みなさんこんにちわ。飛行機が空中分解しても平気な主人公にバンザイ、すふぃあです。
あれだけ派手~に分解しておいて、なにげに主人公無傷ですよね。
まあ主人公補正ということで。ここでくたばったら話進まないですし。


落下した直後、1人の男性が主人公に近付いてきて、「王様がお呼びだ」といきなり言われます。
王があるからには某かの国家という組織があるのでしょうけど、
事故に遭ったばかりの主人公に一体なんの用なんでしょう。
密入国者と思われたのでしょうか。
マトモな人だったらいいのですが…………










一切期待できなさそうですね(白目)  




これがこの島?にいる国家の人たちです。
原住民という印象が深く残ります。

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とはいえ、主人公たちと言葉で意思疎通ができるくらいなので、
文明レベルに関しては最低限備えてるといっていいでしょう。
機械とかそういったものはなさそうですが、王宮はそれなりに立派ですし。


……ただ、どうみても異文化なのは間違いありません。
凄まじく嫌な予感がするのですが、何の用でしょうか……


王「ある日空から伝説の戦士が降ってくる。その男は島の王女と結ばれる。
島も男も幸せになれる。」



ちょっと何言ってるのかわからないんですが。


…………何れわかることなので、今のうちに解説しておきます。
この島の王によって拒否権なしにくっつけられそうな相手の女が存在するのですが、
名前をシンシア。王の娘なので、この国の王女です。
特筆すべきはそのビジュアル。




つよそう(確信)

い、一応拒否することは出来るんですよ?一応。


・はい
⇒いいえ


王「なにィ!わしの娘が嫌だというのか?許せん!」


……所謂無限ループというやつです。
抵抗だけは試みますが……


・はい
⇒いいえ


王「なにィ!わしの娘が嫌だと(以下略)


・はい
⇒いいえ


王「なにィ!わしの(以下略)


・はい
⇒いいえ


王「な(以下略)


シンシアの容姿を抜きにしても、こんなドギツイしきたりのある国家の王族になるのなんて嫌なんですが……(›´ω`‹ )
ド田舎っていうレベルじゃねーぞ!
シンシアの婿ということは、この国の次期王様になることを意味するのでしょうけど、
こんなけ文化や思想の異なる人たちと一緒にやっていくことなんて、難しいでしょうなあ……
夜のお供をしたら秒で枯れそうですし。


しかし誠に遺憾ながら、「はい」を選ばなければここでゲームが終わってしまいます!
主人公よ、犠牲になってくれ。




なんか物凄くスピーディに物事が進んでいっているのですが……
もういい。とりあえず部屋で休ませてくれ。


王「さあ、二人だけの部屋であま~いひとときを楽しみなさい。」

まだシンシアと会話もしたことないんですが。
おい、シンシアからも何か言ってやってくれ。
こんな強引な結婚は勘弁だと。




なんでお前もノリノリなんだよ。


この時、全滅したときのBGMが流れるのですが、
主人公の心境を現しているのでしょうね。
ミジンコになった両親を戻すために町を出ただけなのに、どうしてこんな……
ベッドに残ってた彼女の下着を装備してる場合じゃなかったな。

主人公はシンシアに監禁の部屋へ移動。
とはいえ、ここから操作開始になるので、どうにかして脱出しなければいけません。
マジで命取られそうですしね……





……なんかどっかでみたような段ボールがありますね?
そういえばジョニーもあの飛行機に乗っていたので、ここに落ちてきてもおかしくはないのですが……
なにやってんだお前。




俺だよワリオだよのノリで言うな。

どう考えても怪しい奴なのですが、今は少しでも人手がほしい。
こんな奴でも戦力になるはずと、主人公は事情を話します。


ジ「なに?お前が新しい花婿?そいつはおもしれえ!」

面白くねえわ。


……こんな近所のおばちゃんムーヴをかました後、ジョニーは仲間になります。
よかったのか……?

戦力として彼を見てみましょう。
装備武器はナイフ。武器攻撃力は12。
キャラの基礎ステータスで見ても火力はイマイチなので、それ以外の要素でカバーしてほしいところなんですが……
彼の最大のウィークポイント。それは防御面です。
なんと装備カテゴリーが「ダンボール箱」。それは防具なのか?
防御力は圧巻の。トランクスやパンティといった下着以下でございます!
もう少しやる気出せ。


ならば特殊能力だ!
っと、本作の特殊能力についても解説しておきましょう。
第1話で主人公は霊媒師から「お前の前世は王子だ!」と言われるのですが、
なんとこの前世に変身し、魔法みたいな能力を使うことができるのです。

例えば主人公の場合、氷属性の単体攻撃「アイス」という攻撃を、TP1払って使うことができます。
使用できる変身技の一部は説明書に明記されており、主人公は氷属性の攻撃に偏ってます。
氷系キャラといったところでしょうか。珍しい。


じゃあジョニー君。君の前世は一体なんなんだい?




