みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
今回はディジャブの重要というか、核になる部分をお送りします。
金田一やバーローになったような気分で、ご一読下さいませ。

さて、前回はエースが記憶を完全に取り戻したところまででした。
毒も完全に取れましたし、これで本格的な捜査ができるというモノです。
さっそくさっきまで倒れていた部屋へ直行!




うん、さっきまではダメだった部屋も、今は大丈夫のようです。
机の後ろに人が倒れていますが、これがさっきKOした殺し屋なんでしょうね。
開けた瞬間殺すつもりだったのが、透明なガラス越しにいたため、自分が殺されるハメに。
なんともマヌケな殺し屋ですなあ。

では、この部屋も調べていきましょう。
左奥の方に黒いキャビネットがあるので、そこをオープン。
すると、3つのファイルが出て参りました。
ファイル6と7は比較的どうでもいい内容なので、割愛。
とにかく重要なのは、このファイル5です。
中にはシーゲルからの手紙が入っていました。早速開けてみましょう。


  「エース、おまえに頼みがある。
  ある太った女を攫ってきて欲しい。まあちょっとした誘拐だな。
  上手く行ったら、お前への借金は帳消しにしてやる。
  そればかりか、いい金儲けになるぜ!
  だが、失敗すれば罠にはまるかも!
  お前は俺の言うとおりにすればいいんだ。断ったら……ただでは済まないぜ!」



…………………………


YABEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!


やばい、このままではエースは誘拐犯にされてしまいます。
この手紙を受け取った記憶?そんなものあるわけないじゃないですか!
こいつだけは絶対に世に晒すわけには行きません。どうしたものか………………






■ コイン七枚
ライター



これだあああああああああああああああああ!!!

というわけで、さっそくライターを点火。そのまま手紙に向けてファイヤー!
手紙はそのまま炎に包まれ、灰になってしまいましたとさ。
これでコマを一つ除去しました。うーん、相手をハメるためのテクを教えて貰ってる感じがします。
あのままトイレで倒れたままだったら、今頃自分はお縄に着いてたんでしょうか……


…………となると、攫ってきた女とやらが、どこかにいるはずです。
もしこれが(本物だろうと偽造モノだろうと)シーゲルからの手紙だとするなら、
依頼人であるシーゲルの近くにいるのかもしれません。
早速自分の探偵事務所を後にして、シーゲルのバーへと向かいます。




というわけで、再びバーの前へと舞い戻ってきました。
自爆スイッチ搭載のベンツ。
ここに入っていた地図には、「警官にトランクの人質を見つけられたくはないだろう。」
と書かれてあったのを、さっき思い出しました。
となると、ここのトランクに太った女とやらが…………

鍵4を手に取り、トランクをオープン!




…………MOTHER2のガミガミレディですか?

しっかしまあすげえ図体。流石は「太った」と言われまくってるだけのことはあります。
ここまでの経緯を聞きたいところではありますが、
猿ぐつわをはめられてる上に、トランクの中にずっといたため、衰弱しきってて、モノを話せる状態ではありません。
酸素欠乏で脳障害を引き起こすこともありますからねえ……

しかし、重要な情報を握ってるのは間違いありません。
なんとかして聞き出さなければ………………


しばしトランクの前で考えるエース。目の前には開けられたトランク。中には衰弱した女性。
どう見ても立派な誘拐犯です、本当にありがとうございました。
絵的にはこの構図のまま考えたくねえ!うーん………聞き出す方法…………



……まてよ、そいえば無意識のまま語らせる薬があったような……
そうそう、今のエースには沢山の薬があるんでした。
コートの中には沢山の試験管。ボーマン先生かお前は。

会話の邪魔になる猿ぐつわを除去した上で、ペンタソーダの薬を手に取り、注射器にイン!
そして女性の体に一発プスリと。
すると、無意識のまま女性の口が動きます。




ふむ、アーバンロードか…………
もしかしたらこの人、第3話でちらりと出てきた、ジョン・スタンウッドの妻かもしれません。
だとするならば、スタンウッドがマーサとくっつくために、妻を始末しようとしたのかも……
そしてマーサにとって邪魔なシーゲルを殺害。
全ての罪をエースになすりつけ、二人は万々歳………………



なんか胸くその悪い話になってまいりました。
この事件はなんとしても俺が解決してやる!じっちゃんの名にかけて!!


  (注:エースの祖父が探偵だったかどうかはわかりません。)




626アーバンロードに到着しました。
郵便受けが気になるので、早速調査。いやあ、シャドウゲイトの経験はしっかりと生きてますね!
郵便受けの中には一通の手紙が。しかも切手無し。
「スタンウッドへ」とだけ書かれてある手紙、誰からのなんでしょうか。


 「---親愛なるスタンウッドへ---
  夫人をお預かりしている。$20,000と夫人を交換しよう。
  明日の0時 ジョーのバーで待っている。
  警察に通報すれば、後悔することになるぜ!
  まあ紳士的に行こうじゃないか!」


なるほど。要はシーゲルは脅迫したが故に殺されたわけですね。
アホだ、アホすぎる。
そもそも身代金要求の脅迫は紳士的とは言いません。
まあ、この手紙を突きつけた時点で、シーゲルは殺される運命にあったのでしょうなあ……

この時点で、この家がスタンウッドのものであることと、太った女性がスタンウッドの妻であることが確定しました。
……となると、スタンウッドからも話を聞いてみたいところ。
早速家へ乗り込もうとします。
が、ドアに鍵がかかっていて、手持ちの鍵では開きません。




