みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
一年かかった里見の謎も、いよいよ完結です。がっちりいきますですよー!
前回は、人口が極端に減ったタテヤマーナをお送りしました。
町の人口の大半がどこかへ行ってしまいました。
話によると、ヌーの総本山へ皆行ってしまったとのこと。
時の要石は護ったはずなのに、何故なのでしょうか。
この謎を解決するために、先にこの時代に帰ってきているヘッケル博士から話を聞くことに。
時の要石が時空間をさまよったって…………
動かすと世界が滅ぶはずの要石、思いっきり動いてるじゃねえか。
ヌーの奇跡…………なわけないよなあ?
そんなことを色々考えていると、なんとヘッケルが「儂も行く」とか言い出す始末。
それが目的かよ!!
なんという斜め上の展開。流石の筆者も、このジジイがパーティで戦うことになるとは、全く予想もしてませんでした。
目の前にいるはずの敵に気を取られていたら、股間の下からパンチが飛んできたぐらいの衝撃ですよ。
しかもめっちゃ強いし。
HPだけでも既に夢若クラス。それに加えて、心技も普通に高いです。
そして右手に鉄球!左手にバズーカ砲!!体は甲冑を纏い、頭は銀河鉄道999よろしく機械の頭!!
ど ん な 研 究 者 だ 。
この後装備を整えるため、コンビニへ行きます。
まあ売り物の顔ぶれが変わってなければ、全く見る価値もないですが……
神 の 鉄 拳 。
お前は何を売ってるんだあああああああああああああ!!!
本当にここはコンビニなのかよ!!
何はともあれ、全額叩いて神の鉄拳を購入。材質は一体何で出来ているのでしょうか。
そしてヘッケルには見えない力を装備。もはや何が何だかわかりません。
ま、まあ強ければなんでもいっか…………
装備も調えたし、いよいよヌーの総本山に突撃だ!と意気込んで、駅へ向かう夢若。
しかし駅に入ろうとすると、「何か大切なモノを忘れてきた気がする」というメッセージが出て、
強制的に前のマップへ戻らされてしまいます。
大切なもの…………このゲームの伏線でしょうか。
そんなわけで、手当たり次第タテヤマーナの町を探した結果、大切なモノがありましたよ。
そう、電車の切符です。
しかも何故か交番の地下牢(?)で。
電車の切符は普通駅で買うものだと思うのですが……
そもそも交番に牢屋なんかねえよ!
全国の警察官の皆様。もし地下に牢屋がある交番を知っていましたら、是非ともご報告をお願いします。
よくわからない方法で切符を入手し、電車へ乗り込む夢若。
ヌーヌーの総本山に着くと、町の人々は既に洗脳されていた後でした。
その奥には、ヌーのヌーがドカッと座っていて、夢若たちを見るや否や、
人々をどかし、夢若が通るための道を空けさせます。
そしてヌーは、夢若たちに「手を組まないか」と持ちかけます。
どこかで見たことのあるような条件だけど、気にしない!
勿論こんな話にOKを出すはずもなく、夢若は即答で拒否します。
ヌー「生意気な小娘(サヤ)と化け物(Q坊)の方がマシじゃぁないのか?」
ええ、ビジュアル的にはそうだと思います。
しっかし、ラストバトルのメンバーが「主人公・犬・ジジイ」になるとは思いもしませんでした。
うーん……華がない…………
そんなことを考えていると、いきなりどこからともなく声がします。
「待ちなさい!」
あへ??
あるぇぇえええええええええええええええええええ?!
なんとビックリ、サヤが自ら時間移動の術を使って、現代まで来たというのです。
何時の間にそんなのを身につけたというか、時間移動のバーゲンセールと言いますか。
まあ何はともあれ、役者は揃いました。
この星の運命をかけた(多分)、壮絶なラストバトルが、今ここにて幕を開けた…………
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
▲参考画像:前回登場したヌーのヌー
なんだこれは。最後の最後でプレイヤーを笑わせにかかってるのか。
一言で言えば「醜悪」。
威厳のかけらも感じさせない姿、これが最後の謎なのでしょうか。
背景は宇宙空間。別に宇宙で戦ってるわけじゃないんですが。
そして今まで全部同じだった戦闘BGMに変化が。
BGM「夜空の~向こうに~♪」
またかああああああああああああああああああ!!!
ラスボス戦でなんと歌付きBGM。
FF7の片翼の
ただ歌単独は悪くないんですが、絶望的なまでに戦闘とマッチングしてません。
よって、ただの脱力感溢れる戦闘となっております。
ちなみにこのヌーのヌーですが、なんと回避能力を備えております。
何パーセントかの確率で、右に左にヒョイヒョイ避けて、こちらの攻撃を回避してきます。
システムの妙を利用した回避術と言えましょう。
ボスの攻撃もなかなか重く、2撃食らうとサヤのHPを全部持っていくだけの破壊力があります。
ただ、サヤのHPって1620しかないんですけどね。
その程度の攻撃力でHP5000オーバーの夢若やヘッケルを追い詰められるはずもなく、
見せ場もないままわずか7Tで蹴りが尽きました。
時間にして2分。世界一早いラスボス戦だったと思います。
ラストバトルが終わると、画面がフェードアウトします。
そして気がつくと、見慣れた場所にいます。
そう、一番最初にいた場所です。
そこで釣りをしていたわけですが、目の前に洋介がいます。
夢若は一瞬ビックリしますが、洋介はそのままフッと消えていきます。
その次に母が出てきて、「大きなお魚釣れましたか?夢若さん?」と言い残し、
これもまた一瞬で消え去っていきます。
まさか夢オチ?!とも驚きましたが、OPと違い洋介も母もいません。
サヤもいない。イズミも過去へ残ったまま。
嗚呼、ジュウベイやQ坊は元気にやっていたのだろうか……
残ったのは、ここにいるラブリーのみ。
思えば、この場所で壺を釣り上げてから、いろんな事がありました。
コンピュータ室で出会った、衝撃的なイズミとの出会い。
いきなりタイムスリップした先は、なんと自分が元にいた時代。
そこで出会った、サヤとの運命的な出会い。
ジュウベイ、そしてQ坊……
ヌーと戦い続け、そして勝ち取ったこの世界の平和…………
うん、確かに以前と比べると、寂しくなった気はします。
でも、地下のあの場所から、何時でも夢若は過去へ行くことが出来ます。
イズミもジュウベイも洋介もQ坊も、そしてサヤも……みんな待っています。
母は…………どこかで元気にやっているだろうか…………
父「夢若は、一人でも大丈夫だろうか?」
ミヤ「何を言ってるんです!
ここまで一人で成し遂げたではありませんか。
・・・それに、夢若には沢山の素晴らしい仲間がいるじゃないですか?」
「うむっ!」
「夢若には未来があります!
そして、もっともっと大きくなって、私達の元へ帰ってくることを・・・」
「うむっ!信じていよう!」
「・・・はい!」
どうやら母は、どこか見えぬ場所で父と元気にやっていってるみたいです。
どこか遠い世界から、夢若を見守り続けてくれることでしょう……
それに、夢若は一人なんかじゃない。
愛犬ラブリーは、何時でも夢若の傍らにいます。
今や夢若の保護者と言ってもいい、ヘッケル博士もいます。
そして何より、里見の時代の頼れる仲間が、何時でも夢若の帰りを待っています。
そう、時の扉の向こうに…………
ところで、この画面にある、
「to be continued」って一体なんなんでしょう。
続編……作る予定があったんだろうなあ……