みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
ルナドンの傷が癒えてるわけでもないですが、切り替えてまたやっていきたいと思います。
筆者の飽くなきユニークゲームへの挑戦は終わらない!終わってくれ。
さあ、第20作目となる作品はコレでございます!
昔からSRを見てる方は知ってるかもしれませんが、
実はこれ、本当は7年前に1回挑戦したことのあるタイトルなのです。
その後、アクトレイザー→里見の謎と繋がれたことによって、本作の第2話以降が出なくなり、
そのまま黒歴史化して、レビュートップのページからもタイトルを抹殺したという過去があります。
ただ
一部の方のみが、こいつの存在を知ってるものとなっておりました。
よほど人気がないのか「真・聖刻」でググると何故かウチの書いた奴が最上位に出てきます。
レビュートップにも置いてないのになんで!?
どんだけプレイされてないんだよコレ……
で、何故第2話以降を出さなかったのかというと、氏ぬほどつまらなかったから。
この作品は小説とかでも出ていたらしいのですが、筆者は一切読んでません。
なので、背景世界などがほぼ不明というのもあります。
本作の前評判としては、「ストーリーは原作通りだが、専門用語が説明無しで出てくる」というもので、
小説読んでない、しかも説明書のついてないもの当時約500円を購入した筆者は、世界観の前知識が0の状態で挑むわけです。
これはかなりの拷問の予感です。
wikipediaによると、「聖刻1092とほぼ同時を舞台にした、聖刻1092の外伝的なシリーズ「とある魔術の禁書目録」から見た「超電磁砲」みたいなもの」とありますが、
そもそも聖刻1092って何?という状態の筆者。
クソゲーという評判だけでタイトルを選んでることが丸わかりですね^q^
■ ストーリー
神話の時代、天井の神々の姿を模して八体の巨人が作られた。
鎧をまとい、剣を携えた武神の姿は、見るものに畏怖の念を抱かせる。
神話は、神が降臨する際の器として用意されたと語る。
いつしか神々は愚かなる人間に愛想を尽かし、地上に姿を現すことがなくなった。
すると、残された神の器を巡って人間は、争いを始めた。
神の力を宿す巨人のいずれか一体でも掌中に納めれば地上の覇者、《王の中の王》になれるからだ。
勝者も敗者もいない戦いのすえ、八つの巨人はどこかへ消えうせてしまった。
出だしはこんなところです。
まあ複雑なストーリー書いても訳がわからないのは某オードが証明済ですし、
これくらいシンプルな方がいいのかもしれません。
では、挫折したRPG「真・聖刻」、7年の時を経てリベンジプレイを初めていきたいと思います。
この話は、大陸の中央に位置する広大な地域、中原の征服を聖刻教会の錬法師集団「聖輪八門」が狙っているところから始まります。
その大陸の名はアハーン大陸。
オープニングの第一シーンは、悪の組織?が集会を行うところです。
この手は摩訶摩訶でも使われておりますね。
敵組織がどのような目的で動いているのかを、プレイヤーにアピールする意味があります。
この組織は8人の首脳陣で成り立っているような感じで、巨人の数の「8」とはけして無関係ではないのでしょう。
おそらく1属性につき1つの巨人、計8属性ってところなのかな。
こいつがリーダー格のゾマとなります。属性は風です。
続いて登場したのが、参謀格の陽のカーシャ。
陰陽の陽という意味なのでしょうか。光属性というのはよく見ますが。
その他のメンツは、金のゼルウ・火のトゥーロン・木のゾーキ・月のバンギ・土のティエン・水のアグーラとなっております。
カーシャの陽を日だとすると、七曜属性って感じがしますね。
だとするとゾマだけ仲間外れっぽい気がするのは気のせいでしょうか。
こいつらの目的は、「体」「顔」「乗り手」「心臓」を集めることと言っております。
これだけだとよくわかりませんが、ストーリーの流れを見る限り、神々の残した巨人なのかな?と思います。
この組織は既に顔を押さえており、そしてゾマが体の所在地を発見したという話を皆に展開します。
カーシャは嬉々しますが、ゾマ本人は至って冷静。
後でちょろっと出てきますがこのゾマさん、野心家です。
冷酷で野心家というと何故かイアーゴールナドンテンペストで登場する人物。
野心をベラベラ喋りたくて仕方ない病。が浮かんでくる筆者。
一種の病気ですねこれは。
しかしただ喜ぶだけで終わらないカーシャ。意味あっての喜びです。
というのも、上記4点の中で最も難しい「乗り手」について、アテがあるということなのです。
乗り手は誰でもいいというわけではなく、エヴァみたいに適正があるらしくて、
それに合致しないといけないそうです。
カーシャはその「乗り手」の候補を2人まで絞った状況まで持ってきてるようです。
この組織、結構優秀?