……紳士になった気持ち…………か。


  「叩く」→「ドア」


するとドアは開いて、目の前にはこの家の執事かと思われる人が立っていました。


 





  「叩く」→「執事」



ふう、何かいたような気がするが、自分は何も知らない見ていない。
まあ、気のせいだったということにして、早速この家の調査を開始するかなー
私立探偵も辛いぜ!!(無意味にさわやかな笑顔で


二階に上がると、二つのドアがありました。
正面か左か…………まあ、まずは正面のドアから入ってみることに。




ふむ、もしかしたらこの男がスタンウッドですかな。
真っ昼間から随分優雅そうに寝てますなー
こっちは強盗に襲われたり、毒で死にかけたり、ピストルで自殺しそうになったり
色々大変だったというのに。
ま、とりあえずその引き出しを調べさせてもらいましょうかねえ。







………………………………




このティッシュを男の口の中に詰め込んでやろうかしら。


まあそれはいいとして、封筒3を開けてみることにします。
すると、またシーゲルからの手紙でした。

  「--- スタンウッドへ ---
  これが最後の警告だ。
  ビッカースから手を引かないと、二人のことを夫人にばらすぞ!
  ばらされたくないなら、$20,000よこせ!
  返事は今日中にしろ!いいな!」



……ふう、これじゃあ自分から殺してくださいと言ってるようなものじゃないか。
なんで$20,000に拘るのかわかりませんが、すげえ嫉妬心。
マーサをして「非常に嫉妬深い男」と言わしめさせた男の執念深さ。
あまりに邪魔だったため、シーゲルは殺されたんでしょうな。

さて、せっかく目の前に寝てるスタンウッドがいるんですから、
ついでにこいつの口からも何かを語っていただきましょう。
再び登場ペンタソーダ!注射器大活躍だな。


  「……時間表通りにやれ!
  全てをやり終えたら、証拠は全て捨てるんだ!
  罪は全てエースになすりつければいい。
  時間表が見つかることはないから、大丈夫だ。
  家内?ああそのことなら心配はない。見つかる前に窒息死してしまうさ!」



うわー……めっちゃ黒いです……
シーゲル殺しの犯人は、どうやらこいつで間違いないようです。
誰かに話しかけてるような感じがすることから、共犯者(おそらくマーサ)がいるんでしょう。

……となれば、その時間表を見つければ、こいつの計画を世に送り出すことができそうですな。
スタンウッドの部屋を後にし、隣の部屋へ行きます。




安っぽい香水を付けた女が眠っています。
スタンウッドに続き、こいつも真っ昼間から寝てるのかよ……
人が苦労してるというのに、呑気なモノです。

さて、もちろんこちらも戸棚をチェック。
「メモ帳」「ボールペン」「メガネ」の三点をゲッツしました。
メモ帳はなにやらキーアイテムっぽいのですが、




という理由によって、読むことが出来ません。
うん、こういうのを読み取る方法、皆さんも知っていますよね?


  「使う」→「鉛筆」→「メモ帳」

下敷きを使わないと、下のページに跡が残っちゃうんですよねー
早速読んでみましょう。何々…………?




  「----- 時間表 -----

  2:15  ジョーのバーは閉まり、従業員はみんな帰る。

  2:30  家内に猿ぐつわをはめ、堅く縛りトイレに置いておく。

  2:45  ジョーのバーでエースの到着を待つ。

  3:00  エースをトイレに入れ、ダイサノールを注射し、ピストル・鍵を取る。

  3:15  シーゲルを待つ。

  3:30  エースのピストルを使って、オフィスでシーゲルを撃つ。
       持ち物 特に車のキーを取る。

  3:45  ピストル その他をエースに移す。それぞれの物に、エースの指紋を付ける。

  4:00  家内をシーゲルの車のトランクに入れる。地図・写真をダッシュボードへ入れる。
       車のキーを元に戻す。

  4:30  跡を綺麗に片付けて、バーを離れる。

  5:00  家に帰る途中で、シーゲルからエースに宛てた偽造の手紙を、エースのファイルに入れる。」





…………以上、スタンウッドとマーサの犯行の全貌をお送りしました。
なるほど、事件はこういう感じで行われたわけですか……
そして、エースはコレを読み終え、とある事実に気がつきます。
そうです、スタンウッド夫人誘拐+シーゲル殺害の犯人に仕立て上げられてしまうことを!


ついでに、マーサにもペンタソーダを注射。本心を語って貰いましょう。

  「ジョー……
  私はジョンと楽しく暮らしたいの!邪魔をしないで!
  …………。貴方がそんなことをするならば、こちらにも考えがあるわ!
  私達の幸せのために、貴方に死んで貰うわ!!」



……これで謎は全て解けました。


  ・マーサは元々シーゲルと付き合っていたが、嫉妬深さに嫌気が差して離反。

  ・マーサはシカゴ資産家のスタンウッド(所帯持ち)とくっつく。

  ・そのことを知ったシーゲルは、マーサと離れるか$20,000よこすことを要求。

  ・夫人の存在が邪魔になったスタンウッドと、シーゲルを消してしまいたいマーサの利害が一致

  ・エースを誘拐殺人犯に仕立て上げるという計画を立て、シーゲルを殺害。

  ・夫人はトランクの中で窒息死し、エースは誘拐犯+2人の殺人犯として逮捕される予定だった。

  ・事件と関係ない二人はその後ウッハウハ。




なんと自己中心的な動機……そして計画的犯行なのでしょうか。
絶対にこの二人の横暴を許してはおけません。
エースはこの時間表を片手に、事件の全貌を警察に話し、濡れ衣を晴らす決意を固めました。


絶対に…………俺は捕まらん!!