みなさんこんにちわ。傷心モード(?)から復活、すふぃあです。
第17作目となる今回お送りする作品は、コレでございます!
まずこの話を語る前に、「ナイトガンダム物語とはなんぞや」という所を説明しなければいけません。
……が、面倒臭いので以前ミニレビューで書いた文章をそのまま引っ張ります(*´ω`*)
1990年前後は本家のガンダムが衰退期に入ってた頃で、イマイチ盛り上がらない状況下にありました。
そんな中でガンダム人気を影ながら支えたのが、デフォルメされたキャラと独自の世界観を持って
本家ガンダムとは別路線の人気をゲットした「SDガンダム」だったりします。
登場キャラや地名は本家ガンダムから引用されているものばかりなんですが、
あくまで外伝というだけあって、世界観とかキャラ関係は本家とはほぼ関係ありません。
そして、ガンダム達が心と命を持ってる種族であるというのが最大の特徴です。
ガンダム自体は対象年齢がやや高めなのに対し、子供でもわかりやすい世界ということもあって、
本家ガンダムを知らないウチでも、これは昔から知ってました。
以上が、ナイトガンダム物語2の文章より抜粋したものとなります。
今回はその続編となる3なんですが、2で登場した人物は一切出てきません。
1〜2で取り扱った「ジークジオン編」が主役級の機体をモチーフにしたキャラばかりなのに対して、
今作3で取り扱う「円卓の騎士編」は、どちらかというと主人公機に比べて多少格落ちのMS(一部除く)が軸となります。
なので、一般的な知名度はジークジオン編に比べると若干劣るかな?という感じはしますね。
と、円卓の騎士についても軽く触れておきましょう。
円卓の騎士とは、中世の騎士道物語である「アーサー王伝説」に登場するアーサー王に仕える騎士達のことです。
城にある円の形をした机(円卓)に座って囲んだことから、この人たちのことを「円卓の騎士」というらしいです。
筆者もあんまり詳しいことはわからないので細かいことは省きますが、
本作はそのアーサー王伝説をモデルとして作られており、サブタイに「伝説の騎士団」 と入っております。
つまり最終的にはレジェンドとなった騎士団になったわけですが……
果たして、どのようにして歴史に名を刻んだのでしょうか。
語り部であるすふぃあが、皆様にこの伝説を語りたいと思います。
ガンダム族と人間族が共存する世界。
そこには「ブリティス王国」という、統治者キングガンダムを中心に栄えていた国がありました。
しかしある時、「ザビロニア帝国」がブリティス王国を攻撃。
キングガンダムは戦死し、王国も滅びてしまいました。
キングには息子が1人おりまして、その息子はとある騎士によって助けられて生き残り、
何処かの村に身を潜めたという話もあるそうですが……
ブリティス王国が滅びて7年の月日が経ちました。
ザビロニア歴7年、4月1日……
ザクエスと名乗る者が、ベルファスト村という田舎を襲撃しました。
彼の狙いはクラウンナイト。
7年前に戦死したキングガンダムの長子の名前です。
ザクエスは、クラウンナイトがここに隠れているという噂をどこから聞いたのか、
村人に強引に問い詰めようとします。
村にある一つの家。
ここにはアントニオと1人の少年が暮らしておりました。
そこに駆け込んでくる1人の女性・ミハル。
村人が襲われているという話をアントニオに伝えます。
子供は何が起こっているのかよくわかっていない状況ですが、
アントニオは、子供に向かって今まで隠していたことを語り始めます。
まずアントニオが取り出したのは、一振りの剣。
名を「ヴァトラスソード」と言い、ブリティス王家の証でもあるのです。
そう、このぱっと見ジムっぽいような少年が、本作の主人公であるクラウンナイトなのです。
剣を手に取れば記憶が蘇ると語りますが、どうなるのでしょうか……
どうなるかと思いましたが、剣が色んな知識を一瞬にしてクラウンナイトの脳内に伝え、
クラウンナイトは封じられていた記憶を取り戻すことに成功しました。
そしてクラウンナイトはヴァトラスソードを手に、村人を襲っているザクエスを倒しに行くと宣言しました。
しかし記憶が戻ったとはいえ、姿はジムのまま。
普通に考えたらボコられそうな気がしますが……
クラウンナイトはザクエスの前に現れ、自らがクラウンナイトであることを公言します。
当然ザクエスから鼻で笑われます。まあそりゃそうでしょうな。
しかしクラウンナイトがヴァトラスソードを掲げると……
いくらなんでも姿変わり過ぎだろ。
何はともあれ、姿の戻ったクラウンナイト。
ザクエスはクラウンに戦いを挑むも、当然勝てるわけもなく、
為す術もなくフルボッコにされましたとさ。おわり。
これは立派な噛ませ犬でしたね。ジーンになれたよやったねたえちゃん!
