というわけで、星をみるひと、完結しました!!
第一話から第三話の執筆間隔がそれなりで、そこからかなり開いてしまって、四話から怒涛の更新。
クライマックス近くなると、更新ペースが異常に上がるのは、摩訶摩訶と似たような感じがあります。
まあ、一度気合が入ればこんなものですよ。
エンジンかかるまでがだいぶ時間かかりますけど。


(※本あとがきは2024年にリライトしております)


【評価点】
・SF+超能力という面白い題材
・主人公4人は台詞は少ないものの、グラが3種類ありなかなか魅力的
・音楽もなかなかに秀逸


【問題点】
・ユーザーに不親切な作りが多い
・全体的にもっさりしており、テンポが良くない
ゲームバランスはゴミ箱に投げ捨てた


総じて言うと、「題材や着眼点はいいのに、調理方法が甘い」という、
ホット・ビィ作のゲームに共通する評価になります。
Bボタンキャンセルが出来ない、逃げる不可など、
他のRPGには実装されて当然なものがない点も目立ちます。
配慮に手抜かりがないことを「痒いところに手が届く」と表現したりしますが、
これじゃあちんちんすらかけn(以下削除)


ゲームバランスの甘さ、もっさり感など、
欠点はシステム面に集中しており、やりたいことがやりきれなかった感が拭えません。
その一方で、謎解きに一工夫いる、隠し要素(みさの存在)など、
アイデアが光る場面もちらほらあり、
いろんな面で惜しまれる作品と言えるでしょう。


ただこの世界観に魅入られた方々は、二次創作という形で2つのフリーゲームを生み出しました。
一つは「スターゲイザー」。通称スタゲ。
もう一つは「ロマンシングステラバイザー」。通称ロマステ。
筆者はどちらもプレイしましたが、特に後者のロマステはかなりやりこみました。

その熱意が企業側にも届いたのか、
「星をみるひと」の版権を持つシティコネクションが、2020年に星みるをスイッチ版で発売。
発売から30年以上が経ちますが、今なおこの作品が愛されてるのは、
単なる「駄目なゲーム」で片付けられない何かがあるからなのでしょう。

癖が強すぎて、あまり他者にお勧めできないのも事実ですが、
話題にもならずに埋もれていく作品よりは、よほどいいのではないでしょうか。
スイッチ版だと980円なので、気になる方は触れてみてはどうでしょうか。
もっさりした歩きも2倍速歩行が可能になってるなど、色々良くなってる部分はありますよ。


Q:本音は?
ウチ:みさが可愛いのでやれ


筆者評価: