■ Data ■
発売日 |
価格 |
ハード |
発売 |
ジャンル |
1994/8/27 |
9800円 |
SFC |
任天堂 |
RPG |
おとなも こどもも おねーさんも。
JRPG好きなら、一度はこのタイトルの名を聞いたことがあるでしょう。
90年代半ばを代表する任天堂のRPG、それがこのMOTHER2です。
ちなみにウチはアークザラッドと同様、1より先に2の方をプレイしました。
MOTHER2のコンセプトは「1のリメイク」とのこと。
そのせいか、世界観や雰囲気がどことなく1とそっくりです。
全体的には1より明るめのシナリオ展開になってますが、それでも暗いシーンもあるにはありますし、
当時ムーンサイドがトラウマになった小学生は多いはず!
登場人物も前作同様4人。男3女1という組み合わせです。
今作も当然デフォルト名とは違う名前を使っております。
「すすむ」「あきな」「こうすけ」「かずや」で全プレイ通してます。こだわりの一つですかね。
あとキャラメイク時に、かっこいいと思う言葉や好きな献立を決めるところがあります。
このうちかっこいいと思う言葉は、入力した言葉が主人公の必殺PKの名前そのまま
(例えば「きあい」と入れたら、PKきあいα、同βという名前になる)になるのですが、
某4コマアンソロ作家は「権力」と入力してやがりました。
PKけんりょくαを解き放ちまくる12歳の少年……。嫌すぎる
戦闘面では、ドラムカウンター式のHP表示を採用しており、これがとてつもなく斬新でした。
敵からダメージを食らっても、一度にHPが削られるわけではなく、徐々に減っていきます。
そしてオーバーキル級の大ダメージを食らっても、0になる前にHPを回復させるか戦闘を終わらせることが出来れば、
その時点でHPの減少が止まるという方式なのです!
当時中学生だったウチは、この戦闘システムに感動し、めちゃくちゃ戦闘を楽しんでいました。
このシステムのおかげか、戦闘バランスは1より易化し、初心者にも取っつきやすくなりました。
PKが系統毎におおざっぱな個性が統一されてわかりやすくなったのも、初心者に優しい配慮の一つだと思います。
1の頃はαとβで効果範囲が変わってることがありましたからね。
ファイヤーは全体、フリーズは単体に大ダメージ、サンダーはランダムアタック+シールド破壊というように、わかりやすくなりました。
もう一つの特徴は、当時としては珍しかったシンボルエンカウント方式でしょうか。
それも、敵の背中を取れば先制攻撃が可能になり、バックアタックされれば敵からの不意打ちを食らうというもので、
有利に進めるためには、可能な限り先制攻撃を増やし、バックアタックを減らさなくてはいけません。
後ろを取られても、取られた瞬間に振り返れば、バックアタックを回避することも可能だったりしますし、そこまでシビアではなかったりします。
また、特定の場所でそこの主を倒したり、一定のレベル差があれば、相手はこちらを見た瞬間に逃げ出し始め、先制攻撃を取ることが非常に容易になります。
さらに相手とのレベル差があれば、「YOU WIN!」という表示と共に、接触した瞬間に戦闘は終わります。いやー、素晴らしい仕様ですね。
そして、このゲームを語るにおいて、絶対に欠かせないアイテムがあります。
強力な攻撃と言えば、主人公の通常打撃やPK必殺Ω、女の子のPKフリーズΩ、友人2のPKスターストームΩ辺りが有名ですが、
そんな攻撃などを全て無にするぐらいの究極のチートアイテム。その名はペンシルロケット20。
PK必殺Ωは全体640点。フリーズΩは単体720点(耐性無しの場合)、スターストームは全体720点ですが、
ペンシルロケットは相手の防御点無視で、1発100点ちょい。それが20発。つまり総計ダメージ2000オーバー。
しかもPK系と違って、完全に防ぐ手段はありません。シールド系PSIによる半減が限界なのです。
粉砕!玉砕!大喝采!強靭!無敵!最強!
これがあると、ちらりと見せるだけでゲップーは尻尾を巻くように逃げだし、
ダイヤモンドドッグは涙を流して土下座をすると言われてます。
大体のボスは、これを3つ持って行くだけで勝負が決まります。いやあ、チートですね。
あとここからは激しく自分語りになるのですが、
ウチのサイトの看板娘って、大きなリボンつけた娘が多いですよね?
その理由の半分ぐらいは、女の子(デフォ名:ポーラ)の影響だったりします。
大きな赤リボン最高や!
ウチがこのゲームを愛してるのは、この娘の存在もかなり大きかったりします。11歳ですしね。
最後に余談にはなりますが、ウチはGBAのMOTHER1+2もプレイしており、
どちらも無事クリアしております。
王者の剣やガッツのバットを出すのにめちゃ苦労した、とも付け加えておきます(笑
筆者評価:A