みなさんこんにちわ。いよいよ決戦の時が近づいて参りました、さたどらです。
これからラストダンジョンである空中庭園へ向かいたいと思います。
鍛え抜かれた精鋭を連れて、いざ暗黒騎士団を打ち破れ!


さて、前回は大量の武具を持ち帰り、ニバスを討ち滅ぼしたところまででした。
死者の宮殿で、主力ユニットの大半の装備が入れ替わりました。
バルダー装備(笑)と言っても過言ではないぐらいの力を持ちます。
ミルディンやローラあたりは装甲値がめっさ上がってますし、 (※ただしWTは劣化してる。)
カチュアやシェリーは知力をブーストする杖を入手して、魔法の威力がそこはかとなく上がってます。

後、MPチャージの早くなる防具(20WTに1MPのところが2MPになる)もゲットしまして、オリビアとカチュアにそれぞれ装備させました。
オリビアは勿論MPを25も消費するヒーリング+を1ターン目から打てるようにという意味合いがありまして、
カチュアは1ターン目にデニムからチャージスペルを受けるという前提ではあるんですが、
80MPも消費するテンペストを放った後、
その後2回目の補充無しで2発目が打てるかどうか、という差があったものですから、
ヒーリング+を持ってるという意味も含め、カチュアに持たせることにしました。
そのローブは白と黒の二種類があったんですが、当然カチュアは黒の方で。
デスプリーストやってた頃のあのイメージがあまりに強くてですね……


おっと、空中庭園に行く前にあと一つだけイベントがあります。






前回書いた時のこれに絡むイベントが発生したので、お送りします。
その人とは誰か。うちの予想通り、ハボさんでした。
今まで殆ど素性不明だったハボさんが、自らの出自についてを語ってくれました。






ハボさんは元ロスローリアン、つまり暗黒騎士団の一員だったというわけです。
勿論解放軍にスパイ目的で侵入してきたわけではないのですが。
彼がこの島に渡ってきたその理由……それは






父を殺した兄・バールゼフォンを討つため。
何故バールゼフォンが父を殺すことになったのかは省略しますが、
この後ハボリムに父殺しの汚名を着せて追放し、1ヶ月後には母も殺すという非道を行ってます。
ハボリムの語りがなければ、ただの影の薄い黒ランスの補佐というイメージしか生まれないのですが、
暗黒騎士団ナンバー2にふさわしいブラックな経緯の持ち主だったというわけですね……

なお、このイベントが発生すると、ウォーレンレポートのハボリムの説明欄ががらりと変わります。






これと上の画像を見比べてみると、ハボさんの姿が変わりすぎだと思います。
よくオズマはこれで同一人物だと気付いたものですねえ…… (※第9話参照)



色々前置きが長くなりましたが、ついに空中庭園へ突撃します!
残った軍資金なんと50万ゴート。
前作・ロマンシングサガの時は無駄遣いしまくりましたが、今回は何もしません。
だってバルダーソード99本あっても、なんの戦力アップにもなりませんし。
消耗品も、装備枠を1つ削って入れないといけないので、戦力ダウン面が痛いんですよね。
余った軍資金は、いずれ天下太平をもたらしたときの国の資金になると思うことにして、
特に手を付けず、出発したいと思います。






かつてドルガルア王が立てたと言われる憩いの場、空中庭園。
まさかそれが最終決戦の場になるとは、なんとも言えない物があります。
見てるだけなら美しい建物なのですが、勿論見とれている余裕はありません。
ほら、早速マルティムさんが来ましたよ。






兵力10万ということは、大体8個師団ってところでしょうか。
た、大軍だあ……
ヴァレリアの兵力なんて、残存兵力4個中隊(@ザエボス)だの言ってる時点でたかが知れてますし、
数のぶつかり合いになったら勝つのは厳しいでしょうねえ……






まあ、マルティムを倒すだけならすげえ簡単なんですけどね。
前回一度ボコってますし、うちの精鋭を持ってすれば大した敵ではないでしょう。

結局マルティムは言いたいことだけ言って、とっとと去っていきました。
相変わらず口だけは達者ですなあ。
デニムたちはマルティムを追って、途中で現れるテンプルナイトを倒しながら駆け上がっていくという
ミッションを行わなければいけません。
空中庭園という建物は、なんと最上階まで18階層あります!
つまり、連続戦闘が延々と続く、厳しい戦いになることが予想されm…………


あ、でも死者の宮殿に比べれば全然大したことないですが。




▲我が軍の基本戦法


流石ヴァレリアの主砲ですな!!

