みなさんこんにちは。すふぃあでございます。
    20作目を飾った真・聖刻、如何でしたでしょうか。筆者はもうお腹いっぱいです。

    では、総括をしていきたいと思います。
    とりあえず褒められる点ですが……


    【評価点】
    ・進行に支障がでるレベルのバグはない
    ・小説版の出来は良い(ゲームとは全く関係ない要素)

    マジでこれくらいでしょうかね……

    【問題点】
    ・それ以外全部

    しかもシナリオ面は、小説版があるのにも関わらずこの出来映えである。
    ふつーに小説版をなぞるだけでも、それなりのものは出来そうなはずなんですがね……
    どのような過程で本作のシナリオが作られたのか、凄く気になるところです。
    筆者が本編で書いたとおりの流れだったら、本気で笑えませんがね……

    シナリオダメ、グラダメ、音楽ダメ、システムダメと、主要部分は一つたりと良い点がないという潔さ。
    特に酷いのは戦闘システム。本編でも散々書きましたが、これデザインした奴は腹を割れ。
    本当にこれ、プロが作ったものなのか?と疑うレベルですよ。
    素人がツクールで作っても、まだもう少しマシなバランスになるぞ……

    あと本編では書きませんでしたが、音楽も大概酷いものでした。
    一番驚いたのは宝箱を開けたときのSEで「え、これ宝箱を開いたSEなの!?」と5秒前後固まってしまいました。
    アンロマと違って笑えるほどぶっ飛んでるわけでもないので、
    ただただ不快という印象だけが残りました。

    全要素がダメすぎて本編で散々ツッコミを入れたせいか、総括で語ることがあまりなくなってしまいました^q^
    シナリオ面の補完回を作ってまで、足りない部分を補ったりとかしましたしね。
    こんなけ手厚いサポートをしないと何がなんだか理解できないゲームというのもどうなんでしょうか……
    勿論筆者の文章力不足等で、正確に伝えられてない点もあったとは思いますが。

    そいえば最後に出てきた謎の人物「OYAJI NO WAKIGA」についてですが、
    どうもあれは、シフォンの決め台詞を公募してて、その時大賞を取った人のPNなんだそうです。
    PNは個人の自由とはいえ、これはどうなんだ……
    本作を終えて、「ようやくこれで開放される」という安堵感に浸っている中の強烈な一撃。
    最後にこれを見て、ソフトの廃却or破壊行動に出た人はどれくらいいたのでしょうか。


    いやー、これは本当に酷かった。
    皆様にユニークゲームの楽しさを知ってもらいたいため、
    できる限りただの罵倒にならないよう意識はしているのですが、相当に苦行でした。
    小説版のフォローを足して、かろうじてゲームとして成立している感じです。
    いや、後発作品のフォローが必須ってどんなゲームだよ。
    あと、あまりに誤字脱字が酷すぎて笑えてくるのは、一つのユニーク要素と言えるでしょう。
    「青」と「育」を間違えただけなら、文字を指定するアドレスを間違えたのかなで済むんですが、
    「のべる」に関しては完全に擁護不能です。
    プログラムは組めるのに日本語は読めなかったんか!!


    余談ですが、筆者はこんなゲームをとある方にだけお勧めしました。
    その方は笑いながらも無事完走されたので、世の中は広いなと改めて感じました。


    それでは皆様、また次回の作品でお会いしましょう。


    筆者評価: