みなさんこんにちわ。すふぃあです。
週間ファンタジア、今日も初めていきます。


前回は、えらそーに学者帽を被った学者さんことクラースを仲間にしたところまででした。
本名クラース・F・レスター(29)。これでもおっさんと呼ばれる悲しさ。






年齢の話はしないでほしい(ノ)'瓜`(ヾ)


クラースの目的はローン島なのですが、そこに行く前に寄っておきたい場所があります。
ローン島を越えたすぐ先にある、ハーメルという町です。






ベルアダムやユークリッドに比べると、やや発展している感じがあります。
おそらくこれは、次話くらいで出てくると思いますが、北方にベネツィアという貿易都市がありまして、
そこからの距離が近い順番に発展しているのだと思われます。
ベルアダムよりはユークリッド(殆ど変わらない気もしますが)、ユークリッドよりはハーメルといったところですね。






ハーメルの目的その1、ワルーンソードです。
PS版初プレイの時、「悪ーンソード→悪役が持ちそうな武器」という壮大な妄想をした経験があるのは筆者くらいなものでしょう。

殆どのRPGにおいて個人の攻撃力は、「本人のスペック(大体は腕力)+武器のスペック」で算出されます。
本人の攻撃力を重視するゲーム、武器能力のウエートが大きいゲームなど色々ありますが、
テイルズシリーズは一貫して「武器能力のウエートが非常に大きい」です。

このワルーンソードは、突き攻撃力と切り攻撃力がどっちも50なっておりますが、
クレス自身の攻撃力はこの段階で30弱。武器攻撃力の締めるウエートが7割弱となっております。
このウエートは後半になるほど大きくなり、どんなにレベルが高かろうと、武器がザコければ大きなダメージは与えられません。
武器は常に最新の物を使っていきたいですね。


ハーメルに来た目的はもう一つあります。
ロープとつるはしの購入です。
今から向かうローンヴァレイなのですが、この2つの道具を使わないと、絶対に進めない場所があります。
購入の必要なイベントアイテムです。
使うポイントは何カ所かありますが、どっちも1個あれば十分なので、
260ガルドきっちり用意しておきましょう。


目的その3。この人の再登場です。






エルウィンのストーカー恋する乙女ことナンシーさんです。
なんでも彼を追うために、ベネツィアまで行く決心をしたのだとかで、
ベネツィアに行くという女性剣士についていく形で、旅をすることにしたそーです。

……ユークリッドからベネツィアまで結構距離あると思うのですが、
そこまで彼女を駆り立てるものとは一体なんなんだろう。
恋は盲目とよく言ったモノですね。


では、準備も終えたところでローンヴァレイにいきましょう。






ここローン島に住んでいるのは2人。
そのうちの一人が、ローンヴァレイの麓に住んでいる、バート・クラインさんです。
年齢は不明。ネームドキャラということで、まあ色々あるキャラですが、それは後ほど。


クラースはバートに対して、「風の精霊との契約に挑戦したい」と話します。
これはどういうことかというと、精霊との契約には「指輪」が必要となるからです。
契約と言うからには、契約書みたいなものが必要なんでしょうね。






風の精霊・シルフとの契約に必要なのは、オパールの指輪。
10月の誕生石としても有名ですが、筆者は石にあんまり詳しくないため詳細は語りません。


で、このオパールの指輪はこのバートが持っているのです。
そんな貴重なものを何故彼が持っているのかはわかりませんが、
誰もいないようなローン島に住むようになったのと、何か関係があるのかもしれません。
孤島に住む人というのは、大体人間嫌いが多かったりしますが……


クラースとしては、研究のためになんとしてもシルフと契約したく、
「タダとは言わん」と、なけなしの財産を全て注ぎ込むような覚悟で、バートにお願いをします。
が、バートの反応は意外なものであり、「タダでもいい」とのこと。おや。

