みなさんこんにちわ。すふぃあです。
時を操る魔剣獲得まであと少し。物語の終盤を駆け抜けます。


前回は、2本の剣を取ったところまででした。
今回はその2本を元に、時の魔剣をゲットするのが目的となります。
目的地は、トレントの森最深部。ここで魔剣を作ることが出来ます。
なんでここでなければいけないのかは、忘れてしまいましたが。






過去編から150年経ちましたが、相変わらずハーフエルフは侵入禁止のようです。
話によると、人間とは交流が深まっているらしいのですが、ハーフだけはどうしてもダメなようです。
まあ経緯が経緯故に仕方ないのですが……
ハーフエルフが嫌われているのは他作品でも色々ある話なのですが、本作はもっと根本的な理由があるのです。
詳細は後述。


というわけで、今回もアーチェはお留守番。
150年前の反省を生かし、流石に今度こそは約束を守ってくれるだろう。






今度こそ本当に死ぬぞ。


さて、アーチェプチ離脱により、クラースが短期間限定でスタメン復帰。
但し……






実質戦力になるのはルナとヴォルトだけですけどね。


同じ魔術の使い手でも、クラースがアーチェとの差が出る部分がここで、
「弱点に応じて、対応した属性の魔術を打ち分ける」ことが出来ないのです。
風属性の敵が現れたとして、今更基礎ダメージ100点前後のシルフ程度の火力でどうしろと……

結局属性ガン無視で、精霊の持つパワーによる力推しに頼る他なく、
今現在だと雷耐性の持つ敵が現れた途端、オジャン。
上級魔法ならどの属性でも威力にそこまで差が出ないアーチェとの差は大きいですね……
まあ幸いといってはあれですが、ユミルの森とトレントの森に関して言うならば、
雷属性を吸収してくる敵がいないため、まあなんとかなりますが。



あと、クレスの装備についてですが……






この2つの森は、植物系の敵が何種類かいるためか、水属性の通りが悪いです。
下手すると吸収されます。
そのため、PS版では全く出番のなかったフランヴェルジュさん、出番です。
上の画像は真空破斬をお見舞いした一撃ですが、カンスト寸前の大ダメージを与えるほどの高威力を出してくれます。
3倍程度の弱点特攻補正が入ってそうです。流石植物の敵ですね。


そして、チェスターの武器も変更が入りました。






チェスター愛用の弓を、エルフの集落で修理して貰う事になりました。
こうして修理して貰った弓は、エルヴンボウとして生まれ変わりました。
修理というよりは魔改造だと思いますが。

PS版では、特殊なアイテムを用いてもう1段階強化することが可能なのですが、
SFC版はこれが最終強化となります。
但しその弓の攻撃力、なんと1590
単発ながら2連弓に匹敵する攻撃力があり、属性を持たないため敵を選びません。
これだけでも十分マジキチスペックなのですが、
噂によるとこれよりもさらにスペックが高い弓が何処かにあるのだとか。
チェスターさん優遇されてますねえ……(調整時間が足らなかっただけ)



エルフの集落でやること2つめ。






アーチェの母・ルーチェさん、なんとこの時代でもまだ健在でした。
推定180歳超えだというのに、元気ですねえ……
そして150年経っても未だ娘に対して負い目を感じてます。長生きすればいいってもんじゃないですねえ……

そしてこっそりと、1本の箒を手渡されます。
この箒・スターブルームは、攻撃力640を誇る最強の箒です。
おそらくルーチェが若い頃使っていたものなのでしょう。
なんでこんな伝説級のアイテムを、彼女が持っていたのかは謎ですが……


エルフの集落でやること3つめ。






ファンタジアのプレイ経験がある人なら誰もが知ってる、黒い服。
やっぱり魔法使いと言えばこれですよね!
物凄く個人的な話になりますが、某巫女魔導師の人にも着て欲しいと思ってごにょごにょ。

見た目はなんの変哲もない黒いワンピースなのですが、特筆すべきは防御能力。
なんと地・水・火・雷・風の5属性を吸収してしまうというマジキチ能力。
元々アーチェは被弾しにくいのに、対属性に関しても無敵の力を手に入れてしまったため、
まさにスーパーアーチェ状態です。


また、黒い服の上にあるデッキブラシも見逃せません。
魔女の宅急便そのものなんですよねコレ。
肝心のスペックの方は、攻撃力500。
スターブルームに比べると1歩劣りますが、1980ガルドでこの性能は驚異的です。
まあ本作の場合、アーチェの武器で唯一買えるのがコレだったりするんですけどね。
普通なら自分の乗ってる箒で殴ろうとは思わんわな……


装備強化も終わったところで、ブラムバルドの所へ行きましょう。
話の進行には関係ないですが、重要な話が聞けます。






クレス達はあっさり集落に入れたのであまり感じにくいことなのですが、
過去編の段階では、エルフは人間も嫌っており、
アルヴァニスタ王の認める人しか集落に入れないということになってました。
150年経った未来編では、なんと許可証もなく入れるようになってます。
当時のアルヴァニスタ王は、エルフ達の文化を吸収し、地位向上に貢献してくれたのだそうで、
ブラムバルドを始めとするエルフ達も考えを改めたのだとか。
とはいえ、元々ブラムバルドは改革に積極的だったので、彼が反対派を説得したことによって、
今の環境があるのだとは思いますが。


