みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
脱力系RPG黄昏のオード、今日も進めていきますよー
さて、前回はホイヒューが仲間に入ったところまででした。
やっとこの町から出られるぜ!ヒャッホイ
元々クオリティ面には何も期待してませんが、それでも戦闘システムに関しては興味があります。
RPGの顔ですからねえ。
これが酷いゲームは、他が良かろうと悪かろうと悪印象しか残りません。トキトワKOTY2012次点タイトル
理想を現実に出来なかった悲しきゲームみたいに。
せっかく100Gをボビンから貰ったことですし、軽く装備を調えていきますかねえ。
そいえば、町の中でリュートを強化してくれる人がいました。
材料費だけは実費払いという制約付きですが、まあ10円程度ですし
それくらいならなんとか出せます。
さあ、我がリュートよ目覚めの時だ!
何がどうパワーアップしたのか全然わかりませんが。
音楽に詳しい人なら意味が通じたりするのでしょうか?
生憎筆者の音楽知識は、音ゲーをやるのに不自由しないレベルしかないので……(^ω^;)
まあ、パワーアップすりゃなんでもいいか。
さあ、いよいよ町の外に出るぞ!
先ほどの鍵を使って門を開けます。
自動でオープンはしないので、コマンドを開いて道具を使ってあげないと開きません。
面倒くさい仕様ですが仕方ありません。
しかし鍵を錠前の中で回すだけで、ジリジリ開くという仕組みがよくわかりません。
機械駆動方式?とてもそのようには見えませんが……
まあいいや。ジリジリ開くその動きでも見せて貰いますk……
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
( ゚д゚ ) え、なんか門が一瞬で消えたんだけど
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
なんかもうテヌキノキワミ、アッー!!って感じですね。
描写できる技術力がないのなら、無理して背伸びしなけりゃいいのに……
扉を移動させるだけならファミコンでも出来ましたよ。
ああ、こんなんじゃ先が思いやられる……
では、戦闘の方はどうでしょうか。
ご覧下さい。これが黄昏のオードの迫力ある戦闘シーンです!
しょぼ
個人的にはこのインターフェース、めっちゃ使いにくいと思うのですが、どうでしょうか。
戦闘方式は、オーソドックスなコマンド型ターン方式。
味方全員の行動をコマンド入力して、そこから実際に行動が始まるのですが、
なんとこのホイヒューさん。賢さが20未満だからなのか知りませんが全然言うこと聞いてくれません。
戦うとコマンドを入力しても、3割ぐらいの確率で、このスクリーンという魔法を唱えます。
エフェクトから考えて防御能力を上げる魔法なのだと思われますが、
例え敵からの被ダメージが0だろうと、スクリーンを使い続けるホイヒューさん。
⑨っていうレベルじゃねーぞ!
さらにこの黄昏のオード。
ガイアセイバーよろしく命中率がかなり低いです。
今のところ70%程度じゃないでしょうかね……
しかも何故かミスの方が命中時よりもSEボリュームが大きいという始末。
そこまで音が出るほど大型扇風機なら、現時点で既に神とも戦えそうな気がしますが……
さて。賢明な読者さんならもうおわかりでしょう。
この2つの事から考えて、ホイヒューさんが実際敵にダメージを与えてくれる可能性は大体どれくらいか。
100% x0.7(殴ってくれる可能性) x0.7(当たってくれる可能性) = 49%
ええ、高い攻撃力も実に宝の持ち腐れです。
そのせいで戦闘のテンポが悪いったらありゃしない。
リュッケルトはもやしっ子なので、全然ダメージが出ませんし……
2って何だ、2って。
しかし、こんな酷い戦闘でも、BGMさえ良ければまだなんとか耐え切れそうなもの。
試しに、戦闘1回分だけ録音してみました。
お聞き下さい。これが黄昏のオードの魅力ある音楽です!
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いやあ、ウチも長年いろんなRPGをやってきましたが、
戦闘BGMがドラム音だけというのは過去に例がありません。
すげー!アンシャントロマンとは別のベクトルで突き抜けてるよ!(勿論黒い意味で)
なんか早くもG評価が約束されたような雰囲気が漂い始めて来ていますが、
泣くのは筆者だけでいい。読者には笑って貰わねば。
この山を突き進むと、洞窟の中に入っていきます。
ああ、そういえばこの先にアギーレがいるんだっけ。
………………あれ?
ちょっと待った。確か門の鍵をぽーんと捨てたのって、アギーレ本人ですよね?
門の鍵を閉めた後で、外から町の中に鍵をぶん投げるとか、奇行以外の何者でもないんですが!
