■ Data ■
発売日 |
価格 |
ハード |
発売 |
ジャンル |
1990/12/14 |
5800円 |
FC |
ナムコ |
ACT |
久しぶりにこっちも書いてみます。
今回もまた「当たりがあれば外れもある、故祖父が買ってきてくれたゲームシリーズ」です。
当たり外れがあろうと、祖父がウチらのために買ってきてくれたタイトルですし、
このおかげでゲームの知識幅が広くなったと言っても過言じゃないですしね。
今回は、ナムコのアクションゲーム・ワギャンランド2についてを適当に語ります。
ワギャンといえば、90年代のナムコを代表するキャラの1人で、
最近では全く見なくなったため、知らない方もいるかもしれません。まあネタ切れなんですかね。
その外見は、恐竜とロボットを合わせたような、緑色の生物だったりします。
ワギャン自身に敵を倒す能力は殆どありませんが、
その代わり口から発する超音波で敵を麻痺させることができ、
パワーアップアイテムを取ることで、4段階の超音波の強さがあり、拘束時間も長くなります。
ワギャンは敵に触れると一発であぼんするスペランカー体質だったりしますが、
麻痺中の敵には触れても、ミスすることはありません。
超音波による麻痺を利用する、ちょっと毛並みの変わったアクションゲーム、それがワギャンランドだったりします。
ストーリー的には世界の危機となってますが、
世界観としてはそこまでシビアというわけでもなく、むしろ明るめとなっております。
操作感としては、ジャンプ力が高めということが一つあります。
前述のスペ体質を、超音波とこのジャンプ力で補ってる感じですかね。
ただしジャンプ中での操作は殆ど利かないため、ジャンプをミスるとそのまま谷間にスコーン^q^
wikipediaに「アクションゲームとしての難易度はやや低め」という記述を見ては?と思いました。
ま、まあ!ゲームがそんなに得意でもない母でもクリアできたくらいですから、難しくはないんでしょうけど……
これ結構苦戦した記憶あったんだけどなあ……
そして最もこのゲームを代表するシステムは、各ステージの最後で待ち構えてるボス戦です。
これにアクション要素は一切なく、対戦方式は全てパネルを用いたミニゲームという形で行われます。
そのミニゲームの内容は、神経衰弱というメジャーどころから、指定された数字を探して選択する数探し等色々ありますが、
やはりパネルしりとりこそが、ワギャンランドの全てと言ってもいいでしょう。
これは、パネルに書いてある絵を見て、しりとりをつなげていくというものなのですが、
このしりとりには「裏読み」という要素がありまして、パネルに込められた言葉は1つではないというのが特徴です。
例えば猪を描いてるパネルがあったりするのですが、なんとこのパネル、「ぼ」からの繋げることが可能なのです。
その裏読みはなんと「ぼたん鍋」。ないわーないわー
このように、一見繋がらなそうに見えても、ふとAボタンを押したら裏読みで繋げてしのげる、ということが多々あったりします。
この「意外性」とも呼べる要素が、ワギャンミニゲームの醍醐味ではないかと筆者は考えております。
但しあくまで裏読みは裏読み。
通常読みだけで全部繋がるように初期パターンとして設定されてるらしく、
むやみに乱発すると、途中で繋がらなくなることもあります。ご利用は計画的に。
そしてこのパネルしりとり、ワギャンランド2のラスボス戦でも用いられているのですが、
ラスボスだけあって難易度が非常に高く、普通は繋げると制限時間が多少回復するのですが、
このラスボス戦は一切回復しません。そんな限られた持ち時間90秒。
しかも本来なら一定回数繋げるか相手が繋げなくなった時点で勝利なのですが、
ラスボス戦は26回繋げないと、相手が途中で繋げれなくても終わりません。
アクションよりもこっちの方がきつかったのは言うまでもありません。
先ほど母がクリアできたと書きましたが、一番苦戦したのはやはりこのパネルしりとりでした。
残機20ほどが全部焼かれてたりしてましたなあ……
筆者がこれをクリアしたのは、母のクリアから遅れて半年後。
勿論一番苦戦したのはこのしりとりでした。
アクションとミニゲームの融合を果たしたと言える作品、ワギャンランド。
惜しくもシリーズとしてはほぼ潰えてしまったに等しい(一応09年にDSで新作を出してる)ですが、
今もこの作品をプレイした記憶は鮮明に残っております。
ちなみに初代ワギャンランドも、2をプレイして10年以上経った2000年代にクリアしてますが、
全くといっていいほど記憶に残ってないため割愛します^q^
筆者評価:C