みなさんこんにちわ。さたどらです。
約9ヶ月に渡ってお送りしたテイルズオブファンタジア、今日で完結を迎えます。
ダオスとの因縁に決着を付ける時がついにやってきました。


前回は、モーリア坑道を踏破したところまででした。
ただし召還に必要な指輪を準備し忘れたという、筆者らしいボケをかまし、
アイテムを回収した上で、泣く泣く2周目に挑みました。とほほ……
最も、武具は揃ってますし、スカウトオーブもあるため、前回よりは格段に楽になってますけどね。


まずは、モーリア坑道に挑む前に、アイテム回収を開始。
そのアイテムが眠ってる場所とは、過去編でクリアしたダンジョンの数々です。
デミテルの館だったり、浸食洞だったり、精霊の洞窟だったり。
150年前の段階では置いてなかったので、誰が何の目的でここらに設置したのかは不明ですが……


ます浸食洞。






要らない(確信)単体に水属性のダメージを与える中級魔法。
……今更中級?




……続いて、デミテルの館。






要らない(確信)単体を即死させる地属性魔法。決まらなければノーダメージ。
そのため地属性最強魔法はストーンウォールというド貧弱っぷり。




……その後、PS版ではストーンウォールとデスクラウドが廃止され、
代わりにロックマウンテンとアースクエイクが入ったのは当然の流れと言えましょう。



こんな感じで指輪を揃え、再びモーリア坑道へ。






まずはこいつから。カメレオンと言って、SFC版独自の召還モンスターです。
効果は敵を丸呑みして即死させる、というものなのですが、
そもそもこの魔法を使うと高確率でフリーズするというバグがあり、
役にたたねえまさに禁呪文と言ったスペックを伺わせてくれます。



2匹目。こちらはPS版でも出てきます。グレムリンレアーです。






しかし魔界の住人とだけあって、簡単には折れてくれそうにはありません。
そこでクラースは一計を打ち、「力を貸してくれるなら、魔力という飯を与える」と言って、
グレムリンレアーを契約させようと誘導します。
流石三十路寸前。やることがこすi……






ん?今なんでもするって(ry


こうやってグレムリンレアーも手中に収めました。
なおクラースがスタメン外のため使用機会は無かった模様。






あ、あと闇の洞窟でシャドウも契約しておきました。
PS版と違って、ダンジョンをくぐり抜ける必要がなかったので楽でした。
これにてクラースの召喚魔法、コンプ!
ついでに闘技場も1周クリアしておきました。8周?面倒臭いので勘弁して下さい(



■ おまけ   チェスターさんの勇姿()







やることは一通り終えました。後はダオス城へ挑み、ダオスを倒すのみ!
セージやセボリーといったドーピングアイテムも一挙放出。
まずはクレスのHPが1万(正確には9,999)になりました。






ダオス城第一の刺客(というか門番?)がこいつ。
魔法も使ってきますが、一番厄介なのは回転攻撃。
リーチが結構長く、結構ダメージがでかい上に、クレスがすぐピヨってしまうので、
レベルが低いと割りと苦戦するのではないかと思われます。
筆者はひたすら虚空蒼破斬を打ち続けて、なんとか撃破しました。






ちょっと進むと、アーチェ最後の魔法・メテオスォームをゲットしました。
敵全体に約5,500のダメージを与える、まさに禁呪文に相応しい威力を持つ最強魔法です。






あ、ちなみにビッグバンはありません。
というかこのゲーム、やたらと即死系魔法が多い……


・アーチェ
ディストーション  TP18 歪曲空間に敵を封印する
デスクラウド  TP25 敵の周りに魔界から死の雲を召喚する
ブラックホール TP35 敵を吸い込む魔界の穴を作り出す
エクステンション TP50 敵を分子レベルまで分解する


・クラース
カメレオン TP40 魔界の獣カメレオンを召喚する


 Q:違いはあるんですか?
 A:消費TPと名前が違う



……一応、エクステンションは対象範囲が1画面分あるので、複数巻き込める可能性はありますが、
それ以外は効果が全く一緒です。
また、各魔法とも属性が設定されてるので、敵の属性耐性値に応じて、成功率が変わるとかがあるかもしれません。

これらの魔法ですが、PS版ではほぼ全部削除されました。
唯一ブラックホールだけは残り、闇属性の攻撃魔法として新たに生まれ変わりました。
流石に即死魔法ばっかではバランスがあまりに悪かったのでしょうか。



  


