みなさんこんにちわ。大作RPGロマンシング・サガのプレイ日記もいよいよ最後、すふぃあでございます。
あのトラウマとなった幼き頃の記憶に、終止符を打つ時がやってきました。
最終決戦に勝利するのはどちらになるのでしょうか……!
さて、前回はミニオン三人衆(命名:すふぃあ)を倒したところまででした。
既に吸収されたと思わしきヘイトたちの後を追っていくと、
そこには強大なオーラを放った、最強の邪神が控えておりました。
ここまで来たらもう引き返せません。
いよいよ最後の戦いの幕が、ここに開きました……!
「この1000年の間、何度となくミルザとの戦いを思い出したぞ。
私の、ただ一度の敗北!ゴミのような人間に、神が敗れたのだ!
1000年の間この辱めに耐えてきた。
だが、今日でそれも終わる。
お前達を葬り去り、あの敗北が、エロールの仕組んだ罠だったと証明し、
この僅かな傷をぬぐい去って、完全な復活を遂げるのだ。」
「エロールなんか関係ない!
この世界と私達のために、あなたに負けるわけにはいかないの!」
「なんとでもほざけ!
所詮人間は、神の作った道具に過ぎん!
では、私の復活の舞台へ!」
■ 第1ラウンド
アイシャ -> 力の水(アルベルト)
ジャミル -> 冷凍剣
ゲラハ -> 稲妻
アルベルト -> 不動剣
長期戦になると予想し、まずアイシャは攻撃力アップの魔法をアルベルトにかけようと試みます。
しかし、それより先にアルベルトの剣がサルーインを切り裂きます!
与えたダメージ3283点。今や完全にジャミルと並ぶ前衛にまで成長しました。
二度と悲劇を繰り返さないため……国を失った元王子は固き意志を胸の内に秘め、全ての力を左手剣に注ぎます。
ジャミル・ゲラハも立て続けに攻撃し、このラウンドでサルーインのHPを約8000点もぎ取ります。
一方のサルーインは、最初の攻撃はファイアボールを放ってきました。
しかしこっちは火属性を一切無効化する防具を持ってます。
一撃食らえば即死級の魔法も、アイシャたちの前には塵と同じ。
実質何もできないまま、サルーインの最初の攻撃が終わりました。
■ 第2ラウンド
アイシャ -> 力の水(ジャミル)
ジャミル -> 冷凍剣
ゲラハ -> 稲妻
アルベルト -> 不動剣
早速力の水の援護を受けたアルベルトが、先ほどと同じく不動剣をサルーインに叩き込みます。
ぐは!威力すげえ!
ほぼ1.5倍になった強烈な一撃が、サルーインの胴を剔ります。
アイシャに力の水を習得させておいて、よかったと思った瞬間でした。
サルーインはこのターンもファイヤーボールでした。
1度無効化した攻撃が、2度目も食らうはずがありません。
無傷のまま、2ラウンド目も終了です。
■ 第3ラウンド
アイシャ -> 力の水(ゲラハ)
ジャミル -> 冷凍剣
ゲラハ -> 稲妻
アルベルト -> 不動剣
アルベルトに続いて、攻撃力がブーストされたジャミルが、アイスソードでサルーインを攻撃!
ジャミルを敵に回さないでよかったと思った瞬間でした。
たまたまアフマドのハーレムに拉致されたところを救出された縁で、
ここまで一緒になって戦うとは思ってもいませんでした。
あらゆる武器を使いこなし、アイスソードで敵を一刀両断する。それがジャミルです。
2度もファイヤーボールを無効化されたサルーインは、手を変えてきました。
ここでアニメートを宣言!