以上、ここまでがOPとなります。
はあ、長かった……
色々ありましたが、ここから旅立ちとなります。
システム面などの解説も交えながら進めていきたいと思います。
まず本作ですが、武器防具は固定です。
装備面の強化は「鍛冶屋」で行います。鍛冶屋が火事やー!!(殴
この装備強化には「銭」の他ガンダリウムが必要となります。
が、今は当然そんなものを持ってるわけもないので、まだ強化は出来ません。
本作は武器防具強化が、進行の鍵を握るといってもいいかもしれませんね。
お次は戦闘の方へいきましょう。
オーソドックスなコマンド入力式のバトルシステムとなっております。
今作独特のコマンドとしましては「気合い」コマンドでしょうか。
これが最も重要と言っても過言ではありません。
気合いコマンドを使うと、カットインが挿入されて必殺技みたいなものを繰り出します。
普通に戦っているときでも稀に出るので、クリティカルみたいなものと言ってもいいかもしれません。
この気合いは、クリティカルを任意で発動できるというものなのです。
勿論の事ながら、威力は極めて高いです。
最初の町周辺なら、どの敵が現れても一撃必殺で屠れます。
勿論弱点もあります。
コストとしてMPをいくらか消費します。
このMP消費量は固定値ではなく、レベルによって少しずつ上がっていく方式みたいなので、割合消費かもしれません。
1も減らないこともあるので、小数点以下の値が内部で存在しているか、低レベル時は減らないこともあるのか、そこらへんはわかってません。
で、ここからが特に問題となるのですが、
今作はMPが0になったら気絶して戦闘不能となります。
ということは、おそらくメンタルアタックをしてくる敵が出てくる可能性もあるということです。
リソース管理も重要となってきそうですね。
なんでここまで気合いコマンドに解説を割くかだって?
ええ、勿論理由はあるんですよ……
こちらをご覧下さい。普通に攻撃したときの画像となります。
(ノ)'瓜`(ヾ)
というわけで、通常攻撃がてんで役に立ちません。
できるだけ気合いは必要な時にとっておきたいところなんですが、とてもそんなことをしてる余裕はありません。
気合いは「重要な時に使う」ものではなく「雑魚相手でもガンガン使っていく」ものなんです。
MPが枯渇すると、もう戦力にはなりません。
幸い、MP回復アイテムはHP回復アイテムよりも安価で購入出来るため、いくらか持っておいた方がいいでしょう。
では、レベル上げをしたら楽になるでしょうか。
レベル上げは筆者の得意分野(?)なので、ガシガシ戦って成長させてみます。
……………………
出来ました!どうぞ!
・Lv2時のステータス
・Lv4時のステータス
全然変わってないように見えるんですがそれは。
というわけで、レベルアップによる強化もあまり期待出来ません。
耐久力自体は確実に上がってるので、意味が無かったとまでは言いませんが……
自力で攻撃力の上昇はかなり厳しいみたいです。
まあ、気合い運用を前提にゲームバランスが考えているのでしょうね……
レベル上げも程々に話を進めますか。
最初の町ベルファストから北に進むと、センチネルというところに到着します。
おそらく名前の由来はガンダムセンチネルからだと思います。
この村には1人勇猛な人(おそらくモビルスーツ族)がいるという情報を得たのですが、現在この村にはおらんようです。
なんでも東の森というところへ行ってるようなので、追いかけてみませう。
おー、いたいた。
おそらく上のキャラが、センチネル村で聞いた剣士かな。
誰かと戦っているようなので、割って入りましょう。
上の剣士の名はプラス。Zプラスがベースになってると思われます。そうであるならセンチネル由来のキャラでしょう。
下の敵…ハイザックがザビロニア帝国所属ということで戦っているようなので、もしかしたら勧誘できるかもしれません。
まずは目の前の敵を倒すところから始まります。
なおこの戦いにプラスは参加しません。
後ろで見てるだけかよ……
気合いを駆使してボコることに成功。
クラウンナイトは自らがブリティス王国の皇子であることをプラスに明かし、協力を要請すると、プラスは快く引き受けてくれます。
頭は悪そうですが腕はそれなりに立ちそうです。
また、プラスより「なんとかっていうナイト」が氷の谷に捕まっているという情報を得ました。
やっぱりこいつってバ(ry
何にせよ、クラウンナイトの元に集った第1の騎士がここに誕生しました。
目指すはブリティス王国の再建、そしてザビロニア帝国の撃破。
クラウンナイトの伝説は、ここから始まったのです……
- 続く -