みなさんこんにちわ。勇者キラーの男・すふぃあでございます。
勇者殺しなこのゲームもついに最終話!
ラストスパート、行きたいと思います!!
前回は魔法の杖を手に入れたところまででした。
その後火が消えてポックリ逝っちゃうところが、流石勇者さんですが。
最後のアイテムも手に入り、最終決戦モード!
さしもの勇者さんも気合が入っております。(多分
まずは、氷のガーゴイルがいるところまで進みます。
ここから必殺の太●拳をかまして、ガーゴイルがくらくらしているうちに、
とっとと左の穴へ突入します。
自殺名所、いきなり登場ですか?
このゲームにおける井戸は、自殺スポットの一つとなってまして、
飛び込む ⇒ 死神登場 はもはや鉄則となりつつあります。
そんなわけで、今回はいきなり飛び込みません。
ここは、書斎の本に書いてあった、「12の輪がカギとなる」から推測。
大きなコインをここで投下します。
すると、井戸の奥底からは不気味な空気が昇ってきました!
どうやらこれに乗れば、
ここは一か八か・・・・・とうっ!!
気が付いたら、湖のほとりに立っていました。
目の前に広がるは大きな川。左の方には、意味ありげな銅鑼が。
銅鑼はあるみたいですが、使っても何も起こらないので、とりあえず目の前の川に飛び込んでみることに。
流石は期待を裏切らない勇者さん。
さて、もいちどよーく見渡してみましょう。
この銅鑼を活用するための何かが・・・・・・
・・・なるほど、これを使って銅鑼を鳴らせばいいわけですね。
さっそくこのバチを持って、力いっぱい銅鑼を叩いてみることに。
ゴ~~~~~~~~ン・・・・
すると、フェリーマンと名乗る死神?が、いかだに乗って登場。
コイン一枚を要求してきたので、金のコイン一枚を手渡すことに。
するとフェリーマンは、早く乗るようにと勇者に語り掛けました。
とりあえずこれで、川問題は解決っと。
怪しい門に登場。
何か石を入れるような雰囲気の穴が三つ並んでます。
雰囲気的に、左の門がワーロックへの部屋へと進む扉のような気がします。
ううむ・・・三つ穴がある・・・
預言書によれば、
「光は弱まり道は悪魔が守っている燃ゆる炎の中に作られる。太陽の石は悪魔が自由になる前に剣の位置に置かれる。最後にホルンの音が鳴り響く。」
・・・・・・・・・
とりあえず解読できないから、適当なところにぶち込んでみよう。
というわけで、真ん中の穴にin。
目 か ら ビ ー ム 炸 裂 。
しかし、このくらいで負けはしません!
今度は一番左の穴に投下してみます。えい!!
見事すっぽり収まりました。
はっはっは、勇者の灰色の脳細胞、恐れ入ったか!!
もうこうなってくると、あとは簡単。
ホルンをここで吹きます。ぶお~~~っとね。
ホルンが部屋中に鳴り響き、次の瞬間、ゴゴゴゴという音が!
悪魔の門が開きました。いよいよ決戦の時がやってまいりました!!
これまで人柱になった二十八人の英霊(?)を讃えつつ、
魔王ワーロックと、最後の戦いが、今始まろうとしてます!!!
意を決し、最終決戦の場へと進みます。
激しい稲妻が鳴り響く混沌無常の地にて、暗黒の時代を運んでくるため、
最後の総仕上げをしようとしてる、魔王・ワーロック!
流石の勇者も、この雰囲気には激しい威圧感を感じてる模様です。
そして魔王ワーロックは、混沌の世界をもたらすための、最後の切り札をここで投じてきます。
そう、冒頭であった通り、最も恐ろしいタイタン・ベエマスの復活です。
ワーロックが一通り呪文を唱え終えると、ついにその恐ろしき存在がベールを脱いで、勇者の前に現れました!!
で、でKEEEEEEEEEEEEEE!!!!
