みなさんこんにちわ。すふぃあです。
体調が思わしくないですが、TOP3話始めていきます。
今回は説明文が多めの回になります。2話までの伏線回収が主なお仕事です。


前回はミントを救出したところまででした。
まあその後クレスが敵の攻撃を受けてしまい、ミントに救出されてしまうというオチが付きましたが。






彼の名はトリニクス・D・モリスン。この家の主です。
ミントがここまで連れてきてくれたことから、ミントと知り合いであることが想像できます。






何故かチェスターとも知り合いのようです。
何時どこでチェスターとトリニクスが知り合ったのかは不明です。
まあ「助けに来てくれた際に知り合いになった」という浅い歴史なのかもしれませんが。






トリニクスはペンダントのことをクレスに聞いたところ、
黒い鎧の男に奪われたと正直に話しました。
すると、トリニクスの表情が一変。とたんに険しい物となりました。
どうやらペンダントは「奪われてはいけない」もので、「一番奪われてはいけなかった人」の手に渡ってしまったようです。


この後、トリニクスは地下墓地へと赴くことになりました。
クレスやチェスターは「敵討ちのために行かせてほしい」と懇願しますが、
足手まといになるだけだとあっさり却下されてしまいました。
まあ、相手が相手なだけになあ……
仮にマルスと戦う可能性があるとして、相手がミゲールとほぼ互角の戦闘力であると仮定するのであれば、
今のクレスに勝ち目は1%もないでしょうし。






この一言がクリティカルヒットになったのか、クレスはそれ以上食い下がることはせず、
ただトリニクスが一人で向かうのを見送るだけになってしまいました。



では、ここで少し情報を整理しましょう。
トリニクスは一体何者なのか。何故会う人たちが皆クレスたちのことを知っているのか。
ちょっと先に出てくる情報も含め、ここで語っていきましょう。






まず、トリニクスは法術師です。
といっても、法術は人やモンスターを直接傷つけるための魔法ではありません。
となれば、トリニクス自身にも何某か武術の心得があると考えて良さそうです。






ここまでの段階で殺されたネームドキャラは、ミゲール・マリア・アミィ(チェスターの妹)・メリルの4人です。
アミィはともかく、それ以外の3人は共通点があります。
それは、「かつてトリニクスとパーティを組んだ仲間」であることです。
ミゲールは剣士、トリニクス・マリア・メリルは法術師です。
前衛1後衛3というアンバランスなパーティですが、まあミゲールがとにかく強かったので問題はなかったのでしょう。


この4人のうち3人が既にこの世を去っています。
ミゲールはマリアを人質に取られ、殺されたとあります。
せめてマリアの体調が良ければ、アルベイン夫妻だけでも助かったのかもしれませんが……


トリニクスのかつての仲間達が狙い撃ちにされている理由は他でもない、「ペンダント」の存在です。
このペンダントがどれほど重要な意味を秘めているのかは……もう少ししたらお話します。






トリニクスの「足手まとい」という言葉によって、悩んでいたクレスでしたが、
地下墓地へ行くという決意を固めました。
「少しでも自分の出来ることをやりたい」という現れなのでしょう。
装備を調えた上で、3人は地下墓地へと挑みます。






あ、これ地味に伏線らしいですよ奥様。






地下墓地へ行くと、師匠であるトリスタンから奥義を伝授されます。
奥義とは、2つの通常技を繰り出す技で、PS版以降は通常技から続けて出すことが出来ます。
例えば魔神剣と飛燕連脚から成り立つ奥義「魔神飛燕脚」は、魔神剣を出してから飛燕連脚をスキ無しで繰り出します。
奥義を使いこなせれば、初撃の通常技と合わせて、通常技3発分のダメージを与えられるので強力なのですが、
その分TPの消費が激しく、何も考えずに使っているとすぐTPが枯渇します。
いや、節約して使ってもすぐTPがなくなるのがTOPなんですけどね('A`)


戦闘終了後にTPが一定量回復するのですが、その回復量は最大TPの1/20(端数切り捨て)。
現在クレスの最大TPが70台なので回復量は3点。魔神剣1発分にもなりません。
そのため、しばらくの間は奥義なんぞに頼らず、ひたすらAボタンで殴るのが中心になります。
レベルが上がって最大TPも上がってくれば、技の連発も可能になるのですが。






現在クレスが(17)であるということを考えると、ミゲールが如何にチートな強さであったことが伺えます。
それでもあっさり死んじゃうのがRPGの世界なんですよね。



???「ぬわーーっっ!!」



ここから地下墓地の散策が始まります。
墓地というだけあって、出てくるモンスターはアンデッド系ばかり。
アンデッドなら火に弱そうという発想が生まれますが、この段階で火属性攻撃は一切使えません。
「あれ、チェスターが火矢放てたじゃん」と思うそこの貴方!
残念ながらSFC版では、チェスターは技を一切覚えません。
紅蓮?凍牙?なにそれおいしいの?
まあ技がなくても重要なダメージソースであることに間違いはないのですが……

声優が草尾氏の二役であったことから、この段階ではそれほど重要なキャラとしては
扱われていなかったのかもしれません。


散策中に、プロテクトリングというアイテムをゲットしました。
確かこれって、物理攻撃を10%の確率でダメージ0にするアイテムだっけ。
あればあるで役に立つかな……と思って装備画面へ直行。






