みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
物語も佳境に入ってきました。今日もゆっくりしっかり、楽しく書いていきたいと思います。
さて、前回は里見の宝(3つの巻物)を手に入れたところまででした。
Q坊を大幅にパワーアップさせ、死角のなくなった夢若一行。
今なら誰が来ようと、簡単に打ち破れそうな気がします。
この3つの巻物を手に、早速山寺へ。
一体この巻物はなんなのか。寺の坊さんが説明してくれます。
というわけで、この巻物は通信装置でした。'`,、(´∀`) '`,、
巻物にそのまま書けばいいじゃねえか。
しかもこの通信装置、無駄に立体映像です。
あーわかったわかった。ハイテクなのはわかったから。
つーか、文明レベルは中世(?)のはずなのに、なんでこんなハイテクなものがあるのでしょうか。
夢若の親父が、その理由を含め、夢若の出生から何もかも語ってくれます…………
「夢若よ!聞くがいい!お前が生まれる前のことを!・・・・・
それは私が、狩りをしていたときの話だ。
狐を追って山深く迷い込んだ私は、倒れている一人の娘を見つけた。
彼女はとても変わった格好をしていたが、美しい娘だった。
私はその娘を城に連れて帰った。
彼女はミヤと名乗った。私はミヤから不思議な話を聞いた。
この星には、時間をコントロールしている石が、地中深くにあり、(確か"時の要石"と言っていたが・・・)
その石を手に入れた者は、この星を支配してしまうであろう・・・と。
宇宙には、大きく分けて二つの種族がいる。
"時"を費やすことしかできない種族が大半なんだが、
その中に、"時"を生む力を持っている種族がいるそうだ・・・。
やがて、私とミヤの間に、一人の男の子が生まれた。
そしてまもなく、ある満月の晩に手紙と髪飾りを残し、ミヤは突然いなくなってしまった。
手紙にはこう記されていた。
『まもなく、私を追ってくる者が戦を仕掛けてきます。
私達の子、夢若も狙われることになりましょう。
夢若は世の中の平和と、"時の要石"を護る人として、生き延びねばなりません。
万が一の時は、この"時のティアラ"の力を使い、夢若を里美の地下洞窟より流してください・・・・・
"時の要石"は、湖の底深くに眠っています。』
ミヤの言うとおり、本当に戦が始まった。
相手はどこから来た者なのか・・・、
今になって思えば、ミヤは"時"を生む種族で、奴らは"時"を貪る連中だったんだ!
夢若は狙われ、私はミヤの残した"時のティアラ"を使い、
我が子夢若を、地下洞窟より流すことにした。
何時の日か、夢若が無事に戻ってくること、
そして世の中の平和のために戦ってくれるであろうことを信じて、
・・・これを記す。わかったな!
夢若!断じて、時の要石を動かしてはならぬ!
時空間に歪みが生まれ、世界が滅びる!
夢若!・・・・・立派になったな!
これからがお前の本領を発揮するときだ!
頼んだぞ!・・・父はいつでも、お前を見ている・・・」
以上、父が夢若に宛てた、最初で最後の父からの言葉でした。
話が二つの意味で宇宙的になってまいりましたが、
とにかく時の要石は、絶対に発掘させてはいけないもの、ということは判りました。
なんとしても、要石を死守するぞ!おー!!
で、この後何処へ行けばいいんでしょうか……?
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\ノ ノ ハ ̄r/:::r―--―/::7 ノ /
ヽ. ヽ::〈; . '::. :' |::/ / ,. "
`ー 、 \ヽ::. ;:::|/ r'"
/ ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
| 答 | 2マップ後にヌーの総本山があった │|
\_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
'`,、(´∀`) '`,、
というかここって、一応天空だよね……?
どうやってヌーの連中はここまで来たんでしょうか……?
