みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
逆襲のRPGビヨビヨ、今日も始めていきます。
今回はかなり真面目なシリアス回となります。
前回は、サムソンの呪いが解けたところまででした。
ようやく今回から本気を出すことが出来ます。
攻撃力の成長が止まっていることが不安要素ですが、それでもまだフィンより攻撃力は10高く、
メインを張ることは十分に可能です。
ウチの想定しているダメージ計算式が正しければの話ですが、
サムソンは平均でフィンよりも5点、アニーよりも10点高いダメージを叩き出せるはずです。
行動順番は後ろから2番目ですが、特に問題はありません。
後ほどこれについては語ります。
あと、サムソン復活記念ということで、少しドーピングを施してみました。
DQには力の種や賢さの種といった、使ったキャラの能力値を少し伸ばすアイテムが存在していますが、
本作にもそういったアイテムが用意されていて、能力値を伸ばすことが可能です。
しかもこれが「若干」ではないからバカになりません。
・「体力の素」を使用
アニーのVP 32 ⇒ 37
アイテムを1つ使っただけでVPが16%も上昇……
このゲームは常にVP不足に悩まされることになるため、VP+5は非常に大きいです。
魔術師系なのにPT事情で前衛に出ざるを得ない状況下で頑張ってるアニーさんのVPを上げておきました。
フィンとサムソンだけではやっぱり力不足なんですよね。
そしてサムソンには、弱点の一つであったLP不足を補填するために「命の素」を与えました。
これにより、LPが23から27にアップ。HPも119から133に上昇しました。
もう1個VP体力の素があればサムソンに渡しても良かったのですが、最終スタメンに残るかわかんないですからね。
前回のイベントを見る限り、仲間は6人以上になる可能性が高く、そうなったときサムソンがあぶれることもありえます。
では、急いでザラグーンへと戻りましょう。
本来であれば、大きく回り道をしなければザラグーンへは戻れないのですが、
今回はショートカットが使えます。
ザラグーンに通じる山道を、ホネットが開放してくれたため、ありがたく使わせて貰うことにします。
ちなみにホネットは、修行を中断して村に留まるみたいです。
山道を突き進んでいくと、出口に2人の兵士がおります。
こいつらはバンドールの兵士で、この道を見張っているようです。
むーん、ここを抑えるのはなんでだろう。
シャーマン族が降りてきてザラグーンを助けるのではないか?という事を想定しての配置なんでしょうか。
なんにしても邪魔だから、強引に突破を試みます。通してくれませんでしたしね。
ところが、このバンドール兵が予想以上に強くて戦慄してます。
■ バンドール弓兵の恐ろしさ
・推定VP200以上
・高確率で2回攻撃
・火力もそこそこ
・遠隔攻撃なので後衛でも被ダメが前衛と一緒
たかが兵卒と思って侮ってたら、予想以上の戦闘力でした。
下っ端でこんなに強いとか、どんな軍事力なんだバンドールは……
マリオンが1日持たずに落城したのも納得の戦闘力です。
サムソンがスーパークリティカルを出す等奮戦しますが、
倒すまで7分かかるなど、相当な苦戦を強いられてしまいました。
まだまだ強くならんといかんみたいですね。
こんなことがあったりましたが、ザラグーンへと無事帰還に成功。
すげえ遠回りしましたが、ようやくここへ戻ってくることができました。
早速グレードの面でも拝みに行こうかな。
と思ったら、町はシンと静まりかえり、宿屋以外全て扉が閉まってます。
はてどういうことかと思ったら、一人の少年がダッシュでこちらに近寄ってきます。
確か君は、騎士バイソンの……
まだ売国が完了してなかったのか(困惑)
あんなけあからさまに売国行動しといて、フィンがザラグーンを発ってから結構時間が経ってるはずなのに、
未だ完了してないというのはどういうことだ。
こっちとしては間に合ったと言えるのだから好都合っちゃ都合なんですが。
何故、グレードの売国計画がこんなに時間食ってしまったのか。
王とグレードの会話から色々考えてみましょう。
グレードがバンドールと手を結ぶ理由として、マリオン王国が滅んでしまった以上、
バンドール国と争う必要はない、とザラグーン王に迫っているのだそうです。
しかしながら王の反応はこんな感じです。
このように、王はバンドールと手を組むことには反対しております。
エドワード達を追放してはしまいましたが、あれはエドワードを本人と見抜けなかったがために追放しただけで、
本人だと証明出来たのなら、そもそもこんな事態になってませんからね。
スカーレット王妃もいますし、マリオン王国が滅んでるという証拠がない以上、バンドールと手を結ぶ理由にはならないということです。
そうでなくても、マリオン王国を滅ぼした国と手を結んだら、国民感情が大幅に悪化すること間違い無しですからね。
それに対して、グレードは「マリオン城が陥落してからかなり時間が経ってるのに、誰もザラグーンに支援を要請しにこない」ということから、
故にマリオン王国は既に滅んでいると王を口説きます。
しかしながら王はこれまた微妙な反応。
エドワード達を追放しといて、何を迷ってるのかが気になります。
追放したはいいが後になって後悔し始めたのか、スカーレットに説得されたのか、
グレードに反論するためにあえてこの件を持ち出したのか……
何れにしても、王の言葉の数々から、あの時来ていたエドワードが本物であったということを信じたいという気持ちが出てます。
今サムソンの力を見せつければ、一発逆転ホームランをかますことができるでしょう。
いざ、汚名を返上させるためにマリオン王国第一王子エドワードの配下の勇者サムソン、ここに見参!!