サルーインの怨念とも言えるべき魔力が、4人の意志を奪おうとします……
だが、魔力よりも人間の意志の方が強く、何の成果も挙げぬまま邪法は打ち破られました。
■ 第4ラウンド
アイシャ -> 力の水(アイシャ)
ジャミル -> 冷凍剣
ゲラハ -> 稲妻
アルベルト -> 不動剣
こっちは先ほどと同じ攻撃パターンです。
力の水の援護を貰った三人の攻撃で、サルーインのHPを13000点ほど削ることが可能です。
この後特に有効な攻撃がなければ、アイシャも本気を出す予定でいます。
一方のサルーインは電撃の魔法を唱え、一条の雷光がゲラハを襲いました。
しかしその傷軽傷。ダメージたったの64点でした。
サルーインが人間をなめていたのか、ゲラハの精神力が予想以上だったのかはわかりません。
この屈強にして勇猛なゲッコ族の戦士を、他の人間と一緒に見られては困ります。
状況に囚われず、常に安定した戦いの出来る槍使い。
今宵も槍から放たれる強烈な雷撃が、闇の中に光を照らし、敵を炭にしていきます。
■ 第5ラウンド
アイシャ -> 夢想弓
ジャミル -> 冷凍剣
ゲラハ -> 稲妻
アルベルト -> 不動剣
ついにアイシャが弓を構え始めます。
ここまでの攻撃を考えるなら、総攻撃で押し切れると踏みました。
いざというときはゲラハが回復に回ればいいですしね。
アイシャが攻撃に回ったことで、パーティの火力が向上。
わずか4手で16500点のダメージをサルーインに与えます。
再びサルーインは、邪法で心を奪おうと試みますが、再度不発に終わります。
■ 第6ラウンド
アイシャ -> 夢想弓
ジャミル -> 冷凍剣
ゲラハ -> 稲妻
アルベルト -> 不動剣
戦況はサルーインが有効な攻撃手段を打ててないということもあって
こちら側有利に進んでおります。
このラウンドも手をゆるめることなく総攻撃。
ついに総ダメージが5万を超えましたが、未だ倒れる気配無し。
流石最強の邪神の名は伊達じゃありません。
しかしサルーインはなんとこのラウンドもファイヤーボール。
6ラウンドのうち貴重な3ラウンドも無にしてしまったことになります。
当然こちらはノーダメージです。
■ 第7ラウンド
アイシャ -> 夢想弓
ジャミル -> 冷凍剣
ゲラハ -> 稲妻
アルベルト -> 不動剣
そろそろジャミルの技ポイントが尽きかけて、やや焦りもあったりします。
どんなけタフなんだこの邪神……
しかもこのラウンドは、サルーインへのダメージの通りが悪く、PTダメージも10000を超えず。
サルーインはその両手に存在する剣を構え、アルベルトを切り裂きます。
だが、アルベルトの装甲値64を貫ききることはできず、半致傷程度に終わりました。
■ 第8ラウンド
アイシャ -> 夢想弓
ジャミル -> 冷凍剣
ゲラハ -> 稲妻
アルベルト -> 不動剣
いよいよジャミル最後の冷凍剣です。
他のメンバーの技ポイントも底が見えかけているので、決着を付けるなら早くしないといけません。
アルベルトとジャミルがそれぞれサルーインに大きな傷を負わせ、
ジャミルはこれで冷凍剣打ち止め。
ここまでサルーインは大きな攻撃を使ってきませんでしたが、何時一撃即死級の魔法が来てもおかしくはありません。
敵が本気を出す前に、なんとしても討ち取っておきたい……
頼むアイシャよ、ここで決めてくれ……!!
この日より、世界の運命は変わった。
滅びの道へ向かおうとしていた世界は、運命を曲げた4人の勇者によって救われたのだった。
邪神サルーインと……その根城の消滅をもって…………
ここよりエンディングに入ります。
今までアイシャたちが関わってきた人たちの後日談が、それぞれ語られることになります。
まずはゲッコ族の洞窟から。
人間と関わってくることを拒み続けてきた族長ですが……
ゲラハと人間が協力してサルーインを倒したことで、少し考えを改めたようです。
いつか、ゲッコ族と人間が手を取り合い、共存できる日が来ることを……
お次はアフマドとその娘(と見せかけた愛人)です。
アフマドは「あんな奴だったが、少しは世の中の役に立ったわけだ。」と素っ気ない態度をします。
しかし、心の中ではアイシャたちを信じていたのかもしれません。
エスタミルの統括者・アフマド。
その後、彼の政治がどんな繁栄をエスタミルにもたらしたのか……それはまた別の話である。
次はオイゲンシュタットです。
ハインリヒもそろそろ自身の生に限界を感じたのか、ラファエルに今後の騎士団を託すことに。
ただまだラファエルだけでは不安のようで、
ハインリヒは「アイシャがいれば私も安心できるのだが……」と呟きます。
コンスタンツは「アイシャ様ならきっと帰ってらっしゃいますわ」という気休めの言葉をかけます。
ただ、それが気休めの言葉と思っていたのは周りだけでした。
果たして、彼女の願いは届くのでしょうか……
次はミルザブールです。
テオドールがサルーインの消滅を感じ、未だアイシャたちの姿が現れないことに、
半ば絶望感に近い状態で、フラーマに話しかけます。
「運命とはいえ、過酷だな……」と。
占い師でもあるバイゼルハイム城の主・フラーマ。その予言、外したこと過去に無し。
そんな彼女の言うことは、当たっているのでしょうか……
お次は魔の島にいた人です。13話で収録される予定がカットになってしまった部分ですが。
不死の研究をしていたというこの人。サルーインについての何を知っていたのでしょうか。
残念ながら、今となっては知る由もありません。
お次は砂漠地下の神殿です。
アイシャたちは本当に、サルーインと共に消えてしまったのでしょうか……?
最後は、元の地に戻ってきたタラール族の住む集落です。
アイシャたちの存在。旅していた理由を知る者。
その全ての人が待ち望んでいたこと。それは、4人の勇者の帰還。
その帰還を、誰よりも待ち望んでいる一人の老人が、何かを感じ取りました。
邪神サルーインを封じ込めながらも、トドメをさせなかった時から滅びへの道を運命付けられていた世界。
人間は弱く、儚き存在。その力、神に及ぶこと無し。
しかしそんな弱き人間が、邪神の野望を打ち砕きました。
今後、世界の運命は彼女たちに託されることになります。
世界に住む全ての人々の想い、全てを背負い……
邪神亡き新しい世界は、4人の手で切り開かれることでしょう。
新たなる歴史の幕、今ここに……
〜 Fin 〜
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