ダオス城には数々の仕掛けがありますが、
その中でも最も有名なのは、やはりこのデリスエンブレムと魔法結界でしょう。
デリスエンブレムというアイテムを装備していないと、入り口付近の地下牢に飛ばされてしまい、先に進めません。
アーリィで1個は手に入れることが出来ますが、それ以上は宝箱で手に入れるか、敵のドロップに限られます。
が、敵のドロップは低確率であるため、
大体の場合、クレス1人でデリスエンブレムを回収するハメになります。






デリスエンブレムを守っているのは、忍者4兄弟。何故か1人くノ一が混じってますが。
1人1個守っているため、全員倒せば合計4個。これで問題無く進めます。



流石にダオス城はラストダンジョンなだけあって、攻略はかなりの長丁場になります。
全部書いてるだけのスペースはないのでカットしますが、攻略に数時間要したとだけ言っておきます。






これが各メンバーの最終ステータスになります。
セージセボリー祭のおかげで、全員がほぼカンスト若しくはカンスト寸前まで成長しました。
いやー、こんなけ強化すればダオスも怖くないっしょ。



扉をくぐり抜けると、いよいよダオスと再び相まみえます。
ここで会ったが100年目……いや、150年目だったか?
どっちでもいいや。今こそここで決着を付けると意気込みを見せるクレス君。






しかし、戦闘が始まる前に、ミントは1つだけ質問をしました。
既に、ダオスが魔科学を憎んでいること、某かの目的でユグドラシルを必要としていたことはわかっています。






ここでダオスの口からもはっきりと教えてくれます。
ただ、その先については教えてくれませんでした。
「私は大いなる実りを手に入れるという使命がある」とだけ言いますが、問題はその先なんですよねえ……
大いなる実りとは一体なんなのか。それを手に入れる目的はなにか。
結局これを教えてくれることはなく、ダオスと刃を交えることになります。






まずはダオス第一形態。HPは56,000とそこそこ高めですが、
PS版ではもっと高かったので、脅威ではありません。……数字だけを見れば。
実はこいつ、自動回復しやがるんですよね。
回復量自体はまちまちでしたが、確か700〜3,000程度回復してました。
そのため、実際に与えているダメージは10万前後……
とにかく高いHPのおかげで、回復アイテムを1個も使わず倒せましたが、
クレスがしょっちゅうピヨるので、ピヨハンを付けた方が良いかもしれません。






クレス達はダオスを退け、追い詰めますが、ダオスにはまだ秘策があります。
それは、ダオスの母星デリス・カーラーンから力を受けることです。
ダオスが真の力を解放した姿はこちら……になりますが……






見た目が完全に悪魔なんですがそれは。






名前は「フェザーダオス」となってますが、PS版とは最早別人といってもいいくらいの代わりっぷり。
羽は付いてますが、ダオス自身は画面縁で固定のため、羽を生やしてる意味は特にありません。
そりゃPS版でデザインが変わるわ……


フェザーダオスは、本体とアームの2部位でデータを持っており、両方倒す必要があります。
本体はHP64,765、腕は40,765。両方足してほぼ10万です。
指から光弾を飛ばしてくるのが主な攻撃方法で、
その他「ヒドゥン」という能力を使ってきます。
これは、体を影に隠すことで、こちらの攻撃が一切受け付けなくなるものなのですが、
能力が発動している間は向こうも攻撃をしてこないため、アーチェの魔法空打ちによるTP減少以外、
あんまりメリットのない技だったりします……



攻略方法としては、接敵して虚空蒼破斬を放つのが一番ベタでしょうか。
但しダメージ自体は高くないので、時間は割りとかかります。






よって、筆者のお勧めはこっちの方でしょうか。結局最後も閃空烈破。
闘気によって顔部分に1,500点、突きで腕部分に2,000点前後のダメージを与えられるため、
両方等しく減らすことが出来ます。
また、筆者は試しておりませんが、守護方陣が入ればかなり有効なんじゃないかなとも思います。






戦闘時間は約3分ほど。スペクタクルズ以外のアイテムは未使用でした。
勝因?やっぱり閃空烈破でしょうか。










フェザーダオスを倒し、勝利を確信するクレス達。
しかし、ダオスは再度立ち上がりました。
最も、ダオス自身は既に虫の息で、もはや会話する程度の体力しか残っておりませんでしたが。






最後の最後でようやく語ってくれる気になったようです。
何故ダオスは、魔科学とマナ、大いなる実りに拘り続けたのか。






……これが、全ての答えになります。
SFC版のシーンだけではやや描写不足なので補足しますと、
ダオスの母星デリス・カーラーンは、かつてのこの星と同じようにマナが枯れてしまい、
滅びへの道を進んでおりました。