キャーバイソンサンカッコイー
これに対してグレードは……
……ふむ、元々99%の確率で内通してたということはわかってましたが、この瞬間100%と確信しました。
グレードよ、なんでお前が呪いの詳細について知っているんだ?
エドワードはスカーレットとバイソンにしか伝えてないはずだぞ。
この売国奴は、どんな条件を持ってバンドールと裏取引をしたんだろう……
そしてこの狼狽えようである。
こいつ、サムソンの呪いだけを頼って他に何も手を打ってなかったのか……?
「4つの毒沼があるから蜀軍が来ても大丈夫」と言って他に手を打ってなかった三国志演義の朶思大王じゃねーんだぞ。
エドワード達が戻ってくる前に内応を完了させられなかったグレードの敗北でしょうね。
こうなればもうこちらのペース。
王は「2回目の失敗はないぞ」という条件付きで、セカンドチャレンジの権利をくれます。
後はこのエンタシスを持ち上げればOKなわけですね。
前回は呪いで持ち上がりませんでしたが、呪いさえなければこんなもの……ふんっ!!
王「儂は本物だと最初から信じていたぞ(テノヒラクルー)」
この瞬間を持って、ようやくエドワードとサムソンが本物であることを認めて貰えました。
サムソンの要求通り、マリオンへの援軍を出してくれることも。
人を見る目だけはアレでしたが、元々凡愚な王ではないですからね。
一度認められれば、その後の行動も早いです。スッパスッパ決めてくれます。
甥を助けるという名目で、エドワードに対して全面的な支援をしてくれると約束してくれました。
これでようやく、マリオン奪還が開始できます。
……さて、後はグレード……わかってるな?
この売国奴を始末しなければいけません。
誰が偽物だって?あ??
これに対して、グレードの言い訳はこうです。
_,…. -─-r‐- 、 __
/,シ/ィ /lj !ヽヽヽヽ\
// / ///l|ハl | ヽ丶ヽヽヽ
,.’// 川 | | |l-ゝ! 、 ! | l l | l ヽ
!イ //!j !l | l、ゝ==、` lj y’jヾjノ
| !/,.- 、!|ヾ!` ヽヾ;;シ ィ;}’´
l ハ rソミ、 `”” 丶ヽ
ヽ!j,ヘ、ヽ,! “” _ j
ゞ彡ゝ、 u /
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l/ l ヽミΞ=-ニヽ_!lト、
御前賀 夕菜(1991~ 日本)
あんなけ派手に売国しといて今更王国愛を語るとか笑わせてくれるんですが。
グレードに従えば滅びなかった?何を根拠にそんなことが言えるんだ?
バンドールなんて何の理由もなく突然マリオン王国を攻めてきたような国だぞ。
当然ながら信用の欠片もありません。
そんな国と対等の関係が結べるわけもなく、軍門に降ることを意味します。
そうなったら国民はどうなるんだ?
マリオン王国から嫁いできたスカーレットの立場は?
マトモに反論すらできない売国奴の末路、哀れですね。
ついに言葉ですら負けたグレードが、最後に取った手段。それは……
緑色の薬……うっ、頭が……
グレードが緑の薬を飲むと、どんどん巨大化していき、
突如化物の姿になります。ギャオー!!
なるほど、それが理由でグレードは売国に走ったのですか。
その見返りとして何が貰えるのかは明らかになってません。
グレードは謀略家のようですが、一度策が外れるとビクビクしてしまうことから、かなりの小物であったことが推測されます。
あるときからグレードは変貌してしまったと町人が言ってたことから、
「内応しないとこの国を滅ぼしてしまうぞ」と脅されたのかもしれません。
まあこの場合、どのようにしてグレードとバンドールが接触したかが謎ですが、
ラムウが直接来たのであれば可能かもしれませんね。あいつテレポート使いますし。
こうして、化物となったグレード既に理性は化物に乗っ取られてるみたいですがと戦うことになります。
さて、冒頭で「サムソンは行動順が4番目だが問題ない」と言いましたが、その理由をお話しましょう。
これがやりたかったからです。
エドワードとトントは「アタック」という、攻撃力を数ターンの間高める魔法を使うことができます。
統計を取ってないので断言はできませんが、ダメージ上昇量はおよそ1.5~2.0倍ほど。
この魔法をサムソンの手番が来る前にかけれれば、初手からブースト状態で敵を殴れるというわけです。
ようやく足手まといと言われてたサムソンが、前線として活躍できるようになりました。
PTにとっても非常に大きいです。
一方のグレードですが、主に通常攻撃を仕掛けてきます。
ダメージは4点程度と微々たるものですが、ほぼ確実に2回攻撃を仕掛けてくるため、2倍の攻撃能力があると言って良いでしょう。
それでも時々使ってくるアイスストーム2の方が遙かに痛いため、攻撃してくれたほうがラッキーなんですけどね。
かなりタフでしたが、後先を考えなくて良いため、MPを惜しみなく使い、
7分の激闘の末、グレードは討ち取られました。サムソンの手によって。
やはりシュタットがラスボス候補なんでしょうか。
何れにしても、フィン達の前に立ちはだかる強敵であることには違いなさそうです。
次回、マリオンへの反攻を開始します。