ボスクラスやレベル差のある敵でもない限り、カチュアのテンペストを3発食らって生き残れる敵はそうそういません。
ただ3ターンの間敵も待ってくれないので、
削りの入った敵に対し、サラやローラといった高機動部隊が前に出て、
トドメを刺すという戦術を採っております。
勿論最前線に出るという役割上、敵の攻撃を矢面に受ける訳なんですが……






回 避 率 9 9 % 。

な、何この人……無双すぎる……
AGIがサラよりも高いはずのハボさんやミルディンはボコボコ被弾するというのに!!
相手の攻撃は当たらない、放たれる矢は150点以上(後衛相手なら250点オーバー)の大ダメージ、
近接されても回避する上に、70点前後のカウンターパンチが飛んできます。
摩訶摩訶のさくらを彷彿とさせるような軍神っぷりです。
サラ最高や!デニムなんか最初からいらなかったんや!!


あ、デニムさんは後ろでカチュアやローラのMPを補充し続けるだけの簡単な仕事をやってます。
だってこのゲーム、デニムが討たれたら終わりなんだもん(´・ω・`)
総大将がカチュアになった今でも、軍を直接動かす司令官がデニムという構図は変わってないので、
結局デニムが討たれたら終了なのは、今でも変わってません。

ま、まあ!前衛能力を犠牲にした代わりに、実はスタメンで2番目に高いAGIを持っていまして、
軽装備故にWT310(Lv36時点)という最速で動くことができるんですけどね!
ミルディンは重装、ハボさんも2刀流故に重装、サラも弓が何気に重たかったりします。
時々デニムだけが前進してるようなポジションで戦闘開始することもあるのですが、
そういう時も全力で逃げることが可能になります。


あ、あれですよ!三國志演義とかでよくやってる一騎打ちも、現実では殆どなかったのと同じようなもので!
総大将は後ろでドーンと構えていればいいのです!
兵卒辺りから「ミスター・チャージスペル」とか揶揄されてそうですけど。
「ゴリアテの虐殺王」とどっちがマシなんですかねえ?


最上階まで行くと、マルティムとアンドラスの二人が待ち構えていました。






デニムが「ローディスの騎士は誇りというものがない。正々堂々と戦うことすらできないとは」と挑発すると、
マルティムがあっさり挑発されて、前に出ようとするのを、アンドラスがたしなめたところです。
他人をよく馬鹿にする人は、いざ自分が馬鹿にされる方になるとすぐムキになるという法則があるのですが、
この人もそれに漏れないような性格なんですねえ。


さて、最初で最後だと思われるアンドラスとの戦いです。






データだけを見るとそれなりに強いですが、2回攻撃をしてくる以外は無茶苦茶というほどでもありません。
装甲値500、攻撃力450というローラさんであれば、互角に近い戦いができるでしょう。
元々STRが高かった上に、ドーピングを与えた結果、STRが全ユニット中トップになってしまいましたという話です。
可憐な姿に反し、バリバリの肉体派というわけです。
アンドラスの肉体もかなりのものですが、なんにせよボディビルダー対決だけは避けて貰いたいものです。


基本的な戦法は今までと全く変わりません。
敵が近寄ってくる前にテンペストで削り、2ターン目で相手が近寄ってこなければローラのスターティアラも混ぜます。
それで致命傷になったところを討つ、というわけです。
ただ今回はテンプルナイトの1人がヒーリング+を持っていやがったため、
アンドラスのHPが全然削れないまま前進されてしまいました。
ならば、力押しでどうにかするしかありません!




▲当てる




▲避ける


なんだ、普通に接近戦でもアンドラスと互角じゃないですか。
正面向いてるサラ相手に、命中率7割近くあるのは流石ですけどね!
男連中は後ろで指をくわえて眺めていればいいのです。






はっはっは、我が軍の2トップは圧倒的ではないか!


  ミルディン・ギルダス・ヴァイス「…………あれ?」


最後のトドメもローラが刺して、戦闘終了。
これで暗黒騎士団コマンド級7人のうち、3人を倒したことになります。






アンドラスはバルバスやマルティムの行き先(なんと空中庭園の地下!)を語り、
最後にヴァレリアの事を心配しながら、この世を去っていきました。享年33。
纏まらない民、迫ってくるローディスという面から、かつて滅ぼされた自らの国とヴァレリアがダブって見えたのでしょう。
出番やエピソードが少なく、アンドラスという人物を語るのは難しいですが、
もしかしたら遺産を手に入れた後、バルバスやマルティムを倒そうとしてたのかもしれませんね。


次回は空中庭園の地下へ潜り込みます。







     - 続く -






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