いや、ルナドンの悪の組織がガバガバだっただけで、これが普通なのか……?
他の7人が去った後、「顔」に語りかけるゾマ。
「復活させてやる代わりに、自分の野望のために働くんだぞ」と顔に語る。
野望ってやっぱり世界征服とかなんでしょーか。
場面は変わって主人公サイド。
主人公は盗賊団の首領の息子となっております。
この手の主人公にはありがちな脳筋少年です。
脳筋……偉大な父……俺は英雄になるんだ脳筋主人公が嫌になったのは大体こいつのせい。……うっ、頭が……
前のロボットみたいなのが凄くダサいんですけど。
このロボットみたいなのが、今作の鍵を握る「操兵」となります。
筆者の現段階のイメージとしては、FF6の魔導アーマーみたいな感じです。
以前書いた文章によると、古代文明の遺品なんだとか。なお何処でそんな情報を仕入れたのかは不明。
まあこんな不格好な操兵でも、戦闘力はとんでもなく高いです。
まあ人間の4倍ぐらいはありますからね。7mのロボットが近づいてきたら普通は逃げます。
但しガロードのような例ガンダムXの主人公。ガンダムXを手に入れるまではMS狩りを生業としていた。もあるため、よほどの超人がいればできないこともないのでしょうが。
前のダッサイ操兵に乗っているのが、我らが(?)主人公のシフォン。
後ろのマトモそうな人型操兵に乗ってるのが、台詞のあるシフォンの父である盗賊団頭領のタグマです。
この盗賊団の規模がどれほどかわかりませんが、部下の台詞から、かなりのやり手であることが伺えます。
それでは、シフォンさんのビジュアルを紹介しましょう。どうぞ!
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| | | | | U :::::::::::::| 腰に巻いてる褌みたいなのはなんやねん……
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たったこれだけでアンシャントロマンのサリナを思い出したウチは病気のようです。
褌はともかく、それ以外は特に言うほどのものでもありません。
20年くらい前の作品ですし、これくらいが普通でしょう。
上のイラストを見て判るとおり、見た目通りの勇猛な性格です。
但し、思慮はあんまり深くないです。先ほども書いた通り脳筋です。若気の至りでしょうか。
構成員はそんなシフォンを見て「流石頭領の息子」と賞賛しますが、
ただ一人、シフォンを評価しない男がいます。父でもある首領のタグマです。
まあ、ここで褒めたらテングになるからというのもあるのでしょうね。
組織運営の難しさを感じる一コマでもあります。
あ、ちなみいラウドリオンというのは、盗賊団の名前のことです。
この後タグマは、シフォンに「操兵でも磨いてこい!」と叱り飛ばします。
といっても、本当に磨いたわけではないんですけどね。
この台詞から見るに、シフォンの操兵は狩猟機ではないという事になります。
やっぱり戦闘力が違うのでしょうか。
そんなドリームを思い描きながら空を見つめていると、そのうち睡魔がシフォンを襲い、昼寝モードに入りました。
「国軍の奇襲だあ!!」
この盗賊団員の叫びによって、シフォンは目覚めました。
どうやらこの一帯を統治している国が、ラウドリオンのアジトを見つけ、奇襲を行ったようです。
あんなけ暴れてましたし、国民からの討伐依頼が上がってきてたんでしょうなあ。
タグマがシフォンの暴走を叱りつけていたのも、こういうことがあると予想していたからなのかもしれません。
脳筋主人公、ここに健在。
ここで主人公が国軍をドババーと蹴散らす展開だったら苦労はしないんですが、
流石にそれほど甘くは無く、タグマがそんなシフォンを制止します。
そして青い珠の首飾りをシフォンに渡し、「絶対なくしたり売ったりするんじゃねえぞ」と念押しします。
よほど大切なものなんでしょうね。単なる誰かの形見とかではなさそうです。
タグマさん、それは死亡フラグです。
ここから何故かシフォンは、操兵から降りて生身で逃げ出します。
うーん……操兵で逃げた方が遙かに速いような……
目立つからとかそんな理由なんでしょうか?よくわかりませんでした。
ちなみにシフォンはこの1分後に捕まりました。合掌。
所変わって、カルヴァレー王宮。
ここには一人の姫君がおりました。
どこぞの某格闘王女と同じような台詞。
……このアリーナ二世こと、ミシェルダが今作のヒロインとなります。
何故かこいつも褌です。
下はタイトスカートなのかスパッツなのかよーわかりません。
上の画像だとわかりにくいですが、長い髪を三つ編みにして1本に束ねています。
おてんば姫といっても、力は見ての通り1なので、壁を破壊するとかそんな能力はなさそうですが。
え、ビジュアル的な感想だって?巨乳に興味は無い(きっぱり)
あ、あとシステム面に一つツッコミ入れますが、
このゲーム、メニューボタン押してから展開されるまでが何故かめちゃ遅いんですよ(´・ω・`)
画面が切り替わるまで約3秒。ROMカセットの中にCD入ってるんとちゃうの?