もうなんでも有りですね、はい。
しかも謎の教義が広まってますし。
「穴を掘れば救われる」って、どんな宗教やねん……
キリスト教:信じる者は救われる
ヌーヌー:穴を掘る者は救われる
カルト教はやっぱり恐ろしい存在です。
教義を聞くだけで腹筋が鍛えられる宗教なんて、世界に二つとありませんよ!
まあ、単に時の要石の発掘作業を行ってるだけなんでしょう。
「穴を掘れば幸せになれるはずさ!」とか叫んでる人もいますし、かなりヤバい人たちが揃ってます。
まあ、こんな宗教に洗脳されてる人間で、マトモなのなんていないんでしょうけど……
そんな中で、唯一洗脳されてない人がいます。
この総本山の入り口すぐ奥に、道具屋さんがいます。
さーて、今回はどんな武器防具があるかなーっと…………
( д ) ゚ ゚
なんなんですか!この異常に強い武器(?)は!!
「見えない力」って……流石はヌーの総本山と言ったところでしょうか……
その上の「天の災害」というのも気になりますし……
ありえないほどの攻撃力。これより強い武器は、あって後1つあるかないかぐらいでしょう。
だって、攻撃力+1200とかほざいてるんですもん。
あまりの強さに、攻撃力の欄が???になってる始末。単に3桁までしか表示できないだけなんでしょうけど。
なんというハイパーウエポン。これを夢若に装備させます。
んでもって、もう一人パワーアップした人物がいます。
先ほど父が去ったときに、「破魔矢」というものを貰いました。道具属性の武器です。
これをラブリーに装着させた結果、大幅な攻撃力アッパーを果たしました。
本領発揮なのは夢若じゃなくてラブリーだったようです。
で、このクレイジーな集団が敵と戦うとどうなるか。
「敵が現れた!(1匹」
「ラブリーの攻撃!」
「夢若の攻撃!」
「ちゅどーん!(敵が吹っ飛ぶ音)」
全く相手になりません。
仮に3匹同時で登場しても、2ターン目のラブリーの攻撃までで敵全滅。
しかもQ坊の攻撃は花火なので、ダメージが殆どありません。
実質4回の攻撃で全滅させてるようなものです。
うーん……ちょっとハイパーになりすぎたか……?
そんなこんなで、立ちはだかる敵は既に埃も同然。
全く苦戦することなく、ほいほいと先へ進みます。
実はこの総本山、里見の謎唯一、ダンジョンらしいダンジョンなのです。
だって今までの洞窟とかって、大体1フロアで終わりじゃん……
迷宮らしい迷宮がなかったこのゲーム、ようやくちょっとは歯ごたえのあるマップになったようです。
まあ敵がザコだったんで、あまり難しくは感じませんでしたが。
階段をどんどん潜り、ついに最下層に到着。
すると、そこにはヌーのヌー(教祖)が、時の要石掘り当てた時でした!
ヌーはその力を試すため、夢若たちは要石を護るため、今一世一代の大バトルが…………
始まりそうで始まりませんでした。
なんというアホ面。あんた一応ラスボス(かもしれない)だろーが。
しかし!見た目で騙されてはいけません!
一応は教祖。おそらくはかなりの長期戦が予想され…………
(10秒後)
教祖倒しちゃいました。
よええええええええええええええええええええええ!!!!!
所要ターン数にして、たったの3ターン。攻撃回数は11回。
今までのどのボスよりも少ない攻撃数で撃破。びっくりするぐらいの弱さでした。
自分のレベルがかなり高い?ということもあるんでしょうけど、
戦いが進むにつれて、どんどん楽になっていくゲームって…………
戦いが終わると父の霊が現れ、「天晴れ夢若!よくやった!」と言い残し、成仏(?)します。
おそらくこれで世界に平和が戻ったことでしょう。
場面変わって、虹の橋を見上げている夢若とサヤ。
総本山にいたカッパの女の子に一目惚れし、そのまま一緒に去っていくQ坊。
そして背後には、今まで穴を掘ってた信者達。
……お前、なんかキャラ変わってないか?
