■ Data ■
公開日 |
価格 |
ハード |
公開元 |
ジャンル |
2013/7/20 |
フリゲー |
PC |
ケリーの作品展示場 様 |
RPG |
ニコ生実況プレイ第2弾として、勇者戦記勇者に続いてオンエアーしました。
全15枠。プレイ時間7.5時間!
見に来てくれた皆様、ありがとうございました。
今作は、勇者戦記勇者と同じくケリーさんが作成したものです。
あっちはADV要素が強かった(?)のですが、こちらは純正RPGとなっております。
中身はいろんな意味で不純でしたけど。
タイトルの通り、登場人物はほぼ全員変態です。
主人公が幼女趣味、他の仲間がゲイ・厨二病・BLと、こんなのに世界を救われたくないと思うような面子しかおりません。
でも開始時のLvが50もあるんですよね。
変な性癖さえなければ、世界を救った勇者たちとして称えられていたはずなのに……
まあこの世界の住人大体狂ってるから大丈夫ですよね何が大丈夫なのか。
本作は、色々狂ってるけど強さはマジキチな4人が、世界を滅ぼそうとしている魔王を倒し、
その魔王が勇者に復讐すべく、勇者の趣味である幼女に扮して襲おうとしたところから始まります。
魔王にしてはこすい手段とか言ってはいけません。
ちなみにこの時、勇者は自堕落な生活を送っていたためか、既にLv1に落ちていました。
所謂ランスシリーズと同じ理屈なのですが、だったら別に幼女にならなくても勇者倒せるんじゃね?
幼女化しようとして魔王もLv1同盟としてお付き合いするハメになりましたし。
変なところで抜けてる魔王さん。お茶目なんだから☆(ゝω・)vキャピ
ストーリーの方は、基本的には酷い路線のまま突っ切っていきます。
何せこの世界の住人は基本的に欲望でしか動いていませんほぼ性癖ので。
ああリアリティ溢れてる作品だなあ(白目)
そのためかキャラは物凄く濃いです。
あまりに濃すぎてマトモなキャラが空気になるという事態発生。
仕方ないねこんなのばっかだから♂
故に、バカゲー好きな方は楽しめるんじゃないかなと。
シリアスな話を望む方は受け入れにくいんじゃないかなと思いますが、
まあそういう方はタイトル見た時点でバイバイしてるから問題ないですよね。
ディープな世界を見に行きたいという方々にはお勧めできる……かもしれません。
戦闘はオーソドックスなコマンド式のバトルです。
ウチが感じたことを列挙していきますと……
・エンカウント率が高い! (実況中にガイアセイバーとか黄昏のオードの名前を出しました)
・直接打撃があまり効果ない! (必殺技ゲーと作者本人も語ってます)
・敵が全体的にタフい! (必以下同文)
・メッセージウインドウがもっとスラスラ動いてほしい! (※ツクール自体の仕様です)
・麻痺強すぎィ!! (とある剣さえあれば終盤まで十分使えます)
友人曰く「一番難しいのはバランス調整」。
ウチもかつて一度だけツクールを動かしてみようかなと思ったことがあるのですが、僅か30分で挫折。
TRPGで敵データを構築した方がよっぽど楽だったというオチでした。
CRPGのバランス調整って難しいね……
難易度は低めの親切設計(?)なので、RPG初心者の方でも大丈夫です。
この世界は黄昏のオードみたく物価が全体的に安めなので、アイテムパワーで十分ゴリ押しできます。
ちなみに筆者は、主人公のとある武器と、とある仲間の強力魔法でほぼゴリ押ししました。
闇に帰って下さい☆ ヴァニッシュ!! (筆者の勝手なイメージ)
そいえば「スペシャル水」とかいうMP200点回復のアイテムがあるのですが、
あれ移動中に使うとMPが200点以上(少なくとも400点)回復するのは仕様なんですかね……?
プレイしててその点が気になりました。
まあプレイヤーが不利になる仕様じゃないので特には問題ないんですが。
※2014/2/14追記 仕様だそうです。
それでは、最後に一言で本作の批評を締めたいと思います。
筆者は白派です。
筆者評価:E