前世からしてロクデナシくさいですね。

哲学者と名前の響きからして、元ネタはソクラテスなのでしょうけど
放浪者というあたり、前世からやってることはあんまり変わらないんだろうなあ……
ちなみに初期の変身技は「でんきのじっけん」と「ほのおのじっけん」。
注目すべきは後者で、なんと敵全体に50前後のダメージを与えるという、非常に強力な技となっております。
但しTP消費は12と、凄まじく燃費は悪いです。
1発撃ったら終わりなので、DQ5におけるミニデーモンのメラミみたいな感じですね……


なにはともあれ、あのヤバい集落を脱出。いつまでもここにおれません。
できることなら、他の大陸に高飛びしたいところですね……
南のほうにとりあえず移動します。
すると、主人公同様、この島に遭難したという老人が。
なんかいいアドバイスをくれるかと思ったのですが・・・・




そんな情報いらんわ。


そこからさらに東に進むと、何かが見えます。




お、ボートみたいな乗り物あるやん!
これで川を下って脱出しましょう。
ここで降りた先に山があるのですが、とりあえずスルー。
奥に行くと、小さな集落があるのですが、ここにステータス全回復のプレート?が。
回復の泉らしいのですが、ウチにはプレートにしか見えません。SFCの限界かな?

無限回復拠点を見つけたので、しばしここでレベル上げを行います。
正直周りの敵、結構強いんですよ・・・・
敏捷力上がってる主人公でも、先制攻撃よく相手に取られます。
一撃で10点、クリティカルだと30点前後持ってかれますんで、
レベルが低いときは集中攻撃で倒されがちになります。
しかも、敵が複数グループの場合はターゲットを細かく指定できませんので、
一撃で倒せない敵が現れたとき、攻撃が分散するとかなりピンチです。

なんだかんだでLvを4まで上昇。ここらへんだとなんとか苦戦しなくなります。


▼初めてネーミングセンスがマトモなモンスター登場。


名前が普通な敵もいたんだ……と、何故か一安心してしまった筆者。


北のほうに洞窟があるらしいので、移動移動。他に脱出方法が見つかってませんので、
よくわからないですが一方通行。
で、この洞窟なんですが・・・敵強いです。
Lv4でも結構苦戦します・・・・
敵は全体攻撃をかましてくる奴から、毒を浴びせてくる奴まで多種多様。
Lv5だと、やっと余裕で倒せるようになります。

で、この洞窟に出てくるモンスターなのですが・・・・・









名前が正常になったかわりに、今度は外見がマトモじゃなくなりました。
アレな意味で摩訶摩訶らしさが出てきたこのエネミーデザインの傾向は、イデアの日(第11作目)でも受け継がれることに気がします……
こんな奴らにくれてやる哀れみの心などありません。


毒に悪戦苦闘しつつも、モモンガの落とす桃で体力を回復しながら移動。
……なんで回復出来るのかというツッコミをしてはいけません。
できるものはできるのです。考えるな、感じろ。




最深部に行くと、なんか怪しい人たちに囲まれてる女性を発見。
とりあえず黒魔術師っぽい風貌の人に話しかけると、


「クケーーーー!!」


といって戦闘開始。
こいつコミュニケーション能力ないのかよ!
おかげでなんでこやつらが女性を襲おうとしてたのかわからずじまい・・・
どこまでも、謎が謎を呼ぶゲームです。


ここでボスの「ヨクアル一号」4体(二匹1グループ)と戦闘なのですが、
こいつらが割と強めですです。
一発のダメージが10点前後。それが合計4発きますので、ラウンドで40点前後ダメージを貰います。
さらにこのゲーム、敵の攻撃もクリティカルするので、当たり方によっては簡単に戦闘不能までもっていかれます。
出来れば早く殲滅したいところです。

では、ここで少しジョニーに役に立って貰いましょう。
ジョニーはここにくるまでにツインナイフという武器を手に入れてるのですが、
なんとこのナイフ、敵横一列を攻撃可能という、DQでいう鞭みたいな効果があるのです。
こういうテクニカルな手段を使って火力を捻りだす、という立ち位置なのかもしれません。


悪戦苦闘の末撃破すると、女の子が話しかけてきます。



こんな危険な洞窟で遊ぶな!!

彼女の名前はセラ。シンシアと同じ部族です。
この後話すセラの台詞が、この島の美的感覚を物語ってます。

セラ「あ、あたしの顔あまり見ないでください・・・
   だってあたし、ブスなんですもの・・・」


ちなみにシンシアは島一番の美人なんだそうです……
わかんねえ!やっぱりこの島の住人とはわかりあえねえ!!

この後セラは「山でヒノトリと話しているから来てね」
と告げて、一人で洞窟を脱走。
主人公とジョニー2人がかりでヒーヒー言ってるこの洞窟なのに、1人で走破できるだけのスペックをお持ちのようです。
手助け、必要だったんだろうか……('A`)