みなさんこんにちわ。すふぃあです。
今週もテイルズオブファンタジアを淡々と進めてていきますにゅ。
前回はダオスを撃退したところまででした。
討ち取ったわけじゃないので解決したわけじゃないですが、とりあえずこの時代に関しては一安心と言ったところでしょうか。
しかしクレス達は、ダオスが向かった先の時代を把握しているのでしょうか。
本来エドワード達がダオスを撃退した時は、トリニクス・ミゲール・マリア・メリルの4人がいた時代に移動してきましたが、
今回はまた前回と事情が違うわけで、前回と同じ場所にワープするとは限らんのですが。
あと、未来に飛ぶくらいなら、過去に飛べばいいんじゃないかと思うんですがね。
今回ダオス軍がヴァルハラ戦役に速攻で負けた理由は、クレス達の存在があったからです。
それなら過去に飛んで、実力を付けてない頃のアランやキャロルを殺せば済む話です。
ミッドガルズだけをピンポイントで潰したいのなら、魔科学研究が整ってない頃の時代に行って、ミッドガルズを潰せばいいだけの話です。
何故未来に拘るんでしょうか。
この部分の答えは、小説版が持ってます。
小説版の核心に触れることになるので、この部分に関しては白文字で記述させて頂きます。
ネタバレ上等の方のみご覧下さいませ。
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ダオス討伐隊だったエドワード・アラン・キャロル。
3人は未来へ飛んだダオスを封印する役目を子孫に任せました。
ただ一人、ダオス封印のために子孫を残さなかった人がいます。
ダオス戦で戦闘不能になっていた、弓師のウィノナです。
この女性こそが、小説版の主人公であり、ダオスと親密になった唯一の人間でもあります。
ダオスも最初から人間達と敵対しようとは考えていませんでした。
その頃のダオスに初めて会ったのがウィノナであり、彼女は衰弱していたダオスを助けようと東奔西走しますが、
ミッドガルズの野心、エドワードの致命的なミスなども重なり、人間達は当時まだ人間に対して無害だったダオスを殺そうとしました。
そしてダオスを庇い、重傷を負ったウィノナ。
それを見たダオスは激昂し、人間(主にミッドガルズ)を滅ぼそうと決意しました。
しかしヴァルハラ戦役をしかけたのはダオスではなく、その背後に3人の魔族がいました。
本編で既に討伐されているデミテル・ジャミル・ジェストーナです。
この3魔族は、人間とダオスを巧に操り、地上を魔族の世界にしようと企んでいたのでした。
ヴァルハラ戦役が5年以上にわたって続いたのも、とある目的のために彼らが上手く戦局をコントロールして、
ひたすら戦争を長引かせていたのでした。
アセリア歴4207年。それぞれ目的は違えど、エドワード・アラン・キャロル・ウィノナの4人はダオスの元へ行くことになりました。
ダオス城内の戦いで、3魔族のうち2匹はウィノナに、1匹はエドワードに討ち取られ、ダオスを操る者は誰もいなくなりました。
ウィノナはなんとかダオスを説得しようと考えていましたが、エドワードはあくまでダオスを倒すことしか考えておらず、
人間とダオスが和解する最後のチャンスを、自ら断ってしまうのでした。
エドワードはインディグネイションでダオスを撃退したものの、ウィノナは人間という生物に絶望し、
モリスン・アルベイン・アドネードの3家が共同でダオスを見張ることにしたのとは対称的に、
ただ一人、ぶらりと旅を続けたのでした。
もしダオスが過去に飛んでしまったら、ウィノナと過ごした日々を否定することになってしまいます。
そのため、ダオスは時を跨ぐときは必ず未来なんだそうです。
例え二度とウィノナに会えなくても、想いだけは残しておきたかったのでしょう。
……と、ここまでが「本来の歴史」という設定の元で描かれた小説の内容なのですが、
元々小説自体が完全に後付け設定のため、後付け設定の総合商社であるガンダムばりに矛盾も多く、
とても褒められるような出来のものではないのですが(真・聖刻の小説の方がよほど良い出来だと思います)、
「こういう背景もあったのか」というものをなんとなく感じ取って貰えればと思います。
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まあ色々思う所もありますが、前回と同じ時代に飛んでトリニクス達に封印され、
そこから復活したものだと考えることにしましょう。
ダオスを撃退したクレス達は、まずルーングロムの所へ報告に行きました。
最も、ゲーム内では省略されているだけで、その前にミッドガルズに立ち寄ったんでしょうけど。
このままミッドガルズに残れば、歴史に残る英雄として奉られるんでしょうけど、
そんなものに興味のないクレス達は、足早とミッドガルズを去ったものだと想像できます。
元々ミッドガルズとは、利害が一致しただけでしたしね。
ルーングロムの案内によって、エドワードの書斎へと移動しました。
その中には、エドワードが研究していた時間転移についての本がありました。
確かオリーブヴィレッジで別れるときに、クレス達を元の時代に戻してあげられるよう考えておくと言ってましたっけ。
結局その内容は本人の口から語られないまま終わりましたが。
エドワードの研究本によると、超古代都市トールという王国が存在していて、
そこの王国は信じられない技術で時間転移をしていたらしいのです。
リアル世界におけるムー大陸みたいなものでしょうか。
国自体は海の底に沈んでるので、行く手段がないと途方に暮れるわけですが、エドワードはこんな一言も残して降りました。
どっからクラースが召喚士だという情報を手に入れたんだ、と思いましたが
