みなさんこんにちわ。ヴァレリアの運命を決める戦いをこれから始めようと思います、さたどらです。
うちはこの執筆が終わらないとPSPタクティやMHP3がプレイできないので頑張りたいと思います。


さて、前回はテンプルコマンドの1人、アンドラスを倒したところまででした。
空中庭園自体が王の墓であった、とも言ってましたなあ。
もしニバスがいたら、ドルガルア王の死体を使って…………
いやいやいや、もうニバスはこの世にいないんだから、余計なことは考えなくてよろし。
今はただ、目の前の敵を討ち取るのみ!



空中庭園地下の1フロア目は、アンデッドばかりが8体。
アンデッドだけということは……






ああ、星の煌めきが綺麗だなあ。


というわけであっさり終了。アラウンドキルということで、ローラがMVPを受賞。
これでLv39になりました。圧倒的トップです。


一方でこちらはバルバスとマルティム。
聖剣ブリュンヒルドを使って、封印という封印を片っ端から解いてるみたいですが、
この遺跡、一体何重の封印がかけられていたんですかねえ……






そして今明らかになるコマンド内の上下関係。

やっぱり暗黒騎士団も、総長のタルタロス以外は年功序列なんですかねえ……?
ちなみにバルバスが引き連れてきた暗黒騎士団も、残存兵力は今画面で映っているだけのようです。
体を張って、罠とかをくぐり抜けてきたのですから、ここに来る前は死屍累々の光景が広がっていたのでしょうなあ……
おお、こわいこわい(数多の戦場をくぐり抜けてきたあんたが言いますか)

そこに颯爽とデニム達が登場しますが、バルバスは封印されていた扉を開き、マルティムと共に先行してしまいます。
最後のテンプルナイト6人と正面で戦うことに。


ただ今回は正直、テンプルナイトはどうでもいいんですよ。
この戦いの主目的とはズバリ!レベル差の是正をなくすこと!
トップのローラがLv39で、一番下のシェリーがLv34。これじゃあいけません。
テンプルナイトはLv34しかないので、全然格差を埋める役割はできません。
故に、昔トレーニングでやったような石投げ大会を、最終決戦を前に行われたわけです。






トレーニングじゃないので、ローラの忠誠値が下がらないか激しく不安でしたが、なんとか大丈夫だったようです。
あ、テンプルナイトの方々は石になって貰いました
このリアルファイトトレーニングの甲斐あって、デニムがLv38、その他全員Lv37にすることに成功しました。
的の役割をしてくれたローラさん、お疲れ様でした。


なお、弓を持ってるがために石を投げられないサラだけは、鉄拳で経験点を稼ぎました。
ただその後ローラのカウンターであやうく氏にかけましたけど。
危ない危ない……我らが回避の女王を、こんなところで失うところだった。
ローラはSTRだけでなく、DEXもそれなりにあるんですよね……
サラのHP350に対し、280点のダメージですから、クリティカルしたら終わるんじゃないか……?

幸い1回の攻撃でレベルアップし、後はMVPで調整しましたので、事故には至りませんでしたが。
アーチャーのパワーレベリングは難しいと感じた今日この頃。


雑魚を一掃すれば、ようやく二人に追いつけます。
といっても、既に封印解除の呪文を唱えてしまった後ですけどね。
遅れてデニムが到着すると、バルバスの遺産説明会が行われます。
その間マルティムは何にも喋りません。もしかしてこいつって頭悪い?

バルバスの解説は、簡略にまとめるとこんな感じですな。


・とある男は類い希な実力を持って「全て」を手に入れた

・が、「再生」だけは得られず、息子と妻を失う

・神に祈るも通じず、神への信仰を捨てて悪魔に魂を売り、魔界へ旅だった

・バルバスたちが今いる場所は、かつてオウガバトルの時に魔界と人界への道となるカオスゲートという所。

・そして魔界へ旅だった男とは、覇王ドルガルア



そして、バルバスがこの場所まで来た理由、それは






というわけです。つまり僕は機械の体になりたーい、みたいな感じでしょうか。
翼と牙と角が生えて、黒くて硬い肌になったバルバスが襲いかかってくる……
そんなことを想像してみましたが、思ったよりも違和感ないんですが。
普通にオーガーじゃねえか。まあ元の容姿が既にオーガーみたいなものなんですがね。

勿論魔界へのゲートを開かせたくないデニムたちは、バルバスらを阻止しようとしますし、
バルバスとしても、ここでデニムたちを処分したいと考えてるわけで、
テンプルコマンド2人との戦いは避けられない状況になりました。

双方とも一度は破ったことがあるとはいえ、どちらも優秀なコマンド…………のはずなんですが。




▲回避の女王の一撃




▲ヴァレリアの主砲のテンペスト




▲サラを狙うもかすりもせず




▲シェリーのファイヤーストームでジエンド



以上、マルティムの最期までの模様をお送りしました。

結局何にもできないまま、カオスゲートを目の前に倒れました。享年31。
見下していた相手に足下をすくわれた気分はどうですか?マルティムさん。


開始1Tでバルバス1人になりました。
こうなれば、後はバルバスを処理するのも実に簡単。
2発目のテンペストが炸裂し、ローラのスターティアラも追加で発射。
後はいつも通り、最前線の人がトドメを刺して終了。
男連中?敵の後衛侵入防止用の壁として活躍しましたよ。
でっかい岩でも代役が務まるような役割ですが。