ただし一つだけ条件がありまして、
それはローン島のもう一人の住人である、バートの娘・アーチェを探してきて欲しいというものでした。
なんでも、何日か前から行方不明になっていて、バートとしては気が気でないご様子です。
もしかしたら精霊の様子を見に行ったのかも、ということで、
クラース達にその様子を探ってきてほしいというものでした。
何分バート自身に戦闘力があるわけじゃないですからねえ。






非常に活動的な娘のようです。
ま、あくまでそちらは副目的ということで、主目的であるシルフの契約を急ぐとしますか。



さて、ここからローンヴァレイを登っていくわけですが、
途中には強烈な風の壁が存在しており、進めなくなっております。
いいキャプが撮れなかったため、画像でお送りすることはできませんが……






このトラップを作っているのは、このちみっこい4匹です。
これこそが風の精霊シルフであり、彼女(?)達の力によって発せられていた風なのです。
「く、苦しい……」と呟いた瞬間、戦闘開始。
PS版なら特に苦戦することもなく倒せるシルフなのですが、SFC版だとなかなか上手くいきません。
というのも、SFC版は「上空への攻撃がしにくい」という特徴があります。


■ クレスの操作方法
  ・斬り(A)
  ・突き(上+A)
  ・ジャンプ斬り{Lレンジで:A+A(ダッシュ)}
  ・ジャンプ上空{Sレンジで:A+A(ダッシュ)}or{上+A(ダッシュ)→Sレンジで:A}
  ・ジャンプ突き{Lレンジで:上+A(ダッシュ)→Lレンジで:A}


 [引用元:E t e r n a l − G −様]


このように、簡単に上空攻撃を繰り出させてはくれません。
厄介ですね(´・ω・`)


ならば特技でと言いたいところですが、飛燕連脚はそう高く飛ぶわけじゃないため、対空攻撃用としては使えません。
襲爪雷斬は極めて有効ですが、消費TPが8と重く、あまり連発が利きません。
また、「Lレンジからでしか撃てない」「雷に耐性のある敵には利かない」というデメリットもあり、
いちいち間合いを広げてから撃たないといけないという、SFC版特有の面倒くささがあります(´・ω・`)



無事シルフを倒すと、「仲間が、魔界の空気に触れて次次と正気を……」と言い残し、消えていきました。



  


瘴気とは、熱病を起こさせる山川の毒気というのが本来の意味で、
19世紀までは「ある種の病気を引き起こすと考えられた悪い空気」という意味合いで使われていたのだそうです。
今回の場合は、「魔界の空気」の事を指し、それに触れてしまったことで、
気が狂ってしまったかのような行動を取るようになってしまったのだと推測されます。


瘴気によって犯されてしまったシルフを見て、クレスは真顔でこう言い放ちました。










………………







【審議中】
            _,,..,,,,_        _,,..,,,,_
            / ,' 3  `ヽーっ   / ,' 3  `ヽーっ
            l   ⊃ ⌒_つ  l   ⊃ ⌒_つ
          _,,..,, `'ー---‐'''''"    `'ー---‐'''''"
         / ,' 3  `ヽーっ         / ,' 3  `ヽーっ
         l   ⊃ ⌒_つ        l   ⊃ ⌒_つ
          `'ー---‐'''''"       _,,..,,, `'ー---‐'''''"
            / ,' 3  `ヽーっ   / ,' 3  `ヽーっ
            l   ⊃ ⌒_つ  l   ⊃ ⌒_つ
             `'ー---‐'''''"    `'ー---‐'''''"









 


何事も無かったかのように会話を再開するミントさん。スルースキルは高めのようです。



クレスのダジャレ力はテイルズファンなら誰もがご存じでしょうけど、
なんとあへあへダジャレマンはクレスだけじゃありませんでした。






ダメみたいですね(諦観)