冷静に考えると、ルナの指輪が壊れていた時、一度エドワードに相談しているんでした。
なるほど、よく見てるな……
現代に戻る方法は検討が付いた。さあ後は戻るだけだ、と皆が思った矢先、
ミントが待ったをかけます。
そうです。現代ではユグドラシルが既に枯れてて、マナが存在していないんでした。
マナがないとクラースはただのおっさんですし、アーチェもつるぺたビッチそこらの女の子と何も変わらなくなります。
空も飛べなくなるでしょうしね。
ユグドラシルをなんとかするには、魔科学研究をなお進めているミッドガルズを黙らせないといけません。
が、元々ミッドガルズは他国牽制のために魔科学研究を始めたと聞いております。
それが今回たまたまダオスに向かっただけの話で、ダオスがいなくなった今も研究をやめることはないでしょう。
クレス達がダオス討伐の英雄だったとしても、彼らにミッドガルズの先をどうするか決める権限は一切ありません。
というわけで、ミッドガルズを黙らせることは不可能でしょう。
ならば、ミントの法術を使って、100年くらいはミッドガルズが無茶しても大丈夫なくらいにユグドラシルを回復させる必要があります。
といっても、前回はファーストエイドを唱えて失敗しております。
今は以前より成長して、ナースやキュアを習得しておりますが、それでもユグドラシルを回復させるにはパワー不足。
ユグドラシルが回復仕切る前にミントが枯れ果ててしまいます。
さてどうしたものか……
どうにかする可能性は、ミントが自力で見つけ出しました。
ヒントは幼少時代、メリルが付けていたイヤリングにありました。
その形は、ユニコーンを模したものでした。
というわけで、ミント案がこれです。
ユニコーンは法術師の証。その馬に力を借りればあるいは……と考えたのです。
少し小説版の話をすると、法術の開祖であるミントの先祖、キャロル・アドネードは、
人間で初めてユニコーンに会ったと言われてます。
となれば、アドネード家の伝説として残されていてもおかしくはありません。
ただこのユニコーン、一つ難点がありまして……
清らかな乙女=処女にしか会わないのだそうです。処女厨かお前は。
流石のユニコーンも中古には会いたくないということですかそうですか。
というわけで、男2人は出番なし。女性2人で行っておいでと言いますが、
あからさまに嫌がってるアーチェさん。何故なんでしょうか。
結局しぶしぶ行くことになりますが……
どんだけユニコーンと会いたくないんだこいつ。
まあ理由は一応あるのですが……
このフロアからちょっと進むとおりました、ユニコーン。
このビジュアルを見ると、雷を飛ばしてこないか不安になるのですが、そんなことはありません。
ミントはなんとかユニコーンに力を貸して貰おうと、今の世界の状況などを丁寧に説明していきます。
ミントは真面目で誠実だとは思いますが、おべんきょがそんなに出来るというイメージはありません。
博識さで言うなら、クラースやアーチェの方が格段に上でしょうからね。
ただその誠実さがミントの良いところ。ユニコーンは黙りながらも、ミントが放った言葉の一つ一つを受け止めていきます。
しかし、突如異変が発生しました。
??「父さん、妖気です!」
邪悪な気配を感じ取れるとかすげえな……。クレスなんか全く気にもしなかったのに。
ここら辺は流石人生経験豊かといったところでしょうか。
この邪悪な気配の正体は、ダオス軍の残党でした。
もう既にダオスはいませんが、ダオスの残した命により、ミントを討ち取ろうと考えていたのでした。
うーん、元々ダオス本人はクレス達と敵対する理由がないといってたので、これもまた変な話だ。
ダオス直下というより、ジェストーナの旧配下という感じがしますね。それならクレス達を殺す意志があるのも納得出来ます。
ダオスの部下=イーブルロードはミントに襲いかかりますが、ユニコーンがそれを庇って致命傷を負ってしまいます。
そうしてる間にクレスとクラースが間に合い、イーブルロード3匹を相手にします。
まあ余裕なんですけどね。
結局1分も持たずにイーブルロード隊全滅。ふっ、口ほどにもない。
ただユニコーンは、既に死が見えている状態です。
そんな彼(?)は、今までのミントの説明に対する回答を出しました。
ミントの説得が通じ、ユニコーンはユニコーンホーンという杖になって、ミントに全てを託したのでした。
これで目出度しと言いたいところですがちょっとまて。この世界の法術はどうなってしまうんや。
上の方でちらっと描きましたが、法術は元々キャロルがユニコーンと会って法術の力を得たという経緯があります。
それも、キャロルがユニコーンと会ったのは4207年。今から5年も先の話です。
法術の力を与えたユニコーンがいなくなった今、どうやって法術はこの世界に伝わったことになるんでしょうかね……
あともう一つの謎。アーチェは何故ユニコーンと会うのが嫌だったのか。
ああなるほど、つまりアーチェは昔いた彼氏とセ(以下削除)
この後、ミントとユニコーンの力が融合して、無事ユグドラシルが復活しましたとさ。
なおユグドラシルの復活でユニコーンのエネルギーを使い切ってしまったのか、
これを装備することで、回復量が上がるなんてことは特にありません。しけてんな。
ここでようやく、クレスもダオスの目的がなんだったのかを考え出すようになりました。
まあどれも確証はないので、結論は出ませんでしたが。
とりあえずユグドラシルは復活し、ダオスを討伐する目処が立ちました。
次回、過去編最終話です。大切な人を助けるため、再び時を超えます……
■ 番外編
ミントの貴重なアーチェ呼び捨てシーン。
勿論SFC版オンリーです。
- 続く -