みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
超ド級のユニークゲームRPGアンシャントロマン、今日で完結です。
その恐るべき結末、皆様の目でとくとご覧あれ。


さて、前回はギゼフィルの城の門を開いたところまででした。
それでは、魔王の城に入ってから、最深部までの全てをお見せいたしましょう!






まずこれが全景です。
それっぽい雰囲気だけはありますね。なんとなく。






これが入り口です。ふーむ……



 


………………ん?
あれ、これ何処かで見たことあるような……






えーっと……これってもしかして…………






コレ、旧ハインローグ城の使い回しじゃねえか。


これまで手抜き手抜きアンド手抜きとか、インスタントダンジョンとか言ってきましたが、
一番の盛り上がり所であるラスダンが旧マップの完全使い回しとか、
インスタントダンジョンですらありませんでした^q^
これほど制作陣の愛情が全く感じられない作品も珍しい。


この使い回しラスダンを抜けると、1人の剣士がいます。






ここから会話イベントが起こるのですが、ウチには会話の内容が全く理解できませんでした。
かなり長めですが全文書き起こしますので、頭を軽くしてから流し程度に読んでください。
あ、スキップしていただいても結構ですよ。




剣士「何時の時代も、愚かな者は必ず現れる。
  過去にハインローグの王、今は私の部下達、そしてお前達だ。
  おっと、お前の父を忘れていたな。ジェナトスの娘よ。」


サリナ「なにぃっ?!てめえ!」

カイ「お前がギゼフィルか。」

(自称)ギゼフィル「お初にお目にかかる。愚かな生物の代表者達。」

バロア「けっ、ずいぶんと、人を馬鹿にした言い方をするじゃねえか。」

ギゼフィル「くく、お前達は人間の総意を代表して来たつもりでいるのだろう?
  このギゼフィルを倒し、世界を闇の影響から救わんと。
  そして、人間の好き勝手に出来る世界を作り、平和と称する。」


ミシリア「そ、そんな……」

ギゼフィル「私を倒したところで、世界にとっては何も変わらぬよ。
  ただ、全ての生物の王になるのが、私か、お前かの違いだけだ。」


カイ「やめろ……っ!」

ギゼフィル「私の言うことが間違っていると言えるのか?
  そこのエルフは、何か知っていると言いたげだぞ。人間についてな。」


棒読み「…………くっ。」

カイ「やめろ……!!」

ギゼフィル「かつて人間でないからと、不当な仕打ちを受けた種族の話は知るまい。 (←編注:多分ピクシーのことを指してると思われる)
  人間にとって、都合の悪い歴史は消されてしまったからな。」


バーク「ふざけんな!黙って聞いてりゃ知った風な口聞きやがって!
  てめえがどれだけ、俺達のことを知ってるってんだ?」

バロア「カイは違うぜ。少なくとも、お前のような奴と出来が違うんだよ。
  自分だけ、こそこそと安全な所に隠れて、せこいことをやったいない。」

サリナ「カイはね、みんなに迷惑をかけたくないんだよ。
  ハインローグの王になって、国全部であんたと戦うことは出来ただろうさ。
  でもね、多くの人が死んでいくのを、安全なところから見てるだけじゃね。

棒読み「……貴方は、王としてのなんたるかを判ってない。
  人の上に立つ者の心得は、人を支配するだけでは成り立ちはしないのです。
  確かに私は、全ての人間を信用することは出来ませんが、
  今、ここにいる人たちのためになら、命をかけることも躊躇わないでしょう。」

ミシリア「私は…………………………
  カイの言うことを信じてる。絶対、いい世の中にしてくれると思う。
  貴方に足りないのは、何かを信じることよ!
  貴方はどうかは知らないけど、私達人間は1人では生きていけないの。
  誰かを信じて、誰かに頼って、助け合って……どんなに上手くいかなくても、
  頑張っていけば、いつか必ずお互いに、より良く変わることが出来る。
  貴方のように、自分以外を信じられない、哀れな生き物とは違うわ!」


ギゼフィル「……貴様、私のことを哀れな生き物だと。
  貴様らのような、取るに足らぬ生物に劣るというのか?
  ならば、示してみせよ!私と貴様らと、本当に違うのかを。
  この私を倒して、より良い世界というのを作ってみせるがいい!」


カイ「……行くぞ!みんな!」




〈 ´゚д゚`〉 ???????



書き起こしてみて改めて考えてみましたが、
お互いの主張がバラバラで、何を主眼に置いて話をしてるのか全くわからないというか、
会話そのものが成立してないというか、
何時からそういう流れのストーリーになったんだ?というか、
そもそも怪物病の話は何処へ行ったんだ。


ココまで来て、未だに見えてこないものがあります。

  ・ギゼフィルの最終目的

  ・怪物病の原理と治療法

  ・鉱山で手に入れた謎の玉(第1話参照)とは一体何だったのか

  ・コントンの廃墟を焼き払おうとした理由

  ・このゲームの存在意義




これだけのものが消化しきれないまま、ここに来てしまいました。
このまま謎のままで終わってしまうんですかねえ……?


あ、ここから戦闘が始まるんですが、例によって1T瞬殺。
弱い!弱すぎる!