最凶の暗黒騎士も、ここでついに倒れました。享年35。
こいつが仮に魔界にいったとして、どんな魔物になって帰ってきたのか、少し興味がありました。

さて、これで野心を持った人は全員始末しましたかねえ……フヒヒヒヒ(悪役の台詞やそれ


しかし、カオスゲートを開いた当事者たちは既にこの世にいませんが、
カオスゲートは開きっぱなしなので、当然魔界との道は繋がったままです。
というわけで、早速魔界からの来訪者第1号が来たようです。










なんとこの人が来訪してしまいました。

ヴァレリアの先王にして、カチュアの父でもある覇王・ドルガルア。
しかも神だの訳のわからないことを呟いています。
カタコト口調なので、既に理性とか人間界にいたときの記憶は失われてしまったのでしょう。
理性のないドルガルアは、聖剣ブリュンヒルドを奪おうと、デニム達に襲いかかってこようとします。


かくして一同は、迷える覇王の魂を解放するために、最後の戦いへ赴くのでした……


この時、カチュアの台詞が一言もないのが、非常に惜しまれるところです。
SFCというハードの性能の限界だったかもしれません。
バールゼフォンやヴォラックの影がやたらと薄かったのも、ROM容量の限界のせいだったと聞きますし……






これがラスボスのステータスです。めちゃんこ硬いです。
攻撃力は回復役のオリビアを除いた、我がメンバーの誰よりも低いですが、
それでもラスボスを務めているだけの何かがあるはずです。

ちなみに今回のタイトルは、王がファイナルバトルの相手ということで、これをチョイスしました。
「王がバトル」ということで「オウガバトル」。つまりはただのダジャレです。



'`,、(´∀`) '`,、



さて、敵はドルガルアだけではありません。
その周りには、ダークと名の付くモブエネミーが5体ほど配置されています。
まずは先制一番!ローラが敵全体に対し、スターティアラを放つものの……






なんとダメージ無し。

相手の装備をよく見てみると、破魔の盾というものを装備していました。
魔法無効の理由はどうやらこれのようです。
流石ラスボス戦……ひと味違いますね。


しかし全員が全員装備してるわけじゃないようなので、せめて効く相手に……






終盤殆ど目立ってなかったシェリーさん、最後にいい仕事をしてくれました。
これで削りは十分。ローラのスターティアラと併せ、十分なダメージになりました。






うちの女性陣は猛者ばかりです。
ローラの攻撃力は半端無いですよ。
280点あったHPを一気に削りきりました。
しかもクリティカルでオーバーキル。相手次第では一撃KOだったかもしれません……


それに引き替え、男性陣は……






ミルディンさん……貴方最後の最後でそれですか……(涙  
あまりのショボい一撃に、涙が止まりません。  
どうしてこうなった!  


さて、いよいよドルガルアのターン。  
これがラスボスたる所以の一撃です!






この痛恨の一撃で、全員が150〜200の大ダメージを受けます。
特にミルディンのダメージがでかく、400あったHPが既に120
魔法抵抗力は一番高いはずなのに、何故…………!!
もう1発食らえば、3人か4人ぐらいは倒れてしまいそうです。


なんとか減ったHPは、カチュアとオリビアによって、ほぼ全員フルゲージ状態になります。
ヒーラーが2人もいると、何かと便利ですよね。
リザレクションのない我がPTは、こうするしかないのです。


それに引き替え、ドルガルアは本当に硬いです。
ローラの攻撃ですら、ダメージが3桁に届きません。
まあそれでも雑魚さえいなければ10対1ですし、デニムのスロームーブもありますので、
こちらの回復力が高ければ、まず誰かが倒れることはありません。
ただヒーリング+無しだと追いつかないかも……


全体攻撃を何度も食らいながら、着実にドルガルアのHPを削っていく10人。
残りHPが33になったところで、トドメの一撃を刺そうと試みます。
もちろんドルガルアのトドメを刺すのはこの人です!












生まれて始めて出会った父がこのような姿。


この時カチュアの心境は、いかなるものだったのでしょうか。


それならせめて、父を我が手で…………




ありえないことではありますが、もしドルガルアが討ち取られた瞬間、


一瞬でも理性が戻ったとしたならば……


その最期は、とても晴れ晴れとした表情だったに違いありません。


既に失われたと思っていた娘を、最後にこの目で見ることができたのですから……





英雄にして覇王ドルガルア、空中庭園の地下で死去。享年不明。
波乱に満ちた人生は、自らの娘の一撃を持って、その生涯を終えました……





デニム達10人は、ついにラスボスを討ち取ることに成功しました。
が、まだ一つだけ問題点が残ってます。
そう、カオスゲートは開いたまんまです。
既に魔界への吸引が始まっており、自力では脱出不可能な状態に。
このまま全員魔界へ飛ばされてしまうのか……?!


しかし、突如横から飛んできたテレポートの魔法で、10人のうちデニムを残した9人はその場から脱出することに成功します。
テレポートをかけた人物とは一体…………





 


なんと、オープニングでゲストに登場して以来、殆ど出番という出番のなかったウォーレンさんです。  
未だライムで負った傷は癒えておらず、重傷状態のままです。  
そのような体調を押してここに来たと言うことは…………既に覚悟はできているということでしょう。






デニムの叫びも空しくテレポートで外に飛ばされ、
ウォーレン1人を残した状態でカオスゲートは、崩れゆく地下遺跡の中に押しつぶされていきました。
さようなら、ウォーレン・ムーン…………。享年63。




こうして王女ベルサリアと指揮官デニム、そしてその仲間たちは、
少なくない犠牲を出しつつも、ヴァレリアの平和に害為す者達を滅ぼし……
今、新たな世界を打ち出そうとしています…………







     - 続く -






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