しかし、ハーフエルフだけは未だ受け入れておりません。
その理由は何故か。






はい、これがエルフ族が徹底的にハーフエルフを忌み嫌う理由なのです。
エルフ族がかつて人間も嫌い、バートとルーチェの関係を引き裂いたのも、
全ては「魔科学」が根底にあったからなのです。
彼らは当時から知っていたのです。
魔科学は自然の理をねじ曲げ、魔力の源であるユグドラシルを滅ぼしてしまう、極めて危険な学問だったということを。


ここからは筆者の推論になるのですが、おそらくエルフも、ある日いきなり人間やハーフを締めだしたということはないのでしょう。
何回か警笛を鳴らしたり説得したりはしたものの、一切聞く耳を持たなかったため、
最終手段として「鎖国」という実力行使に出たんじゃないかなと思います。
当時のミッドガルズ上層部を見れば、魔科学に心酔しきってたのは明らかですからね。
その目的が、「他国を威圧するための兵器」となれば尚更でしょう。エルフ族としては許しがたいものがあったのでしょうね。






そしてクレスが発したこの言葉、何気に重要です。
魔科学はまだ生きています。
その魔科学が生きている限り、ユグドラシルは何時か滅ぶと明言しているのです。
ミントの法術で寿命を延ばしたものの、根本的な解決にはなってませんからね。






「平和」とは一体なんなのか、というものを考えさせてくれます。
この世界で生きている全ての生物は、「弱肉強食」の世界で成り立っています。
戦いのない生物はいません。それは人間も同じこと。
自分が生きるために、戦わなければいけないこともあります。兵器はその手段にしか過ぎません。
「戦わないための武力」も必要なのは理解出来ます。

ですが、「力の意味も理解せずに作り上げた兵器」は、自らの身を滅ぼすだけでしょう。
魔科学は、我々の世界で言うと核兵器みたいなものだと思いますが、
核兵器は、どの国もその威力と恐ろしさを十分理解しているからこそ、「戦わないための武力」として成り立っています。

しかし魔科学は、使い手がその力の意味を何一つ理解することなく、解き放たれてしまった。
マナの力を感じることが出来ない人間に関しては、ユグドラシルの恩恵を体感出来ないので、やむを得ないと感じる部分もありますが、
ハーフエルフに関して言うなら、魔科学の恐ろしさを十分理解出来る土壌はあったはずです。
それなのに、ただただ力に酔いしれ、ユグドラシルが枯れるまでマナを使い切ってしまい、魔術文明を破壊してしまってます。
本来なら、彼らが人間達の暴走を止めるべきだったのではないのか?
それをせずに、人間以上に魔科学の発展に寄与してしまったからこそ、
エルフ族は未だハーフエルフを許せずにいるのでしょうね。



……話が脱線しました、元に戻しましょう。
装備を調え、トレントの森・最深部を目指します。
マップは過去編と全く変わらないので、方向感覚のある人や、マップを覚える記憶力のある方は迷わず進めるでしょう。
筆者は迷いましたが。






厄介な敵は、一番後ろにいるシャフトという魔法使い系の敵です。
なんとエクスプロードを使うことが出来、その威力なんと約2,000点!
2発貰えば、漏れなくチェスターやクラースが昇天します。
アーチェがいればこんな敵あっさりと倒せるんですけどね……






最深部まで行くと、根源の精霊・オリジンが現れます。
過去編の時、クラースが一瞬見たというのがこのオリジンなのです。
モノを修復させる力は、彼女の力によるものだったんですね。

ちなみにこのオリジン、PS版以降は男性ということになってますが、SFC版では女性でした。



  


こうしてみると、なんとなく女性っぽい感じがしますよね。
右側の画像の、ぐるぐる回転させてる姿が可愛らしくもあったりします。


戦闘能力の方ですが、オリジンのHPは45,000。
特別耐久力があるわけではなく、厄介な攻撃もないため、
正直ヴォルトの方が強いんじゃないかと思います。






襲爪閃空破を使えば、6,000程度のダメージを与えることが出来ます。
1発目の雷の部分さえヒットしてしまえば、2発目は確定で命中しますので、
そこさえなんとかすれば、勝利するのは難しくないでしょう。



戦闘勝利後、クレス達は「ダオスを倒すために時の剣が作りたい」とオリジンに言います。


  


この案件は、アーチェが過去編の途中までは割りと真剣に考えていたのですが、
クレスが激怒してから考えるのを止めてしまったため、今となっては「ダオスを倒すこと」だけが目的になってます。
チェスター?考えてるわけないじゃないですか(´・ω・`)






ただ、ダオスサイドとしても正直やり過ぎた感はあります。
クレス達からすれば、自分の親を殺されているわけですからね。
今更両者が手を取り合うことは不可能でしょう。どっちかが倒れるまで、戦いは続きます。
こればかりはどうしようもないですね。気の済むまで戦ってくれとしか言いようが有りません。


まあそんな会話はありましたが、無事時の魔剣は完成します。



   \デデーン!/



これが時の魔剣・エターナルソードです。
やはり物語の重要アイテムなだけあって、かなりデザインは凝ってますね。






スペックはヴォーパルやフランに毛が生えたレベルですが。
所詮はイベント武器ですかね(´・ω・`)

少なくともPS版では、これより強い武器はいくつかありました。
SFC版でもきっとあるのでしょうね。最終的な武器はやはりそちらになってしまいそうです。



アーリィでのイベントまで書くつもりでしたが、中盤ちょっと書きすぎてしまいました。
次回はアーリィのイベントと、寄り道を中心にこなしていきます。







     - 続く -