戦闘が終わると剣士は倒れ、仮面を取ったらカイの親父でしたとさ。
わーなんてどらまちっくなんだろー(棒読み)
妻マリナの霊が現れて、夫婦共々去っていくのですが、
なんでここでギゼフィルもどきをやっていたのかという理由は一切明かされません。
結局カイの親父って、何だったんだろうなー……


このムービー唯一といっていい見所はここ。






カイのプリケツが拝めるぐらいでしょうか。
こんな後ろを守らない鎧なんか着てて、背後からモンスターに掘られても知りませんよ。


【2024/4/29 追記】
カイの父・ルイスは色々あってギゼフィルに乗っ取られ、息子のカイと戦うことになったのですが……


 ◆某映画より台詞抜粋

ラスボス「If you only knew the power of the dark side. Obi-Wan never told you what happened to your father.」

主人公「He told me enough. He told me you killed him.」

ラスボス「No, I am your father.

主人公「Noooooooooooooooo!」


power of dark side要素、回収完了しました。

やっぱりスターウォーズじゃないか!!!!


僅かに受けたダメージを回復させ、王の間から移動します。
お次がラストフロアになり、そこには本物のギゼフィルがおりました。






そしてギゼフィルは「我が片腕達よ。疎ましき肉の器を失っても、その力は失われることはない。」と意味ありげなことを言い放ちました。
そのまま戦闘に入るのですが、






前回いつの間にか死んでた2人が立っていました。
肉体がないのに実体はあるとか、つまりはどういうことなんだってばよ……

んでこの戦いなんですが、実はちょっと苦戦しました。
棒読みがソードダンスを3人に向けて放ったのですが、なんとダメージ僅か150点!
最後の最後はやっぱり役立たずでした。うぇ……

その代わり役に立ったのが回復魔法。
今回、初めて実験以外で全体回復魔法使いましたよ。
後は地道にダメージを入れて、5Tで戦闘終了。
おそらくアンシャントロマン最長の戦闘だったと思います。






左がロミアス、右がルーシアになります。
うーん……。結局この二人が一体何だったのかとか、何をしたかったのかが全く見えてこなかったですなあ……
で、今回のムービーにこの二人が出てきた理由は一体何なのか。






なんとギゼフィルの鎧から触手が生えて(通称:ギゼクラゲ)、二人をとっ捕まえるのです。
所謂「部下を強制的に吸収してパワーアップを遂げる」というパターンなんですが、






吸収のされ方と断末魔があまりに酷かったため、ムービーそのものがギャグと化してます。
この叫び方……やっぱりホモゲーじゃないか!(憤怒)
そういえば伏線としてトイレがありましたし、こういうところだけ伏線が仕込まれていてもなあ……






これがギゼフィル完全体です。
で、自分の意志で合体したのに、
突如「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」という謎の叫びのあと、
「許さぬぞ!!貴様らの存在そのものを、この次元より消し去ってくれるわ!」という逆ギレっぷり。
何に対しての怒りなんだ……?


そしてここで、98%の読者が忘れていたであろうファラが、いきなりここで登場し、
PTのHPとMPを全回復(原理不明)してくれます。
ここから緊張感のないラストバトルが始まります……
さて、魔王の力とはどれほどのものなのか…………












…………………………









アンシャントロマンのラストバトル、里見の謎を上回る1分半で決着が付きました。



  >時間にして2分。世界一早いラスボス戦だったと思います。  (@里見の謎・最終話)



いやー、あっさり更新しちゃいました^q^
弱い!弱い!!弱すぎる!!!








さて、ここからEDになります。
ハインローグに戻ったカイは、新しいハインローグ王に即位しました。






凄く……似合いません…………

とりあえず、このEDムービーの一番の見所はここですかね。






カイに続き、サリナもプリケツを披露。
ただの露出狂じゃないですかー!やだー!!

どうなってるんだ?この人の服と鎧は…………
今更ながら、ぶっ飛んだキャラデザですよね…






そしてミシリアはカイと結婚し、王妃になりましたとさ。
恋人になるまでの描写が全くと言っていいほどなかった気もしますが、今更ですかね。


このあと戦犯リストスタッフロールが流れるのですが、






タケシ・ホフマンって何やねん。

スタッフロールでも笑わせてくれるアンシャントロマン。いろんな意味で規格外でした。



スタッフロールの後、仲間たちの新たな旅立ちが描写されます。






まずはこちら。棒読みエルフとバーク(右端)は、新たに家を建てて二人で住んでいるようです。
エルフの里にバークを連れてくることはできないため、棒読みは故郷を離れてまで、バークと共にすることを決意したようです。
これもまあ順当ですね。割とそれっぽい描写はありましたし。






ああ、そういえばマクロードなんて人もおりましたね。
この二人はくっつくというよりも、カイの部下という共通項があるだけですね。
お互いハインローグを守る1隊長として、今後も協力しあう関係になることでしょう。






そして一番意味不明なのがこの2人。
おめえら接点全くないだろ!
とりあえず残り物の2人をまとめておけみたいな作り手の想いを感じました。
まあ、ファラはもう帰るところがないからという理由なんでしょうけどね……
うーん……一応ピクシー最後の生き残りなのですが…………







最後に、2人が違法建築ベランダから眺めてるシーンが描写され、
カメラが少しずつフェードアウトして終わります。
めでたしめでたし。
























…………ん?ちょっと待て!!




結局怪物病はどうなったああああああアアアアアアアアアアア!?!?!?