本筋に戻しましょう。
この姫様、とにかくじっとしてるのが苦手で、お忍びで町へ繰り出すのは日常茶飯事。
※通算ではなく「今月」です
あまりに同じ事を繰り返すためか、侍女に完全ガードされる始末。
しかしここでくじけないのがお転婆王女所以なのか、しっかり抜け道は確保。
古典的な「暖炉の中に道が」ですが、よくよく考えたら、ドレス姿なのに暖炉突撃はある意味凄いですね……
真っ黒になろうとも、部屋でじっとしてるのだけは本当に嫌なんでしょうね。
この国の特徴として、「女性の国」であることがあげられます。
この国を治めてるのはミシェルダの母。つまりは女王です。
女性兵士もちらほら見かけます。
わかりにくいですが、こいつも女性です。
というわけで、ミシェルダは面白いことがないかを、配下である兵士に聞きます。
すると、盗賊団頭領の息子を捉えてあるという情報を手にしました。
多分シフォンのことなんでしょう。
本物のクマじゃねえかそれ。
実際見てないから噂話程度なんでしょうけど、「凶悪」という言葉が一人歩きしてるみたいですね。
まあ、本当に凶悪な盗賊団かどうかすらわかんないわけですが。
ここで「なんて怖い!」とは思わず「興味が湧いたわ!」みたいな感じになるのがお転婆王女所以。
衛兵を王女権限で強引にどかし、シフォンと対面することに。
この王女様、ちょっと肝座りすぎじゃないですかね……
お互い有名人であるせいか、名前ぐらいは知ってた模様。
シフォンは盗賊団の一員ではありますが、あくまで「金持ち連中から奪う」ことを生業にしてるようで、
所謂「義賊」であることを主張します。
すると、ミシェルダはあっさりその話を信じました。
ミシェルダは「人の目を見ると、話の真偽が分かる」力を持ってるらしく、単なるお転婆ではないことを臭わせます。
これでシフォンへの興味がマキシマムになったのか、シフォンの武勇伝を聞きに、牢屋へ何度も出入りする日々が続くことになりました。
ルナドンの時もちょろっと書きましたが、王族は煌びやかな反面、相当に制約された生活を送らなければいけないので、
その人にとっては必ずしも幸せではなかったのかもしれません。贅沢な悩みなのかもしれませんが。
ミシェルダのシフォンを話を聞きに行く日々が続きますが、その一方で異変が起き始めておりました。
王女たるミシェルダが兵士たちに挨拶をしても、返答してくれなくなったのです。
真っ先に思い浮かぶのが、「極悪人と仲良く会話をする姫君を王女とは認められない」ということで嫌われた可能性ですが、
どうも何か違う気がします。
ちょっと先取りシーンになってしまいますが、
「目で相手の感情が判る」力を持っているミシェルダが「無表情になって」と述べているので、
おそらく「人としての感情が感じられなくなった」のが、不気味がった要因なんでしょうね。
流石の剛胆な姫君でも、この状況下を耐え凌ぐのは無理ってもので。
皆が無表情になっていく中、普通に会話出来るのは2人のみ。
片方はシフォン。もう片方は先ほど出てきた占術師のビクニです。
これは絶対何かやってる返答ですね……
元々ビクニの事が気に入らなかったミシェルダは、囚人であるシフォンを頼って牢屋へ向かいました。
王宮で起こっている事をシフォンに相談した結果……
そうだとしたら大体お前が原因ではなかろうか。
そんなシフォンのぐう畜発言もさらりと受け流し、
母や皆を救って欲しいとシフォンに協力を願い出ます。
シフォンの条件は「牢屋から出して欲しい」。それに対してミシェルダの答えは、「首輪を預けてくれるなら」。
シフォンが脱走しないようにとのことなんですが、こういうところはちゃっかりシビアなんですね。
父のきつい言いつけでもあったため迷いましたが、これを受け入れることにしました。
二人は占術師ビクニを捕らえようと試みますが……
ここで再び分散。
この分散が命取りにならなければいいのですが……
巨人を巡る冒険記、まだ始まったばかりです……