薬キメてたとかいうオチだったら嫌だなあ……
ホイヒューはシーフらしく、トラップの存在をリュッケルトに教えてくれます。
こういうキャラ独自の特殊能力というのはいいですよね。
本当に天井落ちてきたら、洞窟が崩れて即死のような気がしないでもないですが。
もうこのゲームに、文章や台詞の整合性を一切求めない方がいいんですかねえ……
ひたすら洞窟を進んでいき、レベルも4まで上昇。
半歩歩くだけでエンカウントするという超仕様のせいなんですけどね。
まあ、それでも数十歩エンカウント無しで歩けることもあるので、まだガイアセイバーよりかはマシですかね……
あれは100歩歩くだけで20回近いエンカウントが存在していた代物ですから。
回復魔法は持っていませんが(というかまだリュッケルトは魔法が使えない)、回復アイテムは敵からそれなりに拾えるので、
回復手段にはそんなに困りません。
敵はそこまで耐久力が高くないので、攻撃さえ命中すれば、割と簡単に落とせます。
ホイヒューが本気を出してくれることを祈るしかないですね。
かなり奥へ行くと、骸骨が沢山落ちてる、やや開いた部屋に出ます。
丁重にフラグを立ててくれるホイヒューさん。
そして待ってましたと言わんばかりに登場する敵。
BGMがいつもと違うので、中ボス扱いなのでしょう。やっぱりドラム音オンリーでの構成ですが。
戦闘BGMの作曲を、音楽のド素人に任せたらいかんでしょ……
これが中ボスのダタラです。
どことなくPCエンジンを彷彿とさせるような、気持ち悪さの漂うデザインが特徴です。
キャラデザに関しては、それなりに光るものも感じるんですけどねえ……
強さに関してはそれなりです。
敵の攻撃は1発約10点。こっちはリュッケルトでもHPが30超えてるため、
回復のタイミングさえ間違えなければ、全滅はまずありません。
但しこちらの攻撃がなかなか敵に届かないため、それなりに長期戦になります。
というかガイアセイバーでも感じたことなんですが、命中率が70%を割るような戦闘バランスはやめてもらえませんかねえ……
命中率75%のパチンコmother2のスリングショット。ちなみにバットは命中率93.75%でもキレそうになった短気な筆者ですから。
せめて90%は欲しいです。TRPGでもSRPGでもないゲームの戦闘に、リアリティはそんなに求めていませんから。
無事ダタラを撃墜し、さらに奥に進んでいくと、
そこには倒れている人が1人。その横には謎の女性。
倒れているのはアギーレ院長本人。
どうやらさっきリュッケルト達が倒したダタラにやられたっぽく見えるのですが、
戦いに負けて看病されるというのも、すげえシチュエーションだと思います。
相手は病原菌を思いっきり放っていたとか……?
そんな不潔なモンスターだったようには見えなかったけどなあ……
その横にいる女性は、アイリスという名前なのだそうです。
といっても、この時点ではアイリスの方から話しかけてくることはないので、どんなキャラなのかはさっぱりわかりませんが。
しかし何が問題かと言いますと、このヒロイン、せっかくのピンク髪なのに筆者のセンサーが全然反応しません。
まあ、このゲームにクオリティ面は何も求めていませんからねえ……(^ω^;)
グロ画像とまで言われたファラの件もありますし……
アイリスについても、何れは語られることでしょう。その時になったらまた状況が変わるかもしれませんしね。
で、このおっちゃん。放置しておけば勝手に死んでいくのですが、
流石に1つぐらいは役割を果たさないと死ぬに死ねないのか知りませんが、
リュッケルトに「力の歌」というのを伝受してくれます。
これが本作における「魔法」に相当するもので、
見たところ、プレイヤーの権限で魔法を使うことが出来るのはリュッケルトだけっぽいので、
これが大きな戦力となることでしょう。
あとこのゲーム最大の特徴として、「歌魔法自動作曲システム」というのが存在します。
パッケージの裏側の説明文によると、「プレイヤーは決められた文字数以内でその歌魔法の歌詞を入力します。
するとメロディーラインと伴奏がマシンによって自動的に作曲され、歌詞と共に画面に流れます」とのこと。
ああ、所謂里見の謎の名前入力みたいなのを想像すればいいんですね。
本当にそこまで上手くいくようなシステムなんですかねえ……?
まあいいや。とりあえず歌詞入力画面を見てみましょう。
落石の歌 「大岩落ちろ」
歌なのか?!コレが歌なのか?!
「大岩落ちろ」と歌うと岩がヒューンと落ちてくるビジュアルを想像して草不可避。
いくらなんでも大岩落ちろはな……
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『作詞終了画面で何気なく決定ボタンを押したら、
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ いきなり野太いオッサンの声が流れていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも 何をされたのか わからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 里見の謎だとかボーカロイド()だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ…
(筆者が腹筋を破壊してしまったため、しばらくの間お待ち下さい)
こ、これが歌魔法自動作曲システム……
なんて恐ろしい子…………!!
このように、どんな歌詞でも適当にメロディーラインを作って声を発してくれるため、
このシステムはネット上で「黄昏のオードロイド」と呼ばれているようです。
最初はネタ的な意味で面白いかもしれませんが、長ったらしいものを何回もやっても飽きるので、
短くシンプルに「メテオ」にしました。
呪文みたいな感じで使うといいかもしれませんね。どうせ最大で7文字しか入らないんですし。
とそこに、先ほど倒したダタラがやってきました。
どうやらまだ生きていたようで、如何にも歌魔法の実験台として登場させられたような感じがぷんぷんと。
そして知らない間に逃走してたアイリスさん。
ダメだこのヒロイン。やっぱりウチのピンク髪センサーは反応しそうにありません。
今ピンク髪キャラはチャンスだというのに……
まあ所詮は黄昏のオードですから、どうでもいいんですが。
では早速、落石の歌改めメテオを使ってみることにしましょう。
来たれ落石よ!モンスターを押しつぶせ!
いくらなんでも大岩強すぎだろ。
相手の推定HP95のうち、8割近くを一瞬で削る落石。
ぱ、パワーバランスが極端だわぁ……
ボス戦はもうこれだけでいいんじゃないかなあ……
何はともあれ、ダタラを再び屠るリュッケルト。
アギーレは亡くなってしまいましたが、まあ戻れば何某かの進展はあるでしょう。
早速戻るとしますか。
なお遺体は放置される模様。