な、なんと醜くて恐ろしい生物なのでしょう。
これが世界を恐怖に陥れる、最強最悪の存在・ベエマス・・・・
なるほど、こいつが本気になれば、世界など軽くワーロックの前に頭を下げるに違いありません。
復活したばかりのベエマスが、目覚めの咆哮をし、思わずたじろぐ勇者さん。
それを見たワーロックは、勇者に対してこう言い放ちます。
「よく聞け!ここがお前の墓場だ。自ら飛び込んでくるとは、馬鹿な奴よ!!」
ベエマスの咆哮とワーロックの勝利宣言。
このとき勇者は、「最高の恐怖」と称し、金縛りにあって身動きが取れないほどの威圧感を感じていました。
しかし、威圧感に負けていては、世界は救えない!!
そう自分に言い聞かせ、威圧感を無理矢理振りほどきました。
いいだろうワーロック。その言葉、そのままそっくりお前に返してやるよ!
宣言しよう。ここがお前の墓になると!!
そして勇者は、最後の切り札を取り出します。
向こうが伝説級なら、こちらも伝説級の秘密兵器があります。
そう、唯一相手を倒すことが出来る、魔法の杖です!
- 果たしてこれで倒れなかった場合、どうすればいいのか・・・ -
一瞬勇者の脳内に、そんな不安がよぎりました。
でも、世界を救おうとしてる自分が、己と杖の力を信じなくて、他に何を信じればいいのでしょうか。
そう思い、勇者は杖に魔力を集中させ始めます。
もう迷うことはない。杖に全ての力と想いを注ぎ、
ベエマスを打ち滅ぼす力として、杖の先端に集まっていきます。
そして魔力が杖に集まり、その全ての力を、憎き敵・ベエマスに向かって解き放ちます!!
「魔法の杖よ!世界を救いたまえ!!!」
全ての魔力と祈りが込められた魔法の杖は、激しい光の爆発を起こし、
それは一条のビームに集約され、ベエマスの胸を打ちました!!
光のビームに撃たれ、もがき、吼えるベエマス!
ヌルヌルした体が揺れ、必死に悶え苦しみ、そして耐え切れなくなり、
己を召還したワーロックを握りつぶして、道連れにしようとしました!!
悲痛の声を上げながら、深い地の底へと沈んでいくベエマスとワーロック・・・
ワーロックに引きずり込まれながら、この世への恨みなどの言葉を吐き、
やがてそれは、魔王ワーロックの最期の言葉となりました・・・
全てが終わり、勇者以外誰もいなくなった混沌の部屋に、
一条の美しい光が外から差し込んできました。
そう、夜明けがやってきたのです。暗黒の終焉を告げる夜明けの光が・・・
勇者はついにやったのです!
ドルイドの予言どおり、暗黒の支配者・ワーロックを倒すことに成功したのです!!
こうして、勇者の人生で一番長い夜は終わり、人知れず世界に平和を取り戻すことに成功しました・・・・・
かくして世界を救った勇者は、この地方の領主・キング オットーに呼ばれ、
民から盛大な祝福を受けました。
「勇者よ!よくやった!!よくぞ世界を救ってくれた!!
これで国中の人々が、安らかにすごせる世の中となるだろう!!」
そして勇者は、この戦いで得たものを振り返りました。
・・・・・・最大の栄誉・・・・・・・・・
・・・・・・最大の富・・・・・・・・・・
そしてなにより、美しい王女の手・・・・・
・・・いや、それ以上に大切なものが・・・・
・・・そう、「苦悩の末の勝利」だ!!!
私の心に深く刻み込まれ、いつまでも決して消えることはないだろう・・・・
その後、勇者はウエストランドの領主となりました。
誰もが彼を「勇敢なキング」と崇め、この地方の英雄として讃えられることとなりました。
しかし、そんな勇者もとい現キングさん。
最大の富と名誉を得ても、まだなにか足らないものがあるのだそうです。
・・・そう、それはズバリ、「冒険心」。
今キングは再び勇者となり、新たなる冒険に出ようとしています。
今度は果たして、どんな冒険が彼を待ち受けているのか・・・・
新たなる冒険に出陣する勇者に栄光あれ。
~ Fin ~
ところで、この画面にある、
「第一話 終わり」って一体なんなんでしょう。
・・・続編・・・あるってことなのかなぁ・・・