今まで大衆を前に、力説するような娘じゃなかったと思うんだが……
ついでに一人称が"わらわ"から"わたくし"に変わってます。
ヌーを倒すまでにおいて、何か変わるきっかけでもあったんでしょうか。
BGM「は~る~かな~銀~河の~♪」
歌 う な 。
OPで語りを入れていた島ひろこが熱唱しています。
歌詞だけを見るといい曲のように見えるのですが、何故かシーンと合いません。
うーん……このゲームがバカゲーだからでしょうか……
とはいえ、こういうシーンで挿入歌がBGMとして入るのは、この時代殆どなかったはず。
あのFF8よりも2年早くこういう試みが為されている事に関しては、いい目の付け所だったと思います。
上手くムードを盛り上げてるかどうかはまた別の話ですが……
さて、ここで一つの選択肢が出てきます。
そう、「時のティアラ」をどちらのヒロインに渡すかの最終選択があるのです。
ここで最終的なヒロインが決定するというわけなのです。
つまり、2回の選択肢最初のヒロイン決定と、途中で時のティアラをどちらに渡すかという選択肢はストーリー上意味がなかったという素敵なオチでしたとさ。
ちなみに自分はそのままサヤに渡しました。
サヤは天空にそのまま残るそうです。夢若と再び会えることを願いながら……
所変わって里見城。イズミに会いに来た訳なんですが…………
おーい!サヤはポイなのかよー……(涙
ちなみにイズミ本人も残る気満々なようです。
理由は二つ。一つは、自分が持っている不思議な力をもっと知りたいがため、ここで術を磨きたいとのことです。
そしてもう一つ……
うん、とってもイズミらしい理由ですね!
まあ、オババのハートをガッチリ掴んでるあたり、姫として何か覚醒したのかもしれません。
とんかち持って殴りかかるヒロインよりかはずっといいでしょうし、本人のためでしょう。
新たな里見城の姫として、頑張ってほしいものです。
あ、お前いたんだ。
結局なんだったのでしょうかこいつは。ある意味洋介よりも影が薄かったような……
この後洋介にも会いに行ったのですが、あいにく留守というオチ。
最後まで出番に恵まれなかった可哀想なキャラでした。
いよいよ里見を去るときが来ました。さらば里見城の皆よ!
夢若とラブリーの二人で、現代に帰還!!
すると、自宅には一通の置き手紙が。何々……?
夢若へ
元気ですか?あなたは。母さんがいない間、いろいろな経験を積みました。
そして、すっかりたくましくなりましたね!
お前どっから夢若を見てたんだ。
あなたの旅も、あと少しで、結末を向かえるでしょう。
でも母さんは、やっぱりもう、戻ることが出来ません。
何時の日か、別の時間の、別のところで、必ず、会えるときが来ます。
その日が来ることを、楽しみにしています。
・・・・・あなたの父さんと」
母さん帰ってこないんだってさ\(^o^)/
謎の場所から夢若を見守っていたということも考えて、もしかしてもう天国に行っちゃったとかいうオチですか?
いやいや、それじゃあ夢若があまりに報われなさすぎます(;´Д`)
もしかしたら、この謎こそが里見の謎なのかもしれません!
しかし気になる文章が……
「旅もあと少しで結末を向かえる」って、まだ何かがあるというのか……?
もちろんこのままで終わるとは思ってません。
ですが、ヌーのヌーは過去で既に倒し、時の要石も守り抜きました。
……嫌な予感がし、タテヤマーナの町へ急いで移動します。
なんとタテヤマーナの町は、誰もいなくなっています。
ゴーストタウンと化した不気味な町。夢若が過去へ行ってる間に何が起こったのか……
唯一残っていた人に話しかけてみると、なんとヌーヌー本山へ行っちゃったとのこと。
もしかして、ヌーはまだ生きていたのか……!
そして要石は一体どうなってしまったのか…………
この星の運命をかけた最終決戦が、もうすぐ始まろうとしている…………