ドラゴンクエスト


■ Data ■
発売日 価格 ハード 発売 ジャンル
1986/5/27 5500円 FC エニックス RPG
1993/12/18 9600円 SFC エニックス RPG


今や日本中でその名を知らない者はいないRPG。その名はドラゴンクエスト。
その初代となった作品がこれでございます。
本来ならFC版をプレイすべきなんでしょうけど、筆者はSFC版しかプレイしたことがありません。
その上で書いていきたいと思います。ご了承下さい。


本作の目的は2つ。


  @敵側の総大将である竜王を討つこと。
  Aラダトーム王の娘であるローラ姫を救出すること。



至ってシンプルです。
ストーリーも基本的に一本道ですが、特に不満はありません。
まさに王道と言って良い流れだと思います。


今となっては仲間は複数いて当たり前ですが、
本作は味方は主人公ただ一人しかいません。
しかしご安心を。敵も必ず1匹でしか出てきませんので。
本作の戦闘は全てタイマンでございます。
男と男(?)の対決、熱いですね。


戦闘システムがシンプル故か、戦闘バランスも大きな問題はなく、
橋を渡ると敵のパワーアップっぷりにビビる程度で、破綻はありません。
筆者チキンですからね。仕方ないですよね。

ただタイマンという性質上、他のゲームならそれほど脅威にはならない「眠り」の状態異常が凶悪になります。
なんせ時間経過しか解除手段がありません。敵にボコボコにされる前に眠りが覚めるのを祈るまで。
まあ、バズー魔法世界の方が厄介だった気もしますけど。
あっちは仲間が複数いるはずなんだがな……


筆者がプレイしたSFC版はセーブ機能が付いてますが、
FC版ではそんなものはありません。
「復活の呪文」なるパスワードを入力してリスタートというシステムでした。  
なんせDQ1はROM容量が64KBしかなく、セーブ機能を入れてる余裕が全くありませんでした。  
それを考えると、SFC版は恵まれていると思いますよ。  
DQでおなじみのデータロストも普通にありますけど。  


筆者は発売日とほぼ同時に本作(SCF版)を購入したにも関わらず、  
クリアしたのは購入から2年後のことでした。    
その理由はやっぱりデータロスト。    
「お気の毒ですが」じゃねえよタコ助!!    
このせいでDQ2の方がクリアが早かったという事態に陥りました。  
ファッキューエニックス。  


FC版を小さな頃にクリアしてればまた違った感想も出たでしょうが、  
上記の理由により、あまり大きな思い入れはなかったりします。  
名作であることは間違いないんですけどね……  


では、最後に本作を象徴する名言を記して、終了にしたいと思います。



宿屋主人「ゆうべはお楽しみでしたね(ゲス顔)」



筆者評価:C