このローンヴァレイはエンカ率がかなり高く、普通にプレイしていくと
どんどんレベルが上がっていきます。






まずミントがディレイを習得。「なんだそれは」と言ってはいけない。
SFC版オリジナルの法術で、トリニクスが使っていた「時間軸を操る術」の初歩版と言ってもいいでしょう。
これを使うと、敵の動きを遅くすることができます。
早い敵に使うと有効なんですが、「効かないこともある」「消費TPが14」ということもあり、
よほどのことでも無い限りはあまり使わないと思います。
効果の割りに消費重たすぎるねん……






つづいてクレスが秋沙雨を習得。突きを沢山繰り出す攻撃で、
1発辺りのダメージは軽いですが、攻撃回数が10回と非常に多く、
縁に追い詰めて使えば大きなダメージソースとなり得ます。
弱点は消費TPが15。こんなの使いまくってたらTPがあっという間に枯渇します。
PS版では12に下がっており、15じゃ重すぎだとスタッフも考えたのでしょう。



  


ローンヴァレイ探索の最難ポイント、瘴気エリアです。
ここは歩く度にHPが減少していく部分があり、HP回復の手段を大量に確保しておかなければいけません。
低レベルプレイの大きな障害になり得る場所でしょう。


また、ここはヘルマスターという敵とエンカウントすることがあります。
召喚魔法「サモンデーモン」を操るなど、明らかに一線を越える実力を持っており、
今のクレス達で倒すのはほぼ不可能に等しいです。
クラースの言ってた「魔界のデーモン」は、こいつのことを指します。


瘴気を消す方法としては、瘴気のわき出るポイントに対し、
岩を使って塞ぐというかなり強引なやり方を使います。
HPはフードサックを使って常に一定量を確保。瘴気のダメージに備えます。
ミントの回復魔法も有効な手段ですが、ファーストエイドでは回復量が少なすぎるため、
Lv14で習得するヒールが入ってからが本領発揮と言ったところでしょう。
消費TPは2倍ですが、回復量は約4倍。しばらくの間回復の主力になります。






すてきなステーキ(笑)を使いながら、全ての瘴気ポイントを塞ぐことに成功。
ふう、これならもうデーモンも出てこないし、安心して進め……














          ____
       / \  /\ 
.     / (ー)  (ー)\
    /   ⌒(__人__)⌒ \
    |      |r┬-|    |  瘴気のない所では奴らは生きていけん(キリリッ)
     \     `ー'´   /
    ノ            \
  /´               ヽ






こんなので10万ガルドを取ろうとした学者(笑)がいるらしい。







流石にスタッフも思う所があったのか、
PS版以降では瘴気ポイントを全て塞いだ瞬間、ローンヴァレイのエンカ率が全て0になります。
デーモンと会うこともありません。






クレスのLvが15になったため、虎牙破斬を習得しました。
テイルズでは魔神剣と並んで基本中の基本と言ってもいい技で、
地上・対空攻撃のどちらにも使えます。
消費TPも7と、割りとリーズナブル。秋沙雨のせいで感覚が麻痺しかけてるのもあるんですが。



瘴気を抑え、ローンヴァレイの北東にある吊り橋を渡ると、シルフと直接会うことが出来ます。
クラースは早速契約の件を持ちかけ、シルフはそれを了承してはくれるのですが……



  


これはウチが前回話したとおりです。魔術が廃れれば精霊も消滅します。
その鍵は、精霊の森に生えている大樹・ユグドラシルにあり。
シルフは、ユグドラシルに宿る精霊に会うための道具「エレメントオーブ」をくれます。

また、クラースもシルフとの契約に成功。
戦闘ではただの穀潰しのおっさんだったのですが、これでついに戦闘で貢献出来るようになりました。
今後の活躍に期待しましょう。



ただ残念ながら、アーチェは見つかりませんでした。シルフも存在を確認出来なかったようです。
まあ精霊はシルフ以外にもおりますし、精霊との契約のついでで見つかればいいな、くらいでいいかなと。







     - 続く -