FINAL FANTASY VII


■ Data ■
発売日 価格 ハード 発売 ジャンル
1997/1/31 7140円 PS スクウェア RPG


アンシャントロマンを書ききる前に、こっちを書いておかないと(使命感)


というわけで、FF7です。
FF4→5とプレイして、その次にプレイしたのがこの7です。6はその後になります。
本作は同時期のRPGと比べ、非常に高いグラフィックスを誇り、
それを売りにしてメガヒット級のタイトルとなり、FFの全盛期を打ち出しました。

筆者も遅れること1年後の98年にプレイを始めました。
確かに面白いには面白かったのですが……うーん…………

FF7は本来N64の方で出す予定だったのですが、大人の事情があって、PSの方で出すことになりました。
故に、今作がFFシリーズ初のPS登場となります。
PSのスペックを用いた3Dグラフィックスを前面に押し出し、
当時のゲーマーを大いに驚かせました。
シナリオも及第点で、トータルとしてはまずまずの出来。
そして、ゴールドソーサーのミニゲームでハマった人は、数え切れないほどいるでしょう。
かくいう筆者も、「立てー!根性無し!!」と画面に向かって叫びながら、スノボーゲームをやってました。
勿論筆者の腕がないだけです☆(ゝω・)v


システム面としては、「マテリアシステム」という、カスタマイズ制の高いシステムを出しました。
あまりのAPのたまりの遅さに、イラッとしたユーザーも数多くいたことでしょう。
このシステムは一応の成功を収め、FF7の代名詞とも言えるシステムになりました。
最もこの成功が、後に大きな悲劇を生むことになるわけですが……それはまた別のお話。


グラは優秀。システムもかなり優秀。
で、さたどらさんはこのゲームの何に不満なのかと言いますと、キャラクターなんですよねえ……
このゲームのヒロインはティファとエアリスの2人がいるのですが、
発売から15年経った今でも信者同士の熱い罵り合いが行われていると聞きます。

で、片方が途中から離脱しちゃうのですが、これがウチにとっては非常に手痛かったのですよ……
ウチは別にどっち派というわけでもないのですが、スタメンに入って使われていた程度には愛着はありました。
そして片方が離脱後、やたらと持ち上げられるもう片方。あれ、消えた方は置いてきぼりですか?(^ω^;)
ちょっとそれはないんじゃないですかねえ……
ユフィ?ああ、そんな人もいましたねえ……


そんな感じになった結果、主人公の性別選択制があると迷わず女性で選ぶ筆者にも関わらず、
クラウド・シド・ケットシーという最終スタメンが全員野郎な前代未聞の状況になりました。
すごく……暑苦しいです…………
バレットがいたらもっと暑苦しかったんでしょうなあ……
あ、あとウチが奇乳アレルギーになったのは、8割方このゲームのせいです。
貧乳最高や!巨乳なんて最初からいらんかったんや!

そういうこともあって、キャラクターには全く感情移入することができず、これがウチの評価を大きく下げることになりました。
まあ、まだこれでも良かった方だと後々思い知らされることになるわけですが……


あと、CGグラフィックスを生かすためなのか、作った人の趣味なのかは知りませんが、
FFは7以降、オーバーテクノロジー化が色濃く描かれるようになってしまいました。要はメカメカし始めたということですね。
6の時から既にその兆候はありましたが、機械文明よりもファンタジー世界を好む筆者としては、
機械文明を前面に打ち出した7の世界観は、あまり好きになれませんでした。
あくまで好みの範疇と言えばその通りなんですけどね。
一応ミッドガル以外の町は、まだかろうじてファンタジーっぽいですし。


ちなみに7で一番好きなキャラは、ケットシー……の中の人です。
2つの思想、仕事と理想に挟まれながらも最終的に自分なりの結論を出し、
PTに力を貸してくれるその姿に心打たれました。喋り方もなんとなく親近感を覚えますし。
ただ肝心の戦闘力の方は…………(^ω^;)
所詮はぬいぐるみっぽい何かですかね。


色々不満点もありますが、それなりには楽しめました。
ムービーに関してはアンシャントロマンよりも10倍綺麗ですし!(比較対象がおかしい)
このゲームに関してはあまりに有名すぎるため、今更ウチがプッシュする必要性も全くないですが、
1RPGとして見るのなら、大作であると断言できます。


あ、でもウチの評価が高いかと言われたら話は別ですけどね^q^



筆者評価:C