりである・・・・















■ おまけ・「セルフ」を単体で実行。









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