要らない(確信)



本作は戦闘中に装備をチェンジすることが出来ず、
緊急回避用のアイテムとしても使えなかったりします。
こんなアイテムをどうしろと言うんでしょうか('A`)






襲爪雷斬を習得しました。但しロングレンジのみ。
使いにくいったらありゃしません。
PS版どころか、次作TODで早くもこの仕様はなくなっていましたが、
レンジが限定される技は、流石に使いにくいとスタッフも思っていたのかもしれません。

また、本作とほぼ同じメンバー元々TOPは、ウルフチームという会社がナムコと協力して開発していたが、この際にナムコとの対立が発生し、メンバーが離脱。その人達の作った会社がトライエースである。 が作ったゲーム・スターオーシャンでは、
どの距離からでも技を繰り出せるが、ショートレンジとロングレンジで技の性能が若干変わる仕様になってるなど、
ファンタジアの反省を生かしたような作りになっております。






墓地エリアを抜けると、溶岩エリアになります。
自動的に移動する浮遊床があるなど、かなり魔法的な作りになっております。
ここ自体はそれほど難しい仕掛けでもないのですが、






キーアイテムを落としてしまうといううっかり者のクレス君。
この下はダメージ床が控えておりまして、一歩歩くだけでもそれなりのダメージ。
脳筋の筆者は、ミントのTPに余裕があるという理由で、ダメージ覚悟でキーアイテムを回収しました。






なお浮遊魔方陣のことは完全に忘れていた模様。
TOPは4年ぶりだからね仕方ないよね。


この溶岩地帯を越えると、ようやくトリニクスに追いつきます。






黒い鎧はマルスであることが確定します。
ここまでの流れを見ると、とんでもない極悪人ですが……



  


ここでようやく名前が出てきました。超重要人物であるダオスです。


100年前、アセリア歴4202年にヴァルハラ戦役が起こりました。
人間側と魔物側の激しい戦いが5年にも渡って続けられ、
その末に、ダオスはとある4人によって敗北しました。
とある魔術師の子孫はトリニクス、とある剣士の子孫はクレス、とある法術師の子孫はミント……
というように、かつてダオスと戦ったパーティの子孫がクレス達なのです。

また、OPでダオスを封印したのはこのトリニクスであり、先ほど説明した3人でもあるのです。
ダオスが「貴様!何故ここに……!」と叫んでおりましたが、
まさかタイムワープした直後に、狙っていたかのようにトリニクス達が待っていたら、そりゃ驚きますわな。

おそらく祖先が、「ダオスは何時かタイムワープを経て現れる。その時が来たら封印してくれ」という遺言と共に、
その手段を後世に残したのでしょう。
ダオスを封印したは良かったのですが、トリニクスの唯一の誤算は、
ダオス自身は封印出来ても、意識までは封印出来なかったということでしょうか。


実はこのマルス・ウルドールという男。元々は誠実な人だったんだそうです。
それが、この遺跡の調査をした際に、封印されたダオスと接触。
洗脳されて、数多くの悪事に手を染めてしまうことになってしまいます。
それもこれも、全ては「ダオスを封印するためのキーアイテムであったペンダント」を手に入れるため。
自分が復活するために、マルスを使ってペンダントを集めさせたというわけです。


トリニクスのちょっとしたスキを付いて、マルスはついにダオスを復活させてしまいます。






一々リアクションが面白いキャラですね、ダオスって。ムンク?


マルスはダオスを従わせようとしますが、元々マルスを洗脳していたのはダオス自身。






この一言でようやくマルスの洗脳が解けるも、時既に遅し。
ダオスの必殺技であるダオスレーザーで、まず部下2匹が一瞬にして消し炭になり、
次の1発でマルス自身も蒸発。
剛剣と謳われたユークリッド独立騎士団長マルス、ここに生涯を終える。
所業だけを見ると極悪人であることは間違いないのですが、
ダオスによって人生を狂わされてしまった不幸な人とも言えます。
行く先はおそらく地獄でしょうが……






マルス達を屠ったダオスは、当然次はこちらに目を向けてきます。
それもそうでしょう。目の前には自分を封印した憎き男がいるわけですから。
アルベインやアドネードの子孫がいるとなれば尚更。まとめて葬ってしまえば、封印される危機もなくなります。

ここでトリニクスが取った最後の手段、それは「時間転移」です。
法術の中でも最上級レベルに当たる魔法で、なんとトリニクスはそれが使えます。
これを用いてクレス達を別の時代に飛ばし、ダオスを討伐する方法を学んでほしいとのこと。






しかしトリニクスの詠唱完了よりもダオスレーザーの集中の方が早く、
間に合わないと判断したチェスターは、とっさにダオスに体当たり!
ダオスの集中が乱れ、その間にクレスとミントはタイムワープに成功します。
残念ながら、チェスターだけは範囲外になってしまったため、取り残されてしまいましたが。






この後、2人はダオスの技・ダオスコレダーによって、跡形も無く消されてしまいましたとさ。
この二人に救いはないんですか!!






トリニクスの時間転移によって過去に飛ばされた2人。(過去と判るのはもう少し先の話ですが)
今後は、ダオスを倒すための方法を得るのが目的になります。


長き、過去編の旅が始まる……







     - 続く -