みなさんこんにちわ。すふぃあでございます。
TILK連載中ではありますが、更新速度があまりに遅いタイトル遅すぎてそのまま更新停止となりましたなので、
もうひとつ平行連載したいと思います。
平行連載はイデアの日・バズー以来7年ぶり。連載途中からの平行スタートは実に10年ぶりとなります。
それでは、第28作目となる作品は、これでございます!!
>次回作は「ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト」はいかがでしょうか?
>良くも悪くも、短くてわかりやすいストーリー
>無駄にかっこいい戦闘曲
>残りHPで変化するモンスター
>等の要素があるのですが、どうでしょう? (2014/9/11付より)
これは、真・聖刻プレイ中の時に頂いたはくすで、実に約4年前となります。
ちなみにこの後プレイ日記として採用されたのは、皆さんもご存じビヨビヨです。
ストーリーが短いということで選考漏れしましたが、
少しだけプレイ画面を覗いてみたところ、音楽が良い・(書く側としては)面白そうだと思ったので、
今回採用することとしました。
これを送って頂いた方は、まだ見ていらっしゃるのでしょうか。
では、本作の背景についてを軽く説明します。
本作は1993年に発売されたタイトルで、その名の通りアメリカで最初発売されたものなのです。
アメリカではその1年前に発売されており、逆輸入という形になります。
最も開発自体は日本なので、残念ながらニンジャがファイティングしたり、
サムライが土下座するという展開はありません。
また、本作は難易度をかなり低く設計したことで有名です。
というのも、これより少し前にアメリカでFF2が発売されております。
但し中身は日本で言う「FF4イージータイプ」で、元々イージータイプはアメリカ向けに開発されていたものなのです。
しかしながら売れ行きは芳しくなく、それをみたスクウェア(現:スクエニ)が、
「もっと難易度を下げないと(使命感)」という思想の元に、
開発されたのが、本作ミスティッククエストなのです。
そんな変わった開発経緯を持つミスティッククエストなのですが、どのような感じに仕上がったのでしょうか。
おそらく最初で最後のFFプレイ日記になりますが、じっくり堪能したいと思います。
まず最初は、主人公の名前を入れます。
デフォルト名がザッシュなので、特に改変はしません。
これだけを入れたらゲームスタートです。どのような展開が待っているのやら……
開始3秒で村が一個沈みました。
この衝撃的なスタート、星をみるひと以来かもしれません。
この青い鎧を着ている青年がザッシュです。
ただの村民Aなのに、なんで鎧を着込んでるのかは謎です。
そして誰だよお前。
ムダに長い髭、そして雲のようなモノに乗っている謎の老人。
おそらく仙人なのでしょうけど、何の仙人……?
対岸へジャンプしたと同時に、沈んでいく山の一部。
一体何が起こったんだ……
ダークキング。名前からして敵の親玉くさいです。
しかしストレートな名前だなおい。
子供向けに作ったゲームとだけあって、名前も簡潔でわかりやすい。
だって、これより前に作ったイージータイプからして、ケアルガがケアル4ですからね。
まあ確かにわかりやすいですが……
そして村を沈めたのも、ダークキングのせいらしいのです。
理由は不明です。
そしてその理由はおそらく今後も語られる事はありません。
ダークキングの気分?
シャドウゲイト並に適当な勇者の指名だなおい。
勇者ってなに?思いつきで決めるものなの?
これだけでもかなりスピーディな展開なのですが、そんな中さらなる追い打ちをかけます。
お前どっから出てきたんだ。
「お前の力を見せてくれ!」じゃねえだろ!!
ここで、チュートリアルという名の初戦闘が始まります。
登場する敵は、なんとベヒーモス。
FFをプレイされている方ならおわかりだと思いますが、普通なら終盤で出てくる敵で、
FF4に至ってはラスダンで登場するハイレベルモンスターです。
ゴブリンよりも先に出てくるなんてありえねー
これがアメリカンなのか……
まあいいや。簡単だと言われてるFFだし、これくらいちょちょいのちょいだろ。
ちょちょいのちょいで倒されました。
え、これ敵つよくね……?
というか、開幕一発目からクリティカル貰ったんですけど……
クリティカル時の被ダメは、通常ダメージの約4倍。
ということは、防御を差し引いた後のダメージが2倍とかになる仕様ではなさそうです。
では、落ち着いてリトライしてみましょう。
戦闘は、オーソドックスなターン制のコマンド入力式です。
FFは4以降ATBシステムが採用されたことから、おそらくFFでは最後のターン制システムでしょう。
画面下部が、味方のステータス画面。
見る限り、パーティは最大で2人のようです。シンプルすなあ。
そしてHP表示は何故かゲージ制。つーかめちゃわかりにくい。
ゲージ制のゲームもありますが、FFはやはり数字表記じゃないとわかりにくいですね……
この表示はオプションにて変更可能です。
そして本作最大の特徴として、敵のHPが減るとグラフィックが変化します。
少しずつボロボロになっていくのが、目で見てわかります。
どことなくTRPGっぽさを感じますので、TRPG畑の自分としてはなかなかに興味深いです。
そして、ようやくベヒーモスを撃破。
実に3回目の挑戦でした。
ええい!敵クリティカル出し過ぎやろ!!
ま、まあ!倒したからよしとしましょう!
どうでしょうか仙人、この勇者の力を!
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-ァ, ≧=- 。
イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
≦`Vヾ ヾ ≧
。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・
いくらなんでも適当すぎだろクソジジイ。
コレを見て、「勇者はダリになった!」というグルグルネタを思い出したのは、筆者だけでしょうか……
こんなジジイに振り回される人生は嫌でしょう。ほら、お前も何か言えよ。
ダメだこいつも大概脳筋だ。
……これが、ザッシュの旅立ちとなりました。
いいんかこれで。
ザッシュが山を下りた瞬間、山は完全消失。
あのジジイ、帰るところなくなったけどええんか。
っと、麓の森で待ってると言ってたな。もう少ししっかりサポートしてほしいんだけどな……
アドバイスが雑すぎィ!!
しっかりな!って、完全に他力本願やんこいつ……
この一言限りでどっかいってしまいますし、仙人の割りには人生楽しみすぎだろ。
こんな状況下なので、手探りでのシナリオ進行になります。
しかしそこは子供向けのミスティッククエスト。シナリオ展開は早いです!
森を抜けるには、カレンという人の手助けが必要らしいです。
このおっさんは、カレンとどういう関係があるのかはわかりませんが、特に気にする必要もないでしょう。
マップを出て、フォレスタという村に移動します。
村といっても、中に入れる建物は片手で数える必要もないほど少ないので、あっさり見つかるでしょう。
この女性がカレンです。
年齢は15歳のうら若き乙女ですが、
その実体はなんと大斧を振り回すパワーファイターだったりします。
どこら辺が「可憐」なんじゃ!!
ティアラを付けた赤髪ロングに、足まで隠れた長いワンピースの服装。
どう見てもパワーファイターじゃないんですけどね……
ちなみに巨乳らしいので筆者のセンサーは反応しません。
こんなカレンに対して、ザッシュは……
展開が早くて助かるなおい。
ノリが完全にアメリカンですねえ……
終始こんなテンションで話が進んでいくんでしょうか
世界の危機感があんまないのは自分だけでしょうかね……