というわけでみなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
プレイ日記第三弾は、ケムコ三部作が一つ、シャドウゲイトです!






本作は元々洋ゲーであり、主人公は魔王ワーロックに挑むためシャドウゲイト城に乗り込むという
アドベンチャーゲームです。
原作は普通に硬派なゲームなのですが、
和訳された際に台詞回しがとてもユニークなものとなってしまい、
とんでもないネタ要素を帯びたゲームへと大変身!
辞世の句には定評があるとのことですが……

どのようなゲームなのかを、今解き明かしていきましょう。

- プロローグ -

 ・・・私は今森の外れにあるシャドウゲイトと呼ばれる大きな城の前にいる。
 冒険を求める旅の途中、ドルイドの予言者が私に告げるのだった。

 「予言が正しければこの世は闇と化す。その憎むべき首謀者こそあの魔王ワーロック!!
 奴はシャドウゲイトと呼ばれる城で、タイタンの中でも最も恐ろしいベエマスの眠りを醒まし
 この世を思いのままに動かそうとしているのじゃ!!
 この目論みを打ち破れるのは王家の血をひく者・・・そう、そなただけじゃ!!
 シャドウゲイトに行ってくれぬか?そしてこの世を救ってほしいのじゃ!!」

 ・・・いかなる障害も乗り越え、魔王ワーロックを倒すこと・・・それが私の果たすべき使命なのだ!!







・・・・・・・・・・・・・・・・



なんといいますか、自分で自分を勇者という人って、イタいですよね。
あんたまだ何も勇者らしいことしてねーだろーが。

もしかしてこの人、16年間母親から勇者として育てられてきたとかそんなんなのでしょうか?






これがプレイ画面です。
指のカーソルがありまして、これが縦横無尽に動きます。
やりたいことのチェックボックスにカーソルを持っていって、Aボタン。
行動のターゲットを指さして、もう一度Aボタン押せば、その行動がとれます。
マップの移動選択もコレで行います。アイテムを選択するときもコレ。

FC時代のゲームとしては、なかなか出来たシステムではないでしょうか。


では、早速突入in。










「あけないと すすめない」










このゲーム、クリアできるかどうかいきなり不安になってまいりました。  







シャドウゲイト城に入ると、魔王らしき人物の高笑いと、侵入者を嘲笑うかのような
歓迎の言葉を頂くことに。






流石は魔王。世界征服を企む大きな存在であることは間違いないようです。
それに見た感じ、一筋縄ではいきそうにもない城の攻略。
例えそれらの罠を乗り越えたとしても、相手は魔王ワーロック。
勝てるかどうか、皆目見当もつきません。いや、負ける可能性のほうが圧倒的に高いでしょう。

しかし、流石は主人公。
そんな魔王の脅しに屈することもなく、歩みを進める。
ここで主人公、この城の攻略に対する意気込みを一言!























ドルイドの預言者「人選・・・間違えたかのぉ・・・・?」











そんなドルイドの預言者(プレイヤー)の呟きは置いとくとしまして、
ここにいつまでもボーッっと突っ立ってるのもアレですし、次のフロアに進むことに。
早速正面の扉に対して、「開ける」。



「カギが かかっている」



いきなりカギがかかっていました。
まあ、当然と言えば当然なんですが、入り口の鍵が開いてたのは何故なんでしょうか。
侵入者を中におびき寄せて罠で殺すのが、ワーロックの趣味なのかもしれません。

じゃあ、右の扉を・・・



「カギが かかっている」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





開始二分で詰まってしまいました。



いや、このゲームには沢山の行動コマンドがあるではないか。
てけとーに、あるものを正面の扉に対して実行!!



とる ⇒ とれない!

叩く ⇒ 何も起こらない。

話す ⇒ 期待したようなことは起こらない。




どないしろと。



じ、じゃあ!このセーブの上にある、「セルフ」というコマンドを実行・・・


















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




















結局このコマンドの嵐でわかったことは、「正面の扉には、髑髏の鍵穴っぽいものがある」ことだけ。
とりあえず冷静になって、引き返してみることに。






ここの扉に対しても、上と同じようなことを実行しました。


とる ⇒ とれない!

叩く ⇒ 何も起こらない。

話す ⇒ 期待したようなことは起こらない。




ダメぢゃん。



ただ、扉の上の骸骨に、何か仕掛けがあることはわかりました。
えー・・・だったら、取るか調べるかどっちかで、どうにかなるんじゃないの?
しかし結果は、どっちもダメ。進展無しです。
微妙に投げやり気味になりまして、適当に十字キーを動かしてたそのときです。








画面のほうにもカーソル動かせれるんかい!!



これさえ知ることができれば、後は簡単です。


髑髏に対して「開ける」
⇒ 中から鍵を発見。
⇒ 「取る」を鍵に対して実行。



これでようやく鍵1をゲッツしました。
たかが鍵を一つ取るだけで、こんなに時間食うとは・・・
先が思いやられます。








無事正面の扉を開くことに成功した先には、こんなフロアが。
ここにはなんの仕掛けもなさそうなので、そのまま直行。






・・・・・扉みっつか・・・・
それぞれに対して「調べる」を実行してみましたが、木製の扉ということ以外の情報は特に得れず。
仕方がないから、とりあえず左を選択してみることに。






嫌な部屋だなぁ・・・
寒い部屋ということなので、死体の冷凍室かなんかなのでしょうか。


ま、それはそれで記憶にとどめておくとして、先に進もうと思った次の瞬間、異変が訪れました。






「ああっ、火が・・・!!
頼みの綱の火が消えてしまった。暗い!見渡す限り真っ暗闇だ!
私は明かりを求めて、手探りで移動しようとした。


ゴンッ!そのとたんに足がすべり、壁に強烈に叩きつけられてしまった!」

















・・・って、それで終わりかよ!!


多分さっき入り口あたりでうろちょろしてたから、時間食いすぎだったのでしょうけど、
コケて壁に叩きつけられて、それで絶命する主人公って一体・・・


そもそも、こんな強大な魔王の住む城に対して、
たいまつ一本だけで挑もうとする主人公の気が知れません。
怖いもの知らずなのか、単なる馬鹿なのか・・・・
どこの国だか知りませんが、一応王家の血を引く人物だったのなら、
せめて武器防具必需品ぐらいそろえておきましょうよ。冒険者の基本です。



まあ、勇者だからなんでもできると思ってる主人公じゃ、
それを期待するのも酷だったのかもしれません。



しかし、このまま引き下がるわけにはいきません。
ならば今度は、さっきの三つの扉の部屋のうち、正面へ!!
何故か半ダースの棺がおいてある部屋に入りました。


とりあえずここは何もなさそうなので、次。






みっつの鏡と穴か・・・
移動先の手段としては、穴という選択肢があるので、それを選んでみることに。














失敗かよ!!!





「うっ・・・立てない!!
腰の骨を折ってしまったようだ・・・
ここでは手当てを受けることができない。
黙って、飢え死にするのを待つだけだ・・・」















・・・なんといいますかね・・・








こんな虚弱体質に世界の命運を預けた奴、誰だ。

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