ここから先は、他作のネタバレになりますので、一部文字を伏せさせて描かせて頂きます。



ダオスの星デリス・カーラーンのマナが枯渇した理由も、なんとこの星と同じく、
マナを光に変換して放つ兵器・魔導砲によって大量のマナを消費してしまったがため、大樹カーラーンは枯れてしまったのでした。
ダオスが魔科学をとにかく憎むのは、自分の星を滅ぼした原因でもあるからだったんですね。

ダオスは、実はデリス・カーラーンの王だったことも、「なりきりダンジョン」という作品で判明しております。

自分の星の民を救うため、ダオスはマナの結晶体である「大いなる実り」を探して、単身でこの星に降り立ったことになります。
ただ、大いなる実りはとてつもない時間がかかるため、星に降りたってすぐ入手というわけにはいきませんでした。
ダオスは時間転移の能力があるにはあるのですが、おそらくタイムパラドックスの関係もあってか、
大いなる実りを先取りして過去に戻る、ということはしませんでした。
そのため、とにかく長い時間をかけて、大いなる実りが完成するのを待つしかありませんでした。


しかし、ダオスにとって最大の障害が待っていたのでした。
そう、「魔科学」です。
ダオスにとって唯一の希望を、憎き魔科学によって潰されるわけにはいかない。
そのため、ダオスは人類に対して戦いを挑んだのでした。
(最も小説版では、降り立ったときは記憶を失っており、その間魔族に利用されたことになっていましたが)



大いなる実りは、途方もなく長い年月をかけて作るものなのでしょう。
ダオスがこの星に降り立ってからの150年間で、ついに実りを見ることなく、この世を去ることになりました。
その間、デリス・カーラーンの住民は大丈夫だったのでしょうか。



……以上が、ダオスの戦いの理由になります。
クレスは、ダオスにもダオスの正義があることに対して落ち込んでいましたが……






即座にクラースは反論します。
そう、ダオスも数多の人間・ハーフエルフを惨殺してきました。
魔科学の根底を倒すことができなかったこと、これによってダオスの運命は決まっていたのでしょう。
これが彼の今まで背負ってきた業、それに対する報いなのかもしれません。



そんなダオスの姿を見て、ミントはとある決意をします。
それは、「ユグドラシルをバリヤーで覆い、マナの流出を抑えること」です。
これによってユグドラシルの命を維持し、大いなる実りが出来るまでの間守り切る、というものです。
この方法を使うことで、結局全世界から魔術が失われてしまったというのは皮肉な話ですが……






ここで気になることが一つ。
今や世界一の法術師と言っても良い力を持ったミントですが、
彼女が去った後もパワーを維持出来るほどのバリヤーを張ることって、可能だったんでしょうかね?
そんなけの力があるのなら、戦闘中に使ってくれればクレス達は魔法に対して無敵だったのに……
それが出来たらゲームにならんだろ、という神の声を聞いたため、筆者は考えるのを止めました。



時を超えた5人の仲間達。
目的を終え、ついに自分の時代に戻るときがやってきました。






アーチェに関しては、まだ希望があります。
彼女はハーフエルフです。後作にも登場し、少なくとも200年は生きたということになってます。
アーチェに関しては、世界の何処かにもう一人いるはず……です。






クラースはただの人間であるため、これが今生の別れになります。
アーチェと一緒に過去世界に戻り、エターナルソードを封印したとされています。
その後、アーチェとの交流はあったのか、彼はその後どのような研究を重ねていったのか。
これに関しては不明です。



  


チェスターとアーチェは、将来出会うことになります。
ただ、今はさようなら。再び会うその日まで、しばしの別れです。
この時、初めてお互い素直な気持ちになったのではないでしょうか。




場面は再び飛んで未来へ。
ダオスがクレス達によって倒れてから、何年過ぎたのかはわかりません。






ユグドラシルの精霊・マーテルは、ダオスの遺体を、とあるものと一緒に、デリス・カーラーンへ送り届けました。
とあるものとはそう、大いなる実りです。
ダオスは生きている間に見ることは叶いませんでしたが、彼の想いは実ったのでした。








こうして、クレス・アルベイン始め5人は、世界を救った英雄となりました。



しかしその後の彼らは、歴史の表舞台に出ることはありませんでした。



関連作品によると、クレスはミントと、チェスターはアーチェと結ばれ、



世界を影から支え続ける存在であり続けたのでした。




最後に、ダオスとエドワードが、プレイヤー達に伝えたかったメッセージを紹介させて頂き、
本プレイ日記の締めとさせて頂きます。
皆様、長い間読んで頂き、本当にありがとうございました。







「この世に悪があるとするならば、それは人の心だ。」



「しかし、それは同時に善でもある。」



「そして最も恐れるもの。勝たなければならない敵、